「エピソード2 クローンの攻撃」掲示板
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ダーク・サイドとライト・サイド 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 6日(土)00時43分20秒

>「操り手の操り方で、ダークサイドかライトサイドかが決定する」。
こういう解釈でよいのかな・・・

 「フォースのダーク・サイド」という言葉を、よくヨーダが用いています。スター・ウォーズのテーマの一つは、「多様性」でありますが、「二面性」として表現されている部分も多い(詳しくは拙著参照)。そのニ面性の根源というか、基礎となるのが、フォースのダーク・サイドとライト・サイド。同じものを表から見るか、裏から見るか。見る方向が違うようなもので、見るもの、あるいは操るものによって、良くも悪くもなるということ。ニルさんの解釈で正しいのではないでしょうか。


コントロールを失ったパル 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 6日(土)00時37分46秒

>少なくともパルパティーンはベイダーのように溢れ出るフォースを抑えるために仮面を被る必要などありませんし、シスの姿でいるときですら自己を完全にコントロールしているように見えます。

確かにそうですが、ただ『ジェダイの復讐』のルークに電撃攻撃を加えるパルパティーンは、完全にコントロールを失っていますね。当然ながら、「感情をコントロールできない」という意味は、常に感情のコントロールができない人という意味にはならないでしよう。非常に重要な局面で、自分の煮えたぎる激情(あるいは欲望)をコントロールできるのか。そういうことでしょう。
 パルパティーンの最期を見ると、やはりそれができていない。パルパティーンの最期、ヴェイダーになすすべもなく投げ捨てられてしまう。

 今まで、ダーク・サイドに落ちる瞬間というのは、スター・ウォーズでは一度も映画化されていない。したがって、どのように、どんな過程で落ちるのか。その時、落ちた人はどんな気持ちなのか。謎が多すぎます。ライト・サイドに立ち戻ったヴェイダーが、そのヒントになるすぎない。やはり、今のところ想像するしかなさそうです。


Re:ダークとライトの両サイド  投稿者:ニル  投稿日: 7月 6日(土)00時28分58秒

りょうさん
僕のつたない反論に、きちんとお答えいただいて、ありがとうございます。
私の理解力不足のために、長々と書いていただいて恐縮です・・・。

まず、僕の方が完全に論破されてしまった部分があります。
フォースの概念についてです。

>フォース自体もそれは単なるエネルギーのようなものであって、ライトもダークもない、ライトだダークだというのはあくまで人間から見た定義

これはおっしゃるとおりだと思いました。僕は便宜上、「ライトフォース」「ダークフォース」と言いましたが、こんな言葉自体ないですよね。多分。少なくともライトフォースなんて言葉はないはずです。
そう、フォースはフォースですよね。万物の根源。
で、僕は
ライトフォース=自然界のあらゆる所に流れる、自然のエネルギー
ダークフォース=邪悪な感情のエネルギー
こう書きましたが、これはお門違いも甚だしいでしょう。
以下のように訂正。
「フォース=自然界のあらゆる所に流れる、自然のエネルギー」
多分こう言ったようなものが存在する。
そして、このフォースを操るもの、これがジェダイ。
で、「操り手の操り方で、ダークサイドかライトサイドかが決定する」。
こういう解釈でよいのかな・・・

と言うわけで、スタートから僕の理論がおかしかったので、全くちぐはぐな論争になっていました。
この、新しくまとめた「フォースの概念」を同意してもらえれば、次の論争に移れるのですが・・・いかがでしょう?

皆さんも「それ、おかしいよ」って意見がございましたら、お願い致します。


これがほんとに本日最後 投稿者:りょう  投稿日: 7月 6日(土)00時21分42秒

 最後といいながらまた出てきました。すみませんすみません。
 大事なことを書き忘れていたので。

 つまり、下の「コントロール」ということで言えば、パルパティーンも立派なプレイヤーなのですよ。テニスの試合をすればウインブルドンで勝てるくらいの。
 すなわち、「感情をコントロールすること」自体は、なんらライトサイドを保証するものではない、としか思えないのです。逆に言えば、己の感情もコントロールできないやつは、ダークサイドに落ちても三流にしかなれん、ということです。
 と考えれば、ヨーダの「教え」は、ダークライト関係なしに単に「強くなること」を目指しているに過ぎず、ダークサイドから弟子を守るには何かが欠けていた、ということなのでは。
 そりゃ「ダークフォースは見えにくい」よなぁ。


感情のコントロール、とは? 投稿者:りょう  投稿日: 7月 6日(土)00時12分45秒

 連続投稿で済みません。これ書いたら1日は大人しくしてます。

>樺沢さん
>交際禁止ではあると思いますが、例えば「恋愛感情を抱いてしまう」ということ自体が、ジェダ
>イの枠組の中で「悪」とみなされるのかどうか、ほんの一瞬の気の迷いすら禁止事項とされてい
>るのかどうか、ということです。交際禁止であるいじょう、事実上の恋愛禁止と同じですが、ジ
>ェダイの価値観として、「怒り」や「愛」が湧き上ってくること自体は禁止していない、いや禁
>止できないということです。つまり、人間として「怒り」や「愛」が湧き上がってくるのは当然
>として、それをどうコントロールしていくというのが、ジェダイに科せられた「道」なのだと思
>います。

 今までは「感情のコントロール」を深く考えもせずに納得していたのですが、パルパティーンのことを考えたら少し判らなくなりました。
 パルパティーンの抱えているものは愛や恐れといった感情ではなく、権力欲のように感じます。まあその根底には世界全てに対する憎しみといったものはあるのでしょうが。
 ただ、あれだけ自己抑制が利いた姿を見せられると、「感情をコントロールすること」はライトサイドに留まる絶対条件ではない、という気がしてきました。少なくともパルパティーンはベイダーのように溢れ出るフォースを抑えるために仮面を被る必要などありませんし、シスの姿でいるときですら自己を完全にコントロールしているように見えます。

 感情がコントロールできなくなることは、確かにダークサイドに落ちるための道ではあるのでしょうが、それは表面的なことであってもう少し何か深く突っ込むこともできそうな気がしています。

 ああ、イメージでは判るんですけどね。言葉にするのは難しいですね。
 「考えるな、感じろ」というヨーダは確かに正しい。

 スポーツやってるとよく判るんですよ。
 私はテニスをやっているのですが、試合は熱くならないと勝てません。試合が始まっても、負けていても妙に冷静なときはまず絶対にそのままズルズルいきます。私の場合、このパターンが多い。
 カッカと熱くなったとき、それが集中力に繋がる時があって、そういう時は実力が遙かに上の相手にも勝てたりするんですね。でも、単に熱くなるだけでは余計弱くなる。
 熱くなった結果が集中力に結びつくか、焦燥感に結びつくか、それはほんの紙一重の差なんですけど、結果はまったく正反対になるわけです。
 まあ、きっとそういうことなんだろうなぁ、というわけです。

 でも、熱さを集中力に繋げるのはと〜っても難しく、とても自分ではコントロールできません。できていたら今頃県のランキングで2ケタくらいには入ってるかも。きっと私がジェダイになったら、あっという間にダークサイドに落ちてしまうんだろうなぁ・・・


兄妹と姉弟 投稿者:アメキン  投稿日: 7月 5日(金)23時49分55秒

ルークとレイアが兄妹だったように、アナキンとアミダラも姉弟だったという可能性は
ないのかな。


邪悪な血について補足 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)23時45分38秒

 またまたニルさんへのレスです。

>この説は、どうでしょうか。ドゥークーを、邪悪な血と決められるかどうかです。

 これも私の説明不足というか整理不足の発言でしたので補足します。
 下に書いたように、私は感情もフォースもそれ自体はライトでもダークでもないと考えていますので、「邪悪な血」なるものは存在しないことになります。
 ですから、
>1つ目は「ジェダイが堕ちる」。
>2つ目は「初めからダークサイド」。
 という区分も私にとっては意味がありません。モールもドゥークーも「生来ダークサイドに属する人間」という意味での「邪悪な血」ではないと思います。
 たとえモールが産まれたときからパルパティーンの弟子だったとしても、ずっと疑問を抱かずにパルパティーンに仕えてきたと言うことは「ダークサイドに留まり続ける」素養があったということでしょうし、逆にドゥークーが産まれたときからパルパティーンに育てられていれば、やはりモールと同様疑問を抱かずにダークサイドに留まり続けていたと思います。

 つまり私が「邪悪な血」と言ったのは、「ダークサイドに落ちやすい素養」を指して言っていると理解して頂ければ幸いです。
 その素養が具体的に何であるか、と思うとちょっと混乱するんですけどね。アナキンを見ている限りは感情過多な性質がそうなのか、とも思いますし。ルークもかなり素質ありですよね。だからこそパルパティーンに次の弟子として目を付けられたのでしょうし。
 でも、パルパティーンのような、見事に自己抑制の利いたシスもいるから、他にも「ダークサイド適格者」の素養があるのでしょう。彼の場合は権力欲なのかな。パルパティーンを見ていると、感情をコントロールすることも、それ自体がダークフォースを遠ざけることではない、ということが判るような気がします。

 なので人間本来の属性としてライトもダークもない以上、ダークサイドに落ちた、という実績こそが重要なのであって、それは彼がダークサイドに落ちる素養があった、ということを実績として示しているわけです。
 メンタリティが遺伝するならば、その子もダークサイドに落ちやすい性質を持っている可能性が高い、そういう意味での「邪悪な血」という言葉です。

 ま、下の方にこの言葉を使った書き込みがあって、語感として気に入ったので拝借してしまったのですが、ちょっと使い方が安易だったかも。


ダークとライトの両サイド 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)23時30分15秒

 ニルさん、レスありがとうございます。

>まず、「恋愛感情や親子の情といった『制御できないほど強い感情』は、エネルギーとしてはとてつもなく強い」。
>これはダークフォースではないのでは?

 説明不足、というか自分でも整理できていないまま書いていたのですが、私はライトサイドとダークサイドは表裏一体で「愛はライト」「怒りはダーク」と一言で区別がつくものではない、と受け取っています。
 どんな感情も、ダークサイドへ通じるものであるが、怒りや憎悪もそれ自体がダークサイドを定義するものではない、と思っています。

 でも、アナキンはダースベイダーになるわけで、何か決定的な一線、というものはどこかにあるのでしょうが、それが何なのかは私にはまだはっきりとは判りません。
 EP1とEP2を見た限りでは、「自分自身で制御できなくなったとき」が決定的な一線なのか、とも思います。愛はそれを失うことの恐れに通じ、恐れは怒りに・・というわけで、愛なら愛だけが単独で存在することはないわけで、強すぎる愛は必ずそれを失うことへの恐れとセットになっているわけでしょ。
 ダースベイダーが仮面を被っていたのは、強すぎるフォースが迸るのを制御できなかったからですよね。
 でも、パルパティーンは普段は見事に「堅気の人間」を演じているわけで、それは自分の感情やフォースを制御しないとできないことでしょう。
 なので、「ライトサイドとダークサイドの決定的な一線」というのは、未だ私には判りません。
 それはEP3で明らかになるはず、と楽しみにしていたりします。

 そうそう、EP2でもアナキンの復讐シーン、あれは私の目には「ダークサイドに落ちてしまった」ように見えたのですが、あれでも片足は突っ込んだかもしれないけど「落ちて」はいなかったわけでしょ。決定的な一線、というのがどこかにあるんでしょうね。

 なので、「ダークフォースを破ったのはダークフォース」説をもう少し詳しく書くと、ベイダーの息子への愛→その息子を失う恐れ→その張本人であるパルパティーンへの憎悪、が最後にベイダーにあの行動を取らせたとすれば・・・言えませんか??

