−Map(優李が消えた焼却場付近地図です)

衛兵隊

衛兵隊隊員は現在、隊長および隊長を狙うドローネの精鋭部隊を追跡中。
隊員は隊長救助の為、ドローネとブイエの情報等を 衛兵隊 へ連絡されたし。 
緊急の場合、大佐若しくは伍長に連絡

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mark 現在情報   投稿者:伍長  時間2:59:24

2:40頃、用賀の焼却所付近ではやぶさタクシーから飛び降りて消えた隊長の安否は不明。 白のカローラに乗ったド・ローネも依然行方が知れず。白のカローラのナンバーは品川5×か××××。 はやぶさタクシーの運転手の情報及び時間を考え合わせると絹纏公園周辺に潜伏中と思われる。 情報求む!

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mark 用賀 ごみ焼却場前   投稿者:加藤  時間3:04:09

焼却場は現在稼動中です。はっきり分かりませんが、そこそこの人数がいる模様。
今の所おかしな動きなし。中にドローネがいるか手っ取り早く調べられる方法を思いついたので実行中。
(手段は良くはありませんが、非常時ということで・・・)
今、救急車と消防車が来ましたので、また後で報告します

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mark 卸売市場を捜索中   投稿者:石塚  時間3:05:29

砧の救急医療センターは物々しい警備です。その横は倉庫かと思いましたが卸売市場でした。そしてその奥に、ファミレス、自動車のショールームなどがあります。
卸売市場へは簡単に入れます。ですが、トラックの出入りがすごいし人もかなりいます。大きいですが、巨大な体育館のようで探しやすい場所です。隊長は目立つのでいればすぐ分かるはずです。例の組織の連中も同じです。
病院前、白いカローラが2台駐車。しかし、いずれもナンバーが違います。

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mark 大佐より伝言   投稿者:金森  時間3:06:29

周辺の深夜営業の店からは通報入らず。
砧の救急医療センターは、救急車等、絶えず外部との接触があることからドローネの部隊が封鎖する可能性は低いと推測する。また、隊長の性格から考えて、多数の人間のいる病院に潜伏する可能性も低い。同様の理由より卸売市場も可能性は低いと思われるが、時間を考えると逃げられる限度はこの辺りだろう。両方とも念の為慎重に捜索。潜伏先は焼却場の可能性が一番高いと思う。

その他、隊長のパソコンから偽造パスポート取得サイトへの履歴が発見される。詳細は調査中。 奴等は妖魔を使う。十分に注意し、できるだけ単独行動は慎め。

とのことです。
もう一つ、ドローネの件についてですが、隊長は奴らが妖魔を使うことぐらいしか知りません。

あと、隊長の装備は以下の通り。
@剣(対妖魔用) 竜の骨?の剣 詳細不明。
A防刃防弾ベスト(鉄板厚2ミリ、グレート3相当)胸部に材質不明による対魔法防御機能付の特別製
以上!

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mark 動く   投稿者:ブイエ本部担当  時間3:08:12

2:15、ドローネと親交の深い中国系マフィアの事務所へ魔法防御無しの一般回線(渋谷区内の公衆電話からと思われます)で電話が入りました。
内容は 『娘を捕らえたが逃がした。娘は新宿方面に逃走。#3』 です。
現在、彼らは呪術系を中心に手当たり次第人集めをしています。防御なし、オープンで一般回線です。
動きが恐ろしく早いです。何らかの行動を起こそうとしていた矢先に隊長の失踪情報が入ったのではないかと推測されます。
それともう一つ。幹部自身が直接連絡を取っている人物が数名います。こちらは幹部直通回線で魔法防御が作動している模様。こちらについては、傍受から情報が行きます。

2:40、衛兵隊全課に非常徴集がかかりました。新宿に集結中。成田と羽田に配置される隊員もすべてこちらに回されています。

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mark 隊長の動きは特定されていません!   投稿者:傍受  時間3:08:13

事務所に入った第一報ですが連絡通りの内容か、それとも全文が暗号で別の意味なのか不明です。注意してください!隊長の動きは特定されていません!新宿に絞るのは危険です!

