Linuxコマンド(アルファベット順)
Linuxコマンド(カテゴリ別)
新規ユーザアカウントを作成する
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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ARPキャッシュを操作する
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ARPリクエストをリモートホストに送信する
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ファイルの内容を表示する
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ディレクトリを移動する
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ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する
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起動スクリプトを管理する
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ファイルやディレクトリの所有者を変更する
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ログインシェルを変更する
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ハードウエアクロックの読み出しと設定を行う
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ファイルやディレクトリをコピーする
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時間を指定してコマンドを実行する
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文字列を切り出す
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日付や時間の表示と設定を行う
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ユーザアカウントを削除する
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ファイルの変換とコピーを行う
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ディスク使用量を表示する
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DHCPサーバからのIPアドレス解放と取得を行う
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ファイルの差分を作成する
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ドメイン名に関する情報を集める
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カーネルが出力するメッセージを表示する
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ディレクトリ内のファイル容量を表示する
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指定した文字列を標準出力に表示する
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イーサネットインターフェイスの状況を調べる
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パーティション作成、削除、変更を行う
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ファイルタイプを表示する
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ファイルやディレクトリを検索する
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メモリの使用状況を表示する
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ファイルシステムの検査と修復を行う
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FTPサーバに接続しファイル転送を行う
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文字列を検索する
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システムをシャットダウンする
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ファイルの先頭部分を表示する
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ホストの情報を検索する
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ホスト名の表示と変更を行う
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ネットワークインターフェースの参照、設定を行う
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ネットワークインターフェースの状態表示や設定を行う
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パケットフィルタリングとNATの設定を行う
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共有ライブラリをシステムに認識させる
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実行ファイルが参照している共有ライブラリを調べる
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テキストファイルの内容をページ単位で表示する
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シンボリックリンクを作成する
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ディレクトリの内容を表示する
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ロードされているモジュールの一覧を表示する
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ポート番号を調査する
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すべてのPCIデバイスに関する情報を表示する
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ディレクトリを作成する
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ファイルシステムを作成する
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カーネルモジュールの組み込みと取り外しを行う
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テキストファイルの内容をページ単位で表示する
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ファイルシステムをマウントする
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ファイルを移動する
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ネットワークに関する情報を表示する
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ドメイン情報をDNSサーバから取得する
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サービスの開始、停止を設定する
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パスワードを変更する
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変更差分からファイル変更を再現する
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ネットワークでの接続を確認する
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スタックに保存したディレクトリに戻る
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環境変数の一覧を表示する
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/proc にあるシステム情報を表示する
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実行中のプロセスを表示する
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実行中のプロセスをツリーで表示する
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カレントディレクトリをスタックに保存して移動する
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現在のディレクトリの位置を表示する
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システムを再起動する
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ディレクトリまたはファイルを削除する
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ディレクトリを削除する
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ルーティングテーブルを表示する
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rpmパッケージを操作する
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ファイルやディレクトリのバックアップやミラーリングを行う
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リモートマシン間でファイルをコピーする
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文字列を置き換える
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パーティション情報を表示する
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システムをシャットダウン、再起動する
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スクリプトファイルを実行する
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SSHサーバに接続する
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SSH用の公開鍵と秘密鍵を作成する
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ファイルの属性を表示する
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ユーザを切り換える
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指定したユーザでコマンドを実行する
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ディスク上のデータとキャッシュ/バッファの同期をとる
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ファイルの最後の最後の部分を表示する
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ファイルを圧縮、展開する
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リモートホストに接続する
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tftpサーバとの間でファイル転送を行う
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ファイルの新規作成とタイムスタンプの変更を行う
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文字集合を一括変換する
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ホストへのネットワーク経路を表示する
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ディレクトリツリーを表示する
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コマンドに関する情報を表示する
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ファイルシステムをアンマウントする
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システムに関する情報を表示する
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zip形式の圧縮ファイルを解凍する
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新規ユーザアカウントを作成する
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ユーザアカウントを削除する
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テキストファイルを編集する
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テキストファイルの行数、単語数、バイト数を表示す
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ファイルをダウンロードする
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コマンドの関連ファイルの場所をフルパスで表示する
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コマンドのバイナリの場所をフルパスで表示する
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ドメイン名などをwhoisサーバに問い合わせる
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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zip形式でファイルを圧縮する
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コマンドの実行結果を次のコマンドの入力とする
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ファイルの内容を表示する
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ディレクトリを移動する
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ファイルやディレクトリをコピーする
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ファイルの変換とコピーを行う
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ディスク使用量を表示する
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ファイルの差分を作成する
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ディレクトリ内のファイル容量を表示する
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パーティション作成、削除、変更を行う
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ファイルタイプを表示する
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ファイルやディレクトリを検索する
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ファイルシステムの検査と修復を行う
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FTPサーバに接続しファイル転送を行う
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ファイルの先頭部分を表示する
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シンボリックリンクを作成する
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ディレクトリの内容を表示する
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ディレクトリを作成する
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ファイルシステムを作成する
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ファイルを移動する
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変更差分からファイル変更を再現する
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スタックに保存したディレクトリに戻る
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カレントディレクトリをスタックに保存して移動する
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現在のディレクトリの位置を表示する
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ディレクトリまたはファイルを削除する
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ディレクトリを削除する
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ファイルやディレクトリのバックアップやミラーリングを行う
