1月11日 1月18日 1月25日



2003年1月25日 土曜日 旧暦12月23日

加太 曇りのち晴れ

小潮  干潮 5:00  満潮 11:34


今日はよく冷えるなぁ。風はそんなに強くないのが救いだ。これで風が強かったら手がしびれてしまう。今回も若船頭の船に二人。先週と同じメンツ。この方は毎週土曜に来ておられる名人さんです。負けないように頑張るぞ。両名とも左右のミヨシ、左に私、右に名人。
船団はシモテに集まっているが、それを眺めながら通過し、ウワテに向かう。来ている船は客を乗せていない乗合船だけ。ウワテから亀ヶ崎を流す。潮はあまり動いていないので、船の流れはゆっくり。私が潮先になるのだが、アタリはない。魚探には反応があるようで「アタリない?」と船頭が聞いてくる。
途端に17回くらいでググンときた。あまり大きくないがまずはボウズを抜け出すことが肝心だから慎重に。掛かっていたのは下から2番目のピンクのギジ。今日はサバ皮のギジを食紅で染めて自作のものをつけていた。ピンクを3つつけていたのだが、色が落ちてしまっている。これじゃあかんわ、ということで、すべてナイロンに付け替えた。
10分後にまたアタリ。これは8回くらいできた。でも型が小さい。と後ろのI氏も上げている。私のよりも型はいい。やっときたよ、という。「名人でもそう思うんだな」と少し安心。さあこれから釣るぞ、と思って仕掛けが底に届いたときに・・・「ん、リールが巻けないぞぉぉぉ」になってしまいました。リールの歯車がかみ合っていないので巻けない。壊れた。出ているラインは35メートル。どないしょ〜。(+o+);


夜明けをむかえたウワテ。船がいない

リールを分解するためのドライバーなんか持っていない。仕方がないので、スプールを指で動かして巻くことにしたが、一回2センチくらいしか巻けない。でもやるしかない。1メートルをリールで巻けばすぐなのに、なんて長いんだ。やっぱり一回くらい分解掃除をしておけばよかったと反省。
20分くらいかかってようやく回収。船頭からリールを借りる。借りたリールのラインがPE6号くらいはありそうで太いのとスプール一杯に巻かれてあるので底に落ちていくのが遅い。釣りにくいけど自業自得である。
船頭が「10回くらいでくるで」というのでそうしていると、8回くらいでチェイスがある。リールの感覚が違うので食わせにくいが、3回目でやっとかかった。上がってきたのは30センチのチャリコ。9時過ぎ。
アタリがこない時間が続く。潮も動かなくなってきて、魚探の反応もない。それでも15〜20回誘っては底取りを繰り返していると、20回誘い上げて底取りをしようとしたが仕掛けが落ちない。「食ってる」とジワっと聞き合わせするとグングンと引くが2〜3回くらいのやり取りでバレタ。思わず「アイタ〜」と声がでてしまった。これを最後にアタリも出なくなり終了となりました。
名人も3枚と数は同じだけど、40センチクラスが2枚、34センチが1枚。しかも「11回かかったけど上げたのは3枚」とのこと。11回かけるのはすごいな。私はアタリ自体が5回しかなかった。でも、そんな回数を覚えているのって、やっぱり私らってオタク?

今の加太は小潮での食いは悪いようです。来週の大潮に期待?

1枚は船頭からの分け前



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2003年1月18日 土曜日 旧暦12月16日

加太 曇りのち晴れ

大潮  満潮 7:40  干潮 12:47


今年2回目の釣り。どうでしょうか。到着すると今日のお客は二人だけ。あんまり釣れていないからみんな敬遠しているようだ。雨模様なので若船頭の船の艫に二人座る。常連の名人と一緒だから、ぶっちぎられないようにがんばろう。
中戸のシモテで開始。どの船も釣れていないようで元気がないように見える。船頭の指示ダナは12〜13回。魚探には反応がある。ピンクとオレンジのギジを交互につけている。一流し目に名人はアタリがあったようだ。三回目の流しで17回誘ったところでグーときた。そのまま2回誘い上げると竿を持ち込んだ。水深30メートルくらいと浅いせいかよく引く。ゴン、ゴン、グーンと突っ込みを見せる。上がったのは36センチのタイ。6本針の上から3番目に食っていた。
名人に「17回できましたよ」というと、「一流し目のアタリは6回くらいだったのに」と言う。船頭は「ギジを追ってきたんとちゃうか」。7時半くらいだ。それからしばらくはアタリもなかったが、今度は20回くらいアタリ。ブルブルと震えるようなアタリで32センチ。このチャリコを最後にシモテを離れて中戸の右手に。


