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『スーパースペシャル2002』
残暑(秘)見舞 (秘)衝撃映像信ジラレナイ99連発

2002.AUG.24 日本テレビ
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4月6日の『阿鼻叫喚衝撃映像 信ジラレナイ99連発』で放送した「瞬きする座敷童子の画」の検証です。知らない方はとりあえず、その放送の項を見て頂戴な。
 
さて、今回の検証、簡単に言うとやはり墨汁が反射していたのである。
こんなつまらない結論を出すために、つのだじろうにもう1枚同じ画を描かせたり(緑風荘から持ち出せないため)、この瞬きする映像を送ったところ「反射にしてはおかしいのでは?」と疑問を呈した東京工芸大工学部光情報メディア工学科の畑田豊彦教授が3週間もかけて調査したりしていました。
 
ちなみに、この瞬きする映像を、東大生産技術研究所・筑波大機能工学系画像情報研究室・名古屋工業大工学部電気情報工学科・大阪電気通信大情報工学科・国立情報学研究所・千葉大工学部画像工学科の各大学にも送り付けたそうである。いずれの大学とも、答えは「単なる反射」。しかも、大阪電気通信大の富永教授によれば「墨汁の反射」と言い切っている。大学側は、迷惑だったろうなあ。
しかし、これだけの大学に臆面もなくテープを送り付けるというのは、本当に信じていたんだろうか? それとも単なるテレビ上の大げさな演出なのかしらん?
と、いうわけで、「瞬きする座敷童子」と言うのは、単なる反射だったわけだ。
 
ところが、である。なんと、この番組では、畑田豊彦教授がつのだじろうに新しく描いてもらった画を研究室で実験した場合と、緑風荘にあるオリジナルの画とでは、反射の感じが違うので、やはり緑風荘にはなにかあるのでは?、という結論なのである。
そりゃあ、光も違うし、反射角度も同じにはならないだろうし、それよりなにより画も違うんだから、反射の感じは違うだろう?
ほんとに、わからん番組である。
どうしてこんなつまらないネタにしがみつこうとするのだろうか?
もしかしたら、今回の番組のために画を描かせてしまったつのだじろう(もしくは、緑風荘やオリジナル映像を撮った岩手のテレビ局)に気を使って、こんなこと言ってるのかなあ。じゃなかったら、ほんとに馬鹿だけど(笑)。
どうせなら、その次のオカルト話題の時に、「オーブは見えない(気付かない)埃に光が反射しただけ」と言い切ったような、簡潔な姿勢が欲しかったところである。
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