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 窒素は、普通の温度では無色の気体です。2個の窒素原子が結合した分子(N2)の集まりです。−196℃で液体になります。液体窒素はいろいろなところで使われています。さらに温度を下げると−210℃で固体になります。絶対0度付近では、固体の窒素分子(N2)が写真のように規則正しく並んでいます。二酸化炭素の固体と同じ並び方をしています。

 

 窒素原子の原子半径(ファン・デル・ワールス半径)は、1億分の1.5cmです。写真の結晶模型は実物を1億倍にしたものです。窒素原子として、半径が1.5cmの発泡スチロール球に青い塗料を塗ったものを使っています。
 窒素分子は、2個の発泡スチロール球を窒素原子間の結合距離(1.1cm)に合わせてカットし接着したものです。

参考資料;『正男君の分子模型づくり日記一誰もが作れるようにするために一』(ガリ本、1998)

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