3月11日 3月21日 3月23日

2006年3月23日 木曜日 旧暦2月24日

加太 くもり時々晴れ 潮下り潮 8:55 潮反転 6:10

小潮  満潮7:41 干潮 19:52  

息子が中学に入るまでにもう一度鯛釣りに連れていくという約束をはたすべく、雨がやむ予報を聞いて急遽釣行を決意。夜、船宿に電話して空き状況をたずねる。満員だったら子供連れは 迷惑だからなぁ。少し心配していたがアキラ船に四人、親父船に一人というのでおじゃますることに決定。今回で四度目、今まではチャリコさんだったが今回は鯛が釣れるかな?

五時半の定刻に到着。艫が空いていたのでイケスのない右艫に座る。席を二つ用意してくれるが、ロッドは一本だけ。まだ一人では釣り上げられないからお世話しないとね。今日の仕掛け は七本針だが、錫チヌ・グレ2.5号に3号ハリスで勝負。船頭さんから毛糸とギジをもらう。 二番目と四番目に毛糸をつけ、一番下に薄いオレンジ、残りを濃い目のピンクをつける。底取りをして竿を手渡す。巻き上げ回数は10回までにさせる。

ハンドルの巻き方がスムーズさを欠いているのでそれを指導、底取りのときに竿先が跳ね上がるのも指導、うるさいうるさい(笑)。下り潮だがそれほど流れてなくて状況はあまりよくない。魚探にもほとんど映っていない。しかし、巻き上げをサボっていては少ないチャンスが生かせないから辛抱に誘わせる。

段々巻き上げもうまくなってきているが、竿先がまだ不安定だ。アタリがあっても鯛がギジを放してしまうやんか! 少し魚探に反応があったところで竿にアタリ。巻き上げるのを止めてしまったのでアタリは途絶える。頭を軽くハタキながら「巻くの止めたらあかんゆうたやろ!」と指導。その後、魚探に映るところで何かがかかる。「きた、きた」とボン。「ゆっくり巻きや」。たいした突込みも見せない。上がってきたのは良型のメバルのダブル。これでボーズはなくなりました。

魚探にはなかなか反応はなく、期待薄と思っていたが、ボンの竿先にアタリ、「そのまま巻いて」っとうるさい親父。巻くこと数回、竿が絞りこまれた。こりゃいい型みたいだ。掛けた本 人は鯛の引きに「手首が痛い、」とか「重過ぎ〜」とか、何ゆうてんねん、しっかり巻いて、突っ込むときは竿でためてと親父も必死。サルカンまであと数メートルのところで突っ込まれ 、あえなくバラシ。あかんなぁっとぼやく親父。息子はちょっと興奮気味で「だってむっちゃ重かったし〜」・・



今日のメインポイント。向こうに中ノ瀬戸が見えている。

もうちょっとがんばりや〜っと場所を艫から右の真中へ移動。 誘いの回数は12回までにし、誘う早さは一巻き2秒くらいのやや早巻き。7回くらい誘った竿先にアタリ。ググン、ググン、ガツーんと持っていかれる。息子も二度目の鯛とのやり取りということもあり、少し余裕がある。ゆっくりと巻き、竿でためている。さきほどよりも型が落ちるみたいであるが、チャリコ ではない引き。なんとか上げて欲しいと親父は願う。

サルカンが見えた。ここからは親父の仕事。ばらさないように、慎重に 引き上げる。上がったのは45センチの立派な鯛。やったね!!。鯛は四番目の毛糸にきていた。毛糸を一番下にもつけて、次は親父の番な!!。

ここで釣らないと親父の面目がない。10回の誘いに決めて早め に誘う。息子が魚探を見に行くが映ってないみたい。映ってなくても釣れることもよくある。潮はまだ下り潮。10回の誘いを繰り返して、クラッチを切って少し落ちたところで止まった。 アタリやん!!。

ゆっくり誘い上げるとググーンと掛かった。ゴンゴン、ギュ−ンっとわりといい型みたい。手応えはいいのでしっかりと掛かっているようだが、最近バラシまくりやからなぁ。何度か突っ 込まれたがサルカンを掴む。一番下の針に掛かっていたのは47センチ。息子より少し大きいのでよかった〜。

