神保町 昼食ニュース

2003年1月号

〜〜〜あけましておめでとうございます〜〜〜

2003年1月12日記

2002年を振り返る

 開店ラッシュだった2002年1年間の昼食の記録をまとめてみた(→神保町2002年の昼食)。
 神保町付近で昼食を食べたのは2001年とまったく同じ209回で,2000年の223回に比べてだいぶ少ない。店の数は2001年の102店から119店に増加した。分散化がさらに進んだことになる。1回しか行かなかった店は66店から増えて81店にものぼる。

 店別の回数のベストテンは次のとおり:

順位 店名 回数
1 更科 <錦町> 20
2 天鴻餃子房 <錦町> 7
2 神田一○洞 7
4 山頭火 5
4 ラホール 5
4 はせ川 5
7 ランディ 4
7 ふくるる 4
7 デニーロ 4
7 翠園 4
東棟も周辺工事が進む。遠くの鉄骨は共立学園。(12月26日)
(写真をクリックすると大きい写真へジャンプ)
パークタワープラザ向かいのアイワは,12月からソニーに看板が変わった。(12月26日)
パークタワープラザ東側の歩道もだいぶ整った。(1月6日)

 ベストテンのメンバーは,「野らぼー」「YAGURA」が消え,代わりに「山頭火」「翠園」が入った。トップの「更科」は,この店に限って私の「2週間ルール」,すなわち2週間は同じ店に行かないというルールの適用除外にしているために回数が多いのだが,結果としては平均では2週間以上の間隔がある計算になっている。
 開店ラッシュを反映して,初めて行った店の数は21から38となった。

◆ 開 店

 もうかなり旧聞になってしまったが,12月始めに,すずらん通り東出口の近くにラーメンの「ちりめん亭」が開店した。味は,しょうゆ,とんこつ,味噌,塩とラインナップが揃い,ほかにつけ麺もあり,さらにご飯物(チャーシュー丼など)もある。また,フルサイズの麺と小丼のセット,逆にフルの丼と小麺のセットもあって,バラエティに富んでいる。

 だいぶ東へ行って,錦町の東端の本郷通り沿いの地下の,元「畔居」のあった場所に「南部どり<神田小川町店>」が11月下旬に開店し,12月2日から昼食を始めた。昼食は,日替わりの弁当(例:みぞれカツ),焼き鳥弁当(各\880),親子丼(\780)など数種類で,カウンターもあるが,大部分は近ごろよくあるコンパートメント式に仕切られたスペースである。焼き鳥弁当を食べてみたところ,メインの焼き鳥以外も入念に作られていてバランス良好の弁当だった。

 2002年最後の初訪問は,靖国通り北側の駿河台交差点からほんの少し西寄りの地下の「<鉄板酒房>升屋」だった。もと「ちよだゝ(ちょん)寿司」のあったところで,12月17日に開店したのとこと。ここもカウンターが少し(ガラス越しに調理場が見える)とコンパートメント式席である。昼の定食は固定が4種と週替わりが1種で,そのときの週替わり「牛カルビたれ焼き膳」(\819)をおいしく食べた。

 ほかに,12月のある日,一部では名高い「徳亭」(さくら通りの一本南の通り)の限定20食の「特製二段重ね弁当」(\1300)を初めて食べることができた。たいへんに手のかかりそうな仕上げで,20食しかできないのも無理はないと思わずにはいられなかった。なお,小さめの持ち帰り容器に入ったコーヒーをおみやげにくれた。

 東京パークタワープラザ1階の「柳屋」は,「予告」通り夜の店として営業を始めた。しかし,かつての柳屋を知っている人にもまだ知れ渡っていないようで,通りがかりに見る限りではいつもすいている。

 先月書いたラーメンの「日高屋」が,もう1軒,白山通りの水道橋へ向かって左側にできていた。昔はカレー屋「カルメン」,その後は別のラーメン屋だったところである。

◆ 閉 店

 長年大衆的なすき焼きでがんばってきた「はらの」(タキイの右側の路地)が11月末で閉店した。

 錦華通りを北へ向かって少し行った左側にあった「なんだ神田」がいつの間にか(10月ごろ?)閉店していた。エスニックの店で,ちょっと変わった直方体の形の餃子がおもしろかったのだが。

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