ロンドン・ロンドン・愉快なロンドン・楽しいロンドン

メイヤメイヤのロンドン滞在記

ロンドン初日 (7月24日)

 バンコクからロンドンまでは通路側の席だったので、割と楽でした。隣の2席はいかにもアジア風(勘では韓国の方?)の女性でした。朝食を終えた頃、女性の一人が「Japan ?」って声を掛けてきたので
 「そうです。韓国人ですか?」って聞くと、やはり彼女たちは韓国人でした。アジア人同士だとなんとなくどこの国の人か分かるものなのですかね〜?
 

 彼女たちは学校の先生で夏休みを利用して1ヶ月ほどヨーロッパを回るとのこと。羨ましい〜。おいらなんて実質3日ですよ、3日。1日仮病で会社休もうかと考えたのですが(そうすると都合9日間休めるから)、さすがにこのご時世クビになるとあれなので我慢しました。

 そうこうしているうちに飛行機は無事ヒースローに到着しました。韓国の彼女達も良い旅をー。

 さて、久し振りのパスポートコントロールです。英語が母国語じゃないところでは知ったかぶりしているので案外英語もそれなりに出てくるのですが、今回は英語が母国語のイギリス!緊張します、、、。果たしておいらのインチキ英語通じるのでしょうか?

 まあ、とはいっても難しいことを聞かれるわけじゃないのでたどたどしく何とか答えてると、、、

「何日滞在しますか?」
って聞かれたので
「3日です」って答えました。
すると係員が
「Why? Why short?」と予想外の質問を、、、。(かえって疑われたのかも、、、:大家)

「Because, I have a job」なんていうと

「どんな仕事してるの?」

更に意外な展開に、、、。(不法滞在して労働しないか、チェックしてるのね、、、:大家)
「いやあ、かくかくしかじか、、、」なんていってると

「会社の名前は?」まで聞かれちゃいました、、、。

「多分知らないだろうけど、、、」

って答えましたが、こんな質問されたの初めてです。からかわれやすい顔してるんですかね、、、。まあ、会話が出来たから良かったんですけどね。

 ヒースローについてからはPiccadilly line という地下鉄に乗って Hammer smith駅に向かわなければいけません。そこで先にロンドンに来ているけいこさんと待ち合わせです。けいこさんは既に1週間ぐらい前にロンドンに来ていてお母様と一緒に湖水地方などを堪能したみたいです。いいな。

 さて、地下鉄の駅を探しているのですが、なかなか見付かりません、、、。けいこさんに電話をして聞こうかとも思ったのですが、これぐらい一人で探さなきゃ!と思いテクテク歩いてみることにしました。

 でも、何だか駅に辿り着けそうにありません。空港の真ん中で地球の歩き方とか読んで調べてもいいのですが、そんなおのぼりさん見たいなことしていると悪いエジプシャンに声かけられたりしそうなので、ひたすら歩いてみました。ロンドンじゃそんな心配は無用ですかね?

 そんなことを考えながら歩いてると警察官らしき人を発見しました。おお!助かった。教えてもらおう!って感じで結局その人に聞いて教えていただきました。なるほど、そうだったんですか。ショクラン!じゃなかった サンキュー ベリー マッチですね。

 地下鉄の駅に着くと今度はチケットを買うのに人が並んでいます、、、。これが本場の「cue」なのですかね?(←一応飛行機で地球の歩き方とか読んで少しは勉強したので、、、ちょっと使ってみました)

 どうも、様子を見ているとコインを持っている人はスムーズに券売機で券を買えているみたいなのですが、お札の人が列をなしているみたいです。

「ってことはおいらもコインがないのでこの列に並ぶのかな?」
って勝手に判断して列に並んでいました。でも、結構待ちそうですね。
「この列でいいのかな〜?いいんだよな〜」
なんて思いながら、なおも待っていると係員らしき人が歩いてました。係員の人に私から話しかけたのか、向こうから話してくれたのかちょっと忘れましたが、いずれにしても
「Hammer smith に行きたいんですけど、、、」
っていったら
「窓口で両替して、あの券売機でチケットを買ってください。値段は**です」
って教えてくれました。ってことはこの列は関係なかったのね、、、。ああ、、、。

 教えられたとおりに窓口に行くとあっさりコインに両替完了し、チケットもあっさりゲットできました、、、。何だ、こんなに簡単だったんですね、、、。何かエジじゃ遠慮なく人に聞きまくるのですが、先進国、ロンドン、多少ビビってるんですね、、、。

にしても、ロンドンの人は嘘教えませんね。さすが!

いや、エジじゃね、色々あるんですよ。「職員だから?」なになになめちゃいけません。

エジじゃ職員さんだって安易に信じると下手打ちますからね!