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mark 東名高速 川崎   投稿者:宮元  時間3:08:19

3時現在、見つかっていません。村上が厚木に向かっています。

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mark 自転車集団爆走中   投稿者:西本@久方寮  時間3:03:37

新宿に向かってます。とにかく来いです!中野寮と久方寮の全員が各課の集結場所に向かってます。

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mark 何だ?   投稿者:安田  時間3:08:32

新宿です。中国系の奴ら10名程が事務所から出てきましたが、一斉に別々の方向へ走り出しました。

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mark 用賀駅周辺   投稿者:伍長の番犬1  時間3:09:31

3:05現在、異常なし。引き続き周辺を探索する。増援が着き次第、捜索範囲を広める

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mark 中国系幹部の傍受状況 (2:20〜2:40まで)   投稿者:傍受  時間3:06:27

2:15に『娘を捕らえたが逃がした。娘は新宿方面に逃走。#3』の公衆電話が入り、その5分後2:20魔法防御がかかりました。傍受に気づいたのかは不明。
現在幹部へ入ってくる情報は魔法で使う特殊な言語でそれを暗号化してデジタル処理したものを中継地点の変換装置を通し再度アナログ化し音声に変えて携帯へ連絡が入っています。

彼らはこういう時の為に予め共通鍵を用意していたと思われます。
中継地点へはその他無関係な情報も入ってきているので、場所の特定は不可能。しかし、声紋より3名の人物から幹部に連絡が入っています。
また、幹部が3人のうち誰に連絡を送ったのかも不明。中継地点の変換装置で全員に同じ情報が行っている事も考えられます。

とにかく情報量が少なすぎます。こちらには鍵がありませんから予測解析して音声出力しているので会話に不明な部分が多いです。
龍と森は、何らかの特定の内容を包含した言葉だと思われますが、今の所は不明。また傍受前提の囮情報も紛れ込んでいる可能性も大。

伍長、俺の言ってる意味分かりますか?分からなければ、下の文読んで連絡ください。

幹部の受信した情報は“受”で、幹部が送信した情報は“送”です。
なお、外部からの連絡者3名は〇と×と△で区別

天運は我等にあり。#3。   2:20:23送
了解。金の色は闇に隠せぬ。すぐに・・・・   2:22:54受
計画通り動く。   2:24:16受
×機は熟した。・・・次第、連絡する。   2:25:48受
了解した。天は我等に味方するだろう。   2:26:56送
予定通り・・・   2:33:19受
中つ森には時間が必要。足止めは出来る・・・娘はいる。   2:36:44受
場所は・・・森、龍を急げ。   2:37:31送
急を要す。連絡を待つ   2:38:21受
・・・にて発見。応援求む   2:40:44受
・・・に急行せよ。   2:40:57送

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mark 衛兵隊集結状況   投稿者:ブイエ本部担当  時間3:10:46

新宿への衛兵隊集結状況。現在34名。各所に配備中。

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mark 卸売市場   投稿者:伍長の番犬2  時間3:11:11

人が多すぎる。妖魔の気配、結界なし。トラップを仕掛けた。石塚とは会えず。世田谷通りへ向かう

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mark 手当たり次第   投稿者:佐藤  時間3:13:29

新宿区役所横です。中国系の下っ端が手当たり次第声を掛けてます。何やってるんだ?

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mark 救急医療センター   投稿者:伍長の番犬3  時間3:15:34

2:40頃、外国人が4名、救急医療センター前にて目撃される。トヨタのカルディナ、色はシルバー。番号は “品川さ××−34×3”
環8を北上して20号から新宿方面へ向かう。情報求む。
現在センター内に妖魔の気配無し。隊長の痕跡もなし。引き続き探索中。

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mark 無し   投稿者:斉藤  時間3:16:41

タクシー情報はありません!
南青葉駅で隊長を乗せた、はやぶさタクシーからも情報は入っていません。隊長を乗せた運転手は、厄介事に関わりたくなくて黙っているのかもしれません。

例のいたずら電話の犯人も分かっていません。

警察は本部からの根回しで、動きはぼちぼちですが迅速って訳じゃありません。
公開捜査の申し入れがありましたが、ハル君蹴りました。
今の時間では効果はありませんが、夜が明ければ効果は絶大ですよ。
大佐がハル君説得してますがあの様子だと難しいかもしれない。

それから、隊長の2つの携帯電話の発信着信は4件のみです。メールはありませんでした。
隊長の学校の子から掛かってきたのが3回、隊長がその子にかけたものが1回です。
しかし、部屋のモニターでは2回だけですから後の2回はバスルームかトイレでこっそり話したに違いありません。怪しいでしょう?

