S.Yairi YD-302-12 | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
1980年(多分8月)にお茶の水の石橋楽器で購入。 中学の頃買ったライトミュージック'74年8月増刊号「フォーク・ギター特集号」に「S.Yairiは日本のギターの中でもっともマーチンに近く、いちばん美しい音の出るギターで世界中何処でもマーチンと同等の扱いを受けている。」と有ったのを読んで以来憧れていた。 夏休みのバイト代凡て(呑み代を除いた6万円)を注ぎ込んでやっと手に入れたギター。 処で何故6弦ではなく12弦かというと、6弦はまあ人に借りることも出来たし、当時12弦の音に憧れがあった為(でもまあ捻くれモンだからだとも言えるけど)。 石橋楽器のお兄ちゃんに「S.Yairiと雖も12弦となると最低10万は出さないと使い物にならない」と言われたがそんな高い物は買えないので仕方なくこれで諦めた。然しまあ全く余計なことを言って人の気持ちに水を差す兄ーである。 然し最近知った所に由るとS.Yairiのカタログには302-12しか載っていない。S.Yairiに勤めていた岡崎のGuitar Shop Coolの中川さんによるとレギュラーとしては302-12しか造っていなかったとのこと。それ以外は特注品であったそうだ。あの兄ーは、石橋楽器の特注品を売りつけたかったらしい。 何はともあれ流石S.Yairi!ネック永久保証(会社が無くなってはどうもならんが)買ってから23年以上経ってもネックの反りも何も悪くなった所がない。弦が張りっぱなしなのにだ。 他の12弦は殆ど弾いたことがないのでよく分からないが弾きやすい方だと思う。音もバランスよくそれなりに高音も伸びている。 12弦の音はとっても煌びやかで好きだが、仲々弾こうという気にならないのが欠点。 |
Side&Back Rosewood |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 48.6mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-41 |
||
Page Top |
Gallagher GL-009GCE | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
2004年2月GUITAR SHOP TONEBLUEにて購入。 遅れてきた中年GuitarCollectorとしては前々からそれなりのナイロン弦Guitarも欲しいと思っていた。例えばVG-00GXやタカミネのNPT-110N何かがいいな、とは思っていたが仲々安くて良い物に出会えかったり、ヤフオクでは競り負けたりしていた。急いで欲しいと云う訳でもなかったんだけど、偶々か又々かデジマートで「エレガット」で検索したらこれがヒットした。Gallagherについてはよく知らなかったので一寸調べてみた。アメリカに同名のGuitar Maker がある。こちらはドク・ワトソンが使っていて有名でブルーグラス系の人に人気があるらしい。が然しどうやらこれは日本製、それもVGを作っているし、SYD-2000も造っていた寺田楽器製で90年代前半に\90,000の定価で売られていた物と判明。寺田楽器製で10年ほど前にその値段なら間違い有るまい、という事で購入決定、それに尖ったカッタウェイも格好良かったし。初めてのガットギターが、ChetAtkinsSSTを除くと初めてのカッタウェイでエレガットというのも私が捻くれもんの証左か。 Nutの幅も普通のClassic Guitar に比べると細めで弾き易い。それなりのナイロン弦なんて殆ど弾いた事はないが、音も明る過ぎず、暗過ぎずちょうど良いかな、といった感じ。これも私にとっては良い買い物だったと思う。 処でナイロン弦の最大の欠点は(私が下手クソなだけかも知れないが)弦を張るのが難しく、よく狂う。仲々Tuningが終わらない。翌日には又結構伸びてしまったのか、狂っている。12弦より合わせにくい!実は000-15Sをかった時に入っていた取扱説明書で始めて正しい弦の張り方を知った。それ以来スチール弦に関しては狂わなくなったというか、飛躍的に安定した張り方が出来るようになった。ナイロン弦に関してはまだまだお勉強が足りません!(いわんやギターの弾き方においておや) まだまだ馬鹿者道は続くんだろうけど、今度買うのはUsedだと思う。302-12から始めると「新・古・古、新・古・古、新・古・古」とWaltzのRhythm出来ているので今度は「古」の番だ! |
