フィリピン

1997.3.29‐4.1


メトロマニラ

マニラは成田から4時間半。常夏の島である。 いつものように宿泊先は決めてなかったが、空港内にホテルインフォメーションがあったのでとりあえず聞いてみる。 一番安そうな宿を頼んでみるが、実際物価やレートがわからない。しかし、マニラは物騒だときいていたので、 わけもわからずうろうろするより、ここで、決めたほうが良いだろうと判断して、決めてしまった。
そのインフォメーションで同時にタクシーを頼んで、空港から市内にいくことにした。 そのときは、空港のインフォメーションだから、問題ないだろうと思っていたが、悪名高いマニラのタクシーである。 あとで考えると案の定ボラていた。 これもボラれる基本。入国直後のレートのわからないときが一番危ないのである。 宿泊先は、一泊30$。結構いいホテルである。安宿は7-8$からある。 こんなホテルに泊まる人間はタクシー代をもぼれるはずというのが、彼らの論理である。 そこのホテルは、結構カモが多いらしく、周囲には常にタクシーやガイドまがいがうろうろしていた。
マニラの市内には写真のようなジプニーという乗合タクシーがまず目に着く。 フィリピンで沢山走っており、派手派手なデコレーションがポイントである。 これはエンジンは日本製とのこと。外装だけフィリピン製だそうである。
どこに行こうかと思ったが、とりあえずビーチに行こうと思った。しかし、その日は土曜日。トラベルエージェンシーは閉まっている。 翌日も然り。となるとアレンジは自分しかない。仕方なくホテルの周囲にうろうろしていた自称ガイドに声をかけた。 彼らの話でバタンガスというところが有名だそうで、そこにいくことにした。 しかし、今回は時間がないということと、準備不足であり、いろんなところでボられ、余計に金を払う羽目になったようだ。

タール湖

メトロマニラからバタンガスに行く途中、タール湖を通った。 ついでなので、ちょっと車を止めて観光をした。 タール湖には写真のように火山が中心にあり、なかなかの眺めである。 実際に湖の中の島に渡ることもできるそうだが、このときは時間がなかったので、上から見るだけにした。

バタンガス

バタンガスは有名なビーチリゾートである。 ガイドはもともと胡散くさい連中だが、貴重品をどうにかしないと泳ぐことは出来ない。 ここまできたら信用するしかないので、車のトランクの奥に貴重品を隠しておくことにした。 しかし、前金で払っていなかったのが良かったか、最終的には、仕事はきちんとやってくれた。
バタンガスでは、写真のような大きないかだを出して、 くつろぐのがスタイルである。いかだは、浜にゴムひもでつないでいるが、 結構沖まで出すことができる。本来もっと大勢でひとつのいかだを借りるようだが、仕方がない。 今回は自分ひとりでひとつのいかだを借りた。 しかし、このいかだの上にのんびり寝転び、くつろぐのはなかなかの贅沢である。
やや腹立たしいのは、ガイド連中も我が物顔に使っていたことだが、 ガイドといっても20前後の若者なので、大目に見ることにした。

イントラムロス

翌日はマニラ市内観光に行った。マニラ市内はいろいろと伝統的な建造物がある。 イントラムロスは古いスペイン時代のマニラであり、城壁に囲まれた都市である。 リサール公園の前にある。 サンオーガスチン教会の前では、地元の高校生がブラスバンドンの演奏をしているところに遭遇した。
その後,写真にもある、サンチャゴ要塞に行った。