12月9日
12月16日 12月31日


2001年12月31日 日曜日 旧暦11月17日

加太 晴れ

大潮 満潮7:18  干潮14:20

今年最後の釣行。昨日は強風だったが、今日も風は残っている。年末寒波でとても寒い。親父船の艫に座る。ギジを使うより青イソメの方がいいとのことなので、下針3本にはイソメ、上針3本にはギジを使う。ポイントは中ノ瀬戸の下の方。前回とほぼ同じだ。水深は30メートル。前と同じように10回ほど誘い上げる。
でもまったくアタラない。底には25センチくらいのアジがいるようで、周りの船でときどき上がっている。アジはいらないから底は捨てて、誘い続けた。これが大失敗だったようだ。


胴の人と仕掛けが3度絡む。船頭によると、その人は底に仕掛けをはわせ気味しているようで、潮の流れで私の仕掛けと絡むのだ。釣れそうな気配のときだったので、ちょっと腹立つ。偶然かもしれないが、絡んだ仕掛けをはずしているときに、今日一番のタイが上がった。
ま、仕方ない、くさらずに誘っていると、微妙にアタリが出る。巻き上げるのをやめ、そっと聞くように竿を上げると食いついた。引き具合からみてサバみたい。ハリスは2号だから無理はできないけど、遊ばせていると周りと絡む。水深が浅いのが幸いして、早めに取り込めた。45センチくらいの大サバ。これは値打ち物、うまいぞ〜。
でもタイは来ない。今日は珍しく二人連れなのだが、Sさんは30センチくらいの睨み鯛にはもってこいのサイズをゲット。その後もアジ数匹と25センチくらいのタイをゲット。底で来たそうだ。今日のアタリタナの把握がまだできない。これだけ水温が下がると底でしか食わないのかもしれない。まだまだ修業が足りない。
ウワテにも行きましたが、ウワテも風のため、にごっていて駄目でした。底でしか釣れないようでした。前回で70枚を達成していてよかったと思います。でも連れのSさんが釣れてよかったです。ま、来年もがんばろう。タイ釣りはやっぱり修業の船に軍配が上がるかなぁ。


貴重な獲物、サバ


サバとは思えない、腹身の白さ。脂たっぷり

今年の釣りも終わりました。昨年は加太以外も釣りに行きましたが、今年は全て加太に行きました。淡路島の赤峯釣船にも行きたいんだけど。 冬場にソイ釣りに行ってみようかな?
でも2002年も加太に通うぞ。このホームページをご覧いただいた皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

来年の始まりは、5日か6日の予定ですが、天気と相談・・・しなくても行くと思います。

2002年の目標は、年間タイ80枚、それと60センチオーバーを釣ることにします。

ではよいお年をお迎え下さい。


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2001年12月16日 日曜日 旧暦11月2日

加太 晴れ

大潮 干潮7:08  満潮14:04

土曜日はこの冬一番の冷え込みと強風。この天気は明日には回復するみたい。風だけが気がかりだけど出かけました。今日は修行船。お客はたったの3人。他の船も平均的に少ないみたいだ。この寒さだから当たり前。でも海水温にはまだ影響はないはず。きっと釣れると信じての釣行だ。


風が強い。寒風が中ノ瀬戸を抜けてくる。


今日のポイントは中ノ瀬戸の下の方。水深は30メートルくらいと比較的浅いポイント。今年の冬から春にかけてよく来たところだ。仕掛けは船頭から受け取ったものを使う。本日の仕掛けは5本針。ナマリから1メートルで一本目のハリ、それから一ヒロ、一ヒロ半、二ヒロ、三ヒロ、プラス1メートルという長さ。
6時半に出船。15分後にポイント到着。最初の一時間はアタリはない。ギジの誘い方はリール一巻き2秒弱、で2回巻いては少しスピードを止まらない程度にゆるめる。スピードをゆるめるのは、ギジの存在をタイに気づかせるため。ミヨシの人は一巻きごとに少し止めている。ミヨシでアタリが出た。胴調子の柔らかめの竿を使っているのでよく曲がる。型はよさそう。第一号はやはり潮上であった。
その5分後ようやくアタリが来た。ググン、ゴンゴンと小気味のいい、力強い引きだ。そこそこの型のようだ。底から6回くらい巻いたところ。グン、グンと頭を振っている。ドラグのおかげで、急激な引き込みにはラインが出ていく。あまりドラグをゆるめすぎると、タイの引きが楽しめないので、ドラグの効かせ具合は難しい。水深があまりないから、1分程度であがってきた。釣れたのは45センチ、なかなかの大きさだ。
その5分後、またアタリがきた。これも5〜6回巻いたところ。さっきのより元気がいい。かかっていたのは一番上のハリ。40センチ近い。3枚目はこのあとすぐにきた。入れ食いかぁ〜、と思いつつ、巻き上げる。時間は8時くらいから8時20分の間。9時半くらいまでにもう少し釣っておきたい。目標の70枚まであと6枚、あと1くらいにしておかないとまずい。


