VoIP無線 WiRES#6033
VoIP無線の中でもWiRES(ワイヤーズ)が中心です。飛騨市では唯一のノード局です。
カバーエリアは飛騨市古川町(ほぼ全域)、高山市(旧高山市と国府町)の一部です。
乗鞍スカイラインからは当局が見通しになります。飛騨地域へお越しの際はぜひご利用ください
WiRESって何?という方はこちら(YAESUのサイトへ)
現在稼働中のノード局を調べるのはこちら
ノード番号:6033  運用周波数:430.86MHz 
トーンスケルチ:88.5Hz    出力:5W     
運用時間  主に土休日の8:00頃から20:00頃まで
ノード局の稼動中は、15分ごとにID(アナウンス)が流れます。
QSOルームは開設していませんが、岐阜の0906ルーム(Gifu−WiRES Ham Club)につないでいることが多いです。 
別ルームへの移動、ノードtoノード接続は制限しません。ご自由にお使い下さい。(切断後は自動的に0906ルームに戻ります)

現在接続中のルーム切断は「*」、接続状態の確認は「#6666D」です。ただし、ルーム利用者に迷惑となりますから、DTMF 
コマンドの送信は必要最小限にお願いします。                                                
JN2FNAにはシャックが2つあり、メインはガレージ2階ですが、母屋にサブシャックがあって、こちらにWiRESノード局を設置しています。
WiRESはもともと、ノード局とは別の局(ユーザー局)が無線機を使って電波でアクセスするシステムですが、これだと自分で開設したノードにアクセスするときでも別に無線機が必要となり不便なので、マイクとスピーカを直接HRI−100に接続して音声をやりとりするインターフェィス、「どこでもワイヤーズ」が、東京WiRESハムクラブ(JQ1YDA)によって開発されました。(詳しくはCQ誌2004年8月号参照)
さらに、WiRES用のユニークな付加ソフト・ハードを開発し続けておられる福島県のJM7MUU、本田氏によって、SkypeとWiRESを結合した「スカイヤーズ」こと「SkyWiRES」が作られ(ソフトは同氏の開発された「WiRES−Chat」に含まれています)、自宅などに立ち上げておいたノード局にSkype経由で接続する方法で、ノード局まで電波を飛ばさなくてもWiRESに参加できるようになりました。ということはスカイプをインストールしたスマートフォンからもWiRES網に参加できるわけです。(スマフォ持ってないけど)
JN2FNA #6033ノードは、「どこでもワイヤーズ」と「スカイヤーズ」の機能を一体化したインターフェィス装置を独自に開発して使用しています。名づけて「どこでもスカイヤーズ」。
ノード用無線機は中古で手に入れたFT−8800。
その下にあるのが「どこでもスカイヤーズ」のユニット。
写真のように竹のものさしを手前に伸ばし、その上に置いた小型USBカメラが操作パネルを監視しています。
リグは出力5Wで運用していますが、QSOルームに接続していると送信時間が長くなるためとても熱くなり、安全のため後部に放熱用のファン(40mm角、マルツで購入。ただし無線機メーカー純正でない汎用部品)を設置しています。                    
ノード用PCはWinXPが出たばかりの頃の古いFMV-Biblo。
WiRES自体の処理はそれほど重くはないが、Skypeビデオ、VNC、DDNS、ウィルス対策ソフトなどが同時稼動しており、処理が重く起動に5分ぐらいかかります。とくにウィルス対策ソフトがパターンファイルの肥大化で重たくなるばかりです。
メモリを512MBに増やしたが、期待したほど効果はなし。
それでもインターネットへの接続がADSLだった頃はパケットロスが多くてQSOルームへの接続がしばしば切断されていましたが、光回線にしてからはそういうことはなくなりました。 
           


写真をクリックすると拡大し,説明を読むことができます。

「どこでもスカイヤーズ」の外観。
HRI−100も内蔵してしまった。

こちらはリアパネルの様子

ノードPCの周辺はUSBケーブルだらけ

どこでもスカイヤーズの内部写真

自作基板の拡大写真

Skypeでノード無線機を監視中

  

ノード局の立ち上げや終了も遠隔操作で
イーサネット経由でI/O制御が簡単にできるPICNIC(ピクニック)を用いて、PCとリグの電源も遠隔操作できるようにしています。インターネットに接続されたパソコンや携帯電話のWeb画面上からコントロールします。
PICNICについてはトライステート社のWebに詳しい解説があり、秋月電子からキットが販売されています。

左の基板は、イーサネット経由でI/O制御ができる「PICNIC」Ver2。
PIC16F877とLANコントローラIC、RT8019AS(通称かにチップ)が載っている。
携帯電話のWeb画面でも操作しやすいようにファームウェアをI-Mode用に変更している。
PICNICだけではセキュリティが甘いので、もうひとつPICを追加して、一定時間内にきめられた操作を完了しないと作動しないようになっている。
新しいPICNICはパスワードがかけられるらしいが、手持ちに古いPICNICが何台もあったのでそれを生かした。
PICNICのA/D変換入力を活用して、シャックの室温および、パソコンの内部、リグの放熱器の温度がわかるようになっている。
きちんとしたケースを作るまでとりあえず
100円ショップのケースに収めてある。
右下の押しボタンSWは手動でリグの電源を操作するためのもの。