Side&Back Rosewood |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 47.6mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-46 |
||
Page Top |
Martin 000-15S | ||
![]() |
Top Solid Mahogany |
2003年10月Yahoo!Auctionで購入。 実はYahoo!AuctionでS.YairiのYD-404が8・9月位に\80,000スタートで出ていて欲しかった。資金不足で買えなかったけど、誰も買い手が付かないままだったので、いつか再出品された時に買おう、と思って資金繰りをしていたら、10月になって再出品された。 然しこれが最後の1時間(私は帰宅途中の電車の中にいた)で競り負けて手に入れられなかった。「嗚呼悔しいー!!」気持ちと手元に残った資金を眺めつつヤフオクを呆然と彷徨っていたら、このギターがあった。ホンの一寸迷ったけど「S.YairiよりMartinだよな、Throttle Headだし、うんうん」などと自分に言い訳がましい事を言って買ってしまった。以前からThrottle Headの小振りなGuitarが何となく気になっていてTakamineのPT-406・407・408辺りを買おうかなとも考えていたので渡りに船と云えばまあそんな状況だった。然しまあ渡りに船などという感じ初めてのMartinを手に入れるとは思ってもいなかった。 このGuitarはAll Solid Mahogany のサテン仕上げで見た目もかわいいし、All Mahogany らしい柔らかい甘い音がする。今弦にはコンパウンドを張っているのでその柔らかさ甘さは格別でこのギターを弾いていると自分まで暖かい気持ちになってくる。優しくて暖かみに溢れる曲がとても合う、と思う。只ガッチリ弾く時にネックを握ってしまうと1弦に指やての皮膚が触ってしまいミュートされてしまう処が欠点といえば欠点(ま、私の弾き方が悪いんだけどね)。 それにしてもSlotted Head は矢張りチャーミングだねえ。 処でこの000-15Sは今は、輸入されていないらしい。Martin本社のSightには掲載されているが、日本の正規輸入元クロサワ楽器の主催するMartin Club のSightには掲載されていない。今現在(2004/2)、少々レア部類に入るギターらしい。音に大した差があるとは思えないので普通のHeadよりこちらの方が私には魅力的! ずっとMartinのSilk&Steal(コンパウンド)を張ってきたが、指にまとわり付く様で弾き難いので他の物を探していて、D'AddarioのSilk&Steal J-40を試したら此方の方が音は良いし弾き易いしでJ-40を使用することにした。(06.5.4) |
Side&Back Solid Mahogany |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Rosewood |
||
Nut widrh 42.9mm |
||
使用弦 D'Addario J-40 |
||
Page Top |
S.Yairi YD-404 | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
2003年11月THE中古楽器屋アコースティック・サウンドで購入。 000-15Sの処で書いたようにYD-404 をヤフオクで競り負けてから私の身体の中には悔しさと「YD-404が矢っ張り欲しい」という渇望・欲望・物欲が沸々を湧き上がり限界に達しつつあった。これはいくらMartinを入手したと雖も収まる事はなく、ましてとある中古楽器屋のSightでYD-404を発見し問い合わせて、またもやスンでの所で逃した時には完全に臨界点に到達してしまった。 捨てる神有れば拾う神有、そんな時まあ実に良いタイミングで届いたのがTHE中古楽器屋アコースティック・サウンドのMail Magazineで有った。そこにYD-404の文字が手招きしながら踊っているではないか!すぐに連絡を取って状態を尋ね。詳細な写真まで送って頂いた。そして取り敢えずHold した。然し問題は資金だ。7、9、10月とGuitarを買ってばかり、しかも10月は2本も買って金など有る筈もない。結構傷の多い状態とは云え「音は流石S.Yairi!しかも合板とは云えハカランダ(!)の力強さが有る。」とお店の方も暗に「格安だよ、買わないのは勿体ないよ。」といった感じのお言葉をくれるし、さてどうする!結論:妻に借りよう! 本当に貸してくれた!素晴らしい妻である。妻の背後には眩い許りの後光が差していたのは言うまでもない!