 ヨーダの「恐れは怒りに通じる」発言も、よく聞いてみれば怒りも憎しみも苦痛も、「ダークサイドに通じる」と言っているだけで、それらの負の感情がイコールダークサイドとは言ってないのです。
 ですから私は感情そのものには、それがどんな感情であってもライトもダークもない、と解釈しています。フォース自体もそれは単なるエネルギーのようなものであって、ライトもダークもない、ライトだダークだというのはあくまで人間から見た定義、ではないでしょうか。
 ある種の感情や情動の発露とフォースが出会ったときに、その人間にある種の変化が起こり、それを「ダークサイド」と呼んでいるのでは。
 とすれば、「強すぎる愛」はもう十分に「ダークサイドに通じる」感情であると思います。
 先の投稿はそういう意味での「ダークサイドがダークサイドを破った」ということです。

 またの反論をお待ちしています。


RE愛 投稿者:アナキンきん  投稿日: 7月 5日(金)21時56分29秒

アナキンは、パドメにあれだけの愛があるんだったらどしてダークサイドに、入ったんだろうなー。

ちなみに、ぼくは、9歳です。


RE:辛抱 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 5日(金)20時59分41秒

>つまり、「怒り」や「愛」が湧き上ってくること自体を禁止するとなると、それはロボ
>ット人間なわけです。つまり、ジェダイはそういう人間を目指しているというわけでは
>ないと思います。

あ、私もそこまでは思ってないです(^^;)。湧き上がる感情自体は否定しませんが、それのコントロールの仕方に2種類あるのではと。
ひとつが「辛抱」で感情を抑えることです。評議会はこれを推しているようで、ダークサイドにつながる可能性は何もかも摘み取れと言うことです。このあたり一昔前の、個性を否定するかような学校教育に非常に似通っているような気がします。腐ったみかんってやつですか(^^;)。評議会に従順に行動するオビ=ワンは、そういう意味では非常に優等生であると言えますが、そのおかげでアナキンは不良チック(笑)になったのではと。服装もジェダイとしては不良ですし(^^;)。
もうひとつが「支配」することだと考えています。うまく言えませんが、「負」の感情を「正」のエネルギーに変えるようなものです。モールを倒したときのオビ=ワンがこの状態だと思います。これこそが真のジェダイのあり方ではないかと(言い切るのはちょっと早計だとは思います)。

>Patientは他にも二ヶ所以上で使われていたと思いましたが。

オビ=ワンがアナキンを諭すときに使われていたなとは思ってましたが、記憶に自信がなかったため、正確を期す意味で「よく覚えてない」と言っておきました。県内にDLPの劇場があることを今日知ったので、明日もう一度観に行ってきます(^^)。


ルーカスの発言から 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 5日(金)20時22分50秒

>ウィケットさん
>皇帝が『わが弟子を殺せ、そうすればお前は私の弟子になれる』と言ったときに
>それがはっきりする。『父を殺せ、(中略)』と言われたルークはライトセーバ
>ーを投げ捨て、『いやだ、したくない(中略)』と言う。同じ瞬間が訪れたとき、
>アナキンはそうは言わないんだ(笑)。すごく似た事件、似た誘惑、似た真実の
>暴露の時が訪れるが、二人はまったく逆の対応をするのさ。
情報、ありがとうございました。
ルーカス本人がいっているので、ドゥーク説が本命ですね。

元はといえば、テレビ東京の番組で
「ルーカスは、ある神話を研究している博士の本にもとづいているので
アナキンは、今後父殺しをするだろう。」
と予想してたことです。

そうすると、残る疑問は
アナキンが親の男女関係で生まれたのか?
(ドゥークが奴隷のシミに「私の子供を生んでくれ。報酬は必ずする。」みたいな
 愛のない間で・・・)
または、クローンや遺伝子操作で生まれたのか?

思えば、クワイガンがアナキン少年に出会った時、
アナキンに引かれ、異常なほどこだわったのは
師であるドゥークが父だったから、何かを感じてしまったんですね。

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 5日(金)20時09分29秒

(すみません、連続投稿で・・・。テーマが違うので分けました。)

りょうさん
>最終的に「フォースの調和」を体現する役目を負うアナキンとしては、その血筋に邪悪な血が入っていた方が筋が通ります。
> すなわち、「ドゥークー父親仮説」を補強するのでは??

この説は、どうでしょうか。ドゥークーを、邪悪な血と決められるかどうかです。

シスは2パターンの入り方があると思います。
1つ目は「ジェダイが堕ちる」。
2つ目は「初めからダークサイド」。
ダースモールは、ジェダイになることなく、初めからパルパティーンの
弟子と思いますので、「2」です。(エピT前史を小説で知る皆さん、合ってますか?)

ドゥークーは、ジェダイから堕ちたと描かれてるので「1」、ですから「血」として、果たして邪悪と言い切っていいものか、と思うのです。
ただ、「ドゥークーは、初めから悪で、それを隠してジェダイとなっていた」
と言うウラが取れれば、この説もいけるかも知れませんね。


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 5日(金)19時46分56秒

りょうさん

>ただ、その恋愛感情や親子の情といった「制御できないほど強い感情」は、エネルギーとしてはとてつもなく強いわけで、ジェダイよりシスの方が強いのは、ある意味当然だと思うわけです。

まず、「恋愛感情や親子の情といった『制御できないほど強い感情』は、エネルギーとしてはとてつもなく強い」。
これはダークフォースではないのでは?
「愛情」を持った後に、裏切りや別れ、死、などから来る「悲しみ」や「憎悪」なら、とてつもなく邪悪で強いダークフォースエネルギーでしょう。
僕はライトフォースとダークフォースは以下のような違いであると思っています。

ライトフォース=自然界のあらゆる所に流れる、自然のエネルギー
ダークフォース=邪悪な感情のエネルギー
(エピ5でのダゴバのシーンと、エピ6の皇帝の言葉からの予測です)

また、ヨーダはダークジェダイについて「強いのではない、たやすいのだ」
と言っています。
「たやすい」とは、感情にまかせてエネルギーを発することは容易である、と言う意味ではないでしょうか。(逆に、自然界のチカラを見いだすのは、非常に難しく感じます)

ですから、
>ベイダーがあの瞬間に息子に対する情を「コントロール」したわけではないんですよね。息子への情が他の全てを上回っただけですから。
>つーことは、「フォースにバランスをもたらした」ものが何であったか、というと、結局は「ダークフォースを破ったのもダークフォース」ということではなかったのでしょうか。

大変面白い説ですが、上記の説明通り、「息子への情」は、ダークフォースではないと思います。
いかがでしょうか?


辛抱 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 5日(金)18時05分05秒

>恋愛禁止
交際禁止ではあると思いますが、例えば「恋愛感情を抱いてしまう」ということ自体が、ジェダイの枠組の中で「悪」とみなされるのかどうか、ほんの一瞬の気の迷いすら禁止事項とされているのかどうか、ということです。交際禁止であるいじょう、事実上の恋愛禁止と同じですが、ジェダイの価値観として、「怒り」や「愛」が湧き上ってくること自体は禁止していない、いや禁止できないということです。つまり、人間として「怒り」や「愛」が湧き上がってくるのは当然として、それをどうコントロールしていくというのが、ジェダイに科せられた「道」なのだと思います。
 つまり、「怒り」や「愛」が湧き上ってくること自体を禁止するとなると、それはロボット人間なわけです。つまり、ジェダイはそういう人間を目指しているというわけではないと思います。

>どこで「辛抱」という言葉が出たのかよく覚えてないのですが
ザムを追って、クラブに入る前に、オビ=ワンがアナキンに言います。"Tnink. Patient. Use the Force."と。つまり、「考え、辛抱し、フォースを使う」ということが、ジェダイのとるべき行動の中で重要な意味を持つということです。(Patientは他にも二ヶ所以上で使われていたと思いましたが。)
 辛抱の意味は、自分の感情や欲求を我慢しコントロールするという意味。つまり、コントロールすべき元の感情が存在することを前提にした言葉です。つまり、その辛抱すべきその感情についての存在を容認しているということでしょう。


多様性 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)17時23分27秒

 私はジェダイが恋愛禁止であるのは自然な話だと思っていました。
 ジェダイは強い力(フォース)を持っていますから、強い自律性が求められるのは当然でしょう。
 ジェダイの衰退とダークサイドの隆盛については、多様性か否かという観点で説明するのは私はちょっと抵抗があります。
 強いフォースを持つ者が自分を律することができなくなればダークサイドに落ちる、ということは昔から実例もあり、だからこそジェダイは厳しく自分を縛らねばならないわけです。
 「コントロール」という概念も出てきますが、恋愛感情なんてコントロールできない感情の最右翼でしょ。人間にコントロールできない感情なら遠ざけてしまえ、というのは極めて当然の帰結で、現に私たちの世界でも実に多くの実例があります。多くの宗教で結婚や婚外交渉に対する厳しい戒律が存在するのも、「人間は恋愛感情(もっと判りやすく言えば性欲)を制御できない」ことを長い歴史の中で人間自身が骨身に染みて知っているからでしょう。

 ただ、その恋愛感情や親子の情といった「制御できないほど強い感情」は、エネルギーとしてはとてつもなく強いわけで、ジェダイよりシスの方が強いのは、ある意味当然だと思うわけです。
 アナキンがダークサイドに落ちるのも、ライトサイドに帰ってくるのも、結局は全部それであり、別にベイダーがあの瞬間に息子に対する情を「コントロール」したわけではないんですよね。息子への情が他の全てを上回っただけですから。

 つーことは、「フォースにバランスをもたらした」ものが何であったか、というと、結局は「ダークフォースを破ったのもダークフォース」ということではなかったのでしょうか。

 まあ、サブテーマとしては確かに、「多様性なし<多様性あり」という図式はありそうですね。でもそれなら、ほぼ確実に「アナキン=クローン説」はあり得ない、ということに思い至りました。遺伝子操作説を含めて。
 クローンはホストのコピーを作るだけですから、多様性という意味ではゼロ、と言えますし、遺伝子操作でもたかが人間の想定する範囲の多様性しか確保できない。遺伝的多様性、という意味では自然交配に勝る多様性はあり得ませんから。
 アナキンがクローン(または遺伝子操作された人間)だとすると、「多様性のない者が多様性がある者に勝つ」話になってしまいますね。

 そういう意味での「多様性」ということだと、最終的に「フォースの調和」を体現する役目を負うアナキンとしては、その血筋に邪悪な血が入っていた方が筋が通ります。
 すなわち、「ドゥークー父親仮説」を補強するのでは??

 ドゥークー父親説には、もともとそれほど拘っていなかったのですが、この際だからちょっと拘ってみようかな、と思います。何かテーマを持っていろいろ推論していった方が、結果的に当たっても外れても楽しそうですしね。


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 5日(金)17時16分05秒

デヴァステーターさん
>>エピUで描かれている通り、ジェダイは「愛」を推奨しています。
>ん〜?、アレはアナキンの言い訳っぽい気が(笑)。

この点は,私は昔から「ジェダイの規則」と思ってしまってるので、言い訳っぽくは聞こえないですね。むしろ、評議会が「ダメ」って言っておきながら、公認で二人きりでデートさせてる点の方が引っかかります(笑)あと、裸同然みたいなセクシーな服を着ておいて、「ダメよ・・・」とか言ってるパドメも引っかかります(笑)

シルヴィ様
>ただ、ベイダーはデススターをあざ笑っていましたよね、フォースに比べればこんなものとかなんとか。

良く見つけましたねその言葉!凄い説得力が増しました!

>クワイ=ガンのお師匠さんがドゥークーということだけでとてもショックを受けましたが皆様はすんなりと了解されましたでしょうか?

