石塚理容室 福岡パソコン教室   追風会 谷和原百けい

脇侍立像(wakijirituzou)

 

bosatu.jpg (33738 バイト) 脇侍立像(菩薩像)

平安時代
村指定文化財 平成7年6月1日指定
木造 像高 87.3cm
大楽寺所有

天台宗大楽寺の本尊として祀られている阿弥陀三尊像でありますが、現在脇侍の一体は失われてしまっています。脇侍の菩薩像も檜材による寄木造で、高髻(コウケイ)を結い地髪を毛筋(ケスジ)彫りとし、天冠台(テンカンダイ)を彫出しています。額には水晶の白毫(ビャクゴウ)をつけ、三道(サンドウ)を掘り出して割首とします。体躯は僅かに腰を捻って左足を前に進め、左腕を前方にやや屈して垂下させています。なお、右腕は欠失しています。本像は阿弥陀如来座像と同一時期の制作で平安時代末期の定朝様の作品と考えることがでます。

協力 村史編纂室・大楽寺

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