ありがとう!!!! 実際我が家にやってきて見た瞬間は「あちゃー、傷だらけ、トンでもない物を買っちまった!かな」と思ったが、弾いた所、何という弾き易さ、何という心地好い音、すっかり気に入ってしまった。。SYD-2000に比べてシャリシャリ感が少ない。高域もちゃんと伸びているが、力強いバーン!とした音である。素晴らしい! 前のオーナーさんが少し手を加えていたようで結構弦高も低くなっていて弾き易さはそこら辺も関係しているが、サドルがユルユルのカパカパだったのでYahooオークションで見付けた象牙削りだしサービス(cxt00410さん)でサドルを作って貰い交換!ブリッジピンもオリジナルのエボニーは長年の抜き差しによって大分怪しくなっていたのでTUSQに交換した。音の芯がよりしっかりして力強くなったし、サスティーンも伸びた!本当に素晴らしい音になった!!! 我が家に来た時にはオリジナルでもない汚いハードケース(輸送用)に入ってきたので、不憫に思いヤフオクで新品のハードケースを購入してあげた。 |
Side&Back Jacaranda |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 43.8mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-17 |
||
Page Top |
Epiphone EJ-160E | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
2003年12月イケベ楽器リボレ秋葉原店で購入。 2003年馬鹿者道の締め括りとして僅か許りのボーナスが出たらその額で許される範囲のGuitarを買おうとあっちこっち探していたら、デジマートの検索で新品特価のこのGuitarが見つかった。(定価なんて有って無いような物とは云え)何と定価の47%引き!ほぼ半額!ヤッタネ! 私もご多分に漏れずビートルズ好きでJ-160E やCASINO は欲しかった。でも少なくともGibson の本物のJ-160E 、ましてやJohn Lennon の Signature 入りなんてとても手の出る代物ではありません。然しまあ私はEpiphone 好きだし、何はともあれEpiphone by Gibson な訳だし、JohnのSignatureの入ってないヤツ何かよりこっちの方がずっとカッコイイし、その上 Epiphone のデカヘッドなのでPaul の愛器“TEXAN”の雰囲気迄も味わう事が出来る、という優れものなのである。本家GibsonのJ-160E でこうは行くまい。負け惜しみなんかじゃない、結構本気です。 このGuitar は、ハッキリ言ってとても弾き易いです。私の手にはとてもしっくり馴染む。買ったばかりの初期状態では、チープな音がして、そこがまたこのGuitarの魅力でもあると思う。このGuitarはピックアップがマグネットタイプなのでアコギ弦ではなくエレキ弦が張ってある。その辺りもチープな音の原因かもしれない。が如何にもチープなサドルとブリッジピンをTUSQに交換したら結構、かなり立派に鳴り出した。低域から高域まで実に立派に鳴るようになった。TUSQは偉い!それになんと言っても弾き込まなくても鳴ってくれるのは私みたいな物臭者には有り難い。然しチープな音の魅力がなくなったのは、少々残念。然しTUSQを削るのに4時間以上掛かったしなあー、今更戻せまい。アコギ弦じゃなくてこの鳴りは立派だと思う。 SolidBodyのアコギとか、エレキ弦のアコギとか、私の持っているEpiphone は一寸捻くれもんだなあ。後はCASINOだな。 2005年12月ナットとサドルを象牙に変更。太くて張りのあるいい音になった。弾き甲斐のある良いギターになった! エレキ弦のEJ-21をずっと張ってきたが、一寸EJ-16を試したら結構良かったので、エレキギターとして使うこともないのでEJ-16を使用することにした。(06.5.4) |
Side&Back Mahogany |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Rosewood |
||
Nut widrh 42.9mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-16 |
||
Page Top |
S.Yairi YD-305 | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