私は割とすんなりと。逆にクワイガンのことを描いてなさ過ぎって思ってましたから。
しかも(今のところは)もともと優れたジェダイだった、って設定ですよね?だから割と了解ですね・・・。


理力さん
>なんかEP2のネタバレとは違う書き込みばかりで、すいません。ついつい、気になってしまいまして。

私もエピU以外のことを調子に乗って書いてました・・・。反省します。

DOOKEさん
>昔々、ルーカスはEP1を作るときに、「新三部作を見ると、旧三部作の登場人物に対する見方がガラリと変わるね」と言っていました。これはアナキンがクローンだということでしょうか。

十分ありえますよね!ただ、このHPに来たら、いろんな人がいろんな秀逸な説を
唱えるもので、僕も混乱しています(笑)


あと、ビンラディンさんの 「ド○ゴンボール」の言葉で急に思ったのですが、エピUのヨーダ対ドゥークーの時の、ヨーダの「ビリビリ返し」、あれ、かめはめ波(笑)
あ、新説。「パルパティーンの『悪』の部分を追い出して、出来上がったのがダースシディアス。」ってのは?神様とピッコロ大魔王方式で。ダメ?だめですよね。(笑)


ジェダイのあり方 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 5日(金)14時35分42秒

ニル様
>管理人様、デヴァステーターさん、皆様、今後とも宜しくお願いします。(急にあらた>まる(笑))

こちらこそよろしくお願いします(笑)。ここはなんというか非常にレベルが高いし、心地がいいですね。荒らしもないし。それにしてもニルさん。2つ下の書き込みは爆笑ものです(^^)。笑わしてもらいました。


>「多様性のないもの」つまり「無個性」ということになりますか。
>僕も、SWという映画は、ジェダイ評議会なるものに対して否定的に描かれていると思い>ます。

そうですね、「無個性」なものは「個性的」なものによって駆逐されてますから。図式的にはこんな感じですか。

多様性なし ジェダイ評議会<シス<新生ジェダイ(EP4以降)  多様性あり
(無個性)  ドロイド軍<クローン(共和国、帝国軍)<反乱軍  (個性的)


>エピUで描かれている通り、ジェダイは「愛」を推奨しています。

ん〜?、アレはアナキンの言い訳っぽい気が(笑)。樺沢さんも「ジェダイは怒りも愛も禁止していない」と言われていますが、そうでしょうか?むしろ短絡的に全面禁止にしているように思います(新三部作の時点では)。それこそ昔の中学高校みたいに「男女交際一切禁止!」みたいな(笑)。それでこそ多様性のなさが引き立つってものですが、どうなんでしょうね?例のキャッチコピーは短絡的ですが、間違いではないと思います。

>、『クローンの攻撃』では「ペイシェント(辛抱)」という言葉がくりかえされます
>が、「辛抱すること」と「コントロールすねこと」は、ほぼ同義でしょう。

どこで「辛抱」という言葉が出たのかよく覚えてないのですが、逆にこれも任務を果たすことを最優先せよという極めて無個性な集団であることを強調するために使われた言葉ではないかと。EP1で「怒り」をコントロールすることでオビ=ワンはモールを倒すことが出来た。確かにそれは真のジェダイのあり方だと思います。ただ、そのことにオビ=ワン本人は気づいておらず、評議会に報告もしていないと思います。EP2の、評議会に従うだけのドロイドのような(←言いすぎ/笑)彼を見ているとそんな気がします。


ベイダー卿がね 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 5日(金)14時22分17秒

>ちょっと待ってくださいよシルヴィさん、破壊するのが誰であれ星ってそうカンタンに破壊できるモンじゃあないでしょう?
はい。おっしゃる通りわたくしも若干苦しいかなと思います。(笑)
ただ、ベイダーはデススターをあざ笑っていましたよね、フォースに比べればこんなものとかなんとか。
じゃ、フォースはどのくらいか?可能性はあるのではなどと。
ただ、それ(惑星破壊)は使い手の命も縮めるようなウラワザでしょっちゅうはやれない。
ので、デススターを作りましたとさ。(うーん?苦しい)
   
ウィケットさんへ
「TITLE」は私も読みました。それを読むとどうしてもかの伯爵がアニーパパに思えてきます。
それがイヤで、何とか否定できる要素がないか模索していました。

クワイ=ガンのお師匠さんがドゥークーということだけでとてもショックを受けましたが
皆様はすんなりと了解されましたでしょうか?


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 5日(金)13時36分30秒

理力様
>ただ、幼い内に母親から離すといったシステムは、やはりバランスを欠く行為だと思います。そういった部分が誤りだったので、ジェダイは滅び(ある意味脆弱なので)人間の欲望を知った上でがんばるルークが、新たなジェダイを生み出して行く、ということではないかと。

ほんとですよね。ルークは本当「新たなる希望」なんですね。

ヨーダはエピ5で、ルークを修行させるか否かの場面で、「歳もいっておる」
と言います。ヨーダはあの時点でも「評議会システム」を重視していると言えるでしょう。
しかし、(レイアを除けば)もうどこを見回してもルークに託す以外人材がいない。
帝国は増強する一方だし、とにかくルークで試してみるしかない。
修行場もないし、時間もない。まさにエイ、ヤで作った
即席ジェダイです、ルークは(笑)ヨーダもオビワンも、ルークをジェダイにすることは、
のるかそるかの賭けだったでしょう。

ルーク。彼は、(フォースを操れる才能を除けば)冒険やスリルを求める、ただの砂漠の田舎もんです。
エピTUに出てくる偉大なジェダイと比較すると、相当アホっぽいです、ルークは(笑)

しかし、これが功を奏した。

理力さんの言葉を借りると「人の欲望を理解しつつも、欲望を滅する」
この域に達する前に、ルークはヴェイダ−と戦う。しかも「敵は父親だった」
と言う、かなり動揺しかねない(暗黒面に堕ちかねない)事実を背負って。

ルークは暗黒面の誘惑に打ち勝ちました。
これは「アホっぽさ」=「ごちゃごちゃといらぬことに悩むタイプでない」
また、「心が真っ直ぐだった」
これが功を奏したと思います。

考えても見れば、フォースを操れるなら、絶対に暗黒面のがオイシイです。
せっかく力を持ったんだから、バリバリ操ってみたいと思いませんか?
エピ456あたりのヨーダやオビワンみたいな、質素な生活を見ると、ぐらつきませんか?
自分で勝手にファルコンのチャーター代を値上げしておいて、人のスピーダーを売ったり、
まだ貰っちゃいない、出るかどうかも分からないような、姫の報奨金から補填しようとしたり。
まるで甲斐性なしです(笑)
「なんで俺にはこんな力があるのに、沼地で根っこ食って生きなきゃなんねーんだよ」
とか思いません?(笑)
そんな甲斐性なしジェダイを見た後に、気が付きゃバリバリ出世してた自分のパパに
「一緒に儲けようぜー」なんて言われたら、僕は断れん(笑)

以上のような点に、全く疑問も悩みも持たないルーク。
(スピーダ−売る場面なんて、何の疑問も感じず言われるがままに売ってるのがアホっぽくていい(笑))

そんなルークでも、少しは考えます。
「暗黒面ってなーに?」

ヨーダの助言は素晴らしい。
「ノ!ノ!ノ!考えてはならん、感じるのじゃ」

そして、ヴェイダーとの最終対決。
有名な「腕」シーンで、助言どおり全てを肌で感じ取る。「我欲を通したジェダイの末路」を。
そしてうち勝つ。
「新たな形のジェダイ」の登場ですね。


Reジェダイに愛は禁止か? 投稿者:理力  投稿日: 7月 5日(金)12時46分23秒

>感情のコントロールの重要性

全くその通りだと思います。
ただ、そういった徳の高い人物ばかりのジェダイが全滅するために、
ある種ジェダイの弱点として(ヴェイダーアとなるアナキンの特殊性として)
早い時期に親から離す、といった設定を作った
(EP5でのヨーダ発言「年をとり過ぎている」がありますから、
EP1以降で改めておした)
ということではないでしょうか?

そういった完璧と思われる人物が滅びるのもまた、神話ちっくですよね。


雑誌「TITLE」のルーカスインタビュー 投稿者:ウィケット  投稿日: 7月 5日(金)12時29分53秒

初めまして、皆様。
ANHをリアルタイムで見て以来のファンでございます。
樺沢さんのサイトをずっと楽しんで拝見してましたが、書き込むのは初めてです。

さて、文藝春秋の雑誌「TITLE」(ワンテーママガジンで最新号のテーマがSW)に
ルーカスのインタビューが載っており、決定的なことを言ってました。
以下、概要と引用です。

聞き手から、旧3部作と新3部作が合わせ鏡のようなストーリーだと話を向けられた際、
ルーカスは、「これをバラしていいのかな(笑)」と前置きして、次のように語って
います。


  皇帝が『わが弟子を殺せ、そうすればお前は私の弟子になれる』と言ったときに
  それがはっきりする。『父を殺せ、(中略)』と言われたルークはライトセーバ
  ーを投げ捨て、『いやだ、したくない(中略)』と言う。同じ瞬間が訪れたとき、
  アナキンはそうは言わないんだ(笑)。すごく似た事件、似た誘惑、似た真実の
  暴露の時が訪れるが、二人はまったく逆の対応をするのさ。

いろいろと解釈の余地はありますが、「ここまでバラしていいのかな」と言っている
ことを考えても、ごく普通に解釈するのが自然でしょう。
新しいシスが出てきてはバラしていることにならないので、「わが弟子」は当然、
ドゥークのことでしょうし、「父を殺せ」の部分も「同じ瞬間」の『同じ』の意に
含まれていると考えられます。

うーむ、バラし過ぎでは?>ルーカス


ジェダイに愛は禁止か? 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 5日(金)11時55分44秒

「ジェダイは怒ってはならない。憎むことも。愛さえも。」
『クローンの攻撃』の宣伝文句ですが、この一文に私は非常疑問を抱いています。すなわち、この文章をルーカス本人が本当に考えたのかどうかということで。
 なぜならジェダイでは、「怒り」も「愛」も、禁止していないから。と言うと、多くの人は驚くかもしれません。ジェダイで禁止されているのは、コントロールされない「怒り」であり、コントロールされない「愛」です。『帝国の逆襲』で、ヨーダが「コントロール」という言葉を繰り返し、感情のコントロールの重要性を訴えます。そして、『クローンの攻撃』では「ペイシェント(辛抱)」という言葉がくりかえされますが、「辛抱すること」と「コントロールすねこと」は、ほぼ同義でしょう。
 拙著のオビ=ワンの心理分析で詳しく述べましたが、ダース・モールとの戦いで明らかに「怒り」を抱いています。しかし、モールを倒したオビ=ワンは、ジェダイ評議会で高い評価を与えられた。それは、単に結果ではなく、怒りをいだいてしまったがそれを見事にコントロールできたから、その感情のコントロールが結果として勝利につながったわけです。ジェダイで「怒り」を抱くこと自体が禁止なのであれば、いくらオビ=ワンがモールを倒したからといって、ジェダイ騎士に承認されないでしょう。
 (以下、私の仮説)「愛」についても同様だと思います。そもそも、人民への愛や愛国心みたいなものがなければ、共和国の守護者としてジェダイが存在することもできないでしょう。親子の愛や恋愛感情自体をジェダイは本当に否定しているでしょうか? 任務に支障をきたすような「愛」、すなわちコントロールされない「愛」は当然禁止です。アナキンの愛(親子、恋愛両方)は、明らかに任務に支障をきたしていますね。


ヨーダの在り方 投稿者:理力  投稿日: 7月 5日(金)11時18分36秒

こんにちは

>「じゃあ、温かみのある風に見えるヨーダは、ジェダイマスターとして完成されてないのかよ」

ここ難しいところですね。
ジェダイは人気者だし、サガの本筋にも関わるから出さなければならない。
しかし、ジェダイのやり過ぎの思想性は改めて否定したい。
こういったところで作られているEP1、EP2でのヨーダは、
なんかEP5以降の、我々が良く知っているヨーダと違う感じがしております。
おそらくはEP3の悲劇を経て、ヨーダの在り方も変質するのでしょうね。

なんかEP2のネタバレとは違う書き込みばかりで、すいません。
ついつい、気になってしまいまして。


Re:Re:愛さえも 投稿者:ニル  投稿日: 7月 5日(金)10時55分45秒

デヴァステーター様
>そこまでいくと逆にシス的じゃないですか?

「面白くも何ともない、非人間のような人物」とは、ちょっと言い過ぎましたか(笑)
「じゃあヨーダは非人間的性格なのかよ」もしくは「じゃあ、温かみのある風に見えるヨーダは、ジェダイマスターとして完成されてないのかよ」って突っ込まれると、返す言葉がありませんね(笑)
訂正します。
「ジェダイ評議会の考える、『完成されたジェダイ』というのは、
目の前で親が死のうが子が死のうが、師が死のうが弟子が死のうが、
淡々と平和のために働きつづけるよう、自らの心をコントロール出来る人物」
て感じかなあ?

