グアム

グアム2004

2004.11.12-14


最近の旅行は、どんどん計画が泥縄式となっているが、今回は今までにも増していい加減であった。

もともと、11月13−14日の週末は空いていたため、グアム行きを狙っていたものの、週末出発でしかも金曜の22:00に出るJO981でなければならないという制限つき。 インターネットの検索も満席が続いていた。
しかし、面白い物で、ここ一ヶ月ほどずっと満席だった席が、4日前になってチェックすると突然空席が出た。 実はこのようなことも想定済みであり、直ちに予約を取る。
そして、そこからホテルの部屋とダイビングショップの予約手配をするという状況。
しかし、インターネットは便利なもので、このような手配は、ネットでたちどころに完了する。 火曜日の夜に航空券が取れて、ダイブショップは水曜に、ホテルは木曜にOKが出て、金曜に出発となった。
計画から出発まで、4日間というのは、私の長い海外旅行歴の中でも過去に例がない。

JP981は22:00発、グアム2:35着となる。
最近のテロの関係で、グアム入国は異常に混雑しており、深夜便で成田からとソウルからの便が重なったためもあるが、immigrationを通るのに1時間かかった。 いくらなんでも通常は考えられない。
ホテルに到着し、チェックイン4:00となる。 翌朝7:30にはショップから迎えがくるので、強行軍である。
宿泊先のホテルロイヤルオーキッド(写真右)はタモン地区のホテルで、ショップへのアクセスは問題ない。 そのまま2時間ほどなんとか寝て、すぐに活動開始となる。


今回はコーラルダイブというショップである。(写真右) ここを選んだ理由は、ダブルタンクのスペシャリティ講習をしていたからである。
ダブルタンクはビーチ2ダイブで一日で取れる。

朝7:30にダイビングショップから迎えがきた。 途中数箇所ホテルに寄って、到着。
この日は講習組はビーチであり、私はダブルタンクのスペシャリティの講習。 他に、アドバンス講習のカップルと、ブランクダイバーのリフレッシュダイブの二人組と一緒に、ビーチに行った

グアムの気温は11月だというのに32℃あり、半そでで十分。日焼け止めが必要な日差しである。
この日のビーチは、Out House Beach。他にも、団体のダイビングショップが来ていて、本来は透明度の高い場所だと思われるが、かき回されて透明度が悪くなった。 (それでも15mくらいはあるのがグアムのすごいところだが)



ダブルタンクは、写真左のごとく、タンクが二つ、特殊なバーでつながっている。 長時間もぐれる利点があるが、実際は、減圧の問題があるので、 通常のダイビングの際は、これを使ったから、長くもぐれるわけではない。

レギュレーターは二つ着けて片方にロングホースが着いている。ホースだらけで、わけがわからない。 担ぐのは重く、これを担ぐと、重みがかなり大変であるが、もぐってみると、それほどでもない。
当初、いろんな動きの反応がゆっくりで戸惑ったが、慣れてくると、ダブルタンクはそれほど意識しなくてよくなる。
講習なので、ダブルタンクで、バディーブリ−ジングや、急速浮上などやったが、講習自体はたいしたことはなかった。
しかし、講習のためと、団体ダイバーがいたため、ダイビング自体としては、あまり魚を見ることはできなかった。
午前中、2ダイブ施行して、本来これで終わりだったのだが、急遽、午後にもう1ダイブ追加することとして、昼食となった。




午前中の講習つきビーチダイブでは、体力的にもぜんぜん問題ないので、午後は、別の場所で、通常のファンダイブをすることとした。
午後のポイントは、Piti Bomb Hole。 写真右のごとく海中展望台があり、展望台のある部分が、水中すり鉢のように深くなっていて、なかから魚が見れるようになっている。
Bomb Holeということだが、実際は、単にそういう形の地形なだけらしい。
展望台の周囲には、イソギンチャクが寄生しており、クマノミポイントが出来上がっている。
透明度も申し分なかったのだが、残念なのは、一緒に行った女性たちが、海底の砂を舞い上げ、後ろをついていくと、最悪であったことである。
しかし、ビーチポイントとしては、申し分ないことは確かである。
3ダイブ終了して、 ショップに帰ってきて、ダンクをバラシながら、少し講習があって、終了。 無事ダブルタンクスペシャリティを習得した。
グアムは、この時期でも当たり前にやっており、気楽に申し込みできるところが、良いところである。






翌日、二日目というか、最終日というか。日曜は、朝から、フリーマーケットに出かけた。
大して期待はしてなかったが、飛行機が午後便しか取れなかったので、出発までの時間つぶしである。

フリーマーケット自体は、日曜雑貨から、Tシャツ、食べ物など何でも売っている。土産屋が、屋台を出して店の品物を売っているように思われるところも沢山あった。
フリーマーケットは、ホテルの入り口にあった、タクシーツアーで手配したが、ガイドがいるわけでもなく、 45ドルというツアー価格はどう見ても高い。
単にタクシーを普通に拾えばよいと思った。
一時間半ほど、見た後に、10時半ころには、もう店じまいとなり、市内に帰ってきた。

今回のロイヤルオーキッドホテルの前には、パシフィックアイランドクラブという大きなホテルがある。 中に入ると、写真のようなウォーターパークがあり、ホテル自体がリゾートとなっている。
欧米人が喜びそうな感じだが、宿泊者には日本人が多い。
こういうグアムもあるんだなあと感心した。