2004年7月Guitar Art'sにて購入。 YD-404を購入してからS.Yairi 欲は、少し落ち着いていたのだが「まあ将来的にはもう少し高級なやつも欲しいなあ」とは思っていた。出来れば302-12、404と来たのでYD-306辺りが良いなあとは思っていたのだが、昔からの憧れ3PieceBACKがやっぱり欲しかったので買ってしまった(306は買えそうな値段の物が仲々出ないのでと云う消極的な理由もあるが)。オリジナルのハードケース付きというのも結構そそられた理由の内の一つ。 我が家にやってきた物を見て吃驚!結構傷が多かった。これは、買う時に状態を確認しなかったので404の時よりもショックは大きかった。ちゃんと確認は取らないといけない、矢張りちゃんとね。嗚呼!後悔先に立たず! しかし弾いてみて納得、素晴らしい!!実によく弾き込まれていてよく鳴る!実によく鳴る!そして低音の倍音も含めて下から上まで実にバランスが良い。404とSYD-2000の良い所だけを足してさらに磨きをかけた様だ。本当に弾いていて楽しいギター。 弦高は我が家のギターの中で一番低い!然し全くビビッたりする事はない。弾き易さも一番である。素晴らしい!!本当に素晴らしい!!こうなるとS.Yairi のもっと上の物を弾いてみたくなる。 306も欲しくなってきたし、あわよくば307、何かの間違いで308が手に入れたい!多分市場に出てこないだろうけど500シリーズも1本欲しいなあ。S.Yairi のギターは矢張り素晴らしいなあ。 因みにこの305は、1976年製!アジャスタが見えていないタイプである。我が家のギターの中で最も古い物だが、ネックは何ともないし、音も一番素晴らしい!ネックに関してはさすが永久保証をうたっていただけの事はあると思う。 YD-404のサドルを交換する時に此奴も一寸緩かったので同じ象牙に交換した。此方も矢張り音に芯が出てより素晴らしくなった。あれで1本¥1500は安い!! (このギターが我が家に来た時、妻は一言「ギター貧乏」とにこやかに囁いた) |
Side Rosewood Back Solid Rosewood (3Piece) |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 43.8mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-16 |
||
Page Top |
YAMAHA SGV-700 | ||
![]() |
Body Alder |
2004年7月楽天市場の楽器ランド・ロッキンで購入。 購入理由は『安かった』から。それだけではないが、殆ど値段を見ての衝動買いです。定価\65,000の所を在庫処分価格\23,800!色はパールグリーン。この色の他ヴィンテージイエロー、ソニックブルーが廃盤になったらしく、それでこの価格になったらしい。簡単に言うと人気のない色だった訳ですね、あたしゃ嫌いではないけど。 購入した理由のもう一つは、形・形状。懐かしかったのだ。郷愁の念に駈られてしまった、とでも云おうか。昔懐かしブルージーンズモデル、昔一寸憧れていたギターでもある。それが何と新品で\23,800!私の中に住む馬鹿の虫が『買おうよう、買わなきゃ、買えよ!』と騒いでつい買ってしまった。出来心です、ホンの気の迷いです。ネックが細くてが引きにくい。でも良いんだもーん。楽しいもーん。テケテケ、練習するんだもーん。 因みに私の好きなギタリストは、何と言ってもジェフ・ベック!ロイ・ブギャナンも好きだなあ。クラプトンも好きだし、ジミヘンももちろん好きだし、アコースティック・ギターばかり持ってるけどロックギタリストの方が好きなの多いなあ。ライ・クーダーも好きです。これでやっとアコースティック使いが出てきた。中川イサト、石川鷹彦、岡崎倫典や押尾コータローも最近少しずつ聞いてます。 トレモロアーム付きのギターは弦を換えた後、仲々安定しなくてチューニングが大変だと聞いていたがこれに関してはそれ程でもない。ナイロン弦のがやっぱり大変。 最初に買うエレキギターは、CASINOだろうと思ってたけどこれになった。テレキャスもいつかは欲しいとは思ってる。然しこれを買ってからストラトも欲しくなってしまった。物欲は続くよ何処までも、果てしなき満足への迷宮だなあ。 |
Neck Maple (Bolt on) |
||
Finger board Rosewood |
||
Nut widrh 40.8mm |
||
使用弦 D'Addario EXL-120 |
||
Page Top |
Morris S-96 | ||
![]() |
Top Solid Cedar |