 さあ、ロンドン初地下鉄です!車内はきれいですが、新聞が散乱してます。後から聞いた話では、これはただで置いてある新聞ということでした。へぇー、すごいですねー。

 Hammer smithに到着して電話をすると程なくしてけいこさんが迎えに来てくれました。いやいや、お久し振りですね〜。お世話になります。
 

 ロンドンではけいこさんの元ルームメイトのみきこさんの家に泊めていただけるということで、みきこさんの家に向かいました。みきこさん、見ず知らずなのにすみません、、、。

 でも、ロンドンはホテル代かなり高そうなので、正直助かります。

 みきこさんはお仕事に行っているという事で、荷物を置かせていただき、スーツに着替えました。一応卒業式ですから、いつものTシャツに短パンってわけにもいきませんから、、、。

 着替えてしばらくして出発です。けいこさんのお母様と合流して式場へ向かいました。式場は国会議事堂やロンドンアイの近くにあるロイヤルフェスティバルホールです。何だか由緒正しそうな名前ですね。同じロイヤルでもエジのマックにあるロイヤルマクドナルドバーガーとは全然違います。
 

 けいこさんはガウンを着たり写真を撮ったりと忙しそうです。ご卒業おめでとうございます!式場にはアジア系や中東系、そしてインド系など様々な人たちがいるみたいです。

いやぁ、多国籍ですねー。

 隣ではどう聞いてもアラビア語(しかもエジプト方言)にしか聞こえない言葉も耳にしました。おお!エジプト!懐かしい!と思って話かけたかったのですが、私の話すエジプト語は多分かなり庶民エジプト語なので、こんな高貴な場所にいるエジプト人には会わないだろう、、、と推測して止めました。英語で答えられても悲しいし、、、。

 さて、少し落ち着いた私はどうやらビールが飲みたい模様です。その様子を察してくれたのか、けいこさんが「ビールでも飲む?」と声を掛けてくれたので私は即「はい。飲みます!」と返事しました。いやあ、昼間から異国で飲むビールはうまい!幸せです。

そんな感じでくつろいでいるうちに式が始まるということで中に移動しました。式は非常に興味深かったのですが、なんせ私は英語がちんぷんかんぷんなので、、、。ということで、けいこさんのお母様に時々教えてもらいながら、何とか式を終えました、、、。やっぱり英語って大切ですね、、、。
 

 式が終わり、少し休憩した後、仕事の終えたみきこさんと合流です。

 夕食はみきこさんがお勧めの中華屋さん予約してくれているみたいです。どうも、イギリス料理はお勧めじゃないみたいです、、、。私は、結局3日滞在した中でイギリス料理っぽいものを食べたのは2日目にパブで食べた蒸かしたジャガイモにツナをかけたもの一品だった気がします、、、。まあ、あれ食べたらあえてイギリス料理食べなくても、、、って思ったのも事実ですけど、、、。

 さて、この中華料理屋さん、入った時点で既に満員でした。お客はイギリス人やらアジア人やら色々混ざっているみたいです。素敵ですね。ちなみにレストランの名前は忘れましたが多分 Royal China の向かいのお店だったなんていってた気がします(違いましたかね?)。

 しかしこのお店、ロンドン在住のみきこさんのお勧めらしくかなり美味しいです。残念ですが、セシルの中華は負けた気がします、、、。残念、、、。

 2時間ほど美味しいお食事とお酒を堪能した後(お食事はけいこさんの卒業お祝いってことでけいこさんのお母様がご馳走してくださいました。ハムドリラーです)、ブラックキャブでみきこさん邸に戻りました。タクシーもすごいお洒落ですね〜。何でもエジと比較すると大家さんに呆れられそうですが、ちゃんとミラーも付いてるし、エアコンも効いてるんですねー。ちなみにお金はメーター通りでいいんですって!まあ、エジでたまに乗るタクシーは緊張感があって嫌いじゃなかったんですけどね、、、。(エジのタクシーの内装:大家)

 みきこさん邸に戻り、まずはお土産チェックしていただきました。折角なので割と多目に買ったつもりだったのですが、美規子さんは予想以上に大喜び(感涙に咽び泣くとはこういう状態を言うのでしょうか?といってもいいぐらい)してくれて、お土産もお土産冥利に尽きたことでしょう。豚まんも気に入っていただいたみたいです。大家さん、アドバイス ショクランです。ラーメンも美味しく食べてくださいねー。

 って感じで、その後も絶好調に夜は更けて行きました、、、。みきこさんは明日仕事だっていうのに遅くまで付き合っていただいてすみません、、、。さあ、明日に備えて寝ないと、、、。
 


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