(H12.9.22 埼玉県日高市・日和田山追加)
 
 
大雪山の入り口・黒岳にて(1995年7月) 

普通なら登山とか書くのが当然ではあるが、「登山」と限ってしまうと大雪山の黒岳に登ったくらいしかネタが無くなってしまうので、単に「山」なのである。
これならば自力でなくて車で上がろうが、ロープウエーで上がろうが構わない
訳でネタは多くなる。(笑い) 

一番最初の登山というのは中学1年の頃だったと記憶している。登った時は2番めで降りる時は1番だった。
あまり勢いをつけて降りてきたものだからスピードが付いてしまい、止まるのに苦労した覚えが有る。
名前も忘れてしまったが1時間程度は掛かったと思うので、そこそこ登山気分を味わえる山だったと思う。  


鐘撞き堂山(かねつきどうざん)
埼玉県の寄居町という所に有る山。標高は330mと、いくらでもなく、最初のうちは平地を歩いている感覚である。
30分くらいで登れるが最後の坂が意外と効いて、登り切ったらメマイがした。
坂が有る程度で初心者でも登れる山なのでハイキング程度である。  

金山(かなやま)
群馬県の太田市に有る、金山城址(足利尊氏の時代の新田義貞という武将の居城が有った場所)で標高は200 m程度の山。
どちらかというと車で上がることが多いのだが、一度だけ無線のFOXハンティングというゲームで下から歩いて上がった。舗装されているし30分くらいで上がれるのでハイキングコースである。(歩いて上がる人は滅多に居ないが..)以前は1ケ月に一回くらいは無線をやりに通ったものである。頂上にはアマチュア無線の430MHz帯のレピーター(中継器)も有る。
話によると国土地理院には「山」として登録されていないらしい。
そのせいか詳細な道路地図でも「金山城址」としか記載されていない。2000年以降には「山」として申請の予定とか?

群馬県太田市金山(中央は展望台)


物見山(ものみやま)
埼玉県の東松山市に有る、別名「岩殿山」という標高136mの山。「山」というよりは丘みたいな物だが..
ここも無線をやりに何度となく通った。
近くにミニ動物園的な所が有ったりするのと、JARL埼玉県支部主催のFOXハンティングの会場になったことも有って上がった。
春はツツジの名所でもある。なお展望台は老朽化のため現在は立ち入り禁止になっている。

  
東松山市・物見山 頂上に有る展望台


蓑山(みのやま)
埼玉県の秩父市に有る。「美の山公園」の山。標高587mの山。
ここも無線をやりに何度となく行った。春には桜の 名所として有名な所でもある。
どちらかというと山桜が多いのだが、桜のシーズンともなると駐車場に置ききれず道 路脇にまで駐車する車が出る程である。頂上にはテレビやFMの中継所が有る。会社の無線クラブで何度かFOXハンティング(発信機を隠して受信機で探し出すゲーム) をやったりもした。
桜は4月中旬から5月上旬が見頃で、珍しい緑色の桜の「御衣香」(ぎょいこう=御衣黄とも言う)というのも有る。
それ以外にもツツジ(5月、3500本)や紫陽花(6月下旬から7月中旬、3200本)も見逃せないそうだ。


蓑山(美の山公園)の頂上付近に有る展望台


堂平山(どうだいらさん)
埼玉県の比企郡小川町と都幾川村(ときがわむら),秩父郡の東秩父村の一町二村に跨がる山で標高は876m。
都幾川村は平成18年、玉川村と合併で「ときがわ町」になった。

頂上には国立天文台の観測所が有った。(平成12年に閉鎖)夜間は手前の駐車場から上は車の出入りは禁止されていた。
無線をやりによく行ったものである。東秩父村からのルートは定峰峠という桜の名所を通り、桜の季節には花のトンネルの下をくぐって行くことになる。
休日ともなると駐車場にはアンテナを付けた車が必ずと言ってよいほど停まっている。
ここから近くの「丸山」だとか飯能の方への「奥武蔵グリーンライン」等も有りハイカーも多い。
下の都幾川村(現在は「ときがわ町」)からは近くの白石峠までバスが走っている。

頂上の観測所は現在は町営になっており、宿泊も可能。
ここの91cmの反射望遠鏡は開設当時は国内で二番目の大きさを誇ったそうだが、夜間の市街地の照明が明るくなるにつれて満足な観測が出来なくなったため廃止されたとのこと。
宿泊等の詳細はホームページ

なお、天文台の近くの駐車場は長居をする場合には駐車代(平成19年の時点では一日500円)を徴収されるので要注意。


堂平山頂上の旧・国立天文台の観測所(現在は町営)


黒岳(くろだけ) ’95年7月
北海道の屋根、大雪山の層雲峡側からの入り口になる山である。
これもどちらかというと7合めまでは機械の世話になっているので「登山」というのはイカサマな気もするのだが..
旭川から層雲峡に行った際に,帰りのバスまで時間が有りすぎるため話のタネにと登った。

