1月14日


2002年1月14日 月曜日 旧暦12月2日

加太 晴れ時々曇り

大潮 満潮7:29 干潮12:52

2002年も初釣り。 今年もがんばるぞ。今日のお客は合計4人。若船頭の艫に座る。天気はよさそうだが風は結構強く吹いている。今日の仕掛けは5本針の4号ハリス仕様で勝負だ。ポイントは友が島の手前で、年末と同じところ。船頭の指示は7〜8回巻くように。
今日の風は北東の風、いわゆる「こち吹かば思い起こせよ梅の花・・・」と菅原道真が和歌に詠んだ あの東風。この風は冷たく釣りにはよくない。水温が下がるからだ。
1時間くらいは何のアタリもない。周りもあがっていない。


8時過ぎに若船頭がサバをあげた。「これからよ」と心強い一言。さあこれから9時半の潮止まりまでが勝負だ。丹念に10回ほど誘う。若船頭が40センチくらいのタイを釣った。彼はじわぁ〜、と誘っている。アタリが渋いのだろう。でも手釣りの誘いはゆっくり見えても、リールだと2〜3秒で一巻きくらいのペースなのだ。
巻き上げていて重みを感じたときはスピードを一旦ゆるめて、また元のスピードに戻す誘い、つまりギジに食いつく時間をタイに与えるイメージで釣っていると、来た来た。グングンと頭を振るタイの引き。いいなぁ〜、針をはずそうとしているのだろう、針の掛かり具合が悪いとすぐにバレテしまう。手応えよく上がってきたのはけっこう大きい。50センチくらいある。
これは8回くらいできた。
次のは13回巻いたところでジワっとアタリ、元気よく突っ込むがこれはあまりおおきくなさそうだ。32センチ(これは若船頭のチャリコと入れ替わり、30センチになってしまいました)。

船頭がまたタイを上げた。イチ、ニで二巻きして、サン、ヨンで半巻き、ゴ、ロクで二巻きのペースで誘う。12回巻き上げたところで力強い、グンっググーンとアタリが出た。これは今までで一番力強い引きをする。グンという引きがとても強いのだ。これはでかいぞ、と慎重に巻き上げる。でもそれほど走らない。一度だけ5メートルほどラインを引き出された。ハリスは4号だから切られることはないから、針がはずれないことを祈るだけ。手応えからするといい場所に掛かっていそう。あとはあわてないことだ。上がってきたタイはでかい。なんと60センチジャスト(この辺はアバウト)。やったぁ〜、2.4キロの雌。8時45分のことでした。
そのあと、掛かったがすぐにバラシてしまい、それきりアタリは途絶えた。潮もゆるんできたため食わない。


腹も見せているのは死んでいるのではなく、
浮き袋がふくらんでいるからです。

9時半くらいから全くアタリがなくなった。魚探には多少映っているが潮が止まっているので食わないのだ。11時過ぎにようやく少し潮が動き出した。途端にアタリが出る。バラシ。船頭も針はずれが続く。11時半に13回くらいのところでアタリが出た。勢いよく引く。上がったのは40センチ超、これくらいのは一番元気よく引く。これを最後に時間切れ。
初釣りとしては最高の出来ではないでしょうか。今年の目標の一つ、60センチを釣ることは早くもクリア。あとは数を80枚にすること。これは夏以降にどれだけタイを釣れるかにかかっている。今年もやるぞ。釣りは。


締められています


一番小さいのは30センチ足らず


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