「なんじゃもんじゃ」は，毎年4月下旬～５月上旬に，雪のように白い花が咲きます。
　この不思議な名の由来は，水戸黄門(光圀)が参勤交代の途中，下総神崎(千葉県神崎町)の神埼神社に参拝され，社殿横にある大木(御神木)をご覧になり，｢この木はなんじゃ｣とたずねられた際，土地の人が聞きとれずに｢なんじゃもんじゃ｣と問い返したところ，黄門様は｢なんじゃもんじゃであるか｣と言われたということです。以来このご神木は「なんじゃもんじゃ｣と呼ばれるようになりました（H23.5.10撮影）。
　　　

城北公園には，花時計もあります。

　城北公園に植栽された「なんじゃもんじゃ」は，大正11年創立の旧静岡高等学校＝現静岡大学跡地に作られた城北公園に，昭和59年（1984）当時の河合静岡市長が，岐阜県瑞浪（みずなみ）市や東京の明治神宮から苗木200余株を譲り受けて，城北公園と駿府公園に植えられたものだそうです。以来「なんじゃもんじゃ」が咲き乱れることで城北公園は有名となりました。