でも、「逆にシス的じゃないか?」これは「それじゃあジェダイは悪者っぽくないか?」
と言う意味だと思いますが、この点に対しては、
「その通りだと思う」と答えたいと思います。
理由は、樺沢さんが「多様性」の書込みで見事にフォローしてくれているので
参照してください(←楽すんなよ俺)
「多様性のないもの」つまり「無個性」ということになりますか。
僕も、SWという映画は、ジェダイ評議会なるものに対して否定的に描かれていると思います。

逆に、ワトーの「no money! no parts! no deal!」なんてセリフは、描き方によっては
非常に嫌な奴になりますが、我々観客から観て、そうはうつりません。むしろキュート
ですよね、ワトー(笑)
また、悪の溜まり場カンティーナも、嫌な酒場のはずなのに、とても魅力的ですよね。
クワイガンもそうですよね。「向こうっ気の強い」、反体制派ですよね。

やはり樺沢さんの言う「多様性」を大切にして描いているからこそだと思います。

書いていて気付いたのですが、「無個性量産体制」のジェダイ評議会が、これまた無個性集団の
トルーパーを承認し連れてきたんですね。
これは、「SWユニバースは、正義であろうが悪であろうが、マスゲーム的な体制に対し
否定的である」ってことなのじゃないでしょうか


>「愛」を思い出したからこそ、ヴェイダーはダークサイドから帰還できたわけですし。

そうですよね、「愛」によってヴェイダ−は救われたと思います。
エピUで描かれている通り、ジェダイは「愛」を推奨しています。
ご法度なのは、「愛するものを持つこと」、物欲や独占欲、特に「執着」
に対する心をコントロールできないといけない、と言うことじゃないでしょうか。
そうなってくると、デヴァステーターさんを惑わせた原因は、映画自体ではなく、
「愛さえも」というキャッチコピーってことですかね。あのコピーは、あまりにも
短絡的ですよね(笑)まあ、気を引かせる、と言う点では優れたコピーなのか?(笑)

しかしデヴァステーターさん、なにはともあれ、僕はこうして、SWの話が出来るってこと自体が幸せです(笑)
僕の周りはこんな話誰も聞いてくれないですし(笑)
管理人様、デヴァステーターさん、皆様、今後とも宜しくお願いします。(急にあらたまる(笑))


ブウとか鉄雄とか? 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月 5日(金)10時45分37秒

>アナキンまたはパルがフォースの暗黒面を使ってナブーを破壊する、のではないでしょうか?
>ひとつ前の投稿でナブーはアナ&パルによって破壊されると書きましたが
>モフ・ターキンとの関連性から、この役はドゥークー伯爵ですね。

 ちょっと待ってくださいよシルヴィさん、破壊するのが誰であれ星ってそうカンタンに破壊できるモンじゃあないでしょう?
ましてや暗黒面のフォースって言ったって所詮「個人技」なワケですし、シスは基本的に2人しかいないワケですから、
力を合わせたトコロでサスガに星一個破壊するのは無理でしょ!「ド○ゴンボール」じゃないンですから(笑!

 まァ百歩譲って星を破壊できた、そして実際ナブーを破壊したとして、そしたらデススターいらないじゃないですか。
大枚はたいてあんなモン作るよりベイダー1人送り込んだ方がよっぽど早い!
 オルデランを破壊できたのはあくまでもデススターの力をもってしたからであって、さもなきゃ星一個消滅させるなんて絶対無理ですって!

 ただフォースを使って大規模な天変地異のようなものは起こせるカモ知れませんね。そうなると「ナブー、後のダゴバ説」の方が信憑性があるような気が。


父親殺し 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 5日(金)08時30分32秒

私は元々あんまり父親には興味がなかったのですが、ドゥークーが父ではイヤなので考察した結果
作中に実の父は登場せずに終わるという結論に達しました。
その代わりとして、EP1ではクワイ=ガン、EP2ではオビ=ワンが共に『父』の代わりとして登場します。
アナキン自身、オビを「父も同じだ」と発言しています。
そして、更にEP4において、アナキンによるオビ=ワン殺し(?)が起こるので
これを『父親殺し』と解釈することができるでしょう。
ここに『父親殺し』が成立するならば、皇帝が父である必然性は消え、(ラッキー)
EP3で『父親としてのドゥークー』が存在する理由も消えると思います。(ヤッター)
というわけで、生物学上の父はわからないまま、うやむやとなってしまうでしょう。
そう何人も父親がでてきたらややこしいですから。(既にラーズパパもいることだし)

デヴァステーターさんの『家系』への疑問ももっともですが、これはですね、え〜と
父(アナキン)も母(パドメ)もフォースが強い!ということで『家系』となったのだと思います。

愛さえも
この件についてはEP3にもっと詳しい説明がでてくることを期待します。
(2時間20分で収まるのでしょうか?)


RE:愛さえも。 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 5日(金)04時24分16秒

ニル様
>僕はそうは思いません。と言うより、僕は旧三部作の時点で既に、
>「ジェダイは愛するものを持ってはならない」という規則があると思っていました。

う〜ん、結構鋭いですね。そんな感じもしてきました(笑)。ただ、そのあたりの描写が旧三部作では希薄だったので、今回「ご法度」が唐突に感じたんですよ。EP1ではたしかに描かれていましたね。恐怖や憎悪はダークサイドにつながっているが、その憎悪のもっとも大きな原因が「愛」の喪失であるということですね。目が節穴でした(^^;)。まさに「ジェダイは怒りを抱いてはならない、(それにつながる)愛さえも」ですね。

>完成されたジェダイというのは、目の前で親が死のうが子が死のうが、
>師が死のうが弟子が死のうが、淡々と平和のために働きつづける、
>面白くも何ともない、非人間のような人物を指すのだと思います。

そこまで行くと逆にシス的じゃないですか?EP2でオビ=ワンはそんな風にアナキンを指導していますが、だからこそダークサイドに転落したのでは?(それだけじゃないけど)。それでオビ=ワンは間違いを犯していたことに気が付いて、考え改めるも時すでに遅しと。それで旧三部作ではヨーダもオビ=ワンも「愛を持つこと」にある程度寛容的だったのではと思います(そう見えます)。恐怖や憎悪の危険性は説いていましたが、愛については皆無です、確か。だから「恋愛ご法度」に唐突さを感じたんです(ちょっと言い訳)。それに「愛」を思い出したからこそ、ヴェイダーはダークサイドから帰還できたわけですし。


アナキン神話? 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)02時08分40秒

>れもんさん
>そういうことになれば、シディアスは創造主である神なわけで
>遺伝子操作による、未来版の神誕生の伝説・・・
>アナキンの父が確定しなくてもいいんです。

 どちらかといえばアナキンは「サタン」の方では?
 サタンも元はといえば「天使」なわけで、「無原罪」の存在です。それが悪の方に転んでしまうわけですから、アナキンと非常にかぶるものを感じます。
 また、キリスト教にとってサタンの存在は欠くことはできません。ヒトは永遠に無原罪のままでエデンの園で永遠に幸せに暮らしました、で終わってしまいますから。
 また、サタンが持つ力は本質的に神が持つ力と同じもので、これはそのまま「フォースのライトサイドとダークサイド」と置き換えても矛盾を生じないでしょう。
 つまり、サタンはキリスト教では「フォースに調和をもたらす者」なのです。アナキン=サタン、というわけです。
 EP1に神経質なキリスト教信者がアナキンの出生について反発するのは、「サタンにイエス=キリストを被せているから」ではないでしょうか?

 まあ、サタンも「女の腹から産まれた者」ではないので、アナキン=サタンだとしてもアナキンの父親を特定する必要はないのですが、それだと「原題の神話」ではなく単なる「神話のパロディ」になりかねない危険はあると思うんですけどね。

 EP3でアナキンの父親を特定しないと、「ミディ=クロリアンによる受胎、とはなんぞや?」という議論が再燃するでしょうし、そうなったらクローンも含めて「科学考証」のメスがばっさり入るのが必然でしょう。
 そうなると「スター・ウォーズの神話性」は崩壊してしまうかもしれないし(少なくとも科学考証議論をする人の中では崩壊する)、最終的に「聖書のパロディ」という位置づけに落ちてしまいかねません。

 なので、アナキンの父親はEP3できっちり特定されるべき、と感じるのですが。
 それも、クローンや遺伝子操作などによっての子ではなく、男女の性行為によって産まれた「人間」に落とさないと、ルーカスが言う「現代の神話」としては成立しない、と感じています。


ミディ=クロリアン 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)01時31分25秒

 ルーカスはミディ=クロリアンを「ミトコンドリアをイメージして設定した」と言っています。
 確かに、細胞内に共生して宿主に生命力を与えるもの、という意味でミディ=クロリアンはほとんどミトコンドリアとイコールのようにすら思えます。
 ミトコンドリアが意志を持ってホストである人を乗っ取ろうとする「パラサイト・イブ」という小説もありましたし。あの小説でのミトコンドリアとクワイの言うミディ=クロリアンは宿主への関与の仕方が違うだけで、本質的には同じもののように捉えることができます。

> クワイ=ガンが言った「アナキンはフォースに調和もたらす者」という主張は実現します。した
>がって、「ミディ=クロリアンによる受胎」は当たらないまでも、誤答にはならないはずです。こ
>のクワイ=ガンの「ミディ=クロリアンによる受胎」に、ギリギリの範囲で食い込んでくる(誤答
>にならないギリギリの答え)のが、「遺伝子操作説」になります。

 それは苦しすぎるのでは・・・
 ミディ=クロリアンは「共生体」ですから、宿主のクローニングやトランスジェニックといった操作とは関係ないはずです。
 「パラサイト・イブ」では「ミトコンドリアによる受胎」も出てきます。まさに"conceived by the mitochondria"です、あれは。でも、それって結局性交と受精でもって受胎したんですけど。
 つまり、父親が誰であっても「ミディ=クロリアンによる受胎」というのは「誤答」にはならない、と言うことは可能だと思います。逆に「クローンや遺伝子操作」にこの言葉を結びつけるのは大変困難かと思います。
 ミディ=クロリアンの性質をEP3で詳しく「科学的に」説明するのなら話は別ですが、あくまで神話的メタファーの域で「なんだかよく判らないがミトコンドリアみたいなもの」という理解のさせ方で通したいのなら(ルーカスが)、あの「ミディ=クロリアンによる受胎」という言葉は「フォースの意志」と解釈すべきだと思うのですが、だとするとクローンや遺伝子操作は馴染まないです。それらは「人の意志」で行われるものだからです。その人の意志までフォースの意志の下にある、という言い方もできるでしょうが、それはあまりにも婉曲的すぎてメタファーにもならない。

 というわけで、私はアナキンの出生について「自然交配説」を取りたいです。
 自然交配であれば、今のところやはりドゥークーが一番臭いかなというところですね。

 みなさんのご意見お待ちしています。


これまた暗い…? 投稿者:理力  投稿日: 7月 5日(金)01時27分39秒

以前「ジェダイの復讐 特別篇」をアメリカで見たのですが、ルークがライトセイバーを捨てるシーンに観客は大熱狂しておりました。
これを見て、なるほどアメリカ人とってはジェダイはヒーローなのか、と妙に納得したものです。
サムライ、ニンジャ、カンフー、ヨーガといったオリエンタルなイメージを持つジェダイナイトは、アメリカ人の憧れになっているようにも思えます(なんか最近は宗教に認定されたとか、されないとか)。

そんな彼等の憧れのジェダイが、大きな間違いを犯していた! 

