ミャンマー

写真集
2000.2.11-14

ヤンゴン



関空からJALの直行便でヤンゴンについた。個人旅行者は空港で300ドルの強制両替が科せられるが、値切れるとの情報があり値切ってみた。 結局5ドルの賄賂で200ドルになったが、他の旅行者の話では、粘れば賄賂なしで100ドルというのも可能だったそうである。 私の場合バガン往復の飛行機代だけで200ドル近く使ったので損はしなかったが、バス移動などを使うと物価の安いミャンマーでは300ドルを使い切るのは、短期旅行では難しいと思われる。
空港からヤンゴン市内にはタクシーで500チャット。ヤンゴンではホワイトハウスゲストハウスに泊まった。ここには日本に8年間オーバーステイして働いて いたというペーさんという人が働いている。さすがこの人メチャメチャ日本語が上手い。そのせいか、ここは日本人旅行者が結構いた。セキュリティーもよく、居心地もいい。お勧めできる宿である。
ミャンマー、チャットのレートはヤンゴンで1ドル=322チャット、これがバガンに行くと1ドル=315チャットになる。観光地値段というわけである。 ということで、両替はヤンゴンでするのほうが良い。両替は宿でできる。
また、航空運賃もヤンゴンエアーでヤンゴンーバガンは85ドル、バガンーヤンゴンは90ドル。これ も観光地値段かもしれない。
ミャンマーはもとイギリスの植民地で街中のあちこちにその名残を感じさせる建物がある。軍事政権下だが、ヤンゴン市内の治安は良い。
ヤンゴンのメインはシュウェディゴンパゴダである。
ここはキンキラキンの派手なパゴダでやたらと人がいる。もちろん観光客はいるが、現地の人も沢山いて祈っている。彼らの大多数は熱心な仏教徒で、多くの日本人とは違い、ひたすら祈る。 しかし、どこを見てもキンキラキンなのは重みがなく日本人には納得いかない。


バガン

カンボジアのアンコール遺跡、インドネシアのボロブドゥール遺跡とともに仏教三大遺跡といわれるバガンは3000あまりのパゴダがある壮大な遺跡である。
ヤンゴン発6:30のヤンゴンエアーでバガン入り。空港から市内へは馬車で行きゴールデンミャンマーゲストハウスにチェックイン。(シングル3ドル) その馬車を1400チャットで一日雇いバガン観光をした。因みに、屋台の食事が一食200−300チャット、貸し自転車が一日300チャットである。
まず、Shwezigon pagodaへ。ここはバガンのメインのパゴダでもあり、金箔のギンギンのパゴダである。四方にそれぞれ仏陀があり、なかは通路でつながっている。 周囲にも派手な建物が並んでいて、さながら成金趣味である。
その後、Kyan-sit-thar-Uminに行く。ここは、洞窟のような建物のなかに、壁画が描いてあった。10-11世紀のものらしい。
次に、近くのパゴダに登り、バガンを一望する。周囲に大小のパゴダが林立する、すごい眺めである。 次には、Hit-lo-min-loに行った。ここはShwezigon pagodaのような典型的パゴダだが、古い建物である。 Upalitheinは小さな建物のなかに壁画がある。
次のAnanda-pagodaは先端がゴールドの遠くからみてもひときわ目立つ美しいパゴダである。 その後Tharabha門を越えてオールドバガンへ入り、バガン旧市内の中心となるThat-byin-nyuに行った。この近くにはビルマ戦線の日本兵の慰霊碑がある。 その後Shwe-gu-gyiに上りMaha-bodi pagodaに行き、 イラワジ川クルーズの出発地Bu-payaについた。 クルーズは夕方ということにして、Gaw-daw-palin temple、Mima-laungと回ってMyinkaba villageの遺跡へ。Gu-byauk gyi(パゴダ)、Mya-zedi(壁画)Nan-paya (壁画)と回る。 その近くにMa-nu-ha templeがある。 ここには正面に大仏、後ろにスリーピング仏陀がある。入り口には巨大なコーヒーカップ様のオブジェがありそこに賽銭を入れるようになっている。 この寺がMyinkaba village のメインである。
またオールドバガンに戻る途中Mingala-zeli、Mi-nyein-gonへ。 Pahto-tha-mya(4世紀の壁画がある)Nat-hlauhng-kyaung(バガン唯一のヒンドゥー寺院)と回ってBu-payaに戻り、イラワジ川クルーズ&サンセットツアーへ 忙しい一日だった。