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リモートマシン間でファイルをコピーする
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ファイルの属性を表示する
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ファイルの最後の部分を表示する
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tftpサーバとの間でファイル転送を行う
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ファイルの新規作成とタイムスタンプの変更を行う
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ディレクトリツリーを表示する
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テキストファイルの行数、単語数、バイト数を表示する
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ロードされているモジュールの一覧を表示する
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すべてのPCIデバイスに関する情報を表示する
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ファイルシステムを作成する
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ファイルシステムをマウントする
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パーティション情報を表示する
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ファイルシステムをアンマウントする
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ディレクトリを移動する
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起動スクリプトを管理する
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ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する
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ファイルやディレクトリの所有者を変更する
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ハードウエアクロックの読み出しと設定を行う
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時間を指定してコマンドを実行する
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日付や時間の表示と設定を行う
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カーネルが出力するメッセージを表示する
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メモリの使用状況を表示する
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システムをシャットダウンする
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共有ライブラリをシステムに認識させる
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実行ファイルが参照している共有ライブラリを調べる
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カーネルモジュールの組み込みと取り外しを行う
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サービスの開始、停止を設定する
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環境変数の一覧を表示する
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システムを再起動する
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システムをシャットダウン、再起動する
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スクリプトファイルを実行する
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ディスク上のデータとキャッシュ/バッファの同期をとる
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コマンドに関する情報を表示する
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システムに関する情報を表示する
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コマンドの関連ファイルの場所をフルパスで表示する
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コマンドのバイナリの場所をフルパスで表示する
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ARPキャッシュを操作する
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ARPリクエストをリモートホストに送信する
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DHCPサーバからのIPアドレス解放と取得を行う
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ドメイン名に関する情報を集める
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イーサネットインターフェイスの状況を調べる
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FTPサーバに接続しファイル転送を行う
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ホストの情報を検索する
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ホスト名の表示と変更を行う
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ネットワークインターフェースの参照、設定を行う
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ネットワークインターフェースの状態表示や設定を行う
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パケットフィルタリングとNATの設定を行う
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ポート番号を調査する
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ネットワークに関する情報を表示する
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ドメイン情報をDNSサーバから取得する
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ネットワークでの接続を確認する
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ルーティングテーブルを表示する
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ファイルやディレクトリのバックアップやミラーリングを行う
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リモートマシン間でファイルをコピーする
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SSHサーバに接続する
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SSH用の公開鍵と秘密鍵を作成する
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リモートホストに接続する
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tftpサーバとの間でファイル転送を行う
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ホストへのネットワーク経路を表示する
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ファイルをダウンロードする
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ドメイン名などをwhoisサーバに問い合わせる
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ファイルの内容を表示する
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文字列を切り出す
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指定した文字列を標準出力に表示する
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文字列を検索する
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ファイルの先頭部分を表示する
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テキストファイルの内容をページ単位で表示する
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テキストファイルの内容をページ単位で表示する
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文字列を置き換える
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ファイルの最後の部分を表示する
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文字集合を一括変換する
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テキストファイルを編集する
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新規ユーザアカウントを作成する
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ログインシェルを変更する
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ユーザアカウントを削除する
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パスワードを変更する
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ユーザを切り換える
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指定したユーザでコマンドを実行する
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新規ユーザアカウントを作成する
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ユーザアカウントを削除する
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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rpmパッケージを操作する
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パッケージを取得してインストールや削除をする
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コマンドの実行結果を次のコマンドの入力とする
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新規ユーザアカウントを作成します。
# adduser ユーザ名
パッケージを取得してインストールや更新、削除をします。
aptitudeコマンドを使う
パッケージを取得してインストールや削除をします。
apt-getコマンドを使う
ARPキャッシュを操作します。
ARPキャッシュを表示します。
# arp
特定の機器の情報だけを表示させます。
# arp -a ホスト名またはIPアドレス
ARPキャッシュからエントリを削除します。
# arp -d ホスト名またはIPアドレス
ARPリクエストをリモートホストに送信します。
arping [-f] [-c 送信回数] [-q] [-I インターフェース] [-s IPアドレス] ホスト
オプション
-f ARP応答を受信した時点で実行を終了します。
-c 送信回数 送信するARPリクエストの回数を指定します。
-q 結果を表示しないようにします。
-I インターフェース ARP要求を送信するインターフェースを指定します。
-s IPアドレス ARPパケットに入れる送信元IPアドレスを指定します。
ホスト
送信先IPアドレスを指定します。
ファイルの内容を表示します。
ファイルを複数指定した場合はファイルを連結します。
cat [-bns] [ファイル [ファイル]]
オプション
-b 空白以外に行番号を付けます。
-n 全てに行番号を付けます。
-s 連続した空行を1行の空行にします。
ファイル
表示および連結するファイルを指定します。
ファイルを指定されないcatコマンドは、標準入力(キーボード)からの入力内容をそのまま標準出力に出力します。
cat > ファイル << "EOF"
EOFが来るまでの内容を指定されたファイルに記録します。
cat > ファイル << "EOF"
書き込み内容
EOF
ファイルが作成されます。
cat >> ファイル
ファイルの上書きではなく、ファイルの末尾に追加します。
ディレクトリを移動します。
cd <指定なし> ホームディレクトリに移動
cd / ルートディレクトリに移動
cd /<directry name> directry nameに移動
cd . カーレントディレクトリへの移動
cd .. 親ディレクトリに移動
cd ~/ ホームディレクトリに移動
cd ~<ユーザ名> 指定したユーザのホームディレクトリに移動
<使用例>
$ cd ~apache
$ pwd
/var/www
apache のホームディレクトリに移動します。
$ cd ../dir
1つ上の親ディレクトリに移動し、次に dir に移動します。
<参考>
$ echo ~
/home/ono
~ (チルダ)はホームディレクトリを意味します。
$ echo $HOME
/home/ono
環境変数 HOME には、ホームディレクトリの名前が入っています。
chkconfigは起動スクリプトを管理するコマンドです。
/etc/rc[0-6].dディレクトリ配下にあるシンボリックリンクファイル(実体は「/etc/init.d」ディレクトリ配下)の生成、変更、削除などを行います。
chkconfig --list [起動スクリプト名]
chkconfig --add 起動スクリプト名
chkconfig --del 起動スクリプト名
chkconfig [--level ランレベル] 起動スクリプト名 {on|off|reset}
chkconfig {--help|-h}
chkconfig {--version|-v}
起動スクリプト名は/etc/init.dディレクトリ配下の起動スクリプト名を指定します。
<--list [起動スクリプト名] >
Linuxの動作モードを意味する各ランレベルごとの起動スクリプトの状態を表示します。起動スクリプト名を省略した場合は、すべての起動スクリプトの状態を表示します。
<--add 起動スクリプト名>
起動スクリプトを管理対象に追加します。起動スクリプト内に記述されている設定をもとに/etc/rc[0-6].dディレクトリ配下に起動スクリプトのシンボリックリンクが配置されます。
<--del 起動スクリプト名>
起動スクリプトを管理対象から削除します。/etc/rc[0-6].dディレクトリ配下から起動スクリプトのシンボリックリンクを削除します。
<[--level ランレベル] 起動スクリプト名 {on|off|reset} >
各ランレベルにおける起動スクリプトの状態を設定します。onを指定すると起動スクリプトにstartという引数をつけて実行するように設定されます(起動)。offを指定するとstopという引数をつけて実行するように設定されます(停止)。 resetを指定した場合には起動スクリプト内に記述されているデフォルトの設定となります。ランレベルは0~6の整数値で指定します。(0:システムの停止、1:シングルユーザ、2:ネットワーク機能なしのマルチユーザ、3:CUIログインのマルチユーザ、4:カスタム、5:GUIログインのマルチユーザ、6:システムの再起動。指定を省略すると、ランレベル2、3、4、5が指定されたことになります。
<--help|-h>
コマンドの使用方法を表示します。
<--version | -v>
コマンドのバージョン情報を表示します。
ntsysv サービスを管理する
ファイルやディレクトリのパーミッションを変更します。
パーミッションは記号または数値で指定できます。
chmod [-cfvR] モード ファイル
オプション
-c パーミッションが変更されたファイルのみ詳細に表示します。
-f パーミッションを変更できなかった場合にもエラーメッセージを表示しません。
-v 経過を表示します。
-R ディレクトリとその中のファイルを再帰的に変更します。
モード
パーミッションを指定します。
□記号による指定方法
[ugoa][+-=][rwx],..
ユーザ、演算子、権限の順に設定項目を組み合わせます。
権限はカンマで区切ることにより複数指定できます。
最初のユーザの設定項目を省略すると全ユーザを指定したことになります。
<ユーザ>
u 所有者
g グループ
o その他
a 全ユーザ
<演算子>
+ 後に指定した権限を付加します
- 後に指定した権限を削除します
= 後に指定した権限にします
<権限>
r 読み込み権限
w 書き込み権限
x 実行権限
□数字のでの指定方法
所有者、グループ、その他のユーザの順に8進数表記で指定します。
rwx 7
rw- 6
r-x 5
r-- 4
-wx 3
-w- 2
--x 1
--- 0
ファイル
パーミッションを変更するファイルを指定します。
ファイルやディレクトリの所有者を変更します。
chown <オプション> <所有者><:グループ> <ファイル>
オプション:
-R ディレクトリとその中身のアクセス権限を再帰的に変更します。
ログインシェルを変更します。
$ chsh
Changing shell for redhat.
Password:<ログイン時のパスワード>
New shell [/bin/csh]: <新しいシェル(パス付き)>
Shell changed.
