大楽寺のシイの木は阿弥陀堂西側にあり樹齢は八百年を超すものと思われ、幹周りは七メートル以上に及ぶ、
遙かお堂の上にあり樹高は二十九メ−トルに達するものと思われる。
幹は地上五十センチのところから南北に別れ二本の木のようにも見えるが根は一体で大地を覆うように四方八方
に延びている。
南側の幹が若干太く、三メートルの所で大きな枝がさらに南にのびている。それより上の枝はうっそたした
葉に遮られ見ることもできない。
近年の吹き替え時に枝落としをされ枯れそうになったが持ちこたえたようです。枝落としする前のシイの木は
お椀を被せたような丸みあるふくよかな形をしていました。
天然記念物にしても良いような木が切られるのは村の管理が行き届かないからです。お堂は修理すれば治りますが
木は枯れたらおしまいです。もっと自然を大切にしましょう。