電話で彼女と話をしました。しかし、この子は学校の委員会の件で話しただけだと言っています。
その子は今、友人の所へ泊まりに行っているそうです。
秋田が警察と共に友人宅へ向かっています。
詳しい事が分かり次第、秋田から連絡いきます。

追伸:警察から入国管理局に隊長のパスポートのコピーがFAXされました。

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mark 100万!   投稿者:近藤  時間3:17:33

警察からです。ATMから100万円引き出されました!
家の南側のコンビニのATM機です。時間は1:50
家を出てから5分もかかっていません。あそこへ行くにはどう考えても10分はかかりますよ!時間的に不可能です。
それに2時頃俺がこのコンビニへ行った時は店員は何も言ってなかったのですよ?おかしいですよ!何かある!
とにかく!今からもう一度コンビニへ向かいます

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mark 発見?   投稿者:平林   時間3:18:09

未確認情報です。隊長らしき背の高い女が逃げています。場所はJR新宿南口です。今確認に向かっています。
伍長、西井さんが撃飛ばしてますよ!伍長に伝言です。「こちらは任せろって!」
何か分かり次第連絡入れます

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mark 中国系幹部の傍受状況 (2:40〜3:10まで)   投稿者:傍受  時間3:19:55

強固だった防御は、3時以降になると急に弱まりました。意図的?
幹部の送信は、連絡をよこしている3名に行き届くようになっているものと思われます。
尚、3人はそれぞれ独自で動いている模様。

花・・・森に移動、静か・・・はすばらしき・・・ 2:42:26受
・・・き森に龍を願う。・・・銀・・・と甘き泉には・・・ 中つ森に・・・・手配せよ 2:44:54送
・・・を追跡中。   2:48:03受
×龍は3・・・・・に向かわせる。   2:50:16受
花咲く森に・・・静かな森はすばらしき・・・娘かな。 2:54:18受
・・・らしき者は・・・もしそれが天使なら・・・   2:56:07受
柏の森は・・・中つ森は・・・   2:59:16受
×皆が集い、狩の場所を決める。場所は・・・の森   2:59:46受
天使は中つ森に舞い降りた。   3:00:27受
広き森へ追い詰めよ!  3:01:09送
気づかれぬよう、配備する。何処も欲は同じ。・・・が要る。  3:03:46受
配慮する!娘の死を知らしめる為には、効果的な死が必要  3:04:07送
半刻後、広き森へ。   3:05:51受
×探索中。   3:08:25受
龍は現在17名。  3:09:45受
龍は至急、配置急げ! 3:14:10送

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mark 焼却場   投稿者:伍長  時間3:20:06

焼却場内を警察と消防署が調査中。
今の所目立った動き無し。
引き続き情報求む!

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 「こ、これでいいですか?」
田口は掲示板に書き込みをすると坂本に尋ねた。坂本はパソコンを覗き込んで頷いた。
 「自動更新に、せ、設定しますか?」
 「いやいい。手動で確認する。」 坂本は返事をするとノートパソコンの画面を見つめた。

 「さ、坂本さん。」
 「何だ?」
坂本は画面を見つめたまま返事をした。
 「し、新宿は・・・お、囮でしょうか?」
 「多分な。」
 「で、ですよね。」 田口はほっとしたように言った。

 「さ、坂本さん。」
暫くするとまた田口は坂本の名を呼んだ。
 「なんだ?」
 「か幹部の、ぼ、ぼ、ぼ、傍受状況の意味・・・・わかりますか?」
 「そんなもの分かるか!さっき説明を聞いたがさっぱりだぞ!とにかく!3馬鹿が戻って来たら聞いてみるつもりだ。あいつらなら、何か分かるかもしれん。」
 「で、ですね。」
坂本は頷くと黙ってノートパソコンを見つめた。
暫くすると 「さ、坂本さん。」 と田口がまた声を掛けた。 坂本はウンザリした様子で田口を見た。