ハードウエアクロックの読み出しと設定を行います。
clock [ -u ] [-r | -w | -s ]
オプション
-u 世界標準時(UTC)として扱います。
-r ハードウエアクロックを表示します。
-w ハードウエアクロックにシステムクロックを書き込みます。
-s ハードウエアクロックをシステムクロックに書き込みます。
<使用例>
ハードウェアクロックを表示します。
# clock -r
(注)
Linuxの時計には、ハードウェアクロックとシステムクロックの2つの時計があります。ハードウェアクロックはマザーボードが持つ内部時計です。また、システムクロックはLinux がカーネル内部に持っている時計です。
Linuxはシステム起動時に一度だけハードウェアクロックを参照し、その時刻をシステムクロックに設定します。
ファイルやディレクトリをコピーします。
cp <オプション> <コピー元> <コピー先>
オプション:
-a 元のファイルの属性とディレクトリ構成を可能な限り保持します。
-b 上書きされるファイルのバックアップを作成します。
-f コピー先に同じ名前のファイルがあれば確認なしで上書きします。
-i 上書きされるファイルがあれば、その可否を確認します。
-l コピーのかわりにハードリンクを作成します。ただしディレクトリは除外します。
-p 元のファイルの属性(タイムスタンプ等)を可能な限り保持します。
-r ディレクトリを中身ごとコピーします。
-s コピーするかわりにシンボリックリンクを作成します。
-u 同じ名前のファイルがある場合、コピー先のタイムスタンプが同じか新しいときはコピーしません。
-v 経過を表示します。
時間を指定してコマンドを実行します。
crontab [オプション] [ファイル]
オプション
-e デフォルトエディタ($EDITOR)を使って現在のcrontabを編集します。
-r 現在設定されているcrontabを削除します。
-l 現在設定されているcrontabの内容を表示します。
crontabの書式
分 時 日 月 曜日 実行コマンド
時間指定例
* * * * * 毎分
45 * * * * 毎時45分
45 9 * * * 毎日午前9:45
45 9 10 * * 毎月10日の午前9:45
45 9 10 11 * 毎年11月10日の午前9:45
45 9 * * 6 毎週土曜日の午前9:45
実行コマンド
実行するコマンドまたはスクリプトを記述します。
コマンドのパスは絶対パスで指定します。
文字列から指定した位置にある文字あるいは文字列を抜き出します。
オプション
-b バイト数
指定バイト数の文字を取り出します。
バイト数を範囲(開始位置-終了位置)でも指定できます。
-c 文字数
指定文字数の文字を取り出します。
文字数を範囲(開始位置-終了位置)でも指定できます。
-d デリミタ
デリミタ(区切り文字)を指定します。
初期値はタブになっています。
-f
指定フィールドの文字を取り出します。
フィールドを範囲(開始位置-終了位置)でも指定できます。
-s
デリミタの無い行は無視するようにします。
<使用例>
LANのIPアドレスを取得します。
LAN_IP="`/ifconfig eth0 | grep "inet addr" | cut -d ":" -f 2 | cut -d " " -f 1`"
LANのネットワークアドレスを取得します。
LAN_NET="`netstat -rn | grep eth0 | grep 255.255.255.0 | cut -d " " -f 1`"
LANのネットマスクを取得します。
LAN_MASK="`ifconfig etho | grep Mask | cut -d ":" -f 4`"
ブロードキャストアドレスを取得します。
LAN_BCAST="`ifconfig eth0 | grep "inet addr" | cut -d ":" -f 3 | cut -d " " -f 1`"
日付や時間の表示と設定を行います。
$ date
日付と時間を表示します。
# date -s "日付 時間"
日付と時間を設定します。
[例]
# date -s "2007-2-14 13:15:30"
ファイルを変換をしながら指定したブロックサイズでコピーを行います。デバイスからデバイスへ直接コピーする場合にも使用します。
dd [if=ファイル名] [of=ファイル名] [ibs=バイト数] [obs=バイト数] [bs=バイト数] [cbs=バイト数] [skip=blocks] [seek=blocks] [count=blocks] [conv=code]
オプション
if=ファイル名 入力ファイルを指定します。指定がない場合は標準入力となります。
of=ファイル名 出力ファイルを指定します。指定がない場合は標準出力となります。
ibs=バイト数 一度に指定したバイトのブロックを読み出します。
obs=バイト数 一度に指定したバイトのブロックを書き込みます。
bs=バイト数 一度に指定したバイトのブロックを読み書きします。
cbs=バイト数 一度に指定したバイトのブロックを変換します。
skip=ブロック数 入力ファイルの先頭から指定したブロックをスキップします。
seek=ブロック数 出力ファイル中の指定したブロックをスキップします。
count=ブロック数 入力ファイルから出力ファイルへ指定したブロックをコピーします。
conv=コード コード変換を行います。
コード表
ascii |
EBCDICをASCIIに変換します。
|
---|---|
block |
改行で区切られたレコードをcbsで指定したサイズに合わせます。不足分は空白で埋められます。
|
ebcdic |
ASCIIからEBCDICに変換します。
|
ibm |
ASCIIからEBCDICに変換します。
|
lcase |
大文字を小文字に変換します。
|
noerror |
読み込みエラーが発生しても処理を続けます。
|
notrunc |
出力ファイルを丸めないようにします。
|
swab |
奇数バイト目と偶数バイト目を入れ替えます。
|
sync |
isbで指定したブロック数に合わせます。不足分はNULLが使用されます。
|
ucase |
小文字を大文字に変換します。
|
unblock |
cbsで指定したブロックの末尾の連続した空白を改行に変換します。
|
<使用例>
Linuxカーネルvmlinuzをフロッピディスクにコピーします。
$ dd if=/boot/vmlinuz of=/dev/fd0
USBメモリの内容をUSBイメージで保存します。
# dd if=/dev/sdb of=./usb
バックアップしたUSBイメージをUSBメモリに書き込みます。
# dd if=./usb of=/dev/sdb
disk free
ディスク使用量を表示します。
df [-kmhTial] [-tx ファイルシステム]
コマンドオプション
-k キロバイト単位で表示します。
-m メガバイト単位で表示します。
-h 最適な単位で表示します。
-T ファイルシステム名(ext2、vfatなど)も表示します。
-i iノード形式で表示します。
-a すべてのファイルシステムを表示します。
-l ローカルのファイルシステムのみを表示します。
-t ファイルシステム 指定したファイルシステムのみを表示します。
-x ファイルシステム 指定したファイルシステム以外のみを表示します。
IPアドレスを開放します。
# dhclient eth0 -r
DHCPサーバからIPアドレスを再取得します。
# dhclient eth0
ファイルの差分を作成します。
diff [オプション] <元ファイル名> <修正後ファイル名> > <パッチファイル>
diff [オプション] <元ディレクトリ> <修正後ディレクトリ> > <パッチファイル>
オリジナルのソースファイルからdiffを使用して差分ファイルを作成し、そのオリジナルソースにpatchを実行し修正ソースファイルを再現します。
オプション
-c context形式で出力します。
(差分の前後の内容も出力します。)
-u unified形式で出力します。
(新旧ファイルの差分をまとめた形式で出力します。)
-r ディレクトリ以下を階層的に検索します。
-N 存在しないファイルは空のファイルとして差分を取ります。
<使用例>
ファイル単位のパッチを作成します。
# diff -c <元ファイル名> <修正後ファイル名> > <パッチファイル>
ディレクトリの中にある複数のファイルに対して一度にパッチを作成します。
# diff -c <元ディレクトリ> <修正後ディレクトリ> > <パッチファイル>
ディレクトリ以下の全てのファイルに対してパッチを作成します。
# diff -cN <元ディレクトリ> <修正後ディレクトリ> > <パッチファイル>
追加または削除されたファイルも記録してディレクトリ単位のパッチを作成します。
# diff -crN <元ディレクトリ> <修正後ディレクトリ> > <パッチファイル>
patch 変更差分からファイル変更を再現する
ドメイン名に関する情報を集めます。
# dig <ドメイン名>
# dig asahi-net.or.jp
カーネルが出力するメッセージを表示します。
$ dmesg | less
$ dmesg | more
ディレクトリ内のファイル容量を表示します。
ディレクトリを省略するとカレントディレクトリの容量を表示します。
du [-achsS] [ディレクトリ]
オプション
-a ディレクトリとファイルの容量を表示します。
-c リストアップされたファイルの合計値を表示します。
-h サイズに応じた単位で表示します。
-s 指定されたディレクトリの合計のみを表示します。
-S サブディレクトリのサイズを含めないで表示します。
ディレクトリ
容量を表示するディレクトリを指定します。
指定した文字列を標準出力に表示します。
echo [-en] [文字列]
オプション