これもまた観客を暗い気持ちにさせる要素のひとつなのかもしれませんね。


多様性 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 5日(金)01時01分02秒

 スター・ウォーズのテーマの一つに「多様性」というのが、あると思います。すなわち、多様性のあるイウォークと多様性のないトルーパーが戦った場合、多様性を持つイウォークが勝つのは、スター・ウォーズの世界では当然のこと。しかし、多様性がないトルーパーにも、サンドトルーパーとかスノートルーパーとかいくつかのバージョンがあったり、バトルドロイドにも数タイプ存在するわけです。
 「多様性」は言いかえると、「100%の人間はいない」ということです。前の書き込みで、旧三部作のヴェイダーが完全な悪として描かれていないという指摘がありましたが、もともと帝国やヴェイダーですら、100%の悪として描こうとしていないわけですから、それは当然なのです。人間長所もあるし、短所もある。強い部分もあるし、弱い部分もある。それが人間なんだよという。そういう、テーマです。したがって、スター・ウォーズで最も多様性のあるキャラクターを挙げるとすれば、それはハン・ソロであるし、ワトーだったりする。そして、それらのキャラは非常に魅力的なわけです。
 その点から言えば、ジェダイという存在は多様性を捨て去ることを強要する集団です。映画の世界としては、ジェダイは共和国の正義を守る集団ですが、映画のテーマとしてはジェダイ評議会はかなり否定的に描かれています。「多様性」がないがゆえに、滅ぼされる。スター・ウォーズ・ユニバースの規則通りです。
 「多様性」の視点から言えば、アナキンというのは、ごく普通の人間です。拙著での「アナキン少年はジコチュウである」という指摘に対して、同じ歳の子供は皆そうだという批判がありました。それはそれで正しい。しかし、ジェダイの世界では、普通の少年と同じということが、悪いこととみなされていることに注意しなくてはいけない。
 『クローンの攻撃』のアナキンも、いまどきの若者と比べればごく普通です。反抗期としては少し遅いかもしれませんが、親や教師の言うことにいちいち反抗するのは、若者であれば実は当たり前のことなのです。ダーク・サイドでも何でもない。
 ただ重要なのは、アナキンは普通の若者ではなく、ジェダイという枠の中にいたということ。ジェダイという枠で考えれば、『クローンの攻撃』のアナキンの言動は、相当に問題があるということになります。
 ジェダイというのは、「当然あってしかるべきの感情をコントロールしろ」という非常にストイックな集団で、それはある意味現実離れしている。その現実離れした集団を登場させることで、人間の本来の感情、通常では当然当たり前の感情である男女の愛、親子の愛、師への敬意などを、際だてて、我々観客に問題提起しようとしているということなのでしょう。


conseived by the midi-chlorians ? 投稿者:りょう  投稿日: 7月 5日(金)00時56分39秒

 昨日は出張でしたので、1日ぶりにこの掲示板を見たのですが、話題についていくのがたいへんです。

 さて、樺沢さんの
> 私は、遺伝子操作説を少し唱えましたが、割合的に示すと「不明のまま80%、遺伝子操作説
>20%」くらいで考えています。すなわち、「アナキンの父問題は、EP3では全く扱われない
>のでは」というのが、本音です。

 私は「ドゥークー説40%、その他40%、遺伝子操作説20%」くらいに考えています。
 樺沢さんの「父の映画対母の映画」という見方はすごく納得できるのですが、それでもアナキンの出生がきちんと説明されないまま終わってしまったら、25年6作の大河ドラマの収まりが悪くなってしまうでしょう。父親を説明しないのなら、クワイ=ガンの「ミディ=クロリアンによる受胎」発言は不要ですし。そんな思わせぶりなことを言うから「父親探し」がヒートするわけで。

> クワイ=ガンが言った「アナキンはフォースに調和もたらす者」という主張は実現します。した
>がって、「ミディ=クロリアンによる受胎」は当たらないまでも、誤答にはならないはずです。こ
>のクワイ=ガンの「ミディ=クロリアンによる受胎」に、ギリギリの範囲で食い込んでくる(誤答
>にならないギリギリの答え)のが、「遺伝子操作説」になります。

 「ミディ=クロリアンによる受胎」は、原語では"It is possible he was conceived by the midi-chlorians."となっています。conceiveには一応、「着想する」とか「思う」とかいう意味もあるので、ここのクワイのセリフは、「彼の存在はフォースの意志かもしれない」と訳すこともできる、かもしれないのですが・・・まあこの言葉を聞いた人ヨーダやメイスはそうは取らないだろうな。
 この「超意訳バージョン」だと、クワイは別に奇天烈なことを言っているわけではないので、父親が誰であっても「間違い」にはならないですよね。

 ただ、それを聞いたヨーダやメイスが怪訝な顔はするものの、特にその点を問いただしたりしないことろが私には奇異に感じます。もしかすると、この世界には受精(fertilization)を必要としない受胎(conceive)があるのでしょうか?つまり処女受胎が。(ま、シミは処女ではなかったでしょうが・・)
 もしそういうものがこの世界では「あり得る」こととされているのであれば、アナキンの父親問題はこれで終わりでしょうね。観客が納得するかは別にして。
 樺沢さんが「完全解析本」で「無原罪性のメタファー」と書いておられましたが、それはEP1でこそ生きる言葉で、EP2以降ではアナキンは人の「原罪」そのものを象徴するダークサイドへ落ちていくわけですから、もうそのメタファーは通用しないわけです。なのでEP3ではアナキンを「原罪を背負った人間」として描き直す必要があるように思います。
 なのでEP3でアナキンの出生についての謎が明かされるのは必然のような気がするのですが・・

 ちょっと自信がなくなってきました。上の意見に自分で反論できるものな。その反論に対する再反論まで思いついてしまいました。


昔々・・・ 投稿者:DOOKE  投稿日: 7月 5日(金)00時46分10秒

昔々、ルーカスはEP1を作るときに、
「新三部作を見ると、旧三部作の登場人物に
対する見方がガラリと変わるね」と言っていました。
これはアナキンがクローンだということでしょうか。


今日の、アナキン誕生説 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 5日(金)00時01分04秒

よくよく考えて、樺沢さんの
遺伝子操作説の可能性も高いと、思ってきました。

1つの理由は、よくささやかれていたキリスト誕生の引用。
はじめは、こんなタブーを描くはずはないと思いましたが、
シミの体をつかって、誰かが(多分、シス)遺伝子操作によって、
最高のフォースをもつ人間を計画のため作ったとしたら
アナキンの誕生は、イエスのようだし
シミの存在は、マリアのようです。

そういうことになれば、シディアスは創造主である神なわけで
遺伝子操作による、未来版の神誕生の伝説・・・
アナキンの父が確定しなくてもいいんです。

現存するフォースの高い男より、
創造されたフォースの高い男の方が、野望のためには必要です。

樺沢さん、こんな説はだめでしょうか?

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


ジェダイの解釈 投稿者:理力  投稿日: 7月 4日(木)23時43分55秒

こんばんは。

>完成されたジェダイというのは、目の前で親が死のうが子が死のうが、
>師が死のうが弟子が死のうが、淡々と平和のために働きつづける、
>面白くも何ともない、非人間のような人物を指すのだと思います。

ここはジェダイを語る時に問題となる点だと思います。
ただ、劇中で描かれているジェダイは淡々としている部分もありますが、結構闊達なヤツもいますよね。
個人的にはジェダイは宗教家に近いと思っております。
しかし、ボマーモンクではありませんが、閉塞的な宗教探求は、ともすれば我欲となり危険な存在となりますよね。
ですから、ジェダイは極端に偏るのではなく、人の欲望を理解しつつも、欲望を滅する。
すなわち徳の高い人物となることが求められるのではないでしょうか。

ただ、幼い内に母親から離すといったシステムは、やはりバランスを欠く行為だと思います。
そういった部分が誤りだったので、ジェダイは滅び(ある意味脆弱なので)人間の欲望を知った上でがんばるルークが、新たなジェダイを生み出して行く、ということではないかと。


愛さえも。 投稿者:ニル  投稿日: 7月 4日(木)22時11分12秒

デヴァステーター様
>ちなみに「ジェダイ結婚恋愛ご法度」というのは、アナキンとパドメを「禁断の恋」にして物語を盛り上げるために、今回強引に作られた設定のように思います(笑)。

僕はそうは思いません。と言うより、僕は旧三部作の時点で既に、
「ジェダイは愛するものを持ってはならない」という規則があると思っていました。

フォースを操れる者って言うのは、非常に危険な人物です。
悪いことしようとすれば、あらゆることが出来てしまいますから。
ですからジェダイの師は、自らをコントロール出来るようになることを第一に教えます。
一番自制心を失うとき。それは愛するものを失った時ではないでしょうか。
いや、自制心を失う、と言うより、自分に「暴れて当然でしょ」ってゴーサインを
出してしまう瞬間でしょう。
例えば「母の愛」。自分の可愛い子供のためなら、鬼にだってなれる、
子供を守るためなら、人殺しだって出来る、なんて話しありますよね。
他にも、恋人とか親とか、大切なペットとか、言われもなく殺されたりしたら、
みんな鬼になりますよね。僕はなります。
そしてこれは人として、大切な感情だと思います。

しかし、ことジェダイに関しては、こう言った「愛から憎しみへ」と言う感情は、
危険極まりない。一般人が憎しみを持っても、暴れられるのに限界がありますから、
それに気付き自制するかもしれないし、自制できなくても、第三者が裁く事も出来る。
警察とかで。
しかしジェダイのような強大な能力を持つ者だと、止めるのが不可能にちかいです。
だから、自制心が大切になります。止められるのが自分だけだからです。
だから愛するものを持つことに関して、厳しいのだと思います。
この規則は、決して「行」のようなものではない、と思います。

また、だからこそ、人格形成される前に幼い子供のときに、親と離して修行を開始する。
アナキンの「母親を思う気持ち」をヨーダが気にしていたのは、そういうことだと思います。
(そしてこの危険極まりないアナキンの修行を、ジェダイ評議会にOKさせるには、
クワイガンの死、と言うエピソードがどうしても必要だった)

完成されたジェダイというのは、目の前で親が死のうが子が死のうが、
師が死のうが弟子が死のうが、淡々と平和のために働きつづける、
面白くも何ともない、非人間のような人物を指すのだと思います。

逆にダークジェダイは、我欲を大切にするから、非常に人間的と言えるでしょう。
だからこそ、「堕ちるのは、たやすい」のです。

パーフェクトに完成されたジェダイなど、観ていて面白くも何ともないですから、
半人前のルークを主役にしたり、可愛げのある悪党(ハンソロやワトーなど)を
物語の中に散りばめて、血の通った温かみを出しているのだと思います。


家系 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 4日(木)18時54分37秒

「フォースの強い家系」で思い出しましたが、EP6でヨーダがルークにそう言ってましたよね。それ「どこまで」なんでしょうか?アナキン→ルーク(レイア)の2世代だけで「家系」というのはかなり厳しい感じがします。やっぱりEP3でアナキンの父親が描かれるという事なんでしょうか?あるいはシミがフォースが強い人物であったとか・・・。ミディ=クロリアンや遺伝子操作による生まれだったとしたら、それ「家系」って言うのか(笑)とかも考えちゃいます。EP3でヨーダはアナキンの生まれについて何かを知るのでしょうか?

ちなみに「ジェダイ結婚恋愛ご法度」というのは、アナキンとパドメを「禁断の恋」にして物語を盛り上げるために、今回強引に作られた設定のように思います(笑)。


ナブー破壊説について 投稿者:IQMI  投稿日: 7月 4日(木)12時31分54秒

 私は破壊されるに一票。というか、壊滅ですかね。
 エピソード3でデス・スターが出てくるのはちょっと現実的でないと思います。
 自分の故郷といえば、ナブーはパルパティーンの故郷でもありますから、もしナブーが攻撃されたとしたら、それをジェダイ狩りの口実にする可能性もあるのではないでしょうか。いずれジェダイは共和国の敵にしなければならないので。ジェダイ狩りはシス単独ではなく、共和国軍(帝国軍?)として行っていたと思われます。クローン・トルーパーの強さはお墨付きです。

 ナブーがダゴバだというのは面白い説ですね。かなり賛成したいです。ただし、やっぱりヨーダ問題を解決しなければなりませんね。
 なぜヨーダはジェダイ狩りから逃れたのか?
 これに対し、私は「ヨーダ流刑説」を提案します。
 ヨーダはなぜシスの追撃から逃げたのか?逃げたのではなく、戻れなかったのです。いくらフォースが強くたって、宇宙船がなければ惑星から外には出られません。
 また、これを支持することとしてEP6の小説で、皇帝パルパティーンが、ヨーダが生き延びていたことを知っているとルークに告げていることです。もちろん、映画からはカットされていますから、確たる証拠にはならないことは承知しています。
 しかし、パルパティーンがヨーダが生き延びていることを知っていたとしたら、なぜ殺さなかったのか?パルパティーンはその代わりに、強力なジェダイとしてはもっとも屈辱的な「ダークサイドの優勢を感じ続けながらも、正義のために戦えない」という刑を選んだのです。予見能力に秀でているヨーダとしてはさらなる苦しみではないでしょうか。
 さらに、もしもダゴバがかつてのナブーならば、パルパティーンはダゴバの存在を知らないはずはないですから、流刑説ももっともなのではないでしょうか。ダゴバがチャートに載っていないのにもうなずけます。


ドゥークーによるナブー破壊 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 4日(木)11時02分21秒

ひとつ前の投稿でナブーはアナ&パルによって破壊されると書きましたが
モフ・ターキンとの関連性から、この役はドゥークー伯爵ですね。
ドゥークーがナブーを破壊、それをフォースで感知したオビ=ワンがふらつくというシーンが
きっとEP3に描かれることでしょう。
ドゥークーにはナブー破壊という別の重大な使命があるので、アナキンの父でなくても重要な役かもしれません。
ナブーを破壊したドゥークーをアナキンが殺すことによってダークサイドに転落…するのかな。

それにしても、自分の故郷の惑星を吹っ飛ばされ、拷問もうけたあとのあのレイアの強さ、冷静さ。
怒りも憎しみもコントロールして目的に向かっています。まさにジェダイです。
しかし、アミダラは?
アナキンとルークの辿った道が異なるように、アミダラとレイアもまた異なる道を歩むのでしょうか?


