9月1日
9月16日
9月23日



2002年9月23日 月曜日 旧暦8月17日

加太 晴れ

大潮 満潮 7:15 干潮 13:26

今週の加太は絶好調の様子。先週で終わったかと思っていたが復活したみたい。土曜も日曜もタイが順調に上がっているようだ。今日はどうなんだろうか?
久しぶりにNさんとともに釣行。左ミヨシにNさん、胴の間に私。まずはコイヅキの手前で釣り始めた。多くの船が集まっているが、コマサキには行かないのかなぁ。風が強いので向こう側に行けないのかもしれない。でも二流しで移動。波をかぶるといけないので雨具を装備したが、着ていなければ、ずぶ濡れになってしまっていたほど波をかぶる。風と潮がぶつかるためか波が高い。20分ほどかかって移動したのは「オコ瀬」というポイント。50メートルくらいの深さから30メートルくらいまで瀬で、最後に一気にかけあがっているようだ。
一流し目12回くらいのところでいきなり竿先が引き込まれたが、船縁に竿が当たってはずれてしまった。波が高いがいつものとおりに立ち上がって釣ることにした。15回くらいでアタリだして、18回くらいで持ち込んだ。でも掛かりは浅そう。やはり途中ではずれる。いやな展開だと思いつつ釣り続ける。やっとキッチリ掛かった。割と良い引きをする。何度かドラグを滑らせて上がってきた。タモですくおうとした瞬間、ハリがはずれた。素早くタモに入れてセーフ。食い込みがあまり良くないのか。
でも12回くらいから18回くらいの間でアタリが頻繁に出る。
続いての流しも15回でアタリ。ゴンゴン、グ、グっと引き、時折3メートルくらいラインを引きずりだしていく。 これはさっきよりいい型かも。上がったのは50センチ。ひさびさの大型。うれしい。
Nさんも横で竿を満月に曲げている。かなりの型のようだ。なかなか上がらない。でも座ったままのやり取りなので、どのくらい突っ込まれているのかわからない。上がってきたのは60センチを超えていそうな大型。うっわ〜、でっか〜。Nさんは腕がだるいと言っている。
6時半くらいから食いが立ち始めてから8時くらいまでの間、順調に上がる。しかも型が割といい。こんな釣りは久しぶりだ。 8時くらいにジワっと当たって、グッグーンといい突っ込みで掛かった。さっきの50センチよりも手応えがいいし、突っ込みも強い。これは50センチオーバーかもと慎重にやり取りをするが、あと15メートルくらいで、ブチっとハリはずれ。痛ッタ〜。こんなバラシの後はあまり釣れないのが常なのだが、思ったとおりでアタリは出るものの、ハリに乗らない。何とか28センチのチャリコを追加して、それっきりになってしまった。なんでなんだろう?痛いと思うバラシの後に釣れないのは。単に腕が悪いだけなんだろうけどね。



オコ瀬を流す。波も高いし、風も強いが良く釣れた。

船中、あんまり上がらなくなってきたのに、艫の人が独り釣っている。それまでタイはあまり釣れていなかったようだが、流しごとに追加していく。型はあまり大きくないが、やはり人が釣れない時に釣れるというのは腕がいいのだろう。早く、そうなりたいな。
結局、8時半以降はタイもアジも、ツバスもサバも釣れないままに終了。 Nさんも同じく獲物は追加できなかったが、彼は64センチを頭に、一番小さいのでも35センチくらいはありそうで、6枚。いや〜、やられてしまいました。でも釣れてよかったね。Nさん。また年末に行きましょう。




65センチのタイ。


このページのTOPへ戻る



2002年9月16日 月曜日 旧暦8月10日

加太 晴れ

長潮 干9:05 満18:05

小学生の息子を連れて初めての船釣り。いきなり加太はないだろうと思うが、気を使わないで連れて行けるところもほかにない。先週は土曜までよく釣れていたみたいだが、日曜はあんまりよくなかったよう。今日は多少マシかな? 5時過ぎに出船。
まずは地の瀬戸の手前、水深40メートル付近。ここは初めてやるところ。ボンを抱えるようにして、釣らせていると「眠たい」ということで、一旦お休みになりました。艫ではタイが一枚上がった。 今日のリールはボンも釣るから、ハンドルの大きいカウンター付きリール。いつものアブと違うので、誘いにくい。アブのショートハンドルなら手首で巻けるので、誘いやすいのだが、ハンドルが大きいと誘うスピードは落ちてしまうので少し早めに誘うようにした。

近頃、上の方で食うことが多いとのことだったので、誘いは20回くらいまでしていた。 12回巻いたところで、グーっと重くなり、ギジを噛んで引っ張っているみたい。そのまま誘い続けると2回くらいでハリ掛かり。割と手応えがいい。40センチクラスと思いつつやり取り。上がってきたのは予想とおり40センチ。5本ハリの真ん中にかかっている。5時50分。