-e 文字列中のエスケープ文字を有効にします。
-n 最後の改行を表示しないようにします。
エスケープ文字
\a ベル
\b バックスラッシュ
\f フォームフィード
\n LF
\r CR
\t 水平タブ
\v 垂直タブ
\\ バックスラッシュ
イーサネットインターフェイスの状況を調べます。
# ethtool [オプション] <イーサネットデバイス> [オプション]
オプション
-i デバイスドライバ情報を表示します。
-r オートネゴシエーションを再起動します。
-S 統計情報を表示します。
-t <イーサーネットデバイス> offline | online テストを行います。
-p <イーサーネットデバイス> 秒数 指定した秒数LEDを点滅させます。
-s <イーサーネットデバイス> speed <回線速度(Mbps)> 回線速度を変更します。
-s <イーサーネットデバイス> duplex full | half デュプレックスモードを変更します。
-s <イーサーネットデバイス> autoneg on | off autonegotiationの有効、無効を指定します。
<使用例>
# ethtool -s eth0 speed 100
速度を100Mbpsに設定します。
# ethtool -s eth0 duplex full
デュプレックスモードをfullに設定します。
# ethtool -s eth0 autoneg off
autonegotiationをoffにします。
ハードディスクやCompactFlashなどのパーティション作成・削除・変更を行います。
構文
fdisk [-l] device
-l マウントされているデバイスの情報を表示します。
device パーティション設定するデバイスを指定します。
コマンド
a ブートの可否を切り替えます。
d パーティションを削除します。
l 利用可能なパーティションタイプを表示します。
m メニューを表示します。
n 新しいパーティションを作成します。
o DOSパーティションを作成します。
p パーティション情報を表示します。
q 保存しないで終了します。
t パーティションタイプを変更します(初期値は Linux native(83) )。
v パーティションを検査します。
w パーティション情報を書き込み、終了します。
ファイルタイプを表示します。
file [オプション] ファイル
オプション
-b 簡易モードで表示します。
-i ファイルをmimeタイプ文字列にします。
-z 圧縮ファイルの中を調べます。
-v バージョンを表示します。
条件を指定しファイルやディレクトリを検索します。
find [検索するディレクトリ] (オプション)
<オプション>
-name <ファイル名> ファイル名を検索します。
-path <パス名> パス名を検索します。
-lname <シンボリックリンク名> シンボリックリンク名を検索します。
-iname <ファイル名> 大文字小文字を区別しないでファイル名を検索します。
-ipath <パス名> 大文字小文字を区別しないでパス名を検索します。
-ilname <シンボリックリンク名> 大文字小文字を区別しないでシンボリックリンク名を検索します。
(注)
名前の指定で、ワイルドカード(* ? { })が使用できます。
-type f | d | l | b | c | p | s ファイルの種類を指定して検索します。
f 通常ファイル
d ディレクトリ
l シンボリックリンク
b ブロックデバイスファイル
c キャラクタデバイスファイル
p 名前付きパイプ
s ソケット
-user <ユーザ名> 指定したユーザが所有するファイル、ディレクトリを検索します。
-group <グループ名> 指定したグループが所有するファイル、ディレクトリを検索します。
-follow シンボリックリンクの参照先を検索します。
-print ファイルのパスを表示します。
-ls ls -dils を実行します。
<メタキャラクタ使用検索>
メタキャラクタ指定で検索する場合は、ダブルクォーテーション(またはシングルクォーテーション)を使用します。
-name "filename"
<使用例>
file_nameというファイル名を検索します。
$ find / -type f -name file_name -print
ディレクトリ名をすべて表示します。
$ fine / -type d -print
メモリの使用状況を表示します。
free [-[b|k|m][s][t]]
-b 容量をバイト単位で表示します
-k 容量をKバイト単位で表示します。
-m 容量をMバイト単位で表示します。
-s 指定した秒間隔で表示します。
-t 物理メモリとスワップメモリの合計も表示します。
ファイルシステムの検査と修復を行います。
fsck [オプション] [-s] [-t fstype] デバイス
オプション
-A /etc/fstabに記載されているすべてのファイルシステムの検査と修復を行います。
-N 実行が想定された内容だけを表示します。実際には実行しません。
-r 対話的にファイルシステムの修復を実行します。
-V fsckから起動されるコマンドなどの詳細な情報を表示します。
デバイス 検査するデバイスまたはマウントポイントを指定します。
<使用例>
# umount /dev/hda1
# fsck /dev/hdb1
(注)
fsckはシステム起動時に自動的に実行されます。
手動でfsckを実行する場合は、実行の前にデバイスをアンマウントするようにします。
FTPサーバに接続し、ファイル転送を行います。
ftp ホスト
ホスト
接続するリモートホストを指定します。
コマンド
pwd カレントディレクトリを表示します。
cd カレントディレクトリを移動します。
dir カレントディレクトリのファイル一覧を表示します。
get ファイルをダウンロードします。
mget 複数ファイルをダウンロードします。
put ファイルをアップロードします。
mput 複数ファイルをアップロードします。
as 転送モードをASCIIモードにします。
bi 転送モードをBinaryモードにします。
bye、exit、quit ログアウトします。
正規表現のパターンにマッチした行をすべて表示します。
grep [-clvnihswx] パターン [ファイル]
オプション
-c マッチした行数を表示します。
-l マッチする行をもつファイル名のみを表示します。
-v マッチしない行のみを表示します。
-n マッチした行の前に行番号をつけて表示します。
-i マッチングにおいて大文字と小文字を区別しません。
-h マッチしたファイル名も表示します。
-s エラーメッセージを表示しないようにします。
-w パターンマッチを単語全体で行うようにします。
-x パターンマッチを行全体で行うようにします。
パターン
検索する文字列を指定します。
検索する文字列は正規表現で記述します。
「|」で文字列を区切るといずれかの文字列にマッチした場合に検索結果が表示されます。
ファイル
検索するファイルを指定します。
<grepで使用されるメタキャラクタ>
. (ドット) 任意の1文字を表します。
文字* 文字の0回以上の繰り返しを表します。
^文字列 文字列で始まる行を表します。
文字列$ 文字列で終わる行を表します。
[文字集合] []ないの文字集合のいずれか1文字を表します。
[^文字集合] []ないの文字集合の含まれない文字を表します。
[文字-文字] 範囲内のいずれか1文字文字を表します。
\メタキャラクタ メタキャラクタを普通の文字として表します。
システムをシャットダウンします。
halt
ファイルの先頭部分を表示します。
head [オプション] [ファイル名]
オプション
-N ファイルの先頭からN行目までを表示します。
-n N ファイルの先頭からN行目までを表示します。
-c N ファイルの先頭からNバイトまでを表示します。
-q ファイル名を表示しません。
ファイル名 表示するファイルを指定します。
(注)
デフォルトでは最初から10行目まで表示されます。
ホストの情報を検索します。
host [-av] ホスト名 | ドメイン名 | IPアドレス
オプション
-a すべての情報を表示します。
-v 詳細情報を表示します。
DNSサーバを検索して指定したホストの情報を表示します。
ドメイン名やホスト名を指定するとそれに対応したIPアドレスが表示されます。
IPアドレスを指定した場合はそのホスト名またはドメイン名を表示します。
ホスト名の表示と変更を行います。
hostname [-v] [-adfis] [ホスト名]
-a ホストの別名(alias)があれば表示します。
-d DNSドメイン名を表示します。
-f ホスト名とDNSドメイン名からなるFQDNを表示します。
-i ホストのIPアドレスを表示します。
-s ホスト名を表示します。
-v 処理内容をすべて表示します。
ホスト名
指定したホスト名に名前を変更します。
ただし、再起動後は無効になります。
ネットワークインターフェースの設定を行います。
すべてのネットワークインターフェースの情報を表示します。
# ifconfig
# ifconfig -a
IPアドレスとネットマスクを設定します。
# ifconfig eth0 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0
eth0を無効にします。
# ifconfig eth0 down
eth0を有効にします。
# ifconfig eth0 up
ネットワークインターフェースの状態表示や設定を行います。
ip link show
インターフェース名やMACアドレスを表示します。
ip link show dev eth0
指定インターフェースの状態を表示します。
ip link set dev eth0 up
インターフェースを有効にします。
ip link set dev eth0 down
