ACT.56 喉痛再来 (1999.11.07)

 やばい、また喉が痛み始めた。
 ついこの間3週間闘い続けた風邪との戦いに終止符を打ったばかりだというのに、再びあの日々が帰ってくるのかと考えると憂鬱になり、また風邪を引いてしまいそうだ。って、ひきそうなんだって。
 やはり、このところの朝晩の冷え込みが厳しくなって来たにもかかわらず、相変わらず半袖のシャツの上にYシャツ1枚しか着ていないような状況でいたからであろうか。確かに寒いのだから、ジャンパーなりコートなり準備すればいいものであるが、どうも事前に準備しておくのを忘れがちであり、朝になって、ああまた忘れてた、でも時間ないし、何とかならぁ!と出て来てしまうのだ。もう2週間ぐらいこんな調子だ。本当に私の頭はどうかなってしまっているのかもしれない。風邪以前にそれが心配になって来た。
 もともと私は忘れっぽいタイプである。そのくせ、とんでもなく下らなく、何の役にも立たないような事柄は異常に覚えていたりする。
 例えば、未だに同僚全員の名前を把握出来ていないのに、モーニング娘。や嵐なんかのメンバーはフルネームで答えられたりできるのだ。
 例えば、英単語なんか全く覚えられないのに、エロサイトのアドレスはそらで言えたりするのだ。
 例えば……いや、もう辞めよう。何だか段々辛くなって来た。風邪の話に戻す。
 風呂上がりにパンツ1枚でうろうろしていたのがいけなかったのだろうか。
 風呂上がりはどうしても汗が出てくるので、すぐにパジャマなりに袖を通すのがどうも抵抗がある。だから、汗がひくまでそんな格好でうろうろしながらビールを飲んでいたりする。ああ、なんか娘に嫌われる親父のようだ。娘はいないが、将来の自分の姿を想像するようで、ちょっとブルーになって来た。実際に顔色もブルーだ。って、顔色ヤバイじゃないか!どっから見ても病人みたいな顔になってやがる。こいつはまずい。こんな時はたっぷりと水分補給をして、温かくして寝るのが一番だということは前にも書いた。幸いにも今日は休みである。ゆっくりと療養することにしよう。まあ、いつもの休みも似たような過し方であるから、わざわざ言い換えるほどのことでもないのだが、ようは気分の問題であるので、深く考えないで頂きたい。
 さてさて、飲み物っと。しまった、切らしている!どうもタイミングが悪い。仕方ない買いに行くとするか。ええっと、ジャンパー、ジャンパーはと……アレ?どこにしまっただっけ?ここでもないし、ありゃ?ヘックシュン!ああ、よく見たら私の今の格好がパンツ1枚ではないか。そうだ、風呂上がりで汗が引くまでこれを書いていようと思ったんだった。とりあえず、何か着ないと……ってパジャマ着ちゃったら、買いに行けないじゃないかよ。ああ、もう仕方ないこの格好で出かけよう。着替えるのも面倒だし。
 うわっ、外はめちゃめちゃ寒いではないか。でも、飲み物を買わねば……って本末転倒ではないか。
 もし、このページの更新が止まっていたらまた風邪を引いたなと笑ってて下さい。ってこのオチもいい加減飽きたか

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