ACT.31 高校野球に熱き想いを (1999.08.19)

 昨日18日は高校野球記念日なのだそうだ。
 いやぁ、本当に何にでも記念日が設定されているもので日本人の記念日好きには感心させられる。
 で、今日は高校野球について語ろうかと思うのだが今年は2回戦、3回戦で相次いで高知と地元の香川が敗れてしまい早くも自分の中では終わった気分であったりする。それはともかく、元々スポーツ観戦は好きな私である。当然高校野球もこれに漏れず見るのは好きである。やりたくても野球があまり得意ではない私では参加も無理なことだし。まあ、それ以前に何かしら問題があるような気もするが、それは今回関係ないので気にしないこととする。
 で、観戦するのが好きなのだがいかんせん高校野球は朝から昼にかけて試合が行われている。ちょうど仕事中だ。よって試合の経過や結果などは夜のスポーツニュースなどを頼りにするしかない。しかしスポーツニュースでの高校野球の扱いは非常に小さく、せいぜい1試合の簡単な経過を説明するだけで他の試合などは結果だけが画面に表示されるのみである。NHKを見るという手段もあるのだが、どうも夜はNHKを見る習慣がないので何となくチャンネルを変えることは少ない。一番いい手段は「熱闘甲子園」を見ることなのであるが、高知にはテレビ朝日のキー局がないのでやっていないのだ。という経緯があってどうも最近は高校野球に対する想いが薄れ始めている気がするのである。
 これではいけないのではないか。いや、きっといけないにちがいない。いけないのだ。もっと高校野球に対して熱い想いをぶつけてやらねばいけないに違いない。違いないったら違いないのだ。しかし、仕事をさぼるわけにはいかない以上どうすれば思いを深くすることが出来るのだろうか。考えてみることにする。

『試合を朝ではなく夜にする』
 これならばテレビで中継を生で見ることができる。しかし、夜の開催となると1日に出来る試合数に限りが出来てしまう上に阪神の死のロードが長くなってしまう。私は根っからの阪神ファンではないのでどうでもいいが、阪神ファンを怒らせるとものすごいことになるに違いないので実現は難しいであろう。それ以前に夜の高校野球というだけで不健全さ爆発な気がするのは私だけであろうか。

『テレビ朝日のキー局を高知に作る』
 誰か嘆願書書いてください。そうすれば「炎のチャレンジャー」も「ニュースステーション」も「人気者で行こう!」も「ドラえもん」も「クレヨンしんちゃん」も見られるのに……あ、「熱闘甲子園」も。

『高校野球トトカルチョを導入する』
 これが実現すれば今以上の人気を呼ぶことができるに違いない。そうなれば、民法のスポーツニュースでも事細かな試合経過を放送してくれるに違いない。それ以上に無条件に僕の高校野球に対する想いは熱くなる!って賭博はいけないよ賭博は。負けたら一気に想いが冷めるというのに。でも、本当に実現なんかした日にゃものすごいことになるんだろうなぁ。当然、何かの圧力とか何かとの癒着とか黒い雰囲気が出てきちゃったりして。まあ、たかだかサッカーくじの導入に何年もかかってしまって国民の感心がよそに向いてしまうような内閣にそんな決定をする度胸はないだろうけど。もう、とんでもねえ法案ばっかり通してんじゃねえよ!とかちょっと毒づいてみました。

『華を加えてみる』
 華というのは当然女性のこと。まかり間違っても薔薇を咥えてプレーをすることなどではない。それはそれで面白いが。高校野球はどうしても男がメインの場である。これは男女平等の今の流れに反するものであるであるので、当然女性の参加も義務付けるべきであろう。「野球狂の詩」を現実のものにしてしまえばいいのだ。華があれば当然マスコミは食い付いてくるに違いない。さらに女性は美人でないといけない。そうすれば僕の食い付きが違うのだ。ハーフタイムショーなんかもいいかもしれない。点を入れたら相手チームのマネージャーの服を1枚脱がせることが出来るなんてルールが設定されればビデオ録画してでも僕は見るぞ。視聴率だって鰻登りだ。ああ、誰かそんなルール作ってくれないかなぁ……
 しかしどうして、私の考えはこうどんどん品位が無くなって行くのであろうか。まあ、仕方ないかスケベなんだし。何だ、高校野球がどうこうじゃないんじゃん。私の高校野球に対する想いが熱くなることは当分なさそうである。ダメじゃん。<

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