インターフェースを無効にします。
ip address show
IPアドレスを表示します。
ip address show dev eth0
指定インターフェースのIPアドレスを表示します。
ip address add dev eth0 IPアドレス/ネットマスクのビット長
指定インターフェースにIPアドレスを設定します。
ip address del dev eth0 IPアドレス/ネットマスクのビット長
指定インターフェースにIPアドレスを削除します。
ip route show
ネットワーク経路を表示します。
ip route add default via IPアドレス
デフォルトゲートウェイのIPアドレスを指定します。
ip route del default via IPアドレス
デフォルトゲートウェイのIPアドレスを削除します。
ip route add ネットワークアドレス/ネットマスクのビット長 dev eth0
指定したネットワーク宛へのルーティングを設定します。
ip route del ネットワークアドレス/ネットマスクのビット長 dev eth0
指定したネットワーク宛へのルーティングを削除します。
IPv4のパケットフィルタリングとNATの設定を行います。
iptablesを使う
共有ライブラリをシステムに認識させます。
ldconfig
<操作手順>
・共有ライブラリをインストールします。
(共有ライブラリが存在することを確認します。)
・/etc/ld.so.confを編集し、共有ライブラリのディレクトリを追加登録します。
・ldconfigコマンドで追加登録をシステムに反映させます。
<参考>
環境変数 LD_LIBRARY_PATH にライブラリのパスを通す方法
実行ファイルでライブラリが見つからない場合、LD_LIBRARY_PATHにライブラリのパスを通すと問題が解決することがあります。
# export LD_LIBRARY_PATH=<ライブラリが存在するディレクトリ名>
実行ファイルが参照している共有ライブラリを調べます。
ldd <実行ファイル名>
# ldd /bin/vi
テキストファイルの内容をページ単位で表示します。
<操作>
q 終了します。
e 1行分進めます。
k 1行分戻ります。
f 1画面分進めます。
b 1画面分戻ります。
/文字列 文字列を末尾方向に検索し、移動します。
?文字列 文字列を先頭方向に検索し、移動します。
g 先頭に移動します。
G 末尾に移動します。
シンボリックリンクを作成します。
ln -s [リンク元本体] [リンク名]
<例>
カレントディレクトリに/var/wwwへのシンボリックリンクを作成します。
# ln -s /var/www ./www
ディレクトリの内容を表示します。
ls <オプション> <ディレクトリ>
-a 「.」ではじまるファイルを含んだすべてのファイルを表示します。
-b ファイル名に表示できない制御文字などが使われている場合は8進数形式で表示します。
-c ファイルの属性を更新した時間順にソートして表示します。
-d ディレクトリの内容ではなくファイルと同様にディレクトリ名を表示します。
-f ソートせずにディスクに格納された順に表示します。
-i ファイル名の左にインデックス番号を表示します。
-k ファイルサイズをKB単位で表示します。
-l ロングフォーマットで表示します。
-m ファイルを横に並べ、カンマで区切って表示します。
-n ユーザ名、グループ名を数字を使用して表示します。
-p ディレクトリ名の最後に「/」を付けて表示します。
-q エスケープコードなど表示できない文字列を「?」で表示します。
-r 逆順にソートして表示します。
-s ファイル名の左側にKB単位でファイル容量を付加して表示します。
-t タイムスタンプ順にソートして表示します。
-u アクセス時刻でソートして表示します。
-x ソートした結果を水平方向から順に並べます。
-C ソートした結果を垂直方向から順に並べます。
-F ファイルタイプを示す文字を付けます。
-L シンボリックリンクについてはリンクされたファイルを表示します。
-R サブディレクトリの情報も表示します。
-S ファイルサイズの大きい順にソートして表示します。
-1 1行に1ファイルずつリスト表示します。
ロードされているモジュールの一覧を表示します。
lsmod
ポート番号を調査します。
ポート番号を指定して、どのプログラムで使用されているかを調べます。
# lsof -i :<ポート番号>
$ sudo lsof -i:22 COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE NODE NAME sshd 2559 root 3u IPv4 5918 TCP *:ssh (LISTEN) sshd 2559 root 4u IPv6 5920 TCP *:ssh (LISTEN) $
すべてのPCIデバイスに関する情報を表示します。
lspci [オプション]
オプション
-v
詳細な情報を表示します。
-vv
更に詳細な情報を表示します。
ディレクトリを作成します。
mkdir <directry name>
-p 複数の階層のディレクトリをまとめて作成できます。
$ mkdir -p dir1/dir2
ファイルシステムを作成します。
mkfs [-V][-t ファイルシステムタイプ] デバイス [ブロック数]
オプション
-V 詳細情報を表示します。
-t ファイルシステムのタイプ ファイルシステムタイプを指定します。
デバイス ファイルシステム作成するデバイスを指定します。
ブロック数 ブロック数を指定します。
<ファイルシステムタイプ>
ext2 |
Linux標準のファイルシステム
|
---|---|
ext3 |
ext2にジャーナリング機能を付加したファイルシステム
|
ReiserFS |
ジャーナリング機能を持ったファイルシステム
|
xfs |
ジャーナリング機能を持ったファイルシステム
|
msdos |
MS-DOSファイルシステム
|
vfat |
Windows95のファイルシステム
|
iso9660 |
ISO9660準拠のファイルシステム(CD-ROMの形式)
|
udf |
ユニバーサルディスクフォーマットファイルシステム(DVDなどの形式)
|
nfs |
ネットワークファイルシステム
|
samba |
Windowsのネットワーク共有のファイルシステム
|
<使用例>
/dev/hda1にext2のファイルシステムを作成します。
# mkfs -t ext2 /dev/hda1
フロッピーディスクにMS-DOS形式のファイルシステムを作成します。
# mkfs -t msdos /dev/fd0
カーネルモジュールをカーネルに組み込んだり、取り外したりします。
modprobe [-r] モジュール
オプション
-r モジュールを取り外します。
LinuxでCompactFlashを使う
テキストファイルの内容をページ単位で表示します。
<操作>
q 終了します。
s 1行分進めます。
f 1画面分進めます。
b 1画面分戻ります。
/文字列 文字列を末尾方向に検索します。
ファイルシステムをマウントします。
mount [-a] [-rv] [-t ファイルシステムタイプ] [デバイス] [マウントポイント]
オプション
-a /etc/fstabのファイルシステムをマウントします。
-r 読み込み専用でマウントします。
-v マウントの詳細を表示します。
-t ファイルシステムのタイプを指定します。
デバイス
マウントするデバイスを指定します。
マウントポイント
ファイルシステムをマウントする場所を指定します。
ファイルシステムタイプ
ext2 |
Linux標準のファイルシステム
|
---|---|
ext3 |
ext2にジャーナリング機能を付加したファイルシステム
|
iso9660 |
一般的なCD-ROMのフィアルシステム
|
msdos |
MS-DOSファイルシステム
|
vfat |
FAT32ファイルシステム
|
swap |
swap領域
|
nfs |
NFS
|
samba |
Windowsのネットワーク共有ファイルシステム
|
Windows FATパーティションのマウント
# mkdir -p /mnt/msdos
# mount -t vfat /dev/hda1 /mnt/msdos
# umount /mnt/msdos
vfat: Windows9x, WindowsMeのファイルシステム
Windows NTFSパーティションのマウント
# mkdir /mnt/win
# mount -t ntfs /dev/hda1 /mnt/win
確認します。
# ls /mnt/win/
HDDのマウント
マウント先のディレクトリを作成します。
# mkdir /mnt/disk
HDDのパーティションを指定してマウントします。
# mount /dev/hda2 /mnt/disk
アンマウントします。
# umount /mnt/disk
CD-ROMのマウント
CDのマウントポイント作成します。
# mkdir -p /mnt/cdrom
CDのマウントをマウントします。
# mount /mnt/cdrom
CDを取り出す時は、マウントを外してから行います。
# umonut /mnt/cdrom
FDのマウント
Linuxのext2ファイルシステムで作成されたFDをマウントします。
# mount /dev/fd0 /mnt/floppy
MS-DOSでフォーマットされているFDをマウントします。
# mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
ISOイメージのマウント
ISOイメージをマウントします。
マウントするディレクトリを作成します。
# mkdir -p /mnt/disk
mountコマンド使用してマウントします。
(ISOファイルのファイル名はdisk_iso.isoとします。)
