加太　晴れ

さて、小潮周りの本日はどうでしょうか。右のミヨシが空いていたのでそこに席取り。まずは地の瀬戸の手前の地の島よりで始める。潮の流れはゆっくり和歌山方面 に流れる。魚探の反応は少しある。ギジは藤色のうすいもの。このギジなら誘わなくても喰うらしい。

流しても流してもアタリがない。手釣りの船で一枚上がる。こっちにもくるかな？っと期待していたがこない。7時半過ぎに場所を中戸を越えたすぐの右手に移動する。30メートルくらいから60メートルくらいまでのカケ下がり。昨日はここで数枚釣れたという。

底から二回くらい巻いて誘わずに待つ。二流し目にそーっと聞き誘いをするとグンっっと持ち込んだ。重々しい引きで大物に違いない。が三回引いただけではずれた。痛いなぁ。でもアタリがきたので期待をもってそのまま待ち続けるが・・・・。 それが最後のアタリであった。

天気は日が当たるところは汗ばむほど。日陰はちょっと寒いみたい。中戸にボラの大群が湧いている。あれが鯛やったらなぁ。なんで釣れないんだろう。たった一回のアタリ。あかんわ。

加太　晴れ

どうしても釣りに行きたくなっての釣行。深日港を過ぎて加太までの道沿いに桜の木があちこちにあるのだが、例年だと桜が咲いている間に二回くらいは通 うはずが今年は初めて。今年は釣行回数が少ないのかな？

そんなことはさておいて、アキラ船頭の船に4人。右の前が空いていたのでそこに座る。風向きを考えると流れは向くはず。釣況はあまりよくないようにお母さんが言う。不安だなぁ。ギジが配られたから鯛狙いなんだろうな。どこに行くんだろ。（親父さんの船にまえさんが来られていました。まえさんフィッシング）

5時過ぎに出船。方向からすると中戸を越えて行くみたい。着いたのは虎島あたり。潮は落ち着かないし、荒れ気味の流れだけど、けっこういっているからいいかも。誘いは早めにしていたが少し落とし気味にしてみると10回くらいでググ、ときた。オォッ、いきなりのアタリだ。

アタってから三回くらい巻き上げたところでハリ掛かりした。グーンっと突っ込んでいく。わりと大きいのかな？グン、グン、グンと元気がいい。竿も少しなじんできたのか良い感じである。最近よくバレルので慎重に上げる。あんまり大きくないと思っていたが、予想よりいい型で43センチくらいある。とてもキレイなメスで、上から三番目のハリ。

次の流しでも8回くらいでガガン、ゴンゴンと力強くアタってきた。ええ感じやんかぁ。じっくりとやり取りして上がってきたのは、これまたいい型の鯛。45センチありました。ただ右目がやられている。オスみたいだ。まだ時間は6時ちょっと過ぎ。このまま釣れ続いたら・・・・。 ちょっと潮が落ち着いてきたがアタリが出ない。早めの誘いを途中からスピードダウンしてやると鯛がついてきていたのか、ググ、ググとアタってくる。4回くらいでグーと竿が入ったがハリに掛からなかった。それを最後にアタリが出なくなった。

アキラ船は亀ヶ崎の船団から少し離れたところを流している。なかなか釣れない。虎島の先端付近から中戸にかけてを丹念に流す。しかしアタリがない。わが船よりさらに虎島寄りで釣っている手釣りの船がよく掛けている。しかも大きい。

聞くと底近くで誘わずにやっているらしい。でも誘っちゃうんだな、これが。そうこうしているうちに潮が緩くなってきた。 あまりにあたらないので遅まきながら誘わずに底から3回巻いて待つことにした。ぼーっとしているとググンとアタッた。メバルみたいやけど、誘わないほうがいいのかも。

底取りだけを注意しているとゴゴン、グングンと鯛の引き。上がったのは28センチのチャリコだけど久々の獲物だ。しばらくしたらまた竿が持っていかれる。さっきよりも型はよくなり37センチ。オレンジのギジで下から3番目、4番目に来ている。底から5メートルくらいに群れているのかな？

もうちょっと大きいのが釣りたいなってぜいたくなことを考えていたが釣れない。今日はとてもいい天気。竿を手には持っているが置き竿状態で10時を過ぎた。4枚釣れたらヨシだよなぁってなことを考えながらウツラウツラしていると同船者が釣っているじゃないですか。

イカン、とすぐに臨戦態勢に。 まだ潮が動いていて、そろそろ終わりだ。8回誘ったところでグググン、ゴンゴンとアタル。アタリからみてあまり大きくなさそうなのだが重みがある引きをする。潮も流れているので引きも強く感じる。仕掛けをつかんで上げてくると、35センチと33センチのダブルだ。道理で重いはず。ダブルは久しぶりだなぁ。 それから二、三回流したが潮もすっかり緩んで終了となりました。

今日はあんまり期待していなかったけど型もそこそこだったし、数も上がったし、とっても満足しました。アキラ船頭のポイント選択の勝利ですね。