9月6日
9月23日

2003年9月23日 火曜日 旧暦8月27日

加太 くもり

中潮  満潮 3:26  干潮 10:42


三度目の正直でやっと船に乗れた。先々週、先週と日曜に二回続けて台風の影響で出船しなかった。二回とも港から出ない船をながめて帰った。今日の風は北東から。潮の流れを考えると右艫に座りたかったが、着いたときに右が空いていた。これはラッキーかも。

若船頭からギジをもらう。まずはオコ瀬に向かった。台風の荒れ後で日・月と船が出ていないので状況がわからないようだ。魚探には40メートル付近に反応がある。なんやろ?鯛の形ではないようだ。太刀魚だった。太刀魚がわいているのか、アタリが出る度にギジは切られるは、ハリは取られるわ、ろくなことがない。太刀魚のアタリしか出ない。イソメをつけて動かさないのが一番いいのかもしれないが。

一投目にスレとハリ掛かりした太刀魚が釣れた。でも小さい。一応大きい方をキープ。ハリをとられ、ギジを取られているうちにとうとう仕掛けもバッサリやられた。6時前から釣り始めたが、ほとんど仕掛けを作り直していた。ついにオコ瀬を諦めて7時半に移動。

ノンダというポイントである。魚探にはあまり反応がないけど、さっきより太刀魚が少ないようなので助かる。中戸仕様の短めの5本針仕掛けしかないのでそれで釣り始めた。二流し目に6回くらいでアタリが出た。あまり引かないけどなぁ。上がってきたのは30センチのアジ。あ〜よかった、太刀魚の小型じゃなくて。

魚探には上の方に反応がある。太刀魚かもしれないがとりあえずチャレンジ。底から28回くらいにグーっと重みが出た。そのまま誘い上げると渋々みたいな鯛のアタリ。チャリコだろうけどまずはうれしい。仕掛けの一番上に掛かっているみたいでガクガク竿が揺れる。上がったのは30センチちょいのチャリコ。8時50分くらいか。

次の流しで底から12回くらい巻いたところでアジのようなブルブルというアタリ。アジかと思ったがすぐに鯛の締め込みが来た。これはさっきよりはるかに大きそう。あまり走らないがグン、グンの引きが力強い。これはいい型やろうし、手応えからして良いところにハリがかかっているみたい。切れなければ取れるはず。<ハリスは2.5号>

ちょっとドキドキしながらやり取りして、上がってきたのは上から3番目に掛かっていた53センチのメスの鯛。久々の大型だ。こんな所にいるんだねぇ。


今日のポイント・ノンダから中戸を望む

それからはまた太刀魚によるギジや仕掛けの被害が続く。まったくかなわんなぁ。早く大阪湾に行ってほしいもんだ。忘れた頃に底取りし直した途端にアジのアタリ。それほど引かないなぁ。なんでやろ。突っ込んでいかないんだよね。35センチくらいの良いアジ。うまそうだ。

今度もアジだが、10回くらい誘い上げてるのに下から3番目のハリに来ている。どうもアジも上にいるようだ。アジを3匹釣ってから釣れない時間が続く。でも僕以外の人はあまり釣れていないので帰りにくいようだ。11時に終わるのかなぁと思っていたが再びポイントを沖に移動。ちょっと釣れそうな気配だ。船が少し集まってきた。

別の船でいい鯛が上がったのを目撃。さあ、最後のチャンス、がんばろう。底は捨てて上を狙う。底から30回くらい巻いた時、ググン、グングンときた。頭を振っているようだし重いし、上でアタッたので鯛と思っていた。船頭もそう思っていたようだ。でもこの重さの割に頭の振り方、突っ込み方が変。鯛なんやろか〜、と思いつつ上げてくると、一番上にハリに38センチのアジ、船頭は「鯛もおるで」と仕掛けをたぐっているが、次もアジ、一番下にもアジと、なんとトリプルで38センチの大アジが釣れていた。重いはずや。

これを最後に終了となりました。今日の加太は全般によくなかったようだ。その中でまず満足でした。いい鯛も釣れたしね。でも3回分やからなぁ、今日の釣果 。

太刀魚が減れば鯛はまだまだ釣れるでしょうね。次はハマチになるのかなぁ。

 


