エクセル実践塾 > 特集「条件付き書式」

条件付き書式を使って、 日曜日の列だけを塗りつぶす

 

WEEKDAY関数による条件式を使えば、日曜日のセル範囲だけを塗りつぶせます

日付から曜日を判断するには、WEEKDAY関数を使います。その引数の「種類」を2にすれば、日曜日を7で表すことができます。

はじめは狭い範囲で、条件付き書式が正しく機能することを確認します。そのうえで、条件付き書式の範囲を広げる方法がオススメです。

Excel 2013/2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合

 

@表示形式を「d(aaa)」でユーザー定義して、日にちと曜日を表すようにします

日付を入力するのは1日だけです。2日以降は、1日のセルに1足す数式で表すことができます。

作例では、2日を表すD1セルには「=C1+1」という数式が設定してあります。3日以降は、その数式をコピーして使っています。

 

A一週間分のセル範囲を選択します

条件付き書式が正しく機能するかどうかを確認しやすいよう、はじめは狭い範囲で条件付き書式を設定します。

B「書式」メニューから「条件付き書式」を選びます

C「数式が」を選びます

D数式入力欄に、「=WEEKDAY(」と入力します

 

E選択中のセル範囲の、左上隅に位置する日付セルをクリックして、そのセル番地を数式に追加します

FF4キーを押して、行番号のみの絶対指定に変えます

$の付いた側の番号が絶対指定になります。行番号のみの絶対指定は、数字の前に$が付いている状態です。

列番号の絶対指定を解除するのは、他の列にも同様の条件付き書式を設定するからです。列番号が絶対指定になっていると、他の列のセルもC1セルを参照してしまいます。

Gセル番地に続けて、「,2)=7」と入力します

WEEKDAY関数の書式は、「WEEKDAY(シリアル値,種類)」となります。この引数の「種類」として2を指定すると、日曜日は7で表されるようになります。

ですから、「=7」として、WEEKDAY関数式の結果が7になる場合に、指定した書式が適用されるようにします。

H「書式」ボタンをクリックして、日曜日の列の塗りつぶし色などを設定してから、「OK」ボタンをクリックします

I設定した条件付き書式が正しく機能することを確認します

J条件付き書式を適用する範囲全体を選択します

スクロールバーで範囲の右下隅のセルを画面に表示し、そのセルをShiftキー+クリックすると、範囲全体を簡単に選択できます。

先ほど条件付き書式を設定したセル範囲も、この範囲指定に含めます。

K「書式」メニューから「条件付き書式」を選びます

L選択中のセル範囲に含まれる既存の条件付き書式が表示されるので、それを確認して「OK」ボタンをクリックします

M選択中のセル範囲に、同じ条件付き書式が設定され、日曜日の列だけが塗りつぶされます

 

DMM.com CD&DVD、コミックレンタル

ソースネクスト

NEC「得選街」

関連する他のページ

土曜日と日曜日の行を色分けしたい
条件付き書式を使えば、自動的な色分けが可能です