サイパン2006






2006.4.28‐30

今回、ライセンス取得以来のサイパンダイビングに行った。 サイパンは、グアムよりもアクセスが悪く、なかなか行きにくいのだが、 今回はノースウエストの名古屋経由の便で行くというパターンで金曜出発日曜帰りで実現した。
GWであったが、特に問題なくチケットは取れた。
今はインターネットがあるので、ホテルの手配もネットでR&Ctourでハファダイビーチホテルを手配し、 ホテル内にあるダイビングショップBlue Horizonも予約した。
2ボート、1ビーチで、1ビーチは有名なGrottoである。
NWの夕方便は、成田から中部国際空港経由で、現地に夜12時30分頃に到着。空港からはバスで各ホテルに移動してその日は終了である。 翌朝は、8時にホテルのロビー集合。ショップの入っているホテルだと、朝が遅くて良い。特に夜中の便で来た場合は助かる。

朝、8時にショップに行くと、全員そろった後、すぐに港に移動となる。 お客さんは是認で5名であり、ほぼ皆ベテランの人たちである。
一本目は、沈船(松安丸)。透明度は18m程度で申し分ない。このところ透明度の悪いダイビングばかりだったので、久しぶりである。
船は、かなり朽ち果てているが、その分漁礁となり、アカヒメジ、ロクセンスズメダイの群れがいる。
きれいな海でありながら、国内のダイビングに慣れてしまったせいで、 そんな中でも、ついウミウシなどを探してしまうのが自分でも、やや情けなかったが、実際サイパンはウミウシも豊富である。
水温も28度で3mmウェットで全く問題ない。チェックダイブなので、やや浅めで長く潜ったが、気持ち良いダイビングであった。

二本目は、アイスクリーム。
マダラトビエイで有名なポイントである。 エントリーしてゆっくり進んでいくと、まさにアイスクリームの様な形をした根の上を、数匹のマダラトビエイが旋回しており、 その周囲を小さな魚が回っていて、雄大な光景である。


マダラトビエイでは、イーグルレイシティというポイントがもっと有名なのだが、ここは冬場がシーズンであるらしい。
次回に期待である。

二本目終了して、一旦、ショップに戻って、昼食となる。 午後は、ビーチダイビングであるが、ポイントはグロットなので、気楽なビーチという感じではない。
グロットはライセンス取りたてのときに来て以来6年ぶりである。 駐車場と、展望台がきれいになっていたが、入り口に看板は6年前同様である。
有名な階段は、工事の後、6段増えて、114段になっていた。行きは下りだが、帰りが上りなので、相変わらずつらいのは変わりない。
石の階段を降りて、岩をわたってエントリーすることは変わらない。 やはり波がやや高いので、タイミングを見て移動したり、エントリーしたりする必要がある。
岩から、ジャイアントでエントリーする。ビーチエントリーというより、ボートのようである。 潜降すると、外洋の出口から漏れてくる青い光が幻想的である。
これは、ライセンスをとってからいろんなポイントを沢山潜ってきた今でも、巣晴らしいと思うので、間違いない。

洞窟から外洋に出ると、まず、大型のアオウミガメに遭遇した。さらにバラクーダの群れ。ギンガメアジと、息をつく暇もないほどである。
地形だけでなく、大物にも遭遇するのだから、すごいポイントである。 やはりグロットは世界的にも有数のポイントだといえる。

上がるときは、潮が引いており、自力で上がれないので、上から岩に引き上げられる形になる。 波の来るのを見極めてからなので、なかなか難易度が高い。 しかし、この面倒と、最後の階段上りの大変さを考えても、いく価値のあるポイントであることは間違いない。