53センチがデーン。


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2003年9月6日 土曜日 旧暦8月10日

加太 晴れ

長潮  干潮 9:23 


一ヶ月振りの多部丸。今日は若船頭に5人。親父船に4人とよく乗っている。今週は割と好調だったみたいだがどうなんでしょうか。若船頭の左ミヨシに座る。こっちは日が当たって暑いんだよね。まずは地の島沖に行く。船頭は「潮時が中途半端なんで迷うてるんよ」と歯切れが悪い。とりあえず流し始める。水深は40メートルくらい。二度目の流しで18回くらいのところでガツガツとアタッたが掛からなかった。

場所を移動し、オコ瀬に到着。魚探には映ってるらしい。20回程度の誘いをとの指示。アタリがなかなか来ない。今日のギジの色はピンクだったが、船頭が薄い紫を混ぜるようにと渡してくれる。先月もこのギジだった。誘いは一回転を3秒くらいとややスローで巻いていた。16回誘い上げたところで前アタリ。そのまま誘って3回目にググン、グーンとのった。きたきた、ゴンゴンと鯛の引きだ。手応えからすると、ハリはいい場所に掛かっているようだ。ハリスが2.5号なので無理はできない。引きも強く割と良い型みたいだ。

何度かドラグを滑らせて上がってきたのは上から3本目の紫のギジをくわえた45センチの鯛。うれしいなぁ、久々だよ〜。後ろも掛けていたようでそちらは50センチくらいある。ピンクのギジにきていたようだ。この5センチの差は大きい。ふた回り大きい。あれくらいのを一枚釣りたいと再び誘う。同じ流しで27回目で当たって、一旦掛かったがすぐバレタ。時間は7時10分くらいか。

その後の流しでもアタリがでる。でも掛かるまでには至らない。辛抱に誘っていると今度は13回くらいでアタリ。これはさっきよりも大きくなさそうだけどよく突っ込んでいく。大型だとグン、グンの手応えが重々しいけど、これはそうでもない。上がってきたのは37センチ。チャリコというべきか鯛と言っていいものか。これも紫のギジ。今日のアタリギジはこの色だ。

しばらくアタリがない。魚探を覗きにいくと映っている。うーん、なんでや。誘うスピードを早くしたり、遅くしたり、止めてみたりとやってみるが当たらない。そうしている内に底に着いてちょっと巻き上げたときにアタリ。これはチャリコやな、と巻いていると重くなって、引きが強くなった。上がってきたのは30センチと28センチのダブル。へぇ〜、チャリコが掛かってやり取りしているときに30センチがきたんだな。ラッキー。これも紫。

今日はよく太刀魚にハリスをギジをキズつけられたりしていたが、とうとう仕掛けもすっぱり切られてしまった。オコ瀬用は一つだけ。仕方がないので中戸用に付け替える。どうも短いような気がして不安だ。アタリもなくなり、9時半くらいからはだれてきた。暑いし眠いし。青イソメを一番下につけて、手抜きで誘いもせずに寝そうになっていた。

10時過ぎに船頭が「よう映ってるで」と言いにきた。そう言われるとやるしかあるまい。再び立ち上がり釣り始める。


今日のポイント

25回くらい誘い上げて落ち込みの時にアタリ。よっしゃ掛かった。とやり取りしていたがはずれた。大きそうだったのでくやしい。ギジを見るとオレンジのギジだった。今日の潮も澄んでいるが、泥みたいなのが浮遊している。鯛にギジが見えていないのではないかと思い、オレンジをギジをもらいにいく。これが大正解。アタリがよく出る。

潮時もよく、潮の止まりかけ。今釣らな何時釣る。底から15回まででアタリが出る。13回誘ってグーン、ゴンゴン。16回誘ってまたグーン。入れ食いに状態。底取りし直したときにアジらしきアタリ。こんな時にアジはいらんのだけど。よく引くので上げた。35センチの良型だがうれしくない。

すぐに仕掛けを放り込んだ。15回くらいでまたアタリ。手応えもよく上がってきた40センチ。時間は11時を過ぎている。もう終わりやな。アタリが急に出なくなった。潮止まりの潮時は50分くらいで終了。その後2回くらい流して終了。

久々によくアタリが出ました。オレンジのギジを最初から使っていたらもっと釣れていたんだろうか。潮が澄んでいるときは薄目の色のギジがいいのが普通 。帰りに船頭が「何色が一番アタッタ?」と聞くので、「オレンジ。明日はオレンジやで」と言っておきましたが、明日何色がいいのかはわかりません。底を狙えばアジがもっと釣れるでしょうね。

あー、おもしろかったです。

 


チャリコクラスですが大漁でした。


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