息子もその後もがんばって誘うが、なかなかアタリはない。まだ体も小さいので竿を支えてリールを巻くのと、波に揺られて しんどそうなんでときどきチェンジする。 8時半くらいに代わったときに、10回くらいで、ググっといい感じのアタリがきた。手応えが重いのだ。ググン、ググンとついてくるがなかなか喰わない。誘い上げること5回くらいでようやく針掛かりした。

鋭い引きをしない。ゴン!ゴン!っと重々しい引き。こりゃ久しぶりにでかいかも〜。突っ込むときには3メートルくらいラインが引き出される。浅い場所というのに、なかなか上がってこない。竿が頭を振るたびに持っていかれる。いいなぁ〜、楽しいなぁ〜。ようやくサルカンを掴んだ。ここで逃げられたら一年後悔するぞ。。

上がってきた鯛は 下から二番目のピンクのギジをくわえた60センチを超えてそうな大型。自己記録を更新する型だ。息子もちょっと驚いていて、鼻高々〜。。。

潮もほとんど動かなくなってきた。親父さんが昨日よく釣れた場所に移動。昨日と打って変わってあんまり映っていなかったが、10時半くらいにようやく映りだした。ボンにアタリが出ているが掛けられない。

ちょっと代わって、一巻き一秒くらいの早巻きで誘う。10回くらいでアタリがあり、掛かってくれた。が、小さい。結局その場所もパッとせず本日は終了となりました。 60センチを釣ったのは何年ぶりでしょうか。ま、こんなこともあるからやめられませんね。



どっかーんとうれしい鯛です。

 

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2006年3月21日 火曜日 旧暦2月22日

加太 くもり時々晴れ 潮下り潮 5:46 潮反転 9:08

小潮  干潮 2:45 満潮 8:24  

今日は今年二度目のOFF会。釣船は鯛之介さんのホーム、大物船の誉れ高い?小○丸に今回も七人の侍が勢揃いした。前日は調子がよかったようなので今日もそうあってほしいものです。さて、まずは運命のくじ引き。

割り箸に番号を書いたものを鯛之介さんが用意してくれており、船席の並び順に1番から7番まで。一番最初に引いた私はなんと「7番」。前回に引き続き大艫である。風が西から吹いてくれればなぁ。 時間がきたので船に乗り込む。まずは中戸下からスタート。仕掛けは高道具で勝負。ギジは透明にちかい。初めてみるタイプだ。指示タナは10回くらい。ゆっくり巻いたり、早めに巻いたり、止めてみたりといろいろやっても当たらない。

いや〜な雰囲気が漂っているなぁ〜。周りも竿を曲げている船はない。小一時間流してポイントを一気に鯉突に移動。ほとんど船はいない。久々の鯉突で期待に胸が膨らむ。 元グレ釣り師さんが落ち込みで何かを掛けるがバレテしまう。鯛ではなさそうだった。

白ギジに変更して誘うこと10回、ググン、グーンと持ち込まれた。締め込みが強く、頭も振っているが、上げてくる途中で引かなくなるが、また抵抗を始める。鯛?ではないかなぁっと思いつつ巻いてくる。ロッドは気持ちよく曲がっている。サルカンが見えたと同時に魚も見えた。ハネだ。50センチを超えている。ハネを釣ったのは久しぶりだ。鯛でなくて残念だがまずはボウズは免れて一安心。

左ミヨシのKAZUさんも同型のハネをゲット。鯛の気配はあまりない。何度か山立てして流しているうちに15回くらいでガツガツっと当たった。しかし喰い込まず。そのあとすぐにポイントを移動し、中戸下へ。カブラ仕掛けが配られる(画像を撮っておけばよかった)。

加太では二月くらいからわりと使用されるカブラだが、私は初めてだ。船頭さんは、「5回くらい早めに巻いてよ」とのこと。鯛之介さんも同じことを言われるので実践。元グレ釣り師さんは竿一本分を上げ下げしながら誘ってアタリ。カブラ仕掛けの一番上にチャリコさんが掛かっている。その後私にもアタリはきたが掛からず。右の前のほうは見えないので釣れているかどうかわからないが、艫のほうの三人は鯛は釣れていない。