向こうに見えているのは中ノ瀬戸
それから9時半までに1枚ゲット。もう終わりかなと思っていたが、10時前にミヨシの人がバラシた。まだ釣れるぞと丁寧に誘う。途端に1枚ゲット。型は段々小さくなるけどチャリコよりは大きい。あと1枚で70枚だ、と誘っているときた、きた。元気よく引いている。でもハリの掛かりが浅そうだ。あと5メートルというところでバレタ。気を取り直して、誘っていると続いて掛かった。上がってきたのは36センチ。これで年間70枚。
これを最後にアタリが来なくなった。風は相変わらず強く、冷たい。太陽は背中の方でしかも屋根があるため、陽はあたらないので凍えてきた。眠いし、寒い。でも艫の人がボウズみたいだ。釣れないなぁ。潮がゆるんできたみたい。もうあかんわ。でも竿をたたむほど人間が出来ていない。 11時半、ボウズの人が「帰ろう」と言いだし、納竿。
ボウズの人は常連で毎週のように来ているらしいが、船頭いわく「自分で仕掛けを作ってきているので、それを使うのはいいけど、他の人が釣れて自分に釣れないと自作仕掛けを信じられなくなって、何度も交換している。今日も三回も変えてた。わしらが渡すのを使ってくれるのが一番なんやけど」とのこと。
ポイントに合った仕掛けの方がよく釣れる。水深、季節、エサで仕掛けは変わってくる。ま、自作仕掛けはどれだけ信じて釣れるかが肝心です。もっと仕掛けのバリエーションを覚えることにしよう。まだまだ修行は続く。でもこの船に乗るとよく釣れるなぁ。


本日の仕掛け            久々の大漁


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2001年12月9日 日曜日 旧暦10月25日

加太 晴れ

長潮 干潮7:08  満潮14:04

いよいよ師走。目標のタイ年間70枚まであと6枚。何とか到達したいなぁ。さて釣況は先週はよく釣れたみたい。7枚、8枚の人もいて、しかも型もよかったよう。でも昨日は・・。
風が吹いて、水温が下がったのかもしれない。
今日は中ノ瀬戸の手前からスタート。今日は風が強い。波しぶきを何度もかぶった。一回流してウワテに転戦。ウワテも一回流して、ウワテの東側に移動。ここはたまに来るポイント。あまりこのポイントを流している船はない。でもきっと船頭自信のポイントなのだろう。
潮は東から西に流れている。水深は40メートルくらい。30分後、20回ほど誘い上げたところで待望のアタリ。ココンときてグングンと引き込まれたが、持ち込んでいかない。ハリ掛かりしたが、すぐにはずれた。あ〜っ残念。艫と右舷で一枚づつタイが上がった。変なアタリで死にかけアジ(なんで死にかけていたのかわからない。生け簀ですぐ死んだ)。続いて仕掛けが着底した途端にアジのアタリ。上がってきたアジは20センチ。

結局そのポイントで2時間粘ったが、ばらした時にアタリが唯一のタイのアタリとなった。
今日はどこも釣れていないよう。一気にコイヅキまで移動。どうもアジ釣りになったようだ。前回タイを上げたところに近いのだが、水深は60メートル程度で、底はほとんど砂地だ。アジは底ベッタリで来る。ほとんどが一番下の針に来る。アジを専門に狙うのなら、5本針仕掛けは無意味。手返しが悪いからだ。でも、タイをなかなかあきらめられない。この辺がまだまだ素人の域を出ない。玄人は釣れる魚を確実に釣るものだ。タイは潮次第だから、潮の流れが向かなければ釣れない。3本針くらいにして底を釣れば、アジの数は伸びるけれど、めんどうくさいので仕掛けはそのまま。
アジ釣りだけどゆっくり10回ほど誘い上げる。クックッとアタリが出て、そのあとグーンと持っていかれた。引きからみてサバのようだ。サバは一本調子で引く。また途中で少し引かなくなるのだ。上がってきたのは40センチくらいのサバ。そのあと重いのにあまり引かないであがってきたのは、アジ。スレでかかっていた。次はキチンと口にハリが掛かったアジ。次に釣れたサバは大きかった。ハマチか、と思ったほど。
これはうまそうなサバだ。もう一匹サバを釣りたいと思って誘ったが、それきり釣れずに本日は終了。サバは画像のとおりです。刺身にした身、とくに腹身の方は脂でブリのようでした。画像を残しておけばよかった。刺身とすき焼きでおいしくいただきました。次の釣行はいつ?
(電池切れで、釣り場の画像はありません)




おまけの画像です。 ウチのボンです。


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