1966 堺現代美術の祭典/ 堺市金岡公園と体育館 310×210×38cm 木・鉄線・時計・テレビ他
会期中の一日、テレビ、植木、飼い猫 等と共に檻に入る。
「現代美術の祭典」 この大仰な名前の展覧会を私たちは「堺アンパン」と呼んでいた。
当時「反芸術の」実験室であった読売アンデパンダン展が、‘63年に廃止された後、
翌年のアンデパンダン´64年展に続き、以後数年間、各地で作家が自主運営するアンデパンダン展が開かれた。
この展覧会もその一環をなすもので、私と大学同期生であった大田隆三が中心になって、
関西一円の現代美術作家に呼びかけ、多くの作家の協力により実現した。