ACT.95 続・年賀状入門 (2000.12.30)

 皆様こんばんは。年賀状講座のお時間です。
 さて、大好評の年賀状講座も今回で無事2回目を迎えることが出来ました。
 まだ、1回目をお読みでない方はバックナンバーをご確認ください。
 本来ならば1年もの間隔をあけずに2回目を行いたかったのですが、いざお送りしようとしたときには年賀状シーズンが終わっていたのです。こんなにも短いブームなのかと、少々悲しくなりましたが、今年も無事シーズンがやってきてホッしているところであります。
 さて、前置きはひとまず置いといて、講座の方をはじめましょう。
 前回は年賀状の作成までを行いました。きれいな年賀状は出来ましたか?
 え?既にそんなものは手元にはない?
 それでは、また一から作り直しということですか!?何ということでしょう。
 まあですが、1年もの間隔が空いた以上、前回の軽いおさらいは当然必要でしょう。では、前回の年賀状の作り方について、簡単におさらいしてみましょう。
 年賀状買う。表に宛名書く。裏に何か書く。以上。
 みなさん、思い出せましたか?
 ちなみに来年の干支は『巳』です。ちゃんと読めますでしょうか。これは『み』と読みます。『み』と言っても、『身』でも『実』でも『Me』でも『みんなのミ』でもありません。この『巳』は蛇を意味するんです。蛇です。怖いですね。でも、実に縁起のいい生き物なんです。おいしいですし。
 では、今回の本題である年賀状の出し方についてお勉強していきましょう。
 みなさんは手紙を出したことはありますか?
 手紙といっても、今はやりの電子メールこと電子郵便のことではありません。分かってますか、そうですか、それは失礼しました。
 手紙を出すには郵便局に持っていかなければいけません。なぜなら、手紙に関することを牛耳っているのが郵便局だからです。ここだけの話ですが、郵便物に貼る切手は郵便物を相手に送ってもらうためのお駄賃なのです。かといって多めに付けてあげても何もサービスはありません。しかし、足りないと怒られます。かなり金にはうるさいので注意しましょう。
 さて、年賀状を郵便局に持ってきました。どうすればいいのでしょうか。幸いにも年賀状には始めから切手がついています。だからそれをそのまま郵便局の人に渡せばOKです。でも、私は人と話すのが苦手だから、という方もご安心を。郵便局の外には必ずポストというものがあります。かなり赤いので辺りを探せば程なくして見つけることが出来るでしょう。普通のポストには手紙を入れる穴が二つありますので、間違えないように年賀状と書いてあるほうの穴に入れましょう。間違えて入れても届きますが、間違えたペナルティとして元旦に発送してくれない恐れがあります。え?自宅に舞い戻ってきたのもペナルティか、ですって?それは切手を貼らなかったか、宛名に間違いがあったせいです。本当に重いペナルティを犯すと郵便局で極秘に飼っているヤギの餌になります。
 近くに郵便局がないという方もご安心を。先ほど言ったポストは色々な所にあります。スーパーやコンビニ、駅前、空港、遊園地、山、川、海、空、宇宙などなど、ポスト探しをしてみるのも楽しいですよ。おいしいですし。
 これで年賀状を出すことは終了しました。簡単ですね。たったこれだけのことに1年も待ったのかと思うと、得もいえない怒りを覚えますが、無事お話できたのでよしとしましょう。
 最後に注意しておいて欲しいことがあります。
 それは必ず年賀状は元旦に届くようにしましょう。
 なぜなら、翌週に届いてしまったりすると、それは年賀状なのか成人のお祝いなのかわからないからです。たまたまそこに20歳になる方がいらっしゃれば結果オーライですが、20歳以上の方に届くと(特に女性)、これはイヤミなのかと責められますから、注意が必要です。
 それでは、どうすれば確実に元旦に年賀状を届けてもらえるのでしょうか。一番間違いない方法は郵便局員を買収することです。ご存知の通り郵便局員は切手が大好きですから、見返り美人の切手なんかを上げればいちころです。そうです。そうに違いありません。おいしいですし。
 でも、わたしは切手マニアじゃないから、そんな珍しい切手は持っていないという方は年賀状を12月25日までに郵便局なり、ポストへ投函する。という方法がいいでしょう。まあ、簡単に言えば締め切りですね。締め切りは大事です。これがないと世の中はうまく機能しなくなってしまいます。現に私も締め切りに追われています。誰か助けてください。お礼はとりあえずドラえもん切手で。
 お話がそれてしまいました。以上で、2回に分けてお送りした年賀状入門は終了です。最後になりましたが、年賀状は郵便局からのペナルティを避けるためにも12月25日までには投函するようにしましょう。って、もう過ぎてんじゃん!
 さて次回は、気分も新たに新しいプログラムがスタートします。
 では「年越し入門」で、来年お会いしましょう。

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