神保町 昼食ニュース

2007年1月号

〜〜〜あけましておめでとうございます〜〜〜

2007年1月1日記

2006年を振り返る

 2006年1年間の昼食の記録を別ページにまとめてみた(→神保町2006年の昼食)。
 神保町付近で昼食を食べたのは218回で2004年と同数,2003年の215回,2005年の212回より多く,2000年の223回に次ぐ。店の数は史上最高の128店だった。
 したがって分散化はさらに進み,1軒の店に年間1.7回(「別格」の更科を除くと1.59回)しか行っていないという勘定になる。1回しか行かなかった(というより行けなかった)店は,2005年と同じ79店にものぼる。

 店別の回数のベストテンは次のとおり:
順位 店名 回数 2005年順位 一口コメント 場所(住所は地図上での推定)
1 更科 16 1 更科本流の由緒ある店 錦町3-14/五十通り
2 天鴻餃子房<錦町> 6 3 神田餃子屋チェーン 季節の餃子 錦町3-14/五十通り
3 asiえん 4 2 台湾風石焼ご飯が珍しい 小川町3-11 インペリアルビル半地下
3 ガネーシャ・ガル 4 18 お徳用な本格カレー 小川町3-11 インペリアルビル半地下
3 シャヒ・ダワット 4 7 これもお徳用な本格カレー 錦町3-2/電機大並び地下
3 ふくるる 4 -- うどんからそば屋に変身 小川町3-9/五十通り
3 陳麻家 4 40 担々麺と麻婆豆腐ご飯 神保町1-42/白山通り
3 刀匠麺酒家* 4 -- こねたタネを刀で削る 小川町3-9/五十通り
3 <つけそば>北かま* 4 -- 濃厚なつけ麺 神保町1-24/錦華通り

 ベストテンのメンバーは,不動の1位「更科」に続き,2位・3位が入れ替わって,「天鴻餃子房<錦町>」が2位に復帰した。
 トップの「更科」は,この店に限って私の「2週間ルール」,すなわち2週間は同じ店に行かないというルールの適用除外にしているために回数が多いのだが,結果としては平均では2週間以上の間隔がある計算になっている。
 初めて行った店(新規開店ではないものも少し含む)は大幅に増えた2005年の44店をさらに上回り,47店だった。
 (「更科」については,別館も参照)

◆ 開 店

 先月書いたように,神保町交差点南東すぐ,地下鉄入り口脇の喜多方ラーメンの店「蔵太鼓」が改装中だったが,12月4日ごろ「<中華食堂>一番館」となって開店した。看板には「かけラーメン \290」と特筆大書してあって,最初,店名がかけラーメンというのかと思ったが,どうやら「一番館」らしい。
 入ってみたのは翌週で,手もみラーメン(醤油) \420 を食べてみた。和風味で,関東風の色も味も濃い醤油を使っていた。ラーメンはほかに,味噌,塩,とんこつ,さらにつけ麺,焼きそばもあり,ご飯ものは定食(中華風)が数種類と炒飯がある。手軽な中華系統ということでは,すずらん通りの「Sバーミヤン」,靖国通りの「九頭鳥」(ロッテリア隣)あたりがライバルだろう。
 神保町地区にも喜多方ラーメンが一時何軒かあったが,「板内」に続いて「蔵太鼓」もなくなってしまった。

◆ 閉 店?

 すずらん通りのラーメン屋「一六堂」(「五大陸」のあるビルの地下)が,12月始めぐらいから閉まっている。「塩ラーメンが3種類になりました」という貼り紙はそのままで,ほかに貼り紙はない。

 白山通りを水道橋方向に半分ぐらい行って左に折れてすぐのところにあった油めんの「ぶぶか」が,12月半ば過ぎに通りかかったら閉まっていた。こちらは工事中である。
 そのとなりの古い喫茶店「エリカ」も閉まっていて,「しばらく休業します」という貼り紙が出ていた。

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