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『ヴィドック』(2001 仏)
spc異常な映像感覚のホラー探偵活劇
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『宇宙戦争』(2005 米)
spcウエルズの古典SFをスピルバーグが映画化
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ヴィドック VIDOCQ (2001 仏/サスペンス?SF?ミステリー?)
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監督は『エイリアン4』のビジュアルエフェクトを担当していた(そうな)、ピトフ。第1回監督作品。
ポトフじゃないよ、ピトフだよ。もっとも、映像はごった煮みたいだったけど(笑)。
空間恐怖症の人が作った感じの映像。閉所恐怖症の人にはおススメできないな。
アップの多用やCG合成だらけの映像は、映画を観た、と言うより、手の込んだテレビ映画を観たというぐらいの感じ。
もっともアップが多いのは、邪推すれば、背景の合成が面倒だからかな。…いや、多分、本人の趣味だな(笑)。
それにしても、背景合成用のマスク抜きは大変と見えて、合成エッジばればれでした。あれも異空間の効果のひとつだなんて言われちゃうと困るけどね(笑)。HD24pという再新鋭デジタルカメラを使っているわりには、大林信彦の『ハウス』とかと大して変わらない気もする(笑)。
ストーリーの方は、道具立てが変わっているぐらいで、シャーロック・ホームズ(多分、それ以前)からの、探偵活劇ものの常道です。
 (APL, 2002) movptopB.gif
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vidocq
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宇宙戦争
 WAR OF THE WORLD(2005 米/SF)
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原作は、『タイムマシン』や『透明人間』のH.G.ウエルズの古典SF(1898)。火星人の侵略ものです。オーソン・ウエルズのラジオドラマ化で、全米がパニックになった話は有名。
監督S・スピルバーグ、主演トム・クルーズの『マイノリティ・リポート(2002)』コンビ。
そういえば、宣伝で『マイノリティ・リポート』のことがあんまり触れられていなかったみたいだけど、宣伝効果にならないとふんだのでしょうか(笑)。
それにしても、ヒマだったんで、最近の懐古ブームに乗って、こんな作品作ってみました、ってな映画。
もしかすると、トム・クルーズへの婚約プレゼントのつもりかも(笑)。
原作の古い設定(タコ型火星人)をどう現代風にアレンジするのかなあと(期待せずに(笑))思ってたけど、まあこんなのが科学っぽくてSFっぽいんじゃない?っていうスピルバーグの安直さがよく出てて(笑)、ことごとく矛盾を生じさせてました(笑)。
やっぱりスピルバーグにはSFは撮れないなあと何度目かの再確認(笑)。
それにしても、宇宙人の三脚攻撃機(トリポッド)・宇宙人のデザイン悪し。
トリポッドのデザインって、新ガメラシリーズの敵方の「レギオン」と「イリス」のパクリだと思うんだけど、、、。
それで気が付いたんだけど、これって、「911の影響を受けて、、、云々」なんて言っているけど、ただ怪獣映画を撮りたかっただけなんじゃないかなあ。
怪獣映画として観れば、後期〜現『ゴジラ』シリーズよりは、よく出来てるよ(笑)。
ところで、娘役(原作にはない)のダコタ・ファニング、どこかで観た顔だなあって思ってたら、春先に公開してた『ハイド・アンド・シーク(2005)』の子役なんですね。
宣伝で日本に来日してインタビューで、随分大人っぽい(こまっしゃくれた)受け答えしてたけど、あと数年するとどうなるのかあ。
あ、娘で思い出した。
トム・クルーズ親娘を匿う精神崩壊した男(原作では神父だったかな?)の役のティム・ロビンス。宇宙人の襲撃で子供を殺されたらしい設定だけど、どう見てもロリコン親父にしか見えない。
なんか、こういう何考えているかわからない役ばっかりやっているような気がするけど、ほんとによくわからない演技なんで、どこがいいのかさっぱりわからないです。
 (JUL 18, 2005) movptopB.gif
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