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無線機そのものの自作は多くありませんが、付加装置(アクセサリ)はたくさんあります。 ここでは、そういった作品を紹介します。 |
この項目のINDEX(下線のあるものはクリックすると、その作品にジャンプします) |
PC音声インターフェィス(その1) | PC音声インターフェィス(その2) | PC音声インターフェィス(その3) |
PC音声インターフェィス(その4) ただいま製作中! |
SkypeでPTT しちゃうぞ | Tiny−Trak3(超小型) | PIC−TNC (超小型) | 無線設備の遠隔操作I/F ただいま製作中! |
PICNICローテータコントローラ (衛星通信用) |
超小型DTMF発振器 | DTMFでビーコンを返す装置 (準備中) |
VX−2用メモリ編集ケーブル |
Docodemo−Sky−WiRES (VoIP無線のページにジャンプ) |
ハンディ機用CW−ID装置 | 携帯電話と無線機をリンク (準備中) |
特小トランシーバ延長装置 ただいま製作中! |
TNC−210をUSB対応に (準備中) |
50MHz AM,CW QRPp トランシーバ (準備中) |
7MHz CW QPRp送信機 (準備中) |
TV共聴システム用FM変調器 (準備中) |
SSTV、RTTY等用パソコン音声インターフェィス |
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その1、 VOX/シリアルポート切替タイプ(固定機用) |
その2、 VOX専用、電源不要タイプ(ハンディ機用) |
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その3、 USB接続タイプ(ハンディ・モービル機用) |
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その4、 USBケーブルだけで接続するタイプ、リグ2台切替、遠隔操作対応型(固定シャック用) ただいま製作中! |
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SkypeでPTTしちゃうぞ |
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これはフォーンパッチの一種で、離れたところにある無線機に対して、音声をIP電話ソフト「Skype(スカイプ)」でやりとりする装置。無線機の場合に問題となる送受信の切替えをVOXではなく、低い周波数のトーン信号の有無で行う。(トーンスケルチと同じ範囲の周波数を使う) Skypeは数あるIP電話ソフトのなかでも周波数特性が良好で、回線の状態がよければ50Hzから8kHz程度までは十分に伝わる。 このことに着目して、送信する時には77Hzまたは88.5Hzの低周波トーンを、マイクの音声とミックスしてSkypeで送り、無線機のある側ではこれを検出して無線機を送信状態にする。音声信号と低周波トーン信号を分離するため、OPアンプによりLPF、HPFを構成する。 Skypeにはエコーキャンセラ機能(スピーカからの受話音がマイクに回り込んでエコーのように聞こえるのを防ぐ機能)があり、これを無効化することができないので、無線機側で受信されるトーン信号のレベルが一定しない。遠隔操作側でトーン信号を送出しても、受信側でうまく検出できないこともある。そこで送受信が切替えできたことを遠隔操作側で確認できるよう、8ピンPICで簡単な回路を組み、受信→送信切替時には「ピッ」と高い音を、送信→受信切替時には「ポポポポ」という低い音が遠隔操作側に聞こえるようにしている。特小無線機で実験した結果では、Skypeの音声レベル調整を適切に行うことで、おおむね良好な結果が得られた。 なお、これをアマチュア無線に適用する場合には不特定多数からの着信を排除し、あらかじめ許可された相手(アマチュア無線家であること)からの着信のみ受付けるようにSkypeのプライバシー設定を行う必要がある。 |
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装置(無線機側インターフェイス)の外観。 パソコンの音声入出力端子と無線機のマイク、スピーカ端子およびPTT制御線をつなぐ。 ケースはタカチのYM−90を使用してコンパクトにまとめた。 |
無線機インターフェィスの内部。前面パネルにはパソコンのマイクとスピーカ端子へつながる3.5φジャックがある。 トーンを検出してPTTを表示するLEDだけのシンプルな配置。リアパネル裏側にはあとから追加したスタンバイピー用PIC基板が貼りつく。 写真をクリックすると拡大します |
内部をリアパネルから見たところ。左がDCジャックで、不要になった携帯電話の充電器 (5.6V前後)が使える。中央が無線機接続用の6PミニDINジャックで、ピン配列はモービル機のDATA端子と同じにしてある。 ICは左がトーンデコーダLM567、右が状態変数型フィルタを構成する安価なクワッドOPアンプのLM324。 |
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遠隔操作側のパソコンにはマイクの声にトーンを重畳して送るための専用のハンドマイクを作ってみた。 頭のボタンを押すと内蔵の発振用ICに電源が入り、低周波トーンが重畳される。 ケースはタカチのSW−44で小さくまとめてみた。 |
トーン発振器つきハンドマイクの内部。セイコーのS7116Aというトーン発生用ICを使う。 (現在ではほとんど入手困難のようです) 周波数は77Hzと88.5Hzが選べるようにした。ICの電源はボタン電池LR44×2。ホルダは単5用を改造した。コンデンサマイクの電源はPCのマイク端子に出力されているものを使うためマイクは常時生きている。 写真をクリックすると拡大します |
左記のトーンマイクを使用しなくても、遠隔操作側PCで何らかの方法でトーンを発生させて、PCサウンドのミキサーデバイスで録音(Skypeのマイク)信号にミックスしてやれば同様のことができる。 発振器のフリーソフトとしてはEfu氏制作の、WaveGeneがおすすめ。 ↑ここからダウンロード。 |
Tiny−Trak3 (送信専用GPSーAPRSビーコン発生器) |
詳細は別冊CQ−HamRadio No1、P30をご覧ください。 当局ではこれを可能な限り小さく作り、タカチのSW−55 というケースに収めてみました。 |
回路図、プログラムはDK7INのサイトから |
PIC−TNC (APRS用簡易型TNC) |
詳細は別冊CQ−HamRadio No1、P33をご覧ください。 当局ではこれを可能な限り小さく作り、タカチのSW−55 というケースに収めてみました。 |
回路図、プログラムはFoxDigiのサイトから | ||||||||||||
PICNICローテータコントローラ (衛星通信用) |
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トライステート社(http://www.tristate.ne.jp)から出ているPICNICを用いて アンテナの方位角と仰角をコンピュータ制御するインターフェィスです。 |
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超小型DTMF発振器 |
VoIP無線(WiRES、Echolinkなど)にアクセスするためにはDTMF信号の出せる トランシーバかDTMFマイクが必要です。こうしたものが付いていないリグでVoIPに アクセスするための外付けDTMF発振器を作ってみました。小型スピーカを内蔵して おり、マイクに近づけてボタンを押すだけでDTMF信号音を送信することができます。 |
VXシリーズ用(VX−8を除く)メモリー編集ケーブル | ||||||
スタンダード(現YAESU)のハンディトランシーバ「VXシリーズ」は、高機能で堅牢なことから人気が高いトランシーバです。 メモリーも非常にたくさんあり、本体だけでは管理しきれないことから、クローン機能を使ってメモリー内容を編集するソフトが 外国のアマチュアによって制作され、フリーウェアとして公開されています。私もVX−2を持っているので、 Web上に公開されている情報をもとにスピーカマイク端子につなぐインターフェースケーブルを自作してみました。 VX−1,2,3,5,6,7に使えます。 |
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ハンディ機用CW−ID装置 |
マイクロ波をやっていると、アンテナのビーム合わせに時間を要し、コールサインを含む変調信号を 送信し続けるようなモノが欲しくなります。多くの先輩方がPICを利用したCW−ID装置を使用してお られますので、私もPICの勉強を兼ねて作ってみることにしました。 |
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