11月16日

11月23日



2002年11月23日 土曜日 旧暦10月19日

加太 晴れ

中潮 満潮 9:18 干潮 14:24




2週続けての釣行だ。今週はどうでしょうか。今日の予報は天気はいいが、風が強いとのこと。中ノ瀬戸を通 り過ぎるところから風が強くなってきた。この風は止むのか?今日もウワテから中戸にかけて流す。先週とは逆の潮の流れで、虎島から中戸方向に流れる。
誘いは15回くらいの指示で始める。水深は岸寄りから沖に向かうので段々深くなる。誘いを20回にしても25回にしてもなんのアタリもない。艫ではイソメをつけてアタリが出た。35センチくらいか。潮先はミヨシなんだけど。私はいつも胴の場所。ミヨシは先週も隣にいた名人さん。今日は多部の常連が3人いる。艫に二人、ミヨシに一人。負けたくないけどぁ。
7時30分くらいにミヨシでアタリ、きっちき取り込み。ギジに来ている。あ〜、また取り残される。そうしていると15回くらいでアタリ。ググ、ガツっときたが掛からなかった。仕掛けを上げるとハリがない。どうも太刀魚の仕業のようだ。次に底から2回誘ったところで、グン、ときて掛かった感じだが引かない。確かめるように聞き合わせをすると一気に走る。こりゃ、ハマチや。グングン、ギューンと竿を持っていく。ツバスではない、ハマチはありそう。浅いところで掛かったのでそんなに時間はかからないで上がってきた。仕掛けをつかんだときに船底に潜り込まれた。とたんに軽くなりはずれちゃった。もったいない。
気を取り直して誘っていると、8回くらいのところでゴンゴンとアタリ出した。きたきたと誘い上げて12回くらいでハリ掛かり。久しぶりにイメージとおりの掛かり方。頭をグングンと振り、時々底に突っ込んでいく、大きくはなさそう。34センチのチャリコ?タイ微妙なところ。時間は8時過ぎ。でもまずは一安心。 しかし、これを最後にさっぱり当たらなくなった。



風は北東から強めに吹く

でも同じポイントを何度も何度も流す。魚探には底近くに映っているようだ。でも底に張り付いている感じの映り方で、こんなときはあまり食わない。それでも誘うスピードを変えたり、止めたりしながら誘う続けるしかない。そうしている内にミヨシでヒット。この人は本当に辛抱に誘い続ける。ほとんど休みなく釣り続ける。しかも工夫して。 割と抵抗を見せている。上がったのは40センチくらい。やり取りを見ているともっと大きそうだったが。
10時にとうとうこのポイントに見切りをつけて中戸を渡る。時折責める場所だが名前は知らない。イソメをつけて釣ることにした。風で潮がかなり濁ってきたからイソメをつけた方がいいかなと思っただけ。底を取って誘い上げて、底取りをした途端にアタリ。アジがきたのかと思った。でも引き方がなんか弱いというかアジのように突っ込まないし、タイのように頭を振らないけどちょっとは振る。あまり手応えなく上がってきた。一番下のハリに掛かっていたのはタイだ。えらい日に焼けている。ま、いいか。それが最後のアタリであり獲物だった。



中戸に向かって流れる

艫の一人はなんと5枚釣っていた。いつ来ても釣るなぁ、まだ若いのに。でも今日みたいな顔ぶれが同じ船に乗り合わせるのは珍しい。 艫のもう一人はあんまりガツガツ釣りをしない。船に乗って釣りをしながら時間を過ごしている感じ、でもうまい。艫の5枚釣った人は、色々考えて仕掛けも研究し、よく知っている。ミヨシの人は淡々と釣り続ける。 どっちもつかずが私。
帰ってタイを見ると、1枚は明らかに養殖物。近くの釣り堀から逃げ出したのか?尾鰭も短いし、ムッチャ、ブサイク。3枚におろしても身の色が黒っぽい。刺身で食べる気はしない。結局は天然物も両方ともフライにしました。養殖物はフライにしてもだめでした。


