3月21日 3月25日


2004年3月25日 木曜日 旧暦2月5日

加太 曇り

中潮 干潮 2:34 満潮 8:23

一ヶ月ぶりの加太。火曜は爆釣したみたいだが昨日はもう一つだったみたい。今日のお客は親父船にIさんと二人だけ。Iさんが来ているってことは潮はいいってことだから期待できるかもね。釣り座は右の真ん中。風は北東だから艫から流れるんだけど前に座った。

最近名前を知ったポイント、ハリダシに向かう。水深は25メートルくらいとすごく浅い。渡されたのは赤の毛糸。毛糸でやるのは二回目。どれくらいの早さで誘ったらいいのかなぁ?親父さんがすぐに上げている。親父さんはゆっくり誘っている。

それではゆっくり誘いましょっと4〜5回誘ったらガクガク、ググーンといきなりアタリ。きたきた〜っと思ったらバラシ。あ〜あ。気を取り直してゆっくり誘うがアタラない。ん?なんでや。と思いきやIさんの竿がいきなり曲がる。やっぱりうまいんやなぁ。7回くらいできたとのこと。

潮はは和歌山に向かって流れている。誘いのスピードを早めにしたり、ゆっくりにしたりと色々やってもアタラない。そうしているうちにIさんが二枚目ゲット。まずい、このままでは惨敗だと思っていたらまたゲットする。早くも3対0と負けムード。潮もちょっと緩んできた。 潮止まりまであと二時間くらい。まさかボウズなのかぁ。

開き直って誘いをかなり早めに変更した。巻き回数も20回とかなり上までにした。やけくそだぁ。すると15回でゴゴンとアタリ。久々のアタリだ。それに気を良くして20回まで必死で誘っていると20回目でガツンとアタったが、途端にプーっと仕掛け上げろのブザーが鳴った。後ろ髪を引かれつつ仕掛けを回収しようとしたら、なんか喰った。

仕掛けのサルカンが海面に出ている浅さで掛かったので走る走る。親父が「ハマチやろ」というので「ハマチかぁ」とちょっと強引に引き上げてくると鯛だ。それもいい型だ。本日の最長寸となる48センチ。下から3本目に喰っていた。底から追ってきたんだろうか。なにはともあれボウズは免れた。よかった〜。


風は北東、潮は南に流れる

次の流しも早めに誘うと、今度は7回目でアタリ。ググ、ググとくる。そのまま誘い上げる事4回、やっと持ち込んだ。リールのドラグがまだ馴染んでいないのか、どうも効きがよくない。突っ込まれるときには手でラインを出す。上がってきたのは40センチ。でも口の横にスレ掛かりしている。左手もタモを持ったので元気良く逃げる鯛を三回もすくい損ねる。そのうちハリがはずれてしもた。鯛は浮き袋が膨らんでいて潜れないので素早くすくう。なんとかセーフ。親父さんに笑われた。ええやん、ええやん、取れたんやから。

続いて12回でアタリ。今度はきっちり唇に掛かっていた。立て続けに釣れてうれしいぞ。Iさんにはアタリはないようである。不思議なものだ。でもすぐ釣ってはりましたわ。時間は8時過ぎから9時前まで。一時間弱で三枚釣れると良く釣れたなぁって感じがする。その後潮が止まってきた。魚探にはわりと映っているので潮さえ動けば釣れるはず。

釣れない時間が続くが10時過ぎに潮の流れが反転し、大阪に向かって流れ始める。早く誘っても反応が出なくなったのでゆっくりゆっくり誘っていると5回くらいでググ、ググ、と来た。掛かったが一回の突っ込みでバラシ。どうもこの竿、よくバレルなぁ。竿ではなく腕に問題があるのだが。

続いて10回目でググ、ググーンといいアタリと引き。これもバラシ。アタリは出るが食い込まない。難しいなぁ。そうしているうちにIさんが本日5枚目をゲット。また離されたがそのあとすぐに12回くらいでアタリ。いったん放したみたいだがすぐに追ってきてハリ掛かり。これはしっかり掛かったみたいだ。上がってきたのは40センチ。今日は型が揃っているなぁ。

その後、アタリも来なくなり11時前に終了。アタリも割とあったしバラシたのは3回くらいあったし楽しい釣りでした。Iさんはアタリが5回で5枚ゲット。それ以外はアタラなかったとのこと。貴重なアタリをバラしたらあかんわなぁ。でもいい釣りができました。


久々の良型の鯛をゲット。うまかった〜。


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2004年3月21日 日曜日 旧暦2月1日

沼島 曇り時々晴れ

大潮 干潮  満潮

先月に続いて二度目の沼島釣行。前回は風が強く職業船がお休みということで鯛のポイントには入れず、ガシラ釣りに終始するもガシラも釣れずで終了。今日こそは真っ赤な魚探を見てやるぞ。

今日は無事に鯛のポイントに入れるようだ。数十隻の船が集まっている。ちょっと事情があって沼島到着は6時50分くらい。時合いは終わりかけかもしれない。ポイントまでは土生の港からは15分ほどだ。船の大きさは加太の半分くらいで客は三人以上は無理そうだ。いわゆる一本釣り漁師のための小型船をそのまま釣船に転用しているからだろうし、これくらいの大きさの方がピンポイントに攻められるからだろう。

濃い目のオレンジのギジと青いギジを渡される。船頭はエビで釣る模様。一流し目、15回くらい誘ったところでググ、ググ、ゴンゴンと鯛のアタリだ。加太の鯛と同じアタリだ。あんまり大きくなさそうだが、北東の風がわりと強く船が揺れるため取り込みにくい。それと船縁から海まで近く、なんかやりにくい。はまりそうだ。上がってきたのは30センチを切るチャリコ。ま、一枚目やし、これからこれから。っと思っていたがそれからが続かない。

魚探に反応はあるのに喰ってこない。なんでやねん。ポイントを移動し釣りを続けるもアタリなし。20センチ前後のアジの群れが真っ赤に映っている。魚影は加太よりも濃いのは間違いなさそうだ。船頭はアジをせっせと釣っている。お土産釣りなんだろうなぁ。 アジにまじって、ムツが釣れている。ムツってのは太平洋に面した外海でしか釣れないと思っていたが、この沼島は瀬戸内の入口には位 置しているが海の中は外海と一緒のようだ。ムツはうまい魚だからもらえるとうれしいかも、なんて情けないことを考えながら釣りしていたが全く来ない。

11時くらいにポイントを朝の場所に移動。見ていないんだけど、底がわからないくらいに魚探が真っ赤になっているとのこと。船頭も「はよやれっ」と興奮気味。しかし、アタリがまったく来ない。20分後、船頭も諦めたみたいで終了となりました。

やっぱり鯛ってのは気まぐれである。映っても潮や水温が合わないとまったく釣れない。魚探にたくさん映っても、そのとおりには釣れない魚である。潮さえ、水温さえ合えば釣りやすい奴なんだけどなぁ。木曜は加太に行くぞ〜、まだ潮があればいいんだけど。 沼島は二回続けて残念な結果となりました。入れ喰いを夢見ていたのでショックもありますが、鯛が簡単に釣れる魚でないことが確認できたことは大きな収穫だったかもしれません。また頑張るぞ〜。


船が小さい沼島の釣船
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