 「田口、今度は一体何だ?」
 「ど、どうして公園を探さないのでしょうか?お、お、お、俺、分からんのです。さ、さ、坂本さんは分かりますか?」
 「田口、俺に聞くな。石塚ならともかく俺に分かる訳がないだろうが!とにかく、理由は分からんが夜の公園は危険だとさ。」

 「何が分からんと?」

突然後部座席から聞こえた声に坂本と田口は慌てて後を振り返り、それが調査部の連中のうちの1人だと分かるとほっとした様子で坂本は 「脅かすな!」 と男に言った。
 「加藤は?」  「今環8の東側、上用賀方面を流して貰っている。で、そちらはどうだった?」
しかし男が首を振ったので坂本はがっかりした様子を見せた。

 「救急センターは身を隠すのはいい場所だが、あそこは無理だ。高橋の言う通り救急車がひっきりなしにやってくるし、封鎖したら大騒ぎになる。それにあの警備では絶対無理だな。」
それを聞いて田口が思い出して尋ねた。
 「せ、先週、す、す、杉並区の病院で、深夜外から人が入り込んで殺人事件があ、ありましたよね。そ、その所為でしょうか?」
 「それもあるな。だが厳重な警備の一番の原因は2日前から入院してるある人物の所為でな。」
 「政治家でも運び込まれたのか?」
 「さあな。とにかく、いつどこで殺されてもおかしくない奴らしい。SPと腕の立つのが大勢来てるぜ。」
 「企画立案課が警護に当たっていたのか?」
 「ウチじゃない、陰陽の木田島の奴らだ。知り合いがいた。」
坂本は少し考えて思い出したのか声を上げた。

 「ああ、あそこか!掲示板の目撃情報はそいつからだな?だが、信用できるのか?」
 「それは保障する。2:40頃、外人が3名、病院前道路脇にいたそうだ。」
それを聞いて坂本は考え込んだ。

 「優李がタクシーを飛び降りてからほぼ同時刻か。怪しいな。他に何か?」
 「彼等も気になったらしくて尾行したらしいが結局逃げられたとさ。環8を北上して20号から新宿方面へ向かった所までは分かっている。」
 「その中に隊長はいたのか?」
 「いや。女の気配はなかったと言っていた。」
男の言葉に坂本は驚いて尋ねた。

 「女の気配!気配で男と女の区別がつくのか?」
 「当たり前だろう。お前は男と女を間違えるか?」
 「お前、あのな・・・いやいい。お前らは本当に!便利だな。」
坂本は呆れたように言った。田口が口を挟んだ。
 「そ、それでは・・・た、隊長は?」
 「だから、ここの可能性が高くなるだろう?」
 「卸売市場は?」
 「あそこは隠れられない。オープンすぎる、人も居すぎる。あれだけ人が多くては隊長は目立ちまくりだ。まあ、トラップ仕掛けて来たし、隣には木田島の連中もいる、何かあればすぐに分かるさ。だから問題は・・・」
男は目の前のごみ焼却場を見た。

 「今、消防所と警察が来ているが・・・中に入って調べるか?」
 「いや、もう調べてる。」
坂本は男を見ると苦笑した。
 「・・・手回しがいいな。で、お前だけ戻ってきたのか。」
 「ああ。オレはちいっと気になる事があったんでな。」
坂本は怪訝そうに男を見た。

 「景品交換所の傍受情報だ。囮情報多数だぞ。」
 「分かるんなら教えてくれ。さっき傍受係りに説明されたが俺にはさっぱり分からくて。」
 「お前には分からんだろうな。」
 「で?何だこれは?森とか龍とか天使とか鹿とか・・・・」
 「さあ?オレにも分からん。」
 「お前は・・・・なんだそれは!分かるような口ぶりをして!結局お前も俺と一緒か!」

 「だから戻ってきたのだ。坂本、傍受係に連絡取れるか?少し聞きたい事があるんでな。ああ、お前の携帯じゃない。色々連絡が入るだろうからオレので掛けてくれ。」
そういうと3人組の1人は自分の携帯を取り出して坂本に渡した。