yumコマンドでは、RPMパッケージのインストールやアンインストール、アップデートなどを行うことができます。

yum [オプション] [コマンド]

-y

問い合わせに対してすべて「y」で答えます。

-c <設定ファイル>

yumの設定ファイルを指定します。
指定しないと/etc/yum.confファイルが参照される場合があります。

-R <時間>

タイムアウト(単位: 分)を設定します。

install <パッケージ>

パッケージをインストールします。

• yum install　<パッケージ>
  • <パッケージ>をインストールします。

groupinstall <パッケージグループ>

パッケージグループをインストールします。

• yum groupinstall <パッケージグループ>
  • <パッケージグループ>をインストールします。

update

パッケージをアップデートします。

• yum update

groupupdate <パッケージグループ>

パッケージグループをアップデートします。

• yum groupupdate

check-update

アップデート可能なパッケージの一覧を表示します。

• yum check-update

remove <キーワード>

パッケージをアンインストールします。

• yum remove <パッケージ>
  • <パッケージ>をアンインストールします。

groupremove <パッケージグループ>

パッケージグループをアンイストールします。

• yum groupremove <パッケージグループ>
  • <パッケージグループ>をアンインストールします。

list

インストール済みおよびリポジトリにあるパッケージ一覧を表示します。

• yum list installed
  • インストール済みのパッケージ一覧を表示します。
• yum list available
  • リポジトリに存在するパッケージ一覧を表示します。
• yum list updates
  • アップデート可能なパッケージ一覧を表示します。
• yum extras
  • システムにインストールされているが、サーバには存在しないパッケージのリストを表示させます。
• yum list
  • インストール済みとリポジトリに存在するパッケージ一覧を表示します。

grouplist

インストール済みのパッケージグループとインストール可能なパッケージループの一覧を表示します。

• yum grouplist
  • パッケージグループの一覧を表示します。
• yum grouplist hidden
  • 隠されているパッケージグループも含め、すべてのパッケージグループの一覧が表示されます。

search <キーワード>

指定したキーワードでパッケージを検索します。

• yum search <キーワード>
  • パッケージ名やパッケージの説明、含まれるファイルなどに<キーワード>が含まれるファイルを検索します。

yum deplist <パッケージ>

パッケージの依存関係を表示します。

• yum deplist <パッケージ>
  • <パッケージ>の依存関係を表示します。

info <パッケージ>

パッケージの詳細情報を表示します。

• yum info　<パッケージ>
  • <パッケージ>の詳細情報を表示します。

groupinfo <パッケージグループ>

パッケージグループの詳細情報を表示します。

• yum groupinfo <パッケージグループ>
  • <パッケージグループ>の詳細情報を表示します。

clean

リポジトリからダウンロードしたヘッダーファイルとパッケージを削除します。

• yum clean packages
  • ダウンロードしたパッケージを削除します。
• yum clean headers
  • ダウンロードしたヘッダーファイルを削除します。
• yum clean metadata
  • ダウンロードしたメタデータを削除します。
• yum clean dbcache
  • メタデータに高速にアクセスするためのDBキャッシュを削除します。
• yum clean all
  • 全てのキャッシュを削除します。

CentOS 3.9でyumを使う

変更 2010.09.21
2006.12.22