ハワイ島


2006.12.21-23

今回クリスマスがらみでハワイ島のコナに行くこととした。目的は、もちろんダイビングである。
今まで、オアフ島には何度か行ったものの、ハワイ島は始めてである。 ショップはインターネットで、 ブリーズハワイにお願いした。
ナイトマンタダイブなど、コナならではのダイビングが出来るとのことである。
航空券はJALWAYSでコナの直行便をPEXで取った。これだと二泊三日という日程も可能である。

12月21日、21:00成田発で、コナは同日朝の8:55到着。 ハワイの場合、時差の関係で時間をさかのぼるという面白いことになる。
到着するとすぐにダイビングショップ経由で予約してもらったキングカメハメハビーチホテルにチェックインした。


早速ショップに確認すると、マンタナイトは、海況が悪く、最近マンタが見れていないとのことで、 止めたほうが良いとのこと。ナイトではない午後のダイビングもやっていないということで、 もくろみは外れて、初日は全くダイビング無しの展開となる。

ハワイ島は、自然豊富な島で、マウナケア山やキラウエア火山などの山のツアーが有名なのだが、 ハワイ島は大きく、実際に車のツアーだと、早朝から一日がかりとなる。
そこまで時間がないので、今回は、セスナでのツアーに参加することとした。

時差の関係もあるので、少し寝た後、1時にロビー集合となる。
ピックアップで空港まで行き、2時半過ぎにフライトとなった。
ゲストは家族連れ4人と私の5人。 パイロット兼ガイドはなんと日本人で、英語と日本語でガイドしながらのフライトであった。



ツアーは島を半時計周りで一周する感じであった。古い溶岩流(写真中上)や、古い火口のクレーター(写真左上)を越えて、 実際の溶岩流が海に流れ込んでいる場所に行った(写真右上)。
ハワイ島キラウエア火山は、バリバリの活火山であり、ocean entryでは写真のように水蒸気が見える。 セスナはここを旋回して、さらに島を回っていった。
さらに東側に行き、キラウエア火山の火口に行った(写真中)。ここがまさにこのフライトのハイライト。火口で旋回する。
今でも、噴煙を上げつづけている迫力の火口の光景は、さすがハワイ島。ダイナミックである。 なかなか日本では体験できないだろう。

そのまま、ハワイ島東海岸のヒロを経由し、落差150mのアカカ滝を過ぎて、島を一周した(写真右)。

初日のアクティビティとしては、これで十分である。
時差の加減でホテルに戻ってから爆睡して、翌日に備えた。

翌朝は7:30ホテルロビー集合。
そのまま、ピックアップで港に行く、といっても港は目と鼻の先にある。
ゲストはみな日本人であるが、7人いて、初心者も上級者も一緒のグループである。
オーナーは日本人であるが、船に乗らず、ボートクルーもガイドも現地のハワイアンである。
それはそれで、問題はない。
ハワイ島のダイビングは、一緒に来ていた人の話でも、これといってすごいわけではないが、 まあ、のんびり潜るには良いとい感じだそうだ。

当初3ダイブを希望していたが、他に3ダイブするゲストがいないとのことで、結局2ダイブとなる。
ショップが小さいことで、小回りが利くかと思っていたが、逆に小さいショップの悪い面が出たようである。
まあ、ここに来て文句を言っても仕方がないので、普通に2ダイブすることにした。

ポイントは、Fish Rock、Skull Cave。 透明度は非常によく、30m程度。非常に気持ちよい。水温は25度で、ウェットだと最後のほうがちょっと寒いかという程度。 やはり12月はハワイでも冬である。

大物は確かに出ないダイビングであった。
ごく稀には、ハンマーやらジンベイもでるといっていたが、まずめったにないことらしい。
きれいな海でのんびりダイブという感じ。それは悪くはない。
一本目は大物はカンパチくらい、二本目は地形ダイブとややマクロッぽい感じになって、 タコ、ハオゴゼ、オビデンスモドキなど。

本来、ハワイ島ダイビングは、やはりナイトマンタが売りらしい。 同行のダイバーでハワイ島によく来ている人の話だと、ハワイ島はオアフと違いあまり商売っ気がないそうである。
その人によると、ナイトマンタが中止になったのは、単に人数が集まらなかったからではないかということ。 ハワイ島では、人数が集まらないことがよくあるそうだ。
この辺が、オアフとは違うところだろう。 ただ、そういう方が静かで良いという一面もあるだろうから、一概に悪いとも言えない。

ダイビング後、なんとハワイの地でぎっくり腰になってしまい、ホテルの部屋で療養するしかなくなってしまう。
まあ、やることはすでにやっていたので、十分休養を取るという結果となった。

翌日、コナからオアフ島経由で帰国した。 腰痛を抱えての長時間フライトは結構つらかった。