2004年11月名古屋市中区大須の「コメ兵」で購入。 ボーナスが出たら何かギターを1本買おう、と思ってネットであちこち覗いていて「コメ兵」に辿り着いたら「Revolution CASINO」の出物と思われる物があった。仕事で近所に寄った折りに見に行った。SGV-700の次はCASINOに決めていたのだ。ずっとずっと前から本当にCASINOはどうしても欲しかったのだ!今年こそ買うぞ!と決めていた。それなのに店内をウロウロしていたら此奴と出会ってしまった。 FingerPickerに大人気のMorrisSシリーズである。もう1本S-61もあった。どう見てもお買い得の値が付いていた。 会社に帰って少しネットで調べたら矢張り安い!展示品で一寸傷は有るがそれでも安い!益して今買わなければ何時手に入るか判らない!「買いたい!買わねば!買ってこそ浮かぶ瀬もあれ!嗚呼あああ欲しいいよううう!!!!」 |
Side&Back Solid Mahogany |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 44.0mm |
||
使用弦 Martin MSP41F.S. |
||
Page Top |
S.Yairi YD-504 | ||
![]() |
Top Solid Cedar |
2005年4月Yahoo!!オークションで落札! 出品した方が名古屋の方だったので落札後のメールで手渡しして頂けることになり、現金を持って待ち合わせ場所に行き、入手となった。落札から入手までの時間は最短(約14時間)であった。 欲しい、という気持ちは強かったがまさかてに入るとは思わなかった500シリーズが思わぬ処で手に入った。落札価格は私としては、まあ安かったんじゃなかろうかと思った。実際に手にして弾いてみて「間違いなくお値打ち!安く手に入った!」という気持ちが強くなった。本当に素晴らしいギターです。 000-15S、S-96とマホガニーのそれなりに良いギターを持っているが、このギターを弾いてマホガニーに対する認識を少々改めた。マホガニーがこんなに煌びやかで鈴なりの音を奏でるとは思ってもいなかった。 ブリッジピンのないスルータイプブリッジは何とハカランダ!、サドルは分割サドル、指板にポジションマークは無し、ピックガードは透明で、ボディはセクシーでグラマラス。 Topに若干の打ち傷はあるが、気になるような物ではない。大変綺麗な方だと思う。 サドルは高かったので、TSUQを削って切って取り敢えずの高さ物を作ったが象牙で作ってやりたいと思っている。その時が又楽しみだなあ。 このギターを手に入れてから「アコースティックギターを手に入れたい」という気持ちが可成り薄らいでしまった。それ程素晴らしいギターである。何時までその気持ちが続くかは大いに疑問であるが、取り敢えず今はアコースティックはもういいや、と結構本気で思っている。 (でもまあまだまだ買うんだろうけどね、物欲の人・私のことだから。「200シリーズを手に入れるとオールドS.Yairiの全シリーズ揃い踏みだよ」悪魔が耳元で囁いている。困ったモンだなあ。) D'AddarioのEJ-16なんかも試してみたが、このギターにはMartinのMSP41F.S.の方が合うみたいなのでそちらを使用することにした。S-96もそうだがマホボディにMartinのフォスファーは結構気に入っている。(06.5.4) |
Side&Back Solid Mahogany |
||
Neck Mahogany |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 43.8mm |
||
使用弦 Martin MSP41F.S. |
||
Page Top |
S.Yairi YF-200 | ||
![]() |
Top Solid Spruce |
旧S.YairiのニューヨーカータイプのYF-200。よくわからないが今もあまり売れるタイプではないと思う、70年代80年代はドレッドノート全盛で000タイプや00、0タイプは殆ど売れなかったと思われる。なので結構貴重なギターだ。レアものである!よって嬉しい!私はそんな奴である。お馬鹿ともいえる。 504入手後「Sヤイリギターと国産オールド掲示板」というのを見つけて、504入手を自慢していたらYF-200の話題が盛り上がって来て欲しくなって仕舞った。 つまりYF-200は大変良いギターだ、と悪魔の皆さんが言ふわけですよ。「買った方が良い」と悪魔さんたちが囁くわけですよ。そこで私は「後200シリーズを入手すれば取りあえず全シリーズ制覇だ」なんて書いたりして、「いつか手に入れるぞ」宣言などをしていた。そしたら神の声が聞こえてきた。管理人のむらちゃんから「もう要らないので安く譲りますよ」と信じられない、有難いお言葉を頂いた。