11月1日
11月15日

2003年11月15日 土曜日 旧暦10月22日

加太 くもり時々晴れ

小潮 干潮 3:45  満潮 12:08

木曜には大きな鯛が釣れたというので今日も釣れるといいんですが。さてお客は4人。風が南方面 から吹くという予報なので、左艫に座った。今日のポイントはどこかなぁ。6時前に出船していく。地の瀬戸方面 に向かう。ノンダみたい。
一流し目は何にもなし。二流し目に30回くらいでググンとアタリ。これは残念ながら掛からなかった。同じ流しでミヨシでサバ。魚探に映っているのはサバなのか?25回くらいで再びアタリ。4回くらいの誘い上げで掛かった。チャリコみたい。でもすぐにはずれてしまう。さあ、今日も鯛が釣れそうだ〜、と思ったのが悪かったのか、アタリはそれっきりなくなる。

ポイントを地の瀬戸の近くに移動。30メートルくらいの浅場から段々深くなるが、深くなり始めるとアタリはない。魚探にはぼちぼち映っている。風は天気予報に反して北東。潮は地の島から小島向き。潮後である。ミヨシで50センチを超える鯛があがった。やはりこの流れだとミヨシが有利だなぁ。しゃーないなぁ。

時間は過ぎていく。魚探には反応があるのに喰わない。あまりに喰わないのでギジを二つだけイソメに変える。イソメがエサなのでゆっくりゆっくり誘ってくる。25回くらい誘って底取りをしようとしたが仕掛けが落ちない。アタリだ。一気に走られる。ん、鯛やないなぁ。サバみたいやけど良く引く。サバ・アジにしては強い引きだ。はは〜ん、ハマチやな〜。上がってきたのは予想通 りハマチだった。9時過ぎだ。潮が動き始めてきたんだな。これからが勝負だ。


今日のポイント。ずっとここから流す

潮の流れが少し変わって、瀬戸の方に流れ始めた。ここで釣らねば、とスピードを変えて誘い続ける。流れは相変わらずミヨシから。風が少し南から吹き始めた。やってられんなぁ。でも仕方ない。誘い続けて、22回くらいでジワっとアタリ。きた〜、持ち込め、持ち込めと願いながら誘うこと3回。グ、グーン。掛かった。やっときてくれましたね。しかも大きそうな引きをする。

ゴン、ゴンと頭を振るのが力強い。時折、ドラグを滑らせて3メートルくらいはラインが引き出される。慎重にやり取り。ハリはいいところに掛かっているようなんで、あわてないことだ。ようやく姿が見えた。上から2番目にきていたのは56センチ。いい型だなぁ。うれしいよぅ。

あと一枚、二枚は釣れるかなぁ。魚探にはすごく映っている。ジンマシンみたいに赤くなっている。これは釣れるぞぉと期待していたのだが、まったくアタラない。なんでやねん!悪戦苦闘を繰り返したが結局、2時間以上アタリなし。潮の動きがあんまりないんで、どうしても喰いが渋いみたい。中潮のほうがいいのかなぁ。

12時くらい前まで粘った。魚探に映っているのでいつ喰い始めるかわからないんだけど、もうタイムアップだ。今日はミヨシで鯛二枚、とサバ一匹とバラシ2。艫は鯛2と私の釣果 。どうなんでしょうねぇ。私的には満足ですけどね。やった〜。

 


大型の鯛です。



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2003年11月1日 土曜日 旧暦10月7日

加太 晴れ

小潮 干潮 5:25 満潮 15:


5時15分に港に到着。若船頭の左艫が空いていたのでそこに座る。先週前半まではよかったが段々悪くなってきているとのこと。5時半すぎに出船。まずは中戸を超えてウワテの沖でスタート。
今日のギジの色は濃いめのピンク。ピンクかぁ〜と思いながら釣り開始。指示ダナは20回くらい。上の方にいるのか?魚探にはほとんど映っていない。釣り船もあっちこっちに分かれていて、近くには一、二隻しかない。流れはミヨシが潮先。

