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『阿鼻叫喚衝撃映像 信ジラレナイ99連発』
2002.APL.06 日本テレビ
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いくつかオカルト系の話題がありました。
 
sq spc 第六感のお話
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一人目は、宝くじを何回も当選している人。60才の上坂氏は、2億円1回、6千万1回、1千万1回、200万2回、100万4回を当てているそうである。本当なら、うらやましい限りの人だ。なんか奢ってほしい(笑)。
歩道橋上で通行者が左右どちらの階段を降りるかを予想する実験。百発百中だったらしいが、本人によれば、身体のバランスや脚の蹴りに強さなどで判断するという。ふ〜む
また、ルーレットによる検証も敢行。しかし、これは放送内容の限り、それほど特別な感じを受けなかった。
もう一人はジャンケンに必ず勝つという藤堂和子さんという人。
これ、古いネタだ。
ジャンケンに必ず勝つ方法など有り得ないし、藤堂和子さんは負けたことがない、とナレーションで言っているが、これは嘘である。
以前視たテレビ番組では藤堂和子さんは「9割以上は勝てる」と言っていた。実は、ジャンケンには、必勝に近いくらいの割合で勝つ方法があるし、彼女はそれを実践している。
ただし、それには特殊なルールをもちいなければならない。
それは、複数回のジャンケンをし、一定数先に勝った方を勝ちとするというルールである。(つまり、5回先に勝った方を勝ちとする、というようなこと)
それでもジャンケンに変わりはないだろ?、と思ってるあなたは、もう騙されてます。(笑)
実はジャンケンには、機械的な(例えばサイコロを振った時のような)確率論は持ち込めない。なぜかというと、ジャンケンは人間の手で「グー・チョキ・パー」を形を作るからに他ならない。
試しに自分でやってみるとよくわかるが、チョキとパーを交互に出してみるといい。チョキの次にパーを出すのにはなんの苦労もないが、パーの次にチョキを出す時にはひきつる感じがする。つまり、出しやすさが違うのである。
一般に連続したジャンケンでは、グー・チョキ・パー・グー・チョキ・パーの順番に出すのが出しやすいのだ。藤堂和子さんのようにスピードをあげると、その傾向はさらに強くなる。
さて、ジャンケンの出方に傾向があることがわかったら、次は勝つ方法である。
それは、相手の出したものを、次の勝負で自分が出すようにするだけである。どうして?と思う人がいるかも知れないので、詳しく説明しましょうか。
例えば、「グー・チョキ・パー・グー・チョキ・パー」と出す相手に勝つためには、ひとつずらした「○・グー・チョキ・パー・グー・チョキ」を出せばいいのである。例え、相手が途中で順番を換えたとしても、あくまでも相手の出したものを次に出す様にするのである。何回か負けようが、最終的には先に一定回数を勝てばよいのであるから、「グー・チョキ・パー」の順番に出す傾向がある限りほぼ必勝なのである。
実際、彼女のジャンケンのVTRを検証してみれば、そのようにしているのがわかる。だから、相手が何を出したかわからないように衝立を立てると途端に勝てなくなるし、10枚のカードから特定の数字カードを選ばせても当たらないのである。
この藤堂和子さんのジャンケン映像を見て、自治医大脳神経外科の篠田宗次教授や東大医学部認知・言語神経学科の杉下守弘教授などが、ある種第六感に対し肯定的なニュアンスな意見を述べていましたが、残念ながら違います。
また専門の研究機関によって、藤堂さんに関する極秘調査を4月中に実施するそうで、「勝ち負けに関連した客観的な随判現象が起きていることが確認されれば第六感を証明する根拠になる」そうですが、まず無理ですね。
極秘調査の結果とやらが楽しみですが、ところで専門の研究機関ってどこ?(笑)
 
(※「ジャンケン必勝法」まとめました。arwspc ジャンケン必勝法 !!」)
 
sq spc まばたきする座敷わらしの絵
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この話は、12年前に岩手で放送された旅行番組(「白い国紀行」)に不可解な現象が写っていたことに端を発する。
岩手・金田一温泉の緑風荘という旅館は、一室に座敷わらしが出るというので有名である。
その部屋には座敷わらしを見たという人達からのいろいろなお土産が飾ってあるが、そのひとつに問題のつのだじろう氏による座敷わらしの絵がある。
その番組で、その絵にゆっくりとズームしているとき、なんと一瞬まばたきしたように見えるのである。
さてこの映像、確かにまばたきしているように見える。つのだじろう氏のしたり顔を想像すると、ちょっとしゃくである(笑)。
最初はドロップフレーム(画像のノイズ)かとも思っていた。ところが、それを検証する今年1月の日本テレビの番組のVTR中で、再び同じことが起こったのである!
今回はその絵を額から出し、表裏を何度かひっくりかえしている最中、ふたたびまばたきしたのである。つのだじろう氏のさらなるしたり顔を想像すると、すごくしゃくである(笑)。
同様のドロップフレームが2度も起こるとは考えられない。では、本当に座敷わらしの絵がまばたきしたのだろうか。しかし、円山応挙ならともかく、つのだじろう氏の絵である(笑)。では、これはどう考えればいいのだろう。
番組の中で映像技術者が言っていたことであるが、「光でてかった場合、明るい部分がてかるはずである」が、「まぶたの線や瞳などの黒い部分が光っているのはおかしい」とのこと。また「紙自体が普通の画用紙で、光を反射しにくいので、それが光るのはわからない」と言っていた。
これを聞いて、ひとつ気付いたことがある。
実はずっと、眉や目は同色の黒絵の具で描かれていると思っていたのだが、絵のアップをよく見るとまぶたと瞳は、強調のためと思われるが、他の黒い部分より全然濃いのである。
もし漫画家がよく使う墨汁で、黒を強調していたとしたらどうだろうか。実は墨汁は光を反射するのである。また、墨汁でなくとも、厚塗した絵の具は光を反射する。
おそらく、この黒絵の具または墨汁に、ライトか外光が反射しているのではないだろうか。
これはあくまでも仮定です。実際には行って確かめるしかないんだろうけど、この緑風荘の座敷わらしの出る部屋は1年先まで予約でいっぱいだそうです。
 
(※「座敷わらしの絵」は、8月24日放送の番組で検証しています。arwspc[ 『スーパースペシャル2002』 ])
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