# mount -o loop disk_iso.iso /mnt/disk
lsコマンドで確認します。
# cd /mnt/disk
# ls -l
ファイルを移動します。
mv <元の名前> <新しい名前> ファイル名を変更します。
mv <ファイル名> <ディレクトリ名> ファイルを別ディレクトリに移動します。
ネットワークに関する情報を表示すします。
netstat [オプション1] [オプション2]
オプション1
引数なし オープンされているソケットの一覧を表示します。
-r カーネルのルーティングテーブルを表示します。
-g マルチキャストグループメンバーシップ情報を表示します。
-i ネットワークインターフェースの状態を表示します。
-M IPマスカレードの情報を表示します。
-s 各プロトコルの統計情報の一覧を表示します。
オプション2
-v 詳細な情報を表示すします。
-n ホスト名などを解決せずに数字で表示します。
-c 情報を更新して表示します。
-e 詳しい情報を表示します。-ee さらに詳しい情報を表示します。
-o ネットワーキングタイマの情報を表示します。
-p 各ソケットを利用しているプログラムのプロセスIDを表示します。
-l 接続待ち状態のソケットのみを表示します
-a 全てのソケットを表示します。
ホスト名のIPアドレスが正常に引けるか どうかを確認します。
# nslookup <ホスト名>
サービスの開始、停止を設定できます。
ntsysvを使用するとテキストベースの設定画面で操作が行えます。
# ntsysv
サービス一覧が表示されます。
サービス名の左にチェックボックスがあります。
チェックされているサービスは[開始]設定です。
チェックされていないサービスは[停止]設定です。
[スペース]でチェックを入れたり、外したりして設定します。
chkconfig 起動スクリプトを管理する
パスワードを変更します。
passwd [ユーザ名]
オプション
ユーザ名
パスワードを変更するユーザ名を指定します。
ユーザ名を指定しないとカレントユーザのパスワードを変更します。
diffで作成した差分からファイルの変更を再現します。
オリジナルのソースファイルからdiffを使用して差分ファイルを作成します。そのオリジナルソースにpatchコマンドを実行して修正ソースファイルを再現します。
patch [オプション] < パッチファイル
オプション
-p 差分作成時の相対ディレクトリを有効にします。
-pが無い時は、全てのファイルがカレントディレクトリにあると見なされます。
-p0 パッチファイルに書かれているパスのディレクトリに対しパッチを適用します。
-p1 パッチファイルに書かれているパスの階層を上位から1つ無視してパッチを適用します。
-E patch適用後、空になったファイルを削除します。
<ファイルに対するパッチの適用>
適用したいファイルの存在するディレクトリ上で実行します。
# patch < <パッチファイル>
<ディレクトリに対するパッチの適用>
パッチを作成したときと相対的に同じディレクトリでpatchコマンドを実行し、ディレクトリ内のフィアルに対しパッチを適用します。
# patch -p0 < <パッチファイル>
パッチを作成したときと相対的に同じディレクトリでpatchコマンドを実行して、ディレクトリ内のフィアルに対しパッチを適用し、空になったファイルを削除します。
# patch -p0 -E < <パッチファイル>
<パッチ適用を戻す>
パッチを適用したファイルを元に戻すことができます。
# patch -R <パッチファイル>
diff ファイルの差分を作成する
ICMPのECHO REQUEST パケットをネットワーク上のホストに送ります。
# ping ホスト(IPアドレス または ドメイン名)
# ping [-c<回数>] ホスト
スタックに保存したディレクトリに戻ります。
popd
環境変数の一覧を表示します。
printenv | more
/proc にあるシステム情報を表示します。
-f システムの状況を継続的に全画面で表示します。
-m CPUとメモリの情報の代わりに、
モジュールとデバイスドライバの情報を表示します。
-a すべての情報を表示します。
実行中のプロセスを表示します。
ps [-aflruwx]
オプション
-a 全てのプロセスを表示します。
-f ツリー形式で表示します。
-l 詳細に表示します。
-r 実行中のプロセスだけ表示します。
-u ユーザ名を表示します。
-w 1行追加して表示します。
-x 制御端末のないプロセスの情報も表示します。
動作しているプロセスをツリーで表示します。
pstree [-achnp]
オプション
-a プロセス起動時の引数を表示します。
-c 同じ内容のサブツリーをまとめません。
-h カーレントプロセスのツリーを強調して表示します。
-n プロセスIDでソートして表示します。する
-p プロセスIDを表示します。
カレントディレクトリをスタックに保存して移動します。
pushd directory
directory ディレクトリの移動先を指定します。
現在のディレクトリをスタックに保存して、指定したディレクトリに移動します。popdを実行することで以前のディレクトリに戻ることができます。パスが長い場合や、一時的に移動する場合に使用すると便利です。
現在のディレクトリの位置を絶対パスで表示します。
pwd
システムを再起動します。
reboot
shutdown -r now と同じ動作をします。
ディレクトリまたはファイルを削除します。
rm [-fir] <directry name>
ディレクトリをまるごと削除します。
rm [-fir] <file name>
ファイルを削除します。
オプション
-f 存在しないファイルを指定してもエラーを返しません。
-i 1つずつファイル削除の確認を求めます。yの入力で削除します。
-r ディレクトリの内容を再帰的に削除します。
(警告メッセージを表示させたくない場合は-fオプションを同時に指定します。)
ディレクトリを削除します。
ディレクトリが空になっている必要があります。
rmdir <directry name>
-p 複数の階層のディレクトリがまとめて削除されます。
$ mkdir -p dir1/dir2
ルーティングテーブルを表示します。
route [オプション]
オプション
-v 詳細に表示します。
-e netstat形式で表示します。-eeでより詳細に表示します。
rpmパッケージを操作します。
rpmコマンドを使う
ファイルやディレクトリのバックアップやミラーリングを行います。
rsyncはネットワーク経由や同一マシン内でも実行できます。
rsync [オプション] 転送元 転送先
オプション
-o ファイルの所有権をコピーします。
-g ファイルのグループ権をコピーします。
-p ファイルのパーミッションをコピーします。
-t ファイルのタイムスタンプをコピーします。
-r ディレクトリを再帰的にコピーします。
-l シンボリックの実体をコピーします。
-D デバイスファイルのコピーを許可します。
-a オリジナルファイルの属性をすべてコピーします(ミラーリング)。
-e ssh sshを用いて安全性を確保します。
-v 実行内容を表示します。
--progress 進捗状況を表示します。
<使用例>
ディレクトリd1の内容を、同一マシンのディレクトリd2にミラーリングします。
$ rsync -a d1 d2
ディレクトリd1の内容を、ネットワーク経由でホスト192.168.1.100のディレクトリd2にミラーリングします。
$ rsync -a d1 user@192.168.1.100:~/d2
リモートマシン間でSSHプロトコルを用いてファイルをコピーします。
scp [オプション] [[ユーザ名@]コピー元ホスト名:]ファイル名
[...] [[ユーザ名@]コピー先ホスト名:]ファイル名
-1 SSHプロトコル1を使用します。
-2 SSHプロトコル2を使用します。
-B バッチモードで実行します。
-C 圧縮してコピーします。
-F 設定ファイル名 指定した設定ファイルを利用します。
-i 秘密鍵 指定した秘密鍵を利用します。
-P ポート番号 ポート番号を指定します。
-p ファイル情報を変更せずにコピーします。
-r ディレクトリを再帰的にコピーします。
-q 進捗状態を表示しないようにします。
<使用例>
カーレントディレクトリのファイルredをホスト192.168.1.100のユーザuserのホームディレクトリにコピーします。
$ scp ./red user@192.168.1.100:~
ホスト192.168.1.100のユーザuserに接続し、ホームディレクトリのファイルredをローカルホストのカーレントディレクトリにblueでコピーします。
$ scp user@192.168.1.100:~/red ./blue
ファイルを圧縮して転送します。
$ scp -C ./red user@192.168.1.100:~/
ディレクトリcolourを再帰的にコピーします。
$ scp -r colour user@192.168.1.100:~/
SSHプロトコル2を利用してコピーします。
$ scp -2 ./red user@192.168.1.100:~/
文字列を置き換えます。
各行の最初に一致したパターン1をパターン2に置換します。
sed -e 's/パターン1/パターン2/'
各行の最初に一致したパターンを削除します。
sed -e 's/パターン//'
全てのパターン1をパターン2に置換します。
sed -e 's/パターン1/パターン2/g'
全てのパターンを削除します。
sed -e 's/パターン//g'
アルファベットの大文字と小文字を区別しないで置換処理を行います。
sed -e 's/パターン1/パターン2/i'
●正規表現の利用
置換する文字列を探すのに正規表現が利用できます。
.