底取りして五〜六回誘い上げていると鯛のアタリ。小さそうだが鯛の顔を見ることが大切なのでゆっくり上げてくる。カブラの錘についている二本針にきていたのは25センチ。小さいよなぁ。。。 そのあと、カブラを諦め高道具に変更の指示。潮は前から流れてまたしても潮下。こりゃー厳しいわ。右の前ではどうも快調にアタリが出て、鯛も上がっているようだ。それを見学に行く余裕すらない。一心に誘い続けるがアタリもない。時間は過ぎていく。10時くらいから上りの潮が少しきた。ここで釣らねば。。



風は東北東。こりゃいかんわ(笑)

時間はどんどん過ぎていく。ゆっくりの誘いをしていてはアタリすらないので、かなり早めの誘いにかける。一巻き一秒くらい。二十回ほど巻いては底取り、巻いては底取りを繰り返す。クラッチを切っても仕掛けが落ちない。アタリだ!。

そっと聞き合わせすると一気に持っていく。きたきた〜〜、引きは最初それほどもなかったが四、五回巻いてくるとゴン、ゴン、ギューンと持っていく。思わず腰を落として対応。ちょっといい型かも。慎重に、でも思い切ってリールを巻き、竿をためる。サルカンをつかんで引きあげてくるとき、また抵抗を見せる。それは交わしたのだが、急に軽くなる。。ん、は・ず・れ・た〜〜(泣)。

仕掛けを上げると透明のギジにきていたようだ。針の結び目が後ろに回っていた。締め方が甘かったか、残念。 まだ少し粘ってくれるようなのでなんとかあと一枚と思って誘う。早めの誘いで15回くらいでチェイス。誘いのスピード緩めずに三回でハリ掛かり。竿先がガクガク揺れる。針はあまりいいところに掛かっていないようだ。チャリコみたいなんで強引に緩めずに巻いてくる。サルカンを掴んで引き上げて姿が見えたところで針ハズレ。逃げていきましたわ。

それを最後にアタリもなく、終了となりました。右の前の鯛之介さん、義平さん、左ミヨシのKAZUさんは鯛のアタリもよく出て、ゲットもしておりました。左真ん中の元グレ釣り師さんはアタリは多少は出ていましたが針掛かりまでにはなかなか至らず二枚。大艫の私とまえさんはチャリコ一枚ずつ。いや〜、なかなかつらい結果 となりました。交通事故のハネがなければ散々な釣果でしたが、最後のバラシで少し考え方を改めることにしました。

鯛之介さんはアタリが出てから、まったく止まらないままハリスが切れた大物を掛けられたそうです。中戸の下でそういうのがくる、そのこと自体、最近大型に縁のない私にとってもいい刺激となりました。自分の誘い方がこの頃一定していなかったことを少し反省もしました。

次回の釣行のときはリールも新しくなっているでしょう(笑)し、仕掛けも作り直して挑みたいと思います。新しい気づきがあったOFF会でした。またやりましょう。



鯛は鯛之介さん、船頭さん、メバルは昔ヘラ師さんからのいただき物です。

 

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2006年3月11日 土曜日 旧暦2月12日

加太 キリのち晴れ 潮上り潮 4:44 潮反転 9:34

中潮  満潮 6:48 干潮 11:8  

今日は天気もよさそうだし釣れるかな?加太に向かう道路案内に「キリ」の注意が出ている。今日は親父船にOさんと二人で乗ることになった。二人で前に座り、私は左側に席を取る。港を出るときはさほどでもなかったがポイントに着いた頃から霧が出始めた。最初は見えていた島影もまったく見えなくなってしまった。

自分の船が前に流れているのか、どちらの方向に向かっているのかもよくわからない。ま、海の底は魚探でわかるからいいんだけど。とはいえ、山立てもまったくできない状況だし、移動するにも周りの船は100メートルも離れると確認ができなくなるほど深い霧で、ドラクエ8?だったか、最後のステージの霧の中を行くみたいだった。