5合めまではロープウエーで5合めから7合めまではリフトである。(五合めの標高は1,300m)7合めで降りると「熊が出るぞー」の世界である。
冗談抜きで「熊出没注意!」の世界なのだ。実際問題,立て看板に熊に会った場
合の対処法とかが書いてあるので思わずビビってしまう。
2Km,1時間程度で頂上に立てるが
、行った時は寝不 足もあり10分もしないうちに息切れを起こし、帰ろうかと思ったが半ば意地になって頂上に立った。
雨に降られ、喉は乾いても水は無し。7号めまで戻ってジュースを買って飲んだが、あの時はジュースが千円出しても惜しくないと思ったくらいだった。
ジーンズに折り畳みの傘を差す等、登山の常識を外れた行動では有ったが...

標高は1,984mであり、大雪山の縦走ルートの入り口の山でもある。入山時には7合目にある営林署? で入林届けに記入する必要が有る。
登山道は整備されているが所々、段差の大きい所も有り降りる時は注意しないと足を痛める虞がある。
登山道の途中ではシマリスが愛くるしい顔を見せてくれ、9合め付近の「お花畑」では黄色いチングルマという花が満開だった。
頂上を下りた近くには「石室」という所も有ったが、上りで疲れてしまったので行かずに下山してきたが、下りる際に段差の有る所で足を痛めたらしく10日くらい足が痛み、よほど医者に行こうか と思ったくらいである。
今まで登った中では最高にキツかった、観光気分で登るには一寸厳しい山である。
教訓、山に登る時は準備を怠りなく、観光気分で上らないこと。

  
大雪山の黒岳から雪室(北鎮岳方面)を見る


大頭森山(おおずもりやま) ’95年
山形県の大江町に有る標高984mの山。ここから無線をやっていた人が居て機会が有ったら登ってみようと思っていた。
頂上のすぐ傍まで車で行ける。トレッキングシューズを買ったので試してみたくて、よりによって台風が近づいている日に行った。
頂上まで700mと書いて有ったので「黒岳」に比べれば楽勝と思って登ったのだが、階段を上がっているうちに気持ちが悪くなり、吐いてしまった。
何とか登ったが雨で景色も見えず、何のために来たのか 判らなかった。駐車場で無線をやって帰ってきた。  

刈田岳(かっただけ) ’95年
山形県と宮城県に跨がる「蔵王」の「お釜」の傍に有る山。標高は1758m。無線をやりに、よく近くの駐車場に行った。
蔵王エコーラインを経て有料の蔵王ハイラインを上り、駐車場からは歩いて、いくらでも無く頂上に立てる。

頂上には神社が有る。この程度は登山の内にも入らない、「山」歩きである。駐車場の近くには売店が有り、郵便ポストも有る。
 
蔵王・刈田岳の「お釜」

赤城山(あかぎやま)
群馬県に有る「国定忠治」で有名な山。標高は1000m以上は有ったと思う。車の免許を取り立てのころ初めて行った。
カローラ(AE70)のMT車で3速で上がらず焦ったが、2速に入れたら上がったという、今では笑えない思い出が有る。
しかも行きは有料道路じゃなくて旧道を通り、帰りは有料道路を通るのが普通なのに、行きは有料で帰りは無料の方の道を降りてくるなどというバカな事というか無茶をした。
(旧道は道も狭くカーブも多いのでスレ違うのが難しい所も有るのに、初心者マークで無茶をしたものである。
本当 に「めくら蛇におじず」である)


有珠山(うすざん) ’97年6月
北海道虻田郡。洞爺湖の近くに有る、標高は735mの火山。以前、突然噴火して有名になった山である。
昭和新山(標高407mの火山)も近くに有る。話のついでに昭和新山の麓から出ているロープウエーに乗って上が った。
今でも噴煙を上げている活火山である。(2000年に再噴火)


有珠山(’97年6月)


函館山(はこだてやま) ’92年5月
ご存知,「100万ドルの夜景」を見る観光スポットである。標高は334m。ロープウェイで3分で上がれる。
ゴール デンウイークに2度ほど行ったが風が強く寒かった思い出が有る。
夜景は本当に綺麗なので是非とも見て欲しいものである。
頂上には放送局の中継所か何か、アンテナが有った。


函館山から函館港方面を見る(’92年5月)


藻岩山(もいわやま)
札幌の郊外に有る山。標高531m。札幌に行った際に元の職場の上司だった人に連れて行ってもらった。
頂上には展望台が有り、ここから見る札幌の夜景も中々の様である。

