11月11
11月17日 11月24日

2001年11月11日 日曜日 旧暦9月25日

加太 晴れ

若潮 干潮7:52  満潮15:04

今週は行けないはずだったが、行けることになり勇んで出かけた。今回はウワテ仕様の6本針の仕掛け。朝一は潮が動いていなかったのでアジ釣り場へ。一投目でアタリが出るが、艫と仕掛けが絡んでしまった。はずした仕掛けが船底に引っかかったみたいで切れてしまう。6本針は一組しかない。仕方がないので4本針で釣りを続けた。

アジもなかなか釣れないまま時間が過ぎていく。急にポイント移動。めずらしく全速力での飛ばす。着いたポイントは地の瀬戸の北側。でも流しても何も釣れない。天気はいいし、釣れないしでやる気が段々失せていく。
周りにも船が集まってくるので、ここしか良いポイントがないのかもしれない。 そこで1時間以上粘ったがついにあきらめる。向かったのはウワテ。中ノ瀬戸には入らないようだ。仕掛けに不安を感じるが、とりあえず誘い続ける。ミヨシ左の人がサバをあげる。彼によると、底から2〜3回できたとのこと。その人の誘い方は少し早い。艫でもサバが上がる。その人の誘いはゆっくり。
人の誘い方を盗み見するときに釣れたためしはない。いかん、まずいパターンである。人の誘い方を見るのは自分が釣れてからにしないと迷ってしまうからだ。いろいろ自分で試してみるが、相変わらずあたらない。


天気がよかったのが救い

全く釣れないわけでもないのに、僕とミヨシ右の人が釣れない。ミヨシの人も結構うまい人なのだが、アタリがないようだ。居眠りしている。もうアカンわ。辛抱して誘ってもアタリすらない。船頭も時間いっぱいまで粘ってくれたが、我ら2人だけがタイのアタリがなかった。
今日の敗因はなんだろう。仕掛けの長さか?仕掛けが短い分は巻き上げる回数を増やしたのだが。この釣れない原因は、本当のところは永遠の謎だろう。今日の反省は、「仕掛けセットはたくさん作って持っていこうです。アジはたまたまダブルで釣れましたが、逃がしてあげました。持ち帰ってもめんどうなだけですから。フン。



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2001年11月17日 土曜日 旧暦10月3日

加太 晴れ

中潮 満潮7:40  干潮13:14

先週のリベンジ。ネットの情報では今週は釣れている。今日は修行の船。夜は事情があって早く帰れず、午前1時半に自宅を出発。2時半に到着したが、駐車場のゲートが開いていない。熟睡ができない。駐車場が開いたのが4時45分、もうほとんど寝られない。
今日の釣り座は右の艫。4人グループともう一人の6人で出船。配られた仕掛けをチェック。4本針だが、下から1ヒロ、1ヒロ半、2ヒロ半、3ヒロ、1ヒロの全長。中ノ瀬戸とはかなり違う。ハリスは43センチ。ギジはオレンジだ。向かったポイントは大波止を和歌山方面 に行ったところ。水深は30メートルと浅い。船頭の指示は10〜12回ほど誘うように。一流し目、二流し目、アタリはない。三流し目に入って5分くらい流れたところで、12回誘い上げ底取りのためにリールをフリーにした途端、グーンと持っていかれた。ドラグがカリカリと鳴って、5メートルくらいラインが引き出される。力強くゴン、ゴンと頭を振っている。これはいい型のタイに間違いない。底に突っ込んだかと思うと、沖にも走る。元気なタイだ。慎重にやり取り。船頭も「慌てるなよぉ」と横にいる。やっと寄ってきて、ハリスをつかむ。タイがかかっていたのは一番下の針。上がってきたタイは結構でかい。船頭のタモに収まり一安心。
6時40分。


コイヅキの鼻と淡路島が見えるポイント

久しぶりにいいタイが釣れた。でも「やっぱり来てよかった」と思ったのはここまで。それからはタイのアタリもない時間が続く。何となくそんな気がしていたけどね。これは負け惜しみではなく今日は釣れても3枚と思っていた。釣りとはそんなもの。
そのポイントで4回ほど流すが当たらない。場所を移動。移動先は地の瀬戸の沖合。魚探にはタイの反応があるようだ。船頭の指示は15回。船頭の一回の巻きは何センチのイメージなのかな?僕のリールは一巻き約50センチ。今のカウンター付きリールは60センチ。だから20回ほど巻き上げた。
いつもスピード誘うが全然アタリが出ない。そうしている内に後ろの人が掛けた。上がってきたのは40センチくらいのタイ。一番上の針に来ている。 誘い方は、ゆっくり目で一巻きすると少しゆるめて、また一回という感じの誘い。誘い方は人それぞれなのだが、釣れている誘い方に合わせる方がいい。
巻き方をまねるついでに、仕掛けも自作のものに変える。この船で自分の仕掛けを使うのはまだ気がひける。自作の仕掛けのハリスは2号。かなり細い。食いが渋いときは細い方がいいと思うので変えてみる。変えた途端にタイがかかる。底に仕掛けが着いてちょっと誘い上げたときに掛かった。でもすぐにはずれた 。
後ろの人が2枚目を掛ける。上がったのはさっきより少し大きい。よく肥えたタイである。
僕の方には、その後アタリはこなくなった。ハリスが細いため、ヨリがかかる。アタリもないので仕掛けを元に戻す。何をやってもアタリがない。
アタリの出ないまま12時に納竿。アジも釣れんかったなぁの声に船頭が「今の時期はアジを狙うなら朝からその場所に行く。タイもアジもというわけにはいかん」との事。この船は潮がある限りタイを狙う船。だからこの釣果 は仕方がないところ。でもタイが釣りたくて加太に通っているのだから、それでかまわない。
釣れたタイは48センチあった。うん、いいタイだ。これに30センチくらいのがあと2枚あれば大満足なんだけど。