504を買ったばかりで金がないというと「お金ができた時で良い」という誠に有難い事をおしゃったので遠慮なくお言葉に甘える事にした。そしてボーナスを待っているとまたもやむらちゃんからお言葉を頂いた。「お金はいつでも良いからギターを送ります。増えすぎて邪魔になってきた。」との事で我が家にやってきた。神は何処までも慈悲深く有難い物である。多分お釈迦様の化身だと思う。勿論格安のお金は後日お支払いした。有難う!むらちゃん! さてギターの事だが、結論から言えば本当に良いギターである。当時\40,000で売られていたとは思えない。本当にバランスもなりも音もすばらしいギターで、S.Yairiが本当に優れたーギターメーカーであった事がわかる。ニューヨーカータイプの小さなボディからは想像もできないほどの鳴りで多分一寸したドレッドノートにも負けていないと思う。サイド・バックは合板ではあるが合板でもちゃんと作れば立派な音がする事を解らせてくれるギターだ。マホガニーの音がちゃんとして高域はシャリシャリとしている。000-15Sはトップもマホなで一寸音が違う。こちらの方が私は好きだ。といって000-15Sが嫌いなわけでは勿論ない。 ネックが一寸幅広なので引きづらいと思う人もいるかもしれないが、私には全く違和感はない。フィンガーピッカーにはお薦めのギターである、と思う。余り数がが出ていない様なので仲々見かけないが、是非とも弾いて見て頂きたい、ギター弾き皆さんにお薦めのギターです。 このギターで唯一残念な点は、本来ヘッドに有る可き「S.Yairi」のロゴが消されている事だ。最初のオーナーは今は亡き高田渡氏の熱心なファンだったようだ。高田渡氏は、デビュー当時ヘッドロゴのないYF-200のカスタムを使用していたらしい。 むらちゃんから送られてきた時に入っていたケースは一寸ボロいし、ギターに合ってないクラシック用だったのでボブレンのBL-0を買ってやった。もう測って誂えたようにピッタリのケースである。 むらちゃん、本当に感謝しております。 是もD'AddarioのSilk&Steal J-40の方が弾き易いし音も良いのでそちらにした。(06.5.4) |
Side&Back Mahogany |
||
Neck Nato |
||
Finger board Rosewood |
||
Nut widrh 47.2mm |
||
使用弦 D'Addario J-40 |
||
Page Top |
GRETSCH G6122 CountryClassicU | ||
![]() |
Top Arched Laminated Maple |
私はビートルズが好きだ!勿論Johnは好きだ!然しGeorgeの弾いていたギターも大変気になっていた。簡単に言えば「欲しかった!」あの“CountryGentleman”は大変欲しい!然し今は生産されていない。GRETSCHさんも色々あって作ってはいけないらしい(“CountryGentleman”の商標はギブソンが持っているらしい)。と云う事で現代では“CountryClassic”と云う事になる。細かい事を言えば少し格好も違うらしいし、どうも作っているのは(何と!)日本らしい。それも寺田楽器らしい。然しそんな事はまあ、良しとしようではないか。その辺りを良しとしておかないと私何ぞには、畏れ多かったり、高かったりで永久に手に入らないだろう。だからこれでよいのである。 さてこれもヤフオクで無理だろうなあ、と思い乍ら入札したら落ちてしまったものだ。Luckyとしか言いようがない。もうルンルンである! さてギターのお話。 このギターの最大の欠点(欠点からはいる事もないんだが)と云うか困った事は、ブリッジが固定されていない事だ。アーチトップのギターは大方そうなんだけど、矢張り弦交換で外れるのは面倒だ。そう言えば内田勘太郎氏は茶木のブリッジをガムテープで固定していたっけなあ。そして弦交換を面倒にしているもう一つの元凶はビグスビーである。弦をホールに通すのではなくビグスビーに突き出しているピンに引っかけて弦を張る。これが弦の先をペグに巻き付けているそばから外れる!嗚呼面倒臭い! 然し兎に角欲しかったギターなのでもうルンルンの日々です。まさかCASINOより先に手にはいるとは思って居なかった。 今度こそCASINOを手に入れるぞ!!! と決意を固めてはいるがどうなるかは判らん。明日の事など判るもんか。 |
Side&Back Laminated Maple |
||
Neck 3-Piece Maple |
||
Finger board Ebony |
||
Nut widrh 43.0mm |
||
使用弦 D'Addario EJ-21 |
||
Page Top |