まだくもり空。ちょっと寒そうなウワテ

ここでは25センチくらいのアジを一匹。サバを2匹ゲット。タイの反応もあるようだが食わないのではしようがない。船頭も思案しているようだ。決心したように亀ヶ崎の前に移動。 神島方向に流れる潮。
10時過ぎには雲がなくなり、晴れてあったかくなってきた。5隻くらい先に来ていたがちょっと停滞気味の雰囲気。でも魚探には反応がある。期待をしながら2回巻いてはスピードダウン、3回巻いてはスピードダウンの繰り返しでていねいに誘っていると、15回くらいのところでグーときた。そのまま1回くらいの誘いで持ち込んだ。グン、グンと頭の振り方が強い。これはいい型に違いない。約50メートルの水深があるから上げてくるのもで時間がかかる。グン、グンと頭を力強く振る引きはスリルがある。時々2メートルくらいラインが引き出される。はずれないでね、と思いながら巻く。やっと仕掛けをつかんだ。掛かっていたのは下から3番目。これまたピンクのギジ。50センチを超えている美しい魚体のマダイだ。うれしいなぁ。

後ろのI氏も掛けていた。同時に釣れるのは珍しいし、彼は今日初めてのタイなのだ。こんなことはめったにない。でも次の流しでもI氏は掛ける。かなりのやり取りをしている。上がったのは60センチの大型。やられましたわ。でも数ではまだ勝ってはいるけど、ちょっとあせるなぁ。と思っていると8回くらいでアタリ、これははずれた。底取りし直して今度は13回でアタリ。こんどもはずれた。まずい、このままでは逆転される〜。
10回くらいで出たアタリを何とか掛けた。一番上に掛かっているような揺れ方をする。ガクガク竿が振られる。上がってきたのは42センチ。これで4枚目。 I氏がまた掛けた。でも私にもアタリがある。ククとギジを引っ張るし、ググーンと竿も持っていくが、完全に掛からずにすぐにバレテしまった。型はよさそうだったけれど仕方ない。
結局それから一枚も掛からずに終了。30分くらいの時合いでした。こんなことがあるから、最後まで諦めてはダメなんだ。まぁ、満足のいく釣りでした。I氏は60,
46,43の3枚。数では勝利も、60センチはいいなぁ。良型のタイが上がっている今、みなさん来てくださいね。このままでは「釣り船やめるってゆおうかぁ」 と言ってましたよ。

50センチを超えてもきれいなタイでした


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2003年1月11日 土曜日 旧暦12月9日

加太 晴れ

小潮 干潮 4:53 満潮 12:32

2003年の初釣りだ。 年末は痛恨のボウズ。今回はその恨みをはらさねばと気持ちを引き締めて乗船。今日のお客は合計5人で親父船の一人ぼっち。ミヨシに陣取った。イソメをつけて始めた。まずは中戸のシモテで一回流すがすぐにウワテに移動。
虎島の少し沖合いを流す。7時15分くらいに15回でアタリがググ、ググと来るが食い込まない。ゆっくりゆっくり6回誘いあげてようやく掛かった。小さそうだなぁ。でも初獲物だからバラシたくない。あまり手応えもなく上がってきたのは25センチのりっぱなチャリコ。ま、いいか。
次の流しからギジに交換。それから長い時間アタリがない。ウワテの近辺をあっちこっちと流し変えるが当たらない。「冬の小潮はあんまりよーない」と親父。そーなんだ、でもそれでは困るんですけど。
そのうち沖にいる船が釣れ始めたとのことで、沖に向かう。途中で魚探に反応があったので、そこで流し始める。10分後、親父に獲物がきた。やっと時合いと思いきやアタリがない。アキラの船では釣れているみたい。50メートルくらいしか離れていないのだが。



沖に見えているのは淡路島

時間は10時過ぎ。これはやばい時間だ。でも潮の流れが変わり始めた。今を逃してはチャリコ一枚で終わりだ、と思っていると、親父が「切られてしもた」と言っている。そうか、と底取りして3回ほど誘ったところで、グン、グン、ググーン。ゴンゴンといきなり掛かった。重々しい引きをする。割と良い型みたいだからバラシたくない。心臓がバクバクいっている。気が小さいなぁ。水深は70メートル近いので上げてくるのに時間がかかる。はずれるんじゃないかと気が気じゃない。
やっと仕掛けをつかんだ。たぐってくるときはもう重みだけだ。5本針の真ん中のハリに掛かっていた。口に完全に掛かっているのではなく、口内の皮一枚だった。あぶなー。でも42センチのタイ。うれしいなぁ。あがったタイは天然物だけど
ちょっとブサイクな顔だった。
続いて仕掛けを入れたが、7回のところでググ、ときた。引き込めと思うが、すぐに追ってこなくなった。10分ほどで移動し、ウワテを亀崎から中戸までを横断するように時間をかけて流す。途中でアジのようなアタリがでた。引きからみてサバ。30センチくらいのがダブル。仕掛けが絡んでしまったやんかぁ。
ウワテをあとにして、中戸のすぐ下に。水深は30メートル。どうもお土産のサバ狙い?期待通 りにサバが来る。ダブル、ダブルときたが、あんまりうれしくはない。親父さんをみると仕掛けを仕舞っている
。「帰ろか」ということで納竿。
冬は大潮の方が良いという。そうなのか、でも小潮だから釣りに行くのをやめる私ではない。コイヅキで流せる9日の潮なのではないの、今日は。 ま、一応タイが釣れたので、初釣りとしては満足です。



上の2枚が私の釣果。下のはもらいました。



サバと小アジ。アジが湧いていました焼くとおいしいそうです


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