10月12日

2003年10月12日 日曜日 旧暦9月17日

加太 くもりのち晴れ

大潮  満潮7:30 干潮13:21


今日は、アキラ船頭が見回り当番とのことで親父船のみの出船。しかもお客は私一人。多部のお客さんは何をしているんだろう。左ミヨシで釣り開始。行った場所はコマサキの沖合。オコ瀬なんでしょうか、水深は40メートルくらいから始まり、最後に一気に10メートル近くカケあがるポイント。潮は淡路から友が島方向に流れる。

底は完全に捨てて鯛狙い。すべてギジ(薄いオレンジ)で6本バリ。さて誘っても鯛の気配はない。周囲の船もほとんど竿が曲がらない。親父さん曰く「潮は悪ぅないのになぁ」。カケアガリにところでしかアタリが来ない。カケアガリに差しかかったところで、底から7回目の誘いにブルブルと渋いアタリのあと一気に竿先を持っていかれた。サバやんか〜。良い引きするなぁ、相変わらず。グーンと走っていく。遊ばせるとめんどうなので竿をためながら強めに巻く。久々のサバが見えた。50センチ近いぞ。あばれるのをタモに納めた。下のハリにはアジ。タモですくわずに抜き上げようとしたが大きすぎて口が切れた。ま、いいや。

時間は6時半くらいだ。それからカケアガリのところでアタリが続く。底取りしようとした落ち込みでグン、グンとアタリ。引きからみて鯛だ。10回くらい巻いたところでバラシ。落ち込みでかかる鯛はハリ掛かりが浅いのかほとんど上がらない。型がよさそうなだけに残念。

サバのアタリは渋いのか、クックときたらゆっくり目に誘ってやらないとハリ掛かりしない。カケアガリに差しかかりアタルが乗らないので、アタリが出たら少し落としてまた誘うと乗った。ラインを引っ張りながらグングンと引くサバの引きはハリスが切れるんじゃないかと気が気じゃない。上がったのはさっきより少し小さいサバ。

底に落としてそのままにしているとなんか掛かった。上がってきたのは30センチ超えたくらいのアジ。底にはアジがいるんだ。そうしている内に底から4回くらい誘った途端にガツン、ギューンと一気に持ち込まれた。竿でためたが全然止まらない。ドラグを締めようとしたが針がはずれた。仕掛けを上げて見ると、針が伸ばされていた。おっきな鯛かなぁ。サバで針が伸ばされてることはないと思うのだが。

カケアガリのところでサバのアタリ。スゴイ引き。ダブルやなぁ、と思いつつ上げていると途中で一つはずれた手応え。一つになったようではずれる前より手応えは弱くなった。上がってきたのはこれまた45センチのサバ。サバ3枚、アジ2枚。お土産は十分だ。親父さんが「ここはもうええか。チャリコとハマチ行くか」というので喜んで賛成。


コマサキの沖。オコ瀬なんでしょうか?

ウワテに行くのかと思っていたら通り過ぎていく。10隻くらいが流している。大鯛が釣りたいんだけどと思いつつ、船が大波止前に移動。ここは水深25メートルくらいの浅場。ハマチでもくればいいなと思いつつ誘っていると、一流し目の終わりかけに7回くらい誘ったところでアタリ。一気に持っていかれる青物の引き。サバとは違い引きがパワフル。水深がないので上げるのに時間はかからない。上がったのは45センチのハマチ。思ったより大きかったし、よく肥えている。2.5号のハリスも強いね。

でもそのまったく当たらない時間が続く。一時間以上何もこない。ウトウトしてしまった。少し潮が動き始めたのが11時くらい。そろそろ終わりなので再び立ち上がって釣る。でも船が横を通 り過ぎる度によく揺れるんで恐い恐い。11時15分過ぎに「これで最後にしようか」という流しで13回でアタリ。一気に持っていき、スピード感のある引き。ハマチやなと思いながら上げてくるとなんと「グレ」だ。35センチくらいの小型だが、グレのパワーはやっぱりスゴイなと感心した。でもやっぱり鯛の引きのほうが10倍おもしろい。

結局、そのグレを最後に終了。鯛の顔は見ることができなかった。バラシた二枚は鯛だと思うけど仕方ない。それでも金のサバが三匹だから値打ちある釣り物でした。「来週のほうが潮時はいいんや」と親父さんは言ってました。さぁ、みなさん多部丸におこしください。良く釣れますよ、運が良ければね。

 


食べて最高の金のサバが3匹。磯の人気者・グレも


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