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 4日(木)10時24分29秒

デヴァステーター様
私の分かりにくい文章を的確に理解していただき、ありがとうございます(笑)

>これならラストの悔しがるヨーダにも納得です。

なるほど、あのラストに繋がるわけですね。
ヨーダは、共和国最高議長のパルパティーンがシスであることは読めていませんが、
ジオノーシス戦争に勝利してもそれは何の意味もなく、逆にシスの影が増大してることは
バリバリ感じてるんでしょうね。

さて、樺沢さんが「アナキンの父親が誰か? 」の件についてまとめて頂けたので、
非常に話がクリアになりました。
そこで、私の現時点での自説を書きます。

まず結論として、樺沢さんの
>「不明のまま80%、遺伝子操作説20%」くらいで考えています。すなわち、「アナキンの父問題は、EP3では全く扱われないのでは」というのが、本音です。

私は考えた挙句、この説に同意します。
僕も、ルーカスは、アナキンの親の話は終わらせていると思います。
だいたい、私たちは、スカイウォーカー家のせいで
「フォースの強い家系の血を引く者」って設定に慣らされていますが、
本来はジェダイは、血ではなく、突然変異のようなもので現れるのが
通常のはずです。なにせ恋愛も結婚もゆるされてないのですから。
だからアナキンは、フォースの強い人間の血を引いてなくてもおかしくないです。
いやむしろその方が自然な気がします。


そして、僕個人で引っかかってるプロットは、
ドゥークーがアナキンの腕斬りをした、
と言う点です。

この部分の解釈は、以下の仮説を立てて解決します。

まず、「アナキンの腕を斬った人物=物語にとって最重要人物」
この説は私にとって外すことは出来ません。
理由は前に書いた通りです。
しかし、「最重要人物=アナキンの父」以外の重要人物設定の仮説を立てられれば、
「不明のまま80%、遺伝子操作説20%」
の説に乗ることが出来ます。

その説とは。
「エピVで、アナキンはドゥークーを殺す。」
これでコントラストが出来ると思います。
理由は以下の通りです。

<コントラスト(ダーク)>
・エピVのシス
師=パルパティーン
弟子=ドゥークー

パルパティーンは、アナキンを新たな弟子にするために、
アナキンにドゥークーを殺すよう指示する。
(もちろん、シスは師一人、弟子一人制だからです)
で、アナキンは、「自分の腕を斬った」ドゥークーを殺し、シスとなる。

<コントラスト(ライト)>
・エピ6のシス
師=パルパティーン
弟子=アナキン(ヴェイダ-)

パルパティーンは、ルークを新たな弟子にするために、
ルークにアナキンを殺すよう指示する。
で、ルークは、「自分の腕を斬った」アナキンを殺さず、ライトサイドに残る。


以上です。つまり、アナキンとルークは同じように、
「自分の腕を斬ったパルの弟子」を、殺すか否かの決定を迫られるわけです。

そしてエピ6で、アナキンの腕が自分と同じように義手になっているのを見て、
自分も父と同じ道を歩みかけているのに気付き、ライトセーバーを捨てる、
というわけです。
いかがですかね・・・。ちょっと弱いかな・・・。


母と娘 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 4日(木)08時52分18秒

ナブーの未来説は1の破壊説の方が有力だと思います。
銀河の惑星が気象変動するたびに名前を変えていたらそれをどうやって識別するのでしょうか?
というのもありますが、ルーカスはしつこいくらいにレイアとアミダラを重ねています。
レイアがユアハイネスであれば、アミダラもユアハイネス。(と呼ばれるにふさわしい地位)
レイアが元老院議員であれば、アミダラも元老院議員。
レイアがフードつきの衣裳でR2にかがみ込めば(4)アミダラは侍女のフードつき制服でR2磨き(1)。
母娘ともちょっと身分の低いダークなオトコ(二人とも稀な資質のパイロット)が好みらしい。
などあげればキリがありません。(一番の違いは所有する衣裳の量です)
第一、選挙で選ばれるナブーの君主が王や女王である必然性が疑問です。
普通なら、大統領とかでもいいのに敢えて選挙で選ばれる王か女王にしてしまったのは
レイアの出生に箔をつける(クィーンの娘はプリンセス)のと、ユアハイネスという呼び名に固執したからではないでしょうか?
などなど考えますと、レイアの身に起こった故郷の惑星、平和を愛するオルデランの破壊と対応して
アミダラの故郷平和な惑星ナブーの破壊は何らかの形で起こると思います。
でも、登場人物は4の時点でデススターを見てひどく驚いていたので、アナキンまたはパルがフォースの暗黒面を使ってナブーを破壊する、
のではないでしょうか?何とか映像で破壊シーンを挿入しようとすることでしょう。
とにかくナブーは無事ではスマされそうもない(その悲劇を強調するため)ナブーの美しい自然をあんなにしつこく
描いていたのではないでしょうか?そして、それはレイアの故郷オルデランと似た景色だったのでしょう。
ニルさんのおっしゃるように3のあとに1を見れば、あのジャージャーのジョークさえ
人々の涙を誘うかもしれません。

シス・シスターズさんへ
最後のバトルではアナキンとオビは自分たちのライトセーバーと同じものを使用していたように見えましたね〜?
あらかじめ自分で予備を作っていてジェダイテンプルに置いていて、救援部隊がそれを持ってきてくれたと
善意に解釈するしかないですね。もはや。
ということは、ジェダイはライトセーバーの予備を作って、それを名札をつけて決まった場所に保管しているという
今まで知らなかった(私は知らなかった)設定が存在したんですね。
シス・シスターズさんの指摘で、またひとつジェダイ道に詳しくなりました。(笑)


ヨーダ・・・ 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)23時35分28秒

ニル様、
>「そうは問屋が卸すものか」とばかりに、逆にトル-パーを利用してやろう、とする

なるほど。ヨーダは罠と知りつつクローンを利用したわけではなく、シス(?)に一杯食わせてやろうとしたわけですね。ところが食わされたのはヨーダのほうだったと。非常に面白い説だと思います。これならラストの悔しがるヨーダにも納得です。

「勝利!?これが勝利なものか・・・」


混乱・・・ 投稿者:びぃ  投稿日: 7月 3日(水)23時10分13秒

さっき、テレビを見ていたらパルパティーン役のイアン・マクダミードが
「パルパティーンは、厳格な平和主義者で、最後まで交渉で解決しようと努力する。」
などど、おっしゃっておりました。
パルパティーン非常大権閣下とダース・シディアスって別人?
映画観てても、別人の方がすっきりするような感じが・・・
もし、同一人物だったら、ジェダイ評議会もだまされすぎかも。
でも、ヨーダがかっこよすぎたから許す!


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 3日(水)22時47分35秒

樺沢紫苑様
>説1 ナブーは新三部作に登場しない。その理由は、デス・スターによって破壊されたから。
>説2 ナブーは、ダゴバと同じ惑星である。ナブーが気象変動するような攻撃を受けて、沼の惑星ダゴバになった。

・・・こんな説があったんですか。本当に説得力がありますね。
このどちらかが本当なら、観ててダルイばっかりのエピ1も、涙なしでは観れない
エピソードになりそうです。(笑)
そういやあちこちでルーカスは「エピVは、大人も耐えられないくらい、暗い映画になる」
ってコメントしてますしね。

ノンキな雰囲気のナブーが、破壊される。
これは暗いです、今から落ち込みます(笑)


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 3日(水)22時34分13秒

デヴァステーター様
話が前後しますが、以下のネタフリについて。
>誰も存在を知らなかったクローン兵が、何のためらいもなく使用されていることに疑問を感じてるんですが。

まず、ヨーダと言う人物は、決して全能ではないと思っています。
エピUでのセリフ「わしらの目は節穴じゃった」
エピ5でルークにジェダイの修行をさせるか否かの時、オビワンに意見を求めた、
などの点からです。
ヨーダは、自分の才能に対し、非常に謙虚です。
(逆にアナキンのように、「全能になれる」と思い込んでる方が、ジェダイとして不適
である、という設定だと思います)

ヨーダは単身でカミーノに乗り込んだとき、「何か」を理解し
クローントルーパーを連れてジオノーシスに乗り込んだ。
クローンの発注者はダークジェダイの誰か(後にドゥークーが堕ちていることに気付く)
であることに気付き、「そうは問屋が卸すものか」とばかりに、
逆にトル-パーを利用してやろう、とする。(もちろんジオノーシス戦争が非常に
劣勢であったための決断)
・・・しかしそれはもちろん、パルパティーンの思惑通りです。
ヨーダはまんまと引っかかった。共和国がまさかここまで蝕まれているとは
思わなかったのでしょう。
「わしらの目は、節穴じゃった」。

という予想します。


オビ=ワンとアナキンの対立 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 3日(水)22時33分17秒

>レモンさん
>ダークサイドに落ちたアナキンから隠し、2人の子供に宇宙の未来を託し、

 EP3のもう一つの論点として、オビ=ワンとアナキンの大きな対立、軋轢は、どのように生まれるのか? ということがあるでしょう。
 大雑把な表現で言えば、オビ=ワンが「アミダラの喪失」に関与する可能性は、かなり高いでしょう。アナキンの最も大切なものを奪ったのがオビ=ワンだとすれば、アナキンは誰よりもオビ=ワンを憎む。実に当然の流れです。
 実際に、オビ=ワンがひどいことをしなくても、パルパティーンがアナキンにそう思わせれば、同じ結果になるでしょうが。
 そうした観点から見ると、レモンさんの仮説は、ごく自然な予想に思えます。


ナブーはどうなる? 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 3日(水)22時26分32秒

>理力さん
>EP3でデス・スターのプロトタイプが完成し、ナブーがその餌食となり、パドメは死んだと思われる

『ファントム・メナス』公開直後、次のような説がありました。
説1 ナブーは新三部作に登場しない。その理由は、デス・スターによって破壊されたから。
説2 ナブーは、ダゴバと同じ惑星である。ナブーが気象変動するような攻撃を受けて、沼の惑星ダゴバになった。二つの惑星は、水が豊富という点で似ている。ヨーダがダゴバに隠れていて、ジェダイ狩から逃れたのはなぜか? ダゴバがアミダラの故郷だとすれば、ヴェイダーはアミダラを思い出さざるを得ないナブー(ダゴバ)を二度と訪れようとはしないから。
 したがって、理力さんの説もありえないわけではない。特に、上記の説2は、それなりの説得力があります。


アナキンの父は誰? 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 3日(水)22時11分12秒

 さて、アナキンの父親が誰か? という問題が大きな波紋を呼んでいます。
 ここで、議論を整理してみますと、アナキンの父と考えられるのは、
1 ドゥークー
2 シディアス
3 遺伝子操作説(黒幕がドゥークーorシディアスでるあことを含む)
4 不明のまま(EP3で、アナキンの父親は明らかにされない)
5 その他
 以上、5パターンということになると思います。
 