下は養殖物、上は天然物。

このページのTOPへ戻る



2002年11月16日 土曜日 旧暦10月12日

加太 曇りのち晴れ

中潮 満潮 4:04 干潮 10:02


週末に珍しく予定があったのと強風悪天候続きで約1カ月ぶりの釣りだ。 6時過ぎの出船と聞いたので、5時45分に到着するとほとんどの船がいない。「予約の日にちを間違えたのかとおもた」と言われてしまいました。ギリギリに行くのもほどほどに。
ま、無事に置いて行かれることもなく釣りができて何より。今日はウワテ付近に行く模様だ。隣の胴には名人さんがいる。風向きから考えると少しでも艫よりが有利なんだろうな。真横で釣るのは久しぶりだ。このときはまだ腕の違いを見せつけられるとは知らなかった私です。
ギジはオレンジ。まだ薄暗く、ギジをハリにさすのも一苦労。前も電球つけてぇな。誘いは15〜20回の指示。6時半過ぎに13回誘ったところでググっと来た。ゴンゴンと頭を振る、30センチ超えていそうな引きだ。 割と元気よく引く。久々の30センチオーバーだ。しかし、これ以降10時までアタリもなかったのだ。
魚探にはけっこう映ってはいるが、底に近く活性が低いようだ。横の名人がサバを上げる。50センチ近い大型。うまそうだぁ。9時半ごろに名人曰く「もう少しで時合いだから、そのときはきっと釣れるよ」との事。今日の干潮は10時過ぎだからその頃か。
10時を前に少しポイントを移動。勝負か! 潮は艫が潮先だ。名人が見逃してくれれば私にもタイが回ってくるのだが、それは甘かった。まずは一枚掛ける。45センチ。次の流しでなんと50センチを含み3枚上げた。立て続けにだよ。アタリは10回から15回くらいの間で出ているようだが、底取りして2〜3回でアタリが出たタイは一番上のハリに来ていた。ということは底から13メートル前後がタナだろう。その間、私にはアタリすらなかった。これはショックだ。いくらなんでもアタリもないなんて〜。この時合いは短く、その2〜3回流す時間だけだった。30分くらいだろうか。でも10時50分頃、8回くらいのところでやっとアタリがあり、3回誘い上げてチャリコが釣れた。なんと小さいのだろうか、くやしいなぁ。


今日、流したポイントです

もうマダイの潮はない。終わってしまった。ウワテを後にして赤灯台と中戸の間の水深30メートルの浅場に移動。「来たらサバかハマチ」とのことで、10回まで誘ってと言う。なんとかサバを釣りたいと願う。でも釣れないんだな、これが。誘っても誘っても来ない。諦めかけて底取りで仕掛けがたるんだところにアタリ。来た来たサバや〜。とにかくサバの引きは強いし、回りながら上がってくるので隣と絡んだ。はずれないで上がったのは45センチの黄金のサバだ。あと2匹は釣りたい。
その5分後、食い上げのアタリで一気に持って行かれる。引く、引く。でもラインを出すとオマツリが待っているだけなので、切れない程度に巻き続ける。「キーン」と糸鳴りがする。タイだったら考えにくいことだが、サバなので慎重にしていられない。どうでもいいけどむっちゃ重いし、上がってこない。なんとトリプルだった。
なんとかノルマを果たし一安心。その後アタリも遠のいた。場所を少し移動すればまだサバは釣れるようだが12時に納竿。



向こうに見えるのは地の瀬戸です

名人はマダイが5枚、サバが6枚でした。隣で釣っているのにこの差は、運ではなく腕のせいです。まだまだがんばっていかないとダメだ〜。 これからも色々ためしてみようっと。でもあの名人の潮後では絶対に釣りたくない。タイが本当にまわってこないんだから。



このページのTOPへ戻る