釣果もいい方がいいけど、もっとアタリが出て欲しい。うまい人には釣れていなくてもアタリは出ている。アタリがなくては、何にも釣れない。もっと誘いがうまくなりたい。誘いがきまればアタリは出るはずだがら。タイ釣りを極める道は険しい。m(_ _)m


オレンジのギジ。ちょっと長い



これから締められるタイ


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2001年11月24日 土曜日 旧暦10月10日

加太 晴れ

長潮 干潮6:50  満潮14:34

今週はホームに釣行。ポイントはコイヅキのようだが、主な狙いはアジ、サバらしい。でもコイヅキならタイが釣れる可能性はあるから楽しみは少しある。下針に青イソメ、上針にギジを付ける。コイヅキは春以来、久しぶりだ。
コイヅキの深場のポイントを流す。水深は100メートル、潮に流されてラインは120メートルも出ていく。しかも潮の加減でだんだん深くなるというかけ下がり。これは
あまり釣れない潮の流れ。
7回程度誘い上げるが、アジもサバもなかなか食わない。アジは底から5メートル位 、サバはもう少し上まででアタリが出るのだ。周りはポツポツだがサバ、アジを上げている。一時間過ぎたくらいでやっと僕にもアタリがでた。100メートル以上
もあるからアタリも強くは出ない。グゥーと引っ張る感じ。掛かってから上げてくるのがまた大変で、リールのハンドル一巻きが50センチだから200回巻かないといけない。しんどい、しんどい。上がってきたのは40センチくらいのサバ。労力の割に小さいな。


朝日が昇る

ところで、今日のお客はあまり見かけない顔が多い。電動リールを持っている人が二人もいるのだ。コイヅキの深場は電動リールが絶対楽だけど、二人にはほとんど釣れなかった。二人とも竿受けラークと電動リールというスタイル。なぜかほとんど誘わないで、底べったりを釣っている。竿受けに竿を置いたままだから、よく根掛かりもしていた。
さて釣果の方は、9時くらいまでにサバが3匹。前回に比べるとだいぶんマシなのだが。
今日の干潮は7時前後。潮は9時くらいに変わるはず。その時が勝負。9時半くらいにポイント少し移動し
、80メートルから50メートルのかけあがりになった。その60メートルくらいの水深になったとこで、10回ほど誘い上げるとタイのアタリ。よし乗った。引きから見てチャリコクラス。タイらしい頭を振る引きと時々底に突っ込みながら上がってきたのは34センチあった。まずはタイの顔を見られて一安心。今から30分くらいで潮が終わり、もう釣れないから気合いを入れるぞ。仕掛けをハリス2号に変更した。


晴天凪のコイヅキ               潜水艦が通 っていた、ちょっと怖い

変えた仕掛けは5本針の全長13メートル。下の2本に青イソメ、上の3本がギジ。別 の船でタイが上がる。それを上げた人の誘いのスピードはかなり速い。リール一巻き1秒くらい。それと同じようなスピードで誘っていると、グイっと持ち込まれた。一気に突っ込む。これはなかなかの型と判断し、ハリスが2号なのも考えドラグをゆるめる。底から13回位 で来た。これも水深60メートルのところでアタリがあった。急にかけあがるところがやはりポイントになっているようだ。
慎重にやりとり、ドラグをゆるめているので、竿を持っていかれることはないが、ラインがズルズル引き出されるし、リールを巻いても空回り。5分くらいかかってやっと仕掛けをつかめるところまであがってきた。こんなに時間をかけてやり取りすると、タイはグロッキー気味だろうと思っていたが、その通 りで仕掛けをつかんでもあまり突っ込んでいかない。タイはあまり長時間走り回らない。青物ならいつまでも走るのだが。タイは一瞬の突っ込みを見せる。そのときに慌てたり、不意をつかれるとバラスことになる。
上の方の針にきていると思っていたが、下から2本目の青イソメにきていた。釣れたのは10時10分くらいで、潮変わりくらいの時間。ゆら〜っと海面 に上がってくるタイはいつ見てもいいもの。予想通りのいい型で
51センチ。今年3枚目の50センチオーバー。タイはオスみたいで少し黒っぽい。でもうれしい。
またその20分後アタリが。ゴン、ゴンと頭は振るが突っ込みを見せない。でも重い。タイみたいやけど何が釣れたんだろうと思いながら上げてくると、隣のラインと少し絡んでいた。重いはずだ。上がったのは38センチ。それを最後にポイントが変わり、またかけ下がりになった。結局それきりタイのアタリはなくなった。11 時から巻き上げる苦行をしていただけ。
底ばかり釣っていた人になんと伊勢エビがかかりました。ま、そんなのが釣れる人にはタイは釣れません。 釣りはひとそれぞれの好きなように楽しめばいいと思うけど。でもちょっと目障りかなぁ。今年64枚目にタイ(34、38、51) 。次は修行の船に乗ろうかな?


51センチを締めています(^0^)       今日のタイの釣果 、他にサバ3匹


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