ACT.20 熱帯夜 (1999.07.23)

 にしても、このうだるような熱さは何だ?!
 上の文は誤字ではない。「暑い」ではなく「熱い」という表現の方がしっくりくるぐらいなのであるから。
 どうも気象庁の話ではまだ高知では梅雨が明けていないらしい。
 言われてみれば昨日も大粒の雹のような雨が突然降り出し、天井に穴が開くのではないかとビクビクしながら仕事をしていた気がする。残念ながら穴は開かなかったが。
 梅雨と言われると雨のおかげで多少は過ごしやすいというイメージが強いのである、私には。しかし今年は違う。雨が降ると湿度が上がると共に気温まで上がっているようなのである。大気がまるで水分を吸収した石灰の如く熱を発しているのではないかというぐらいなのである。このペースで気温が上がっていくと夏本番には平均気温40℃ぐらいになってしまうのではないだろうか。いや、冗談じゃなくて。
 おかげで夜なんかは地獄である。熱帯夜の灼熱地獄に流れ出る汗でできた汗の池地獄。しまいにゃ猫が引っ掻いて針山地獄でぃ。ああ神様、私は一体何をしたというのでしょうか?何も悪いことなどしていないじゃないですか。え?このサイトで嘘ばっかり書いているじゃないかって?それは仕方がないのです。雑文書きは大嘘つきじゃないといけないんです。確かどこかの誰かが言ってました。だから、私は泣く泣く嘘を書いているのであって、決して本心なのではないのです。え?じゃあ、なぜ雑文を書いている時はそんない活き活きしている、嘘を書くの好きだからだろう?ですって。そ、そ、それは、ほらアレですよ。こっちが楽しい気分で書かないと読んでいる人も楽しくないでしょう。本心では嘘を書くことに対する後ろめたさで一杯なのであります。どうぞ、神様分かって下さい。あ、何をなさるのですか!や、やめてください!あ、あああぁぁぁぁ…………

 はっ!ハアハアハア……とまあ、夜中にあまりの暑さで目が覚めてしまうぐらい辛いわけなのであります。なんか汗が冷たいし寒気もするのですが、気のせいでしょう。
 みなさま、体調管理には十分ご注意あれ。

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