バンコク2004

2004.8.27-8.29

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今回、週末の短期でバンコクに行ってきました。いつもにもまして泥縄の計画でしたが、心配するほどのものでもありません。

出発は、金曜の夜、成田19時40分発のNW27便でした。出発一時間前に到着しましたが、空港内で名指しで放送されてました。
発券が済んでいない場合は、出発一時間前がデッドポイントなのかもしれません。

水上マーケット




今回のバンコク行きは、超短期であるので、初めからやることは決まっていました。 というのは、今まで数回行ったことのあるバンコクですが、やり残したことがいくつかあって、そのうちの一つが水上マーケット、もう一つがアユタヤ行きです。
一日でどちらも行くことは可能だろうという読みで、午前中水上マーケット、午後にアユタヤに行くという計画でした。

水上マーケットは、バンコクから80kmほど離れたところにあるDamnoen Saduak Marketですが、これは、現地発のツアーに乗ることにしました。

このツアーは、パンダツアーという日本人向けのツアーで半日700バーツです。（1バーツ2.7円）





朝7時半集合で、出発しました。
途中の道でバスのガソリンタンクが破壊するというハプニングがあり(写真左）、 急遽別のバスに乗り換えるというおよそ日本ではありえないことですが、バンコクではありそうなことがおきながらも予定をこなしていきました。

初め、ココナッツファームによって、ココナッツオイル、ココナッツシュガーの製造実演を見学(写真右）。
お決まりのコミッションつきの観光地でしたが、まあまあでした。

そこから早速、水上マーケットに到着。この水上マーケットは、写真のように沢山の小船が入り乱れ、野菜や果物を売る舟以外にも、 ラーメンを売ったり、土産物を売ったりする舟も走っています。
水路の端まで行くと、モーターボートが走っていく、水路があり、水上交通がまだ残っているエリアであるのが分かります。




ここで、ココヤシのジュースを飲み、いろんな果物を食べ、現地の食べ物を食べ、麺を食べと、水上マーケットを食いつくして終わりました。
帰りバスの中も、果物の食いつくしという感じで、マーケットで仕入れた、ロンコン、ランブータン、マンゴスチン、ザボン、ドリアンと食べました。











アユタヤ



一旦バンコクに戻って、すでに1時過ぎとなりましたが、なにせ異常に暑いバンコクです。 これからアユタヤに行くとしても、暑いさなかにアユタヤで移動するのは自殺行為ですから、ちょっと遅めについてちょうど良いだろうという考えで、 結局アユタヤに出発したのは、3時過ぎでした。
北バスターミナルから一時間50分ほどかかるバスで、片道41バーツで行きました。安いけど、時間がかかるわけです。

アユタヤ到着は、5時ころ。気温的には移動するのに問題ないのですが、主な場所は中に入れるのが6時半までなので、やはり急いで回る必要がありました。

バスターミナルからすぐ近くのゲストハウスでレンタサイクルを借りて、まず、ワット　プラ　マハタートに行きました(写真上右左）。





ここは、アユタヤで有名な木の根に取り囲まれた仏頭があるところですが、見所はそこだけで、他は破壊された廃墟が残っているだけとなっています。
他に並んでいる仏像も、手当たり次第に頭がなくなっているものばかりです(写真左）。


その後、ワット　プラ　シー　サンペットに行きました。三人の王の遺骨が納められているという、三つの塔が並んだ寺院ですが、 ここも、基本的には廃墟となっています(写真右）。


この隣には、王宮跡があるのですが、王宮跡はさらにひどいことになっていて、建物の名残すらなく、土台だけが残っているという、文字通りの廃墟で、 見るべきものもない状況です。
アユタヤ王朝を侵略したビルマ軍が破壊したとのことですが、勿体ないことですね。





最後に、ワット　ロカヤスタに行きました。王宮跡から細い水路を隔てた反対側にあるのですが、ここには大きなスリーピング　ブッダがあります（写真左）。

しかし、そのほかには何もなく、ブッダそのものも、それほど見事なものでもありません。
スリランカのシギリヤで聞いた話ですが、スリーピング　ブッダの足がそろっているときは、まだ生きている状態で、足がずれているときは、死んだ後であるそうです。

となると、ここのスリーピング　ブッダは生前のものということになりますね。

この後、エレファントキャンプを経由して、戻ってきました（写真右）。




ここは、以前アフリカであった藤堂さんゆかりのアフリカ旅行者グループにいた、 山口さんが働いていたところですね。
久しぶりに思い出しました。


今回、金曜夜に出て、日曜朝に現地発という、全く丸一日のみのバンコク行きでしたが、海外に行くという考えでなく、単に休日に出かけたと思えば、 いいんじゃないでしょうか？