 私は、遺伝子操作説を少し唱えましたが、割合的に示すと「不明のまま80%、遺伝子操作説20%」くらいで考えています。すなわち、「アナキンの父問題は、EP3では全く扱われないのでは」というのが、本音です。
 「不明のまま」の根拠は、スター・ウォーズのテーマからです。旧三部作は「父」の映画であり、新三部作は「母」の映画になると見ています。それによって、「父」と「母」のテーマが見事なコントラストをなし、六部作が「家族の映画」として完成するわけです。
 EP3で「父親問題」を扱ってしまうと、以前の書き込みにあったように、観客は「またか」と思うでしょう。したがって、「アナキンの父親が誰か?」という問題より、「母親となったアミダラがどうふるまうのか?」に、力点が置かれるのではないか、というのが私の予想です。
 EP2では、父親問題は全く扱われなかった。それは、ルーカスは既に「父親問題」をパスした(扱わないことに決めた)と、極めて単純に理解することができます。
 クワイ=ガンの言った「ミディ=クロリアンによる受胎」を思い出してください。「ミディ=クロリアンによる受胎」とは、一体なんだったのか? もし、「ドゥークーが父」ということになると、「ミディ=クロリアンによる受胎」を力説していたクワイ=ガンは大きな勘違いをした大バカ者ということになってしまいます。
 クワイ=ガンが言った「アナキンはフォースに調和もたらす者」という主張は実現します。したがって、「ミディ=クロリアンによる受胎」は当たらないまでも、誤答にはならないはずです。このクワイ=ガンの「ミディ=クロリアンによる受胎」に、ギリギリの範囲で食い込んでくる(誤答にならないギリギリの答え)のが、「遺伝子操作説」になります。
 EP2では、クワイ=ガンの存在が、後のジェダイ評議会に大きな影響を与えたように描かれています。EP1でのクワイ=ガンの発言を覆すような新事実は出ないのではないでしょうか。 

編集済


(無題) 投稿者:だーちゃん  投稿日: 7月 3日(水)19時36分23秒

アナキンの父=ドゥークとは僕は否定的ですね〜
シミスカイウォーカーは父親はいないと言ってましたけど、
あの意味が分んないと


セイバー作り 投稿者:シス・シスターズ  投稿日: 7月 3日(水)18時33分31秒

え〜、私の質問はあっという間に過去のものとなってしまいましたが(笑)お答え頂いたみなさん、ありがとうございます。

頭の中で映像を反すう(牛か?私は)しているのですが、そういえば最後のバトルのシーンで、オビ&アナキンを助けに来たジェダイがふたりにライトセイバーを渡しますよね?
ライトセイバーって、自分専用のモノを作るんじゃありませんでしたっけ?
それとも非常用に予備をたくさん作るセイバー職人がいるとか?
設定にあまり詳しくないもので、教えて下さい。お願いします!


追記 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)17時33分40秒

セーバー放棄が重要なプロットとなることの伏線として、EP2の「この刀は命だ!」(オビ=ワン談)が挙げられます。


腕斬り 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)16時39分59秒

父親=ドゥークー否定派として、
腕斬りはヴェイダーの腕が機械だったことへの辻褄合わせ以上のものではないと考えます(「帝国の逆襲」のシーンを彷彿させる意味もあるでしょう)。EP2で斬られず定説どおりEP3でオビ=ワンが斬ったほうが辻褄合わせとしてスマートですが、この定説はアナキンのセーバーをオビ=ワンが所有していたことからの想像だと思います。実際はEP3で、アナキンがオビ=ワンに向かってセーバーを投げ捨てることによって、ライトサイドと袂を分かつのではないかと考えています。これはもちろん「ジェダイの復讐」のルークのセーバー投げ捨てとオーバーラップします。


ドゥークー父さんA 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 3日(水)16時31分41秒

「シディアス=父説」がうすくなって、良かった〜
というのが本音です。(笑)

シスの血を引きそうなシディアスの血を、
アナキン、ルーク、レイア&その子供たちが引いていると、
その後もずっと悩まされそうで・・・
EP9でハッピーエンドですっきり!になるのは、
そそのかされたドゥークの血の方が、良いです。私としては・・・
子供向きで(^^)

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


(無題) 投稿者:ニル  投稿日: 7月 3日(水)15時38分42秒

「父親=ドゥークー?」について、様々な書込み、ありがとうございます。
前述したように、私は「父親=ドゥークー」であって欲しくないので、
皆さんの反対意見は心強いです。(笑)
でもれもんさんのおっしゃる「SWは子供向け」。やはりここが引っかかりますよね。
観客を惑わすような、いわゆる引っ掛け問題みたいな描き方はしてこないと思うんですよね。
そういう意味で父はドゥークーかなとも思いますが、
ここは希望を込めて「ドゥークーは父じゃない」説を取りたいです。
心強いのは、シルヴィさんの「父親は、輝く金髪でなくてはならない」説です。
確かにそうです。
また、デヴァステーターさんの言う
>EP3ではアナキンの父親については特に究明されないのではと思っています。極端な話、誰でもいいのではないかと。
この意見、私も初めはそう思っていたんです。
また、シミがスカイウォーカーを名乗っているので、例えばドゥークーの姓がスカイウォーカーであれば、
シミやアナキンの姓を聞いた時点でジェダイの皆は突っ込むはずですもんね。

・・・でもこうして理論だてても、どうしても「腕斬り」が残ってしまう・・・。
僕にとってやはり、腕斬りはエピ6に繋がる最重要プロットなんですよね・・・。
あー分からなくなってきた(笑)


2人は、ロミオとジュリエット 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 3日(水)15時16分34秒

>パドメの死について、
私は、生きてると思う理由があります。
有名なレイアの発言もそうですが、
ロミオとジュリエットに答えが隠されていると思いました。

「ロミオが、ジュリエットが死んだと勘違いしてしまう。」のと、
「アナキンが、パドメが死んだと勘違いする。」のと、
重ねていると思います。
つまり、オビワンが「パドメが死んだ。」と勘違いさせ、
ダークサイドに落ちたアナキンから隠し、
2人の子供に宇宙の未来を託し、もしかしたら、パドメはまだ妊娠中で
2人の子供の存在すら、隠されたのかも。

だから、EP4まで子供たちを捜そうとせず、
オビワン&ルークと再開した時、
フォースで子供と妻のことを悟ったのではないでしょうか?

>樺沢紫苑様は、どう思われますか。
 ご指導ください。

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


ドゥークー父さん 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 3日(水)14時41分27秒

>「アナキンの父=ドゥークー」説については、
私も、確実にそう思えて来てます。

ルーカスがこんなに複雑に描いてるのに
「あくまで、子供向け。」のように、いってるのは
「歴史は繰り返す、しかしヒーロー(ルーク)は克服する。」
というのを、表現したいからで
ベーダーがルークの手を切ったように
ドゥークがアナキンの手を切った。
この時点で、「ドゥーク父」確定!と思いました。

少し無理がありますが、
ベーダー役の役者さんと、ドゥーク役の役者さんは
親子としては十分だし、体型も似てる。
クローンというには、つらいですけど(^^;)

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


金髪の父 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 3日(水)14時24分19秒

>ですから、ヴェイダー卿は悪役であって欲しい。
>悪役は強くあれと。

>ただ、こういう思い入れってあくまでも男の子の考えで(苦笑)、
一応オンナですが、私も可哀想なアナキンとなるよりも自分の意志で悪の道を選んでほしいです。
ヘンな表現ですが。
もう2でロマンスも堪能したので、3は違う展開を期待しています。

それから、写真をまざまざと見直したのですが、ドゥークーの眉毛は黒いので髪も黒かったと推定できます。
シミも濃い色の髪です。パドメも褐色です。アナキンの父、そしてルークの祖父は輝く金髪でなくてはならないのでは?


ドゥークー問題 その他 投稿者:IQMI  投稿日: 7月 3日(水)14時15分40秒

こんにちは。
「アナキンの父=ドゥークー」説に関しては、私はやや否定的です。
というのも、「Art of 〜」などを見ると、ドゥークーというキャラクターの構想は、はじめ女シスだったらしいじゃないですか。ニルさんがおっしゃっていたように、まさに「ぽっと出のドゥークー」なんですよね。
アナキンの腕きりがルークの腕きりと重なるのは分かりますが、ダークサイドへ誘惑した相手はアナキンではなくオビ=ワンでした。
ドゥークーは10年前まで誰からも尊敬されるジェダイでした。しかも「強くあること」に異常なこだわりを持っていたようですから、むしろドゥークーがダークサイドに堕ちたこととアナキンがダークサイドに堕ちる要因を比較した方がよいのでは?と思います。
(ただ、ドゥークーはアナキン同様に背が高いことがネックです。)

>樺沢紫苑さん
>ただ聞き違えたサイフォ=ディアスが、クローンを発注した丁度その頃に死んでいるという偶然については、説明できないのでは?
そうなんですよね。ただ、先日も引き合いに出したジュニアノベルによると、こんな感じのことが書いてあります。
オビ=ワン「残念ながらマスター・サイフォ=ディアスは10年前に殺されています」いや、もっと前、11年、12年前だったか?あとでマスター・ヨーダに確認することにしよう。
つまりナブー封鎖の前に死んでいた可能性があるらしいのです。サイフォ=ディアスの死とクローン軍の発注の前後関係がエピソード3でも問題になるのかも知れません。
また、発注したのがシディアスにしろティラナスにしろ、逆に、なぜわざわざシディアスと似た名前のサイフォ=ディアスを語る必要があったのか、とも考えることができると思います。それに、トレード・フェデレーションとの時はシディアスという名前を直接使っていたので、今回だけ名前を偽ったという必然性は無いのではないでしょうか。もともと「影の名前」なのですから。


父=ドゥークー? 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)13時55分57秒

についてですが、ドゥークーではないに1票です。ピーター・カッシング(グランドモフ・ターキン)のような役者がいいという理由でクリストファー・リーに決定したと聞いていますが、スカイウォーカー一族のキャスティングとしては安直過ぎるのではないかと。もっともアナキンの父だとしたら、現時点では上記の理由はダミーの可能性もあるわけでなんとも言えませんが。

EP3ではアナキンの父親については特に究明されないのではと思っています。極端な話、誰でもいいのではないかと。むしろ母親(シミ)のほうに何か秘密がありそうな気がします。スカイウォーカーを名乗っているのですから。


アナキンは悲劇の人? 投稿者:理力  投稿日: 7月 3日(水)12時51分05秒

ビンラディン様、お久しぶりです。

>あくまでも「我欲」であって欲しい。
これは大賛成ですね。
やはり旧三部作の非道なヴェイダー卿を知る我々としては、
アナキンは悲劇の主人公で可哀想、という展開よりは、
男として信じる道を選んだ(我欲を通した)という方が、納得いくのではないかと思います。
彼が求める我欲こそが、最強の力を得る=銀河を支配することではないかと。

これは新三部作の否定になりかねないのですが、
全6部作を俯瞰すると、アナキン=ヴェイダーの物語というのは判るのですが、
あれだけの悪事をした男が主役というのは、やはり個人的には辛いです。
あくまでもルークがいて、ヴェイダー卿は成立していたように思います。

ですから、ヴェイダー卿は悪役であって欲しい。
悪役は強くあれと。

ただ、こういう思い入れってあくまでも男の子の考えで(苦笑)、今のファミリーピクチャアとしてのSWには、あわないのかもしれませんね。


と言いつつ追加 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月 3日(水)12時11分57秒

>元老院にクローン兵の支払い能力があったんでしょうか?
>しかも兵士だけでなく、武器だの船だの付属品も沢山ありましたが。あれは高そうですよ。

 それを言うならジャンゴのスレーブ1から発射された機雷でしょ!アレだけ高性能なヤツですからねー、一発ダケでもそーとーしまっせ!今の日本のレートで考えたらどんなに安く見積もっても一発ン〜千万円はするでしょーな。 そんなのぼんぼん撃ってンだからジャンゴも豪儀ですな〜。

>愛よりも力を追求した男の姿が垣間見えるような気がします。

 じつは私もアナキンがダークサイドに堕ちる理由としては「愛ゆえに」、とかまあ要するに「仕方なく」的な理由にしてほしくないんですよね〜。
誰かにのせられて、というのは間接的な理由として存在していても直接的な理由としてはあくまでも「我欲」であって欲しい。そのほうがストレートなんで却って「おぉッ」と思う。
 「愛ゆえに堕ちた」なんて今更もう少女マンガでも流行んねーじゃねーの?イージーを超えてもはや陳腐じゃん?とか思ってしまうのですが、まァもしそーだとしても魅せ方次第ではなんとかなるカモ?ですね。