鯛が映らないようで慎重に山立てをしている。船中誰の竿も曲がらない。今日は一時間半位 しか寝ていないので無茶苦茶眠たい。うつら、うつらしているとブザーが鳴って目が覚めるの繰り返し。一度30回くらいのところで鯛のアタリ。一瞬ハリ掛かりしたがすぐバレル。しまった、数少ないチャンスを逃すなんて。ねむ〜。

ポイントを転々としているうちに、虎島の近くにきた。水深が40メートルくらい。えらい浅いなぁと思っていた。やっとミヨシで何かかかった。鯛みたい。やはり潮先は有利だねぇ。潮の流れが止まってきた。しっかし釣れへんなぁ。それと水深が浅すぎる。
ウワテの沖なら60メートル以上のはずなんだけど〜、と考えているうちに寝てしまった。ブザーの音で起きる。一気に場所移動。はーん、コイヅキに行くのかな?と思っていると、見えてきたのは中ノ瀬戸。そうです、目の前に見えていたのは虎島ではなく、地の島だったんです。終わってますよね、寝ぼけすぎ。

中戸の東、赤松?っていうんでしょうか、潮が安定しないポイントのようで山立てはピンポイント。艫が潮先になった。潮が動き出した今が勝負だ。オレンジのギジをもらい、三つつける。二回目の流しで13回でアタリ。ググっゴン、グーンと掛かった。チャリコみたいだけど慎重にしなければ。上がってきたのは30センチくらい。まずは一安心。オレンジのギジだ。
続いての流しでも8回でアタリ。これはさっきより小さそう。チャリコの引きは元気がいい。上がってきたのはさっきと同じくらいの大きさ。これもオレンジ。やっぱりオレンジがいいのかなぁと思っていたが、後ろの人はピンクで二枚釣っている。

船頭曰くにはピンクでよう喰うたんやけどなぁ。さぁ、これからだぁと思うが、そうはうまくいかない。鯛の反応は帯になって出ているが、かたまっていると喰わない。もっとバラけてくれないと。

今日はいい天気だからか、中戸にプレジャーボートが多い。それを漁場から排除するために各釣り船が移動を始めた。プレジャーボートの近くに行って「ここは釣ったらあかん、もっとあっちでやって」と言って回るのだが、色んな人がいて、文句言う奴もいる。自分の庭先にできた柿を持っていかれたらイヤでしょ、みなさん。漁場は漁師のものです。なんで素人がプロの場所に入って釣るの?ちゃんと許された場所でやってもらいたい。それと加太はルアー、ジグは禁止です。数釣れりゃいいってもんでもないでしょ。資源は今や限られているんだから、大切に持って帰りましょう。釣り船はそんなに釣れないんだから。


たまにくるポイント。潮の流れが割と複雑

結局、20分くらいかけて移動させた。同じポイントに戻ったが状況は変わりなく、口を使わない。再び地の瀬戸に移動。魚探には上の方に映っている。30回くらいでグン、グン、とアタリもしっかり掛からず。太刀魚か〜と思っていたが、噛み跡は鯛のもの。しまったなぁ。

ボウズの人もいるので11時半を過ぎても流し続ける。もうちょいがんばろうと誘っていると、20回くらいでアタリ。良い引きする。ドラグが滑ってラインが出ていく。45センチは超えているか〜と慎重にやり取り。上がってきた鯛は思ったより小さい。一番下のハリのピンクのギジにきていた。一番底だと手応えがいいように思う。でも40センチは超えているのでうれしい。

濃いピンクにくる鯛は大きいような気がするなぁ。たまたまかもしれないが、オレンジとピンクの両方をつけていると、オレンジにはチャリコが。ピンクには鯛がくる。アタリギジはわかりませんねぇ。青はあかんの?と聞くと「あかんのちゃう」とのこと。青を一つ持っていたのでつけたがアタリはなかった。難しいもんです。

今日は初夏のような気候でしたが、こんな日はあんまり釣れた記憶がないなぁ。でも鯛は居ますので潮がよければ釣れるはずです。大きい潮周りのほうがいいみたいです、今は。青物はやっぱり大潮周りでしょうね。

 


運良く竿頭でした。少し寂しい釣果


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