よーし、もう一丁、と思っているのに場所を移動。地の瀬戸を少し越えたところだ。釣れているのに移動するからには・・・と思いながら釣り続ける。でも何も来ない。後ろでツバスが上がる。 寝ていたボンが目を覚まし、釣るかと聞くと「うん」というので、一人で竿を持たせて誘わせる。
船べりに竿が当たっているが、仕方がない。釣れへんやろなぁ、と見ていると、ググンとアタリがあり、竿を持っていく。釣れたがな。ツバスでも釣れたのかと思っていたが、ゴンゴンと竿を持っていくのでタイのようだ。「重い、重い」といいながら巻いている。あと2メートルのところまで巻かせてから、取り込みは変わる。なんと32センチのチャリコだ。本人はヘヘンという感じ。タイが釣れるなんてラッキーな奴。しばらく流したが、何も食わない。周りでもたまにツバスが上がっているだけ。



初めてのタイ。次はサビキに行こうぜ。

7時20分、中ノ瀬戸に移動。まだ潮は流れていない。ボンに釣らせていたが、ちょっと難しそうだったので代わる。ちょっと気分が悪いみたいで「寝る」と言って寝てしまいました。麦茶の味で気分が悪くなったとの事。彼は2時間半寝てました。
酔い止めの薬を大人と同じ分量飲ませたので、よく効いているみたい。ま、あんまり釣れないしいいか。

水深が80メートルから流し始める。60メートル付近で底から4メートルほど切って待っていると、ゴゴンとアタリ。チャリコが元気に引いている。深いからなかなか上がってこない。釣れたのは28センチ。小さいなぁ。その後誘ってチャリコを一枚。ボンが起きてから釣らせたけど、何も来なかった。ハマチとツバスが船中ではあがったが、我々には釣れなかった。
初めての船釣り。酔わなかっただけでもマシなのに、チャリコを一枚。一人で竿を扱えるようになるのはあと2年くらいだろうか。その時までにあと何回かは連れていこう。

ボンに感想を聞くと、船釣りのタイよりも出船を待っていたときにした、短竿でのアジのサビキの方がおもしろかったみたいでした。アジ釣ろう、アジ釣ろうとばかり言ってました。



本日の釣果。あと二枚釣れたらなぁ。


このページのTOPへ戻る




2002年9月1日 日曜日 旧暦7月24日

加太 晴れのち雨

小潮 干潮 7:32 満潮 23:11

九州を台風がすり抜けて、その吹き返しで南東の風が無茶強い。出船するかどうかなかなか決まらない。半分くらいの船宿は客を帰している。昨日はうねりはあるものの風はそんなに強くなかったようだ。 堤防に座って常連さんと話していたが、どうも出船してみるみたい。
港を出たばかりのところはそんなに風は強くないが、うねりがすごい。中ノ瀬戸の方は風と潮流がぶつかって、大きな白波が立っている。あっちに行ったら自殺行為だ。地の瀬戸を抜けていくみたいだが、浅瀬を過ぎるところはうねりもでかい。映画のパーフェクトストームみたいに波が壁になっている。

船の横のうねりの高さは3メートル以上。後ろからも船をうねりが追いかけてくる。こっわー、波頭が砕けたら一発で沈没だ。 こんなうねりの中を船で行くことはそうないだろうと思って、カメラを取り出そうとしたが、船の揺れでコケテしまった。撮影する気がいっぺんに失せた。
地の瀬戸を過ぎるとうねりはまったく無くなり、風も島影なので大したことはない。 楽勝かもと思っていたが、ポイントは島を吹き抜けてくる位置みたいで揺れる揺れる。 ブザーが鳴り、仕掛けを投入。底に着いた途端にアタリが出る。25センチのアジ 。ほとんど入れ食い状態で、底だけでなく、10メートルくらいのタナでアジが釣れる。
ダブル、トリプルは珍しくない。またマアジだけでなく丸アジもいる。丸アジのトリプルだと重くてリールもスムーズに巻けない。 船は激しく揺れているので、取り込みは座ったまま。船べりに当たってバラシの連続。タイを狙って誘い上げていても、底取りをした途端にアジのブルブル、ググーンという引きになる。 ミヨシの人は船酔いでダウン。無線では何も釣れんと流れてくる。

でもタイを狙 った船では少ないながらも釣れているみたい。ま、仕方ない。アジをいったい何匹釣ったのだろう。イケスは親父と私の獲物のアジがうようよ。



アジがうようよ

9時くらいにポイントを移動。どうやらタイを狙うみたいだけど魚探に反応はまったくない。15分後に再び移動。中戸の北側。風も緩くて船も揺れないが、魚探は真っ黒。潮もゆるんできた。「おかしいな、今日はもうあかんな」ということで10 時過ぎに納竿となった。 昨日はお客はいなかったらしい。昨日来てたらよかった。アジは50匹以上いたが 、25匹だけクーラーに入れてもらった。親父はイサギも釣っていた。次は16日に ボンとともに来る予定。その頃はノマセでハマチかなぁ。




このページのTOPへ戻る