BUGLISI/FOREMAN 仕込み図
Theater Reports Top
Theater Report #55
Theater Report #56
基本舞台
ProgramA-2の“LISA D.”で弦楽四重奏が舞台下手奥に出る時以外は上記の状態。
弦楽四重奏が入るとと下記のようになり、弦楽四重奏は上手のUPAからのみ返されていた。
弦に使用してマイクはSENNHEISERのLavalierシリーズ、MKE104をブリッジより
外側の弦に付けていた。
残念ながらリハが終わるとすぐ外してしまったので写真はありません。
ProgramA-4“MEAN OLE' WORLD”の時
は客席下手に右図の通りJazzBandが入
っていた。
Drumは殆ど生だったが、他の楽器特に
Gtはどうしてそんなに出すんだろう、と思
う位出していた。Gt以外がほぼ上手に定
位しているのにGtだけは会場中に響き渡
っていた。PANはTbが11時,ASaxが1時で
あとはセンターになっていた。
下は上手のSettingの写真。
ProgramB-2は、生Pianoのみの伴奏。
ProgramB-3は6日と8日だけCDのカラオケに
生でヴァイオリンが入る。
ヴァイオリンはブリッジから直接ケーブルが
出ているタイプのマイクが付いていて、そこに
ホーンジャックが付いていたので、ゼンハイザーのW/Lを付けてPianoの下のチューナーで受信していた。

この日は前日の反省か音量は適切であった。
Pianoのマイクはダンサー用の返しと、リバーブ
用だけに使用していた。Pianoの上に被っている黒い物は証明の反射よけの紗幕で創ったカバー。
(下の写真参照)

ヴァイオリンの音色とCDの音は解け合っていなかった。
客席のスピーカー配置
 客席スピーカーは勿論、舞台上もこの劇場の常設固定位置だと思う。1週間単位で様々なCompanyが入れ替わり公演しているこの劇場でスピーカーを移動しているとは考えられない。まして音響は劇場のエンジニアである。おそらく小屋入りして初めてDanceを見ていると思う、Cueは凡て舞監から貰えるので問題はないし。それでよくCompanyもやっているなと思う。ハッキリ言って音響を重視しているとは思えない。
 このJoyceTheaterは現在NYで一番ダンスの公演多い劇場でほぼダンスだけと言っても良い位の状態らしい。幾らよく見ているからと言ってもそれで本当に良いのか、と思う。勿論サウンドデザイナーが入る事はあると思う。意外な現実であった。

 然しそれにしてもUPAの数に対して何とSubWooferの多い事か。左の写真は真下に向けて吊られたSubWoofer。プロセの物はUPAと同じ向きであったが、他の6発は真下を向いていた。
音響とは関係ないが、スライドを合わせるスタッフ。
このタワーというか脚立、怖そうでしょ。
取り外し可能なキャスター付きです。
こういう所を見ると照明じゃなくて良かったと思う。
時々乗らなきゃいけない時はあるけど(時々だからよけい怖いのかも知れない)。