 
藻岩山から見る札幌市街


鳥海山(ちょうかいさん) ’95年8月
出羽富士,秋田富士等と称される東北第二の高峰,秀峰である。
標高は2230m。天気の良い日は「鳥海ブルー ライン」という有料道路から「影鳥海」と言われる、日本海に映る鳥海山の景色が見られるそうであるが、生憎と私が行った時は雨が強く霧が深くて何も見えなかった。
有料道路の料金所で『今日は景色が見えないんですけど良いですか?』と申し訳無さそうに言われたが、景色を見るために上がるのでは無くて無線をやりに行くのだから構わないとばかり走ったものである。
5合目あたりの「鉾立」という登山口から登ってみようかとも思ったが、『一人では登らないこと』等のような注意書きがしてあるのを見て、天気も悪いし万一のことが有っては大変と引き返してきた。
無線では新潟を出港して小樽に向かうフェリーの中から無線をやっているという人をはじめ10局くらい交信できたが、「影鳥海」が見られなかったのが残念である。  

鳥海山の5号目・象潟(きさかた)の鉾立(ほこたて)
登山口(’95年8月)

鳥海山・鳥海ブルーラインの通行券

蛇足ではあるが、山形県の山辺町(やまのべまち)という所にも同名の山が有り、こちらは俗に「小鳥海」(こちょうかい)と呼ばれている。ここも車で無線をやりに上がった。写真は「その他の山形」を参照。


大岩山(おおいわさん)
栃木県の足利市に有る。標高は417m。近所の無線仲間が頻繁に移動運用に行っていたので行ってみた。
標高は、あまり高くないし無線をやるにも東の方しか出来なかった記憶がある。
帰り道でスレ違い時に相手がモタモタしていたので、仕方が無いヤツだと思って左に寄ったら側溝(U字溝)に脱輪して地元の無線家に助けに来てもらった。
それ以来、気分が悪いので行っていない。このお蔭で車(ホンダのインテグラ)の足回りを狂わせてしまい、買い替えが早まってしまった。93年頃の話か?


唐沢山(からさわさん)
栃木県の佐野市に有る。頂上には神社が有り、一度だけ無線をやりに寄ったが先客?が居り、邪魔しても悪いと思い早々に引き上げた。


日和田山 2000年9月
埼玉県の日高市に有る。標高は305m。平成12年の9月に巾着田に彼岸花を見に行った際に、たまたま臨時駐車場とのことで車を停めた所が、ここの登山口の近くだったため登ってみた。
駐車場の近くで栗か何かを売っていた叔母さんが、『山に登って来たの?』と聞いたので登ってないと答え、どのくらい時間が掛かるか聞いたら20分くらいとのことなので彼岸花を見た後で登ってみた。
ここは途中から二股に分かれ、正面を行くと男坂、左に行くと女坂のルートになる。
どちらかというと男坂の方が岩場が急で登るより下る方が怖い。
(金比羅神社の前に出る坂)急な坂は木に掴まったりして登った。

私は男坂から登って頂上まで行ってみた。下の方は泥で足場も悪くは無いが神社の上は岩場も有り、慣れてない人だとキツイかもしれない。
神社まで登っている人は多かった(弁当を広げて休んでいる人も結構、居た。)が頂上まで登っている人は少なく、1組の家族だけだった。

帰りは女坂の方から降りたが、こちらも神社の所から下に下りるのに岩場は足元が悪く、道も判りづらい。
中年の女性陣が後から下りて来たが、岩場で苦労していたようで後をついてくる雰囲気でもなく、一人なので道に迷ったかと心配になってしまった。
途中まで下りてきたら他のグループが歩いていたので安心したが、途中で沢の方?に下りて行く道も有り、選んだ道は上りになっていたため上りに戻ってしまうのかと心配になってしまった。

この程度の低山でも案内板とか無いと不安になってしまう。
広くて人が多く通っていれば安心するが、脇の獣道のような分岐が有ると、どちらに行けば良いのか迷ってしまう。上りの時間は測らなかったが帰りの時間は休み無しで約20分だった。
上りは30分程度とのこと。下りのことを考えると杖が有った方が楽かもしれない。
私は落ちていた木の枝を杖代わりにして歩いた。眺望は神社の所は良好だが、頂上は1方向しか開けていなかった。
景色を見るなら神社の方が良いだろう。無線機でも持って登ろうかと思ったが、流石に遠慮した。


日和田山頂上(305m)


宝登山(ほどさん)
埼玉県秩父郡長瀞町に有る。標高は497.1m。国道140号を走って行くと脇に鳥居が見える所。
歩いても上れるみたいだが車では上れない。
頂上まではロープウエイ(往復で大人720円・平成14年2月現在)で昇り降り出来る。
山頂はロープウエイの山頂駅から歩いて数分で上れる。山頂駅の近くにはロウバイ園や梅百花園等が有る。
他には猿や鹿のいる小さな動物園も有る。

宝登山山頂

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