夕刻にSCFのゲストハウスの近くにある、岡山に本部をおく医療NGOであるAMDA(アジア医師連絡協議会)の診療所に挨拶に行く。
ここでは、キャンプの外で難民および地域住民を対象に医療活動を行っていた。この地に、日本の存在があるのは素直にうれしかった。
幸い、ゆきさんというコーディネイターがいて、お話を聞くことができた。サリーを着こなし、おへそを出して、なかなか土地に馴染んでいる。日本から派遣され、現地で文化の違うネパール人の医者やスタッフと調整をしなければならず、気苦労も多いようであったが、全身からは情熱があふれていた。