任意の1文字
*
直前の1文字の0回以上の繰り返し
^
行の先頭位置
$
行の末尾位置
[...]
列挙された任意の1文字
ハイフン(-)で範囲指定
[^...]
列挙されていない任意の1文字
ハイフン(-)で範囲指定
\+
直前の文字の1個以上の繰り返し
\?
直前の文字の0または1文字
\{i\}
直前の文字のi個の繰り返し
\{i,\}
直前の文字のi個以上の繰り返し
\{,j\}
直前の文字のj個以下の繰り返し
\{i,j\}
直前の文字のi個以上、j個以下の繰り返し
パターン1\|パターン2
パターン1またはパターン2のいずれか
\
正規表現に使われる記号の特別の意味の打ち消し
パーティション情報を表示します。
# sfdisk -l
システムをシャットダウン・再起動します。
shutdown [-h | -r][now | hh:ss | +m]
オプション
-h システムをシャットダウンします。
-r システムを再起動します。
now すぐにシステムのシャットダウン・再起動を行います。
hh:ss 指定した時間にシステムのシャットダウン・再起動を行います。
+m 現在より指定時間後にシステムのシャットダウン・再起動を行います。単位は分です。
スクリプトファイルを実行します。
sourceコマンドは "." で代用することができます。
source <スクリプトファイル名>
. <スクリプトファイル名>
<使用例>
/etc/profileを実行します。
# source /etc/profile
または
# . /etc/profile
SSHサーバに接続します。
ssh [オプション] ホスト [コマンド]
-1 SSHバージョン1で接続します。
-2 SSHバージョン2で接続します。
-3 IPv4アドレスで接続します。
-4 IPv6アドレスで接続します。
-p ポート番号 接続するポートを指定します。(デフォルトは22番)
-l ユーザ名 ログインに使用するユーザ名を指定します。
ホスト
接続するホストを指定します。
コマンド
リモートで実行するコマンドを指定します。
SSH用の公開鍵と秘密鍵の作成や変更を行います。
ssh-keygen [オプション]
オプション
-t 鍵タイプ 鍵タイプをrsa1、rsa、dsaのいずれかを指定します。
-b ビット数 鍵のビット数を指定します(初期値は1024ビット)。
-f ファイル名 鍵のファイル名を指定します。
-p 既存の秘密鍵のパスフレーズを変更します。
-N 新しいパスフレーズを指定します。
-P 古いパスフレーズを指定します。
-l 公開鍵の指紋を表示します。
-y 秘密鍵から公開鍵を表示します。
<使用例>
タイプrsaでの鍵を作成します。
$ ssh-keygen -t rsa
専用の.sshディレクトリに秘密鍵id_rsaと公開鍵id_rsa.pubが作成されます。
タイプrsaでの鍵を/tmpにkeyで作成します。
$ ssh-keygen -t rsa -f /tmp/key
/tmpにkeyとkey.pubが作成されます。
パスフレーズを変更します。
$ ssh-keygen -p -f ~/.ssh/id_rsa
パスフレーズをコマンドから指定して、パスフレーズを変更します。
$ ssh-keygen -p -P "<古いパスフレーズ>" -N "<新しいパスフレーズ>" -f ~/.ssh/id_rsa
ファイルの属性を表示します。
stat [オプション] ファイル名
オプション
-l シンボリックリンクをたどり実体ファイルを表示します。
-f ファイルシステムのステータスを表示します。
-t 簡潔なフォーマットで表示します。
・他のユーザのユーザIDを使用してシェルを起動します。
・ユーザ名はコマンドラインで指定しますが、省略した場合は root になります。
・シェル変数などの環境は元のユーザのものが引き継がれます。
・カーレントディレクトリも元のユーザのままです。
$ su -<なし>
最初から root ユーザとしてログインしたのと同様の処理が行われます。カーレントディレクトリも /root に変更されます。
$ su
元のユーザ環境のまま root ユーザになります。カーレントディレクトリも元のままです。
$ su -<ユーザ名>
元のユーザ環境のまま新たに指定されたユーザになります。
指定したユーザでコマンドを実行します。
デフォルトではroot権限で実行します。
$ sudo [オプション] コマンド名
オプション
-l そのユーザに対して許可されたコマンドを表示します。
-u 指定したユーザ権限でコマンドを実行します。
●/etc/sudoersの編集>
sudoを実行するには、/etc/sudoersファイルに権限を与えられるユーザとコマンドを設定しておく必要があります。
visudoコマンドで/etc/sudoersファイルを編集しユーザ名を登録します。visudoはviと同じ操作で編集できます。
# visudo
<設定例>
<ユーザ名>にすべてのroot権限を与えます。
<ユーザ名> ALL=(ALL) ALL
sudoコマンド実行時のパスワード要求を抑制します。
<ユーザ名> ALL=NOPASSWD: ALL
ディスク上のデータとキャッシュ/バッファの同期をとります。
#sync
指定されたファイルの最後の部分を表示します。
tail [-cf 行数] [ファイル]
オプション
-行数 表示する行数を指定します。
-c 行数でなくバイト数で指定します。
-f ファイルに追加された文字をリアルタイムに表示します。
ファイル
表示するファイルを表示します。
(注)
デフォルトでは最後の10行が表示されます。
ファイルを圧縮、展開します。
tar <命令><オプション><ファイル名>
<命令>
c tarを新しく作ります
x tarを展開します
t tarの内容を表示します
r tarにファイルを追加します
d tarからファイルを削除します
<オプション>
f ファイルを指定します(必須)
v 処理内容を表示します
z tarをgzipで圧縮、展開します(tar.gz、tgz)
j tarをbzip2で圧縮、展開します(tar.bz2、tbz)
C 指定したディレクトリにファイルを展開します
$ tar cvf /tmp/sample.tar .
カレントディレクトリ以下のファイル、ディレクトリを/tmp/sample.tar にまとめます。
$ tar czvf /tmp/sample.tar.gz .
カレントディレクトリ以下のファイル、ディレクトリを/tmp/sample.tar.gz に圧縮します。
$ tar cjvf /tmp/sample.tar.bz2 .
カレントディレクトリ以下のファイル、ディレクトリを/tmp/sample.tar.bz2 に圧縮します。
$ tar cf - . | (cd /tmp; tar vxf -)
カレントディレクトリ以下の全てのファイルを/tmpにコピーします。
$ tar cf - ./work | (cd /tmp; tar vxf -)
カレントディレクトリ下のworkディレクトリ以下の全てのファイルを/tmpにコピーします。
telnetプロトコルでリモートホストに接続します。
telnet [-8] [-e エスケープ文字] [-l ユーザ名] [ホスト名 [ポート番号]]
オプション
-8 8ビットバイナリモードで接続します。シフトJISを使用している場合などに指定します。
-e エスケープ文字 telnetコマンドモードに移行する際のキャラクタを指定します。
デフォルトのエスケープ文字はctrl+]です。
-E エスケープ文字を無効にします。
-l ユーザ名 ユーザ名を指定します。
ホスト名 接続するリモートホストを指定します。
ポート番号 接続するポートを指定します。ポートを省略した場合、ポート23番で接続を行います。
<コマンドモード>
ctrl+] (-eオプションにより文字を変更可能) を入力することでコマンドモードに移行することができます。
コマンド
open 指定したホストにログインします。
close 現在の接続を切断します。
status 現在の状況を表示します。
quit telnetを終了します。
? コマンド一覧を表示します。
<使用例>
$ telnet 192.168.1.100
$ telnet -l 192.168.1.100 user
$ telnet 192.168.1.100 80
tftpサーバとの間でファイル転送を行います。
tftp [ホスト]
ホスト
tftpサーバのIPアドレスまたはホスト名(デフォルトサーバ)を指定します。
コマンド
tftp を起動すると、プロンプト を表示して、以下のコマンドを認識する。
? command-name ...