今日の仕掛けは七本針。下から二番目に自作の赤の毛糸をつけ、あとはギジをつけて投入。潮はまだ少し動いている程度だった。水深は30メートルくらいだから誘いは10回までにしてゆっくり誘う。船はゆっくり前に進むような流し方で三度目の流しで10回くらいでググっとアタリがきた。そのままゆっくり誘ったがチェイスは続かず、底取りし直して誘うこと7回、ガガン、ゴンゴンと針カガリ。

今日はアタリをきっちり取りたかったのでジギングロッド。やっぱり竿のしなりは硬めでバレそうで怖い。いい場所にきっちり掛かっているような手応えだから大丈夫か?なんとか仕掛けを掴み、たぐり寄せてくる。41センチの鯛。思ったよりいい型で、喰っていたのは毛糸だった。やっぱり今の季節は毛糸がいいのか?

それではと、毛糸を一番下と四番目にキャメルカラーと、赤と紫の毛糸をつける。次の流しでもググ、ググ、ゴンゴンと針カガリ。さっきと同じくらいの引きの強さ。手応えもしっかりあるので、針もがっちり掛かっているんだろう。上がってきたのは40センチ。四番目の赤と紫に喰っている。毛糸はギジよりも勝負が早く、アタリがあってから掛かるまでが早いし、しっかり掛かるような感じがする。

後ろのOさんにはアタリがないという。私が毛糸ですよっというと全部毛糸に変えて誘っている。霧はまったく晴れない。太陽も昇っている時間なのだが、太陽すらちゃんと見えない。いったいどこを流しているんだろう。周りにも船はいるのだろうが、かなり近くないと確認できない。ちょっと怖いよなぁ。

魚探にはところどころ反応が出ている。ゆっくり誘っていると三回目くらいでガガガンとアタリ。引きはそれほどでもないが妙に重みを感じる。お祭りでもしてんのかなぁっと思いつつ上げてくると、一番下と二番目の毛糸にチャリコさんがダブルだ。道理で重いはずだ。続いて投入するとすぐにアタリがある。チャリコがわいてんなぁっっ。チャリコが掛かったがそのままにして誘う。うまくはずれてくれないかと思ったがはずれないので上げてくる。毛糸をがっちり銜えていた25センチ。時間は流れて9時前には潮も流れなくなった。霧は相変わらず晴れないので場所も変われないし、港にも帰れない。



これでもかなり見えてきた状況です。

10時くらいに風が少し出てきて、段々明るくなってきた。それとともに周りに船が集まり始めた。それから30分ほどすぎて霧がはれて地の島、友が島が見えてきた。流していた場所は中戸の下の地の島寄りだ。

潮がいい感じで流れ始めた。5回から7回でアタリが出る。ガガン、とくるが次が続かないので針カガリしない。ゆっくりゆっくり誘うと当たってくる。アタリの出方はとっても繊細だ。グっとくるので竿先をそっと上げて、そのあとちょっと下げるとガツーンと持っていった。突っ込みが強いでのこれはいい型だ〜っと思うがまたはずれた。鯛が喰いにきてくれてないからどうしても掛かりが浅いみたい。

そんなアタリが続き何度か針掛かりして、やり取りしたがバラシの連続。ロッドでしっかりためて鯛の突っ込みを交わしたあとはずれてしまう。手応えからすると40センチは超えていそうなのもいたと思われる?が10メートルも巻けない。やっと上がったかと思ったら27センチのチャリコ。Oさんは45センチくらいの丸々肥えた鯛を上げている。

でも同じくよくバレてるみたいだ。バラシの連続でわずか15分程度の潮どきは終了した。船を立て直したときにはもう潮はなく、アタリも出なくなってしまった。結局、その一瞬のチャンスにバラシを連発した私は50センチクラスは釣れないまま終了となりました。

ジギングロッドはアタリはよく取れるが、掛かりの浅い時期にはバラシやすいのかなぁ。次回はリーディングエッジでチャレンジしたいと思います。今日の釣りは終わってみればまずまずの釣りとなりました。



結果を見ればいいのですが・・・

 

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