ヘルプ情報を表示します。
ascii
mode ascii の略です。
binary
mode binaryの略です。
connect ホスト [ポート]
tftpサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。
(tftpサーバのアドレスは get や put コマンドでも指定できます。)
get ファイル名
get tftpサーバファイル名 ローカルファイル名
get ファイル名 ファイル名 ...
指定した転送元からファイルを取得します。
<転送元の指定方法>
tftpサーバが既に指定されている場合、tftpサーバのファイル名を指定します。
tftpサーバのアドレス:ファイル名 の形式で、tftpサーバとファイル名を同時に指定します。この場合、指定されたtftpサーバがファイル転送のデフォルトサーバになります。
mode 転送モード
転送モードを設定します。
ascii または binary を指定します。
デフォルトは ascii です。
put file
put localfile remotefile
put file1 file2 ... fileN remote-directory
指定したリtftpサーバのファイルやディレクトリにファイルを転送します。
<転送先の指定方法>
ホストが既に指定されている場合、tftpサーバ上のファイル名を指定します。
tftpサーバのアドレス:ファイル名 の形式で、tftpサーバとファイル名を同時に指定します。この場合、指定されたtftpサーバがファイル転送のデフォルトサーバになります。
quit
tftpを終了します。
end of file
tftpを終了します。
rexmt retransmission-timeout
パケット毎の再送タイムアウト時間を秒単位で設定します。
status
現在の状態を表示します。
timeout total-transmission-timeout
全体の転送タイムアウト時間を秒単位で設定します。
trace
パケットトレース機能の使用・不使用を切替える。
verbose
詳細表示モードの使用、不使用を切り換えます。
ファイルの新規作成とタイムスタンプの変更を行います。
# touch sample
サイズが 0 のファイル sample が作られます。
sample が既に存在している場合は、タイムスタンプが現在時刻に変更されます。
-t オプションを使うと、ファイルのタイムスタンプを任意の時刻に合わせることができます。
[例]
タイムスタンプを1月2日3時4分に変更します。
# touch -t 01020304 sample
2008年12月5日20時51分に変更します。
# touch -t 200812052051 sample
2008年12月5日20時51分15秒に変更します。
# touch -t 200812052051.15 sample
<オプション>
-c 指定したファイルが存在しなくても新しいファイルを作りません。
-f ファイルのパーミッションを無視してタイムスタンプを変更します。
-a 最終アクセス時刻を変更します。
-m 最終更新時刻を変更します。
文字集合を一括変換します。
tr [オプション] 文字集合1 [文字集合2]
文字集合を他の文字集合に一括変換します。
オプション
-c 文字集合1を文字集合1に含まれない文字で置き換えます。
-d 文字集合1の文字を削除します。
-s 同じ連続した文字を1文字に置き換えます。
-t 文字集合1を文字集合2と同じ文字列長に合わせます。
文字集合として次のような指定もできます。
ABCD A、B、C、Dという文字の連続
A-B AからBまでの文字の範囲
[x*y] 文字xをy回繰り返す
文字集合には次のような文字クラスも利用できます。
[:alnum:] アルファベットと10進数字
[:alpha:] アルファベット
[:blank:] スペースや水平タブ
[:cntrl:] 制御文字
[:digit:] 10進数字
[:graph:] スペースを含まない表示可能な文字
[:lower:] アルファベットの小文字
[:print:] スペースを含む表示可能(印字可能)な文字(制御文字は含まない)
[:punct:] 句読点(通常の文字、数字、制御文字、スペースのいずれでもない文字)
[:space:] スペース、タブ、改ページ
[:upper:] アルファベットの大文字
[:xdigit:] 16進文字
ホストへのネットワーク経路を表示します。
ネットワーク上の相手先ホストへどのように接続されているかを表示します。
# traceroute <ホスト名>
ホップ数
ルータ名
IPアドレス
ホストに到達するまでの時間
●コマンド
-L {数字} 階層のレベルを指定します
<例>
$ tree [ディレクトリ] -L 2
2階層目までのツリーを表示する
$ tree [ディレクトリ] -H {href=""の頭につける文字列を指定} > tree.html
ディレクトリツリーをhtml形式で保存します。
●インストール
# apt-get install tree
# yum install tree
# tar xzvf tree-1.5.1.tgz
# cd tree-1.5.1/
# make
# make install
コマンドに関する情報を表示します。
type コマンド
ファイルシステムをアンマウントします。
umount -a [-rv] [-t ] [デバイス名 | マウントポイント]
オプション
-a /etc/fstabのファイルシステムをアンマウントします。
-r アンマウントに失敗した場合、読み込み専用で再マウントします。
-v マウントの詳細を表示します。
-t ファイルシステムのタイプを指定しアンマウントします。
デバイス
アンマウントするデバイスを指定します。
アンマウントポイント
アンマウントするデバイスのマウントポイントを指定します。
ファイルシステムタイプ
ext2 |
Linux標準のファイルシステム
|
---|---|
ext3 |
ext2にジャーナリング機能を付加したファイルシステム
|
iso9660 |
一般的なCD-ROMのフィアルシステム
|
msdos |
MS-DOSファイルシステム
|
vfat |
FAT32ファイルシステム
|
swap |
swap領域
|
nfs |
NFS
|
samba |
Windowsのネットワーク共有ファイルシステム
|
システムに関する情報を出力します。
uname <オプション>
オプション:
-a すべての情報
-s OSの名前
-n ホストの名前
-r OSのリリース番号
-v OSのバージョン
-m マシンの種類(CPU)
zip形式の圧縮ファイルを解凍します。
<使用例>
$ unzip -l file_name.zip
file_name.zip の内容を表示します。
$ unzip file_name.zip
file_name.zip 解凍します。
新規ユーザアカウントを作成します。
#useradd ユーザ名
ユーザアカウントを削除します。
#userdel -r <ユーザ名>
ユーザのホームディレクトリとメールスプールを同時に削除します。
ただし、そのユーザが所有していたファイルなどは削除されません。
テキストファイルの行数、単語数、バイト数を表示します。
wc [オプション] [ファイル名]
オプション
-l 行数のみを表示します。
-w 単語数のみを表示します。
-c バイト数のみを表示します。
ファイル名 集計するファイルを指定します。
(注)
空白で区切られたものを単語として扱われます。
表示は左から行数。単語数、バイト数となります。
ファイルをダウンロードします。
wget URL
URLのアドレスからファイルをダウンロードします。
指定したコマンドのソース、バイナリ、manページなどの関連ファイルの場所をフルパスで表示します。
whereis [-bms] <コマンド>
オプション
-b バイナリの場所のみ表示します。
-m manページの場所のみを表示します。
-s ソースの場所のみ表示します。
コマンドのバイナリの場所をフルパスで表示します。
which <コマンド>
<使用例>
whichコマンドの保存場所を表示します。
$ which which
/usr/bin/which
ドメイン名などをwhoisサーバに問い合わせます。
# whois <ドメイン名>
# whois asahi-net.or.jp
zip形式でファイルを圧縮します。
zip <圧縮後ファイル名.zip> <圧縮するファイル名>
ディレクトリを1つのファイルとして再帰的に圧縮する場合はオプション -r を指定します。
<使用例>
$ zip file_name.zip file_name
単一ファイル(file_name)を圧縮します。
$ zip -r dir_name.zip dir_name
ディレクトリ(dir_name)以下を再帰的にdir_name.zipにまとめます。
$ zip -e file_name.zip file_name
Enter password:
Verify password:
-r オプションでパスワードを付けて圧縮します。
(unzipで解凍する場合パスワードを入力します。)
追加 2011.11.18
変更 2010.12.18
変更 2010.10.24
変更 2010.10.20
追加 2010.10.05
追加 2010.09.11
追加 2008.10.26
追加 2007.02.14
2006.09.11