最期の方は眠くて意識朦朧。よって後半は自信なし 投稿者:ビンラディン  投稿日: 7月 3日(水)11時46分35秒

あまりにも書き込みの量が多いので、もはや過去の話題になってしまっている観もありますが。
 前回の書き込みで樺沢氏とじょじょ♪さんを同時に向こうに回してしまったので、クワイとオビを同時に相手したモールはヤッパすげえな、なんてワケわからんコト思ったりしちゃったンですが。(笑
 
 まず「オビ誘導説」についてですが、そもそもこの説の発端は「なぜコルサントでジャンゴは2人のジェダイではなく(正確にはジェダイとパダワンですが。以下同)ザムを殺したのか」そして「なぜわざわざ足のつくカミーノダーツを使ったのか」と言う点にあるでしょう。
 そこでまず「なぜザムを狙ったのか」について、ですがもし仮に2人のジェダイ(のうちどちらか。以下同)を狙った場合、すんなりと撃ち殺されてくれるでしょうか?「それじゃハナシが繋がらなくなる」という究極の理由は置いておくとしても恐らく答えは「否」でしょう。
 2人を狙えばその「自らに向けられた殺意、殺気」を読まれ、セイバーで打ち落とされるのが関の山で、それではムダに姿をさらすダケ、という結果に終わってしまう。
 さらに実際の結果としてはザムに向けた殺気は気取られず、首尾よく口封じに成功しましたが、やはり悟られる可能性もあったわけで、そうなると本来の主武器であるブラスターを使った場合「セイバー返し」を喰らう危険性があるので、やむなく「別の強力な武器」ということでカミーノダーツを使った、というワケで、「誘導の意思」は無かった、と私は見ます。

 とはいえ最終的にはそれがモトで身元がバレたのですが、それでもそこまでのジャンゴは非常に用心深く、慎重に行動していたといえます。それこそ絶妙なタイミングでザムを殺害したのもコトの始めからずっと観察し、成り行きを見極めた上で最上と思われる行動と、ターゲットに関する知識をもってその手段、方法を考え、さらにその機会を伺いつつ、時ココに至れりとみれば迅速に実行に移す、というまさに超一流の賞金稼ぎ、暗殺者ならではの職人芸を見せて(魅せて?)くれたワケです。 

 そもそも誘導が目的なら、わざわざザムを殺す必要まであるのでしょうか?まーこの辺は例の「セリフが判ってない」ので何とも言えないのですが・・・。

 ちなみにジャンゴは慎重ながらも結構ヌケたところもあるようで、描かれ方も「魅せ」→「コケ」の繰り返しになっています。

>クローンの元として必要なので、置いてやっているだけ、
>そんな雰囲気がカミーノ人の言葉の行間に私は感じます。

 もしカミーノがジェダイ撹乱の意思をもっていたとしたら、やはりある程度はグルと言ってもいい間柄、と考えるのが自然かと。 たしかに外でドンパチやってるのに対してはノータッチだったとしても、(巻き添え喰らう可能性もあるワケですから)少なくともジャンゴが警戒態勢を取っていたら、それに対する多少のサポート位はするとおもいますし、ジャンゴがそれを要請すればたとえカミーノ人がどれだけドライな性格だったとしてもノーとは言わないでしょう。 むしろドライな分だけ的確なサポートが期待できると思うのですが。


アナキンの父ほか 投稿者:masato  投稿日: 7月 3日(水)11時29分07秒

はじめまして。masatoと言います。
なんか、アナキンの父=ドゥークというのが定説となりつつありますがあえて私はこんな想像をしました。

アルパチーノ、キアヌリーブス主演の「ディアボロス」という映画がありましたよね。あのパターンです。
シディアスは自分の後継者となるべき人間を選抜するためにそこら中に種をまいていた。そして然るべき人物に巡り会った時に自分の元に誘導
していった。

腕切りはたしかにアナキンの父=ドゥークの有力な根拠だと思いますがドゥークが父ではあまりにもドラマ性がない(現時点で)。仮になんら
かのドラマ(シミとドゥークの接点)がep3に用意されているとしたらあまりにもep3が膨大なストーリーとなってしまう。

どうでしょうか?。なんか掲示板の話の流れにミズを差しちゃったかもしれませんね。お許しください。

あと、アナキンのダークサイド転向はアミダラ関連ではなく、おのれの出生および単にシディアス=皇帝関連のような気もします。ep2でア
ナキンは「最強のジェダイ」になると言うんですよね。ジェダイで最強になったにもかかわらずシディアスには全く歯が立たなかったことで、
最強の力を求めてダークサイドに転向したと。ep5でルークに「ダークサイドのパワーはすばらしい」とか「ともに皇帝を倒そう」とか言っ
てますよね。そこには愛よりも力を追求した男の姿が垣間見えるような気がします。


クローン兵の支払は? 投稿者:シルヴィ  投稿日: 7月 3日(水)11時17分23秒

元老院にクローン兵の支払い能力があったんでしょうか?
しかも兵士だけでなく、武器だの船だの付属品も沢山ありましたが。あれは高そうですよ。

ドゥークー=アナキンの父
はイヤですね〜。説明は付くのですが、感情的にヤダ(わがまま)
しかし、敢えて反論するなら、2代に渡るシスの遺伝子を持つ子供を「新たなる希望」と呼べるかどうかです。
むしろ「新たなる脅威」ではないでしょうか?
いくらオビ=ワンが気高い心のジェダイでも、そのようなまがまがしい子供を抹殺せずに隠してまで
育てたでしょうか?既にベイダーの子供というだけで子供を隠してまで守った
オビ=ワンの行動は不可解とも言えます。危険な子供であるのは同じですから。
ちょっと弱いですが一応反論しておきます。
あと、伯爵とアナキン、ルークは顔が似ていないと思います。(シミはやや、レイア似です。)

アナキンの心の父はクワイ=ガンということでは家族の物語になりませんよね…。
一応、ラーズも父ちゃんですが。


すいません。妄想です 投稿者:理力  投稿日: 7月 3日(水)10時56分20秒

こんにちは。
パドメの死亡について皆さん論議されておりますね。
これはかなりの妄想なのですが、
EP3でデス・スターのプロトタイプが完成し、ナブーがその餌食となり、パドメは死んだと思われる(実はオビワンと共に生きている)と、いうのはどうでしょう。

デス・スターやナブーの公式設定に反することなので、ありえないとは思うのですが。
ついつい妄想してしまいました。


スカイウォーカー 投稿者:DOOKE  投稿日: 7月 3日(水)06時34分32秒

ニル様
ご推察の件、私はドウークー=アナキンの父親を
信じています。(多分EP3公開まで)
SWはスカイウォーカー家の物語です。
よってアナキンの父親が誰なのか、EP3で描かれるのは
避けられないと思います。
EP1、EP2を観る限り、ドウークーが
父親であるのが一番自然なのでは?
EP3で父親を殺したためにダークサイドに落ちたのでは?
(多分皇帝の挑発に乗って)
EP6で皇帝の挑発に乗らなかったルーク、
そのルークを見て、自分の間違いに気づき
ライトサイドに戻ってきたのでは?

デヴァイスター様、
クローン兵をヨーダが連れてきたのには
びっくりしましたね。
連れてこなければ、クローン戦争は始まらなかったのに
なんて考えてしまいましたが。
それを知りつつもクローンを連れてこざるを得なかったのには
(私もヨーダは罠と知りながら連れてきたと思いますが)


それと 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)05時58分50秒

唐突ですけど誰も存在を知らなかったクローン兵が、何のためらいもなく使用されていることに疑問を感じてるんですが。

クローン兵の製造はジェダイ評議会も元老院(パルは除く)も知らなかったことですよね。それなのに即、正式に共和国軍として採用されてしまうあたりがちょっと引っかかります。元老院は「ジェダイマスターの発注によるもの」で納得できるかもしれませんが(これはじょじょ♪さんがおっしゃってましたね)、ジェダイ評議会はそうはいかないでしょう。サイフォ=ディアスの発注(真偽はともかく)とはいえ評議会の名を騙っていたわけで、まっとうな注文でないことは明白です。本当に「共和国のため」の発注なら誰も知らないのはおかしいです。つまりヨーダは何者かの(おそらくシスだと感づいてる)手のひらの上で踊らさせているのを承知しつつもクローン兵を動員せざるを得なかった、と考えているんですけどおかしいですか?。だから戦争が始まったというより、シスの罠にハマったことで悲しげにつぶやいたのではないかと・・・「クローン戦争の始まりじゃ・・・」。


ミレニアム 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 3日(水)04時50分52秒

ファルコンじゃないです(笑)。

>私は、共和国が現在の体制になってから1,000年であるという消極的見解で自己完結させ>ることにしました。
>1,000年以上前には別の体制の共和国があったのだと・・・

1000年前はシスが絶滅した(と思われていた)時期ですから、それに伴って何か体制に変化があったのでは、と考えることも出来そうですね。たった二人のシスの陰謀によって共和国が転覆するくらいですから、そのころはジェダイだけでなく共和国にとってもシスは驚異的な存在だったはずでしょうし。

もしくは、「エピソード3」公開後に「4〜6」をさらに修正して「完全版」としてDVDをリリースするという話も聞いていますので、その際にオビ=ワンの"Over a thousand generations"も"thousand years"に修正とか入ったりするんでしょうか(笑)。デジタルでセリフの修正は可能なのかな?


「アナキンのパパはドゥークー」説について 投稿者:ニル  投稿日: 7月 3日(水)02時26分03秒

「アナキンのパパはドゥークー」説について

ルーカス曰く「SWは、サイレント映画である」
樺沢紫苑氏曰く「SWは、映像で語る映画」

この事実は、誰もが認めるところでしょう。

SWサーガの大エンディングとなる、エピ6のラスト。ヴェイダ−とルークの戦い。
・ルークはヴェイダ−の腕を斬る。
・ヴェイダ−の腕を見ると、機械化された義手だった。
・その腕を見、ルークは はっとなり、同じく義手となった自分の手を見つめ、
「なにか」を決意する。
・ルークはライトセイバーを捨てる。

・・・言葉なしに映像のみで語る、最高の名場面の一つです。

そしてこのエンディングを、さらに感動的なものにするのが、エピ1、2、3の
大きな役目の一つであることに、異論する人は少ないと思います。

このエンディングに多くの伏線を敷くことが大切になってきます。
@エピ5のラストの、病院船でのルークの義手手術。(義手化したことの強調)
Aエピ1では、(4,5,6ではしょっちゅう見られた)腕斬りが、1回もない。
(アナキンが腕を斬られたときのシーンを浮き彫りにするためと思います)
BエピUのラストは、アナキンの義手をアップにし、強調している。
(DLP版はその義手でパドメと手を繋ぐらしい)

以上のようにこれでもかと言うくらい、エンディングへの伏線が敷かれています。

そして最重要項目。アナキンの腕は誰が斬ったの?
答えはドゥークーでした。

私はサラストでオビワンが斬る、と言う定説(?)を
信じてたのですが・・・、答えはなんと、ぽっと出のドゥークー。

大エンディングで、ルークがライトサイドに残るきっかけとなった「ヴェイダ−の義手」
は、「実はオビワンが斬ったものだった」。これで僕的には十分感動でした。
それが、「実はヴェイダ−の父だった」ならなおさら感動でしょう。

でも、ぽっと出のドゥークーでした。

映画が1977年に始まり、今の今までその謎を引っ張られたのに、2002年に急に出てきた
新キャラに、「パパだよ(^-^)」って言われても、これはちょっと納得いきません。

誤解なきように言っておくと、私はドゥークーの大ファンです。
ただ、ターキン的役割にとどめて欲しかったのですが・・・。

・・・やはり腕を斬った手前、パパでしょうか?


(無題) 投稿者:じょじょ♪  投稿日: 7月 3日(水)02時22分51秒

【建国1,000年問題】
これは私もプレミアのときから延々と悩んでいる問題です。
25,000年は英語なら thousand のオーダーですから、戸田奈津子が "thousands of" を「1,000年」と誤訳したのだろう思ってました。
しかし、先々行のときに高貴氏に確認したところ "a thousand of" だとのこと・・・
歴史が1,000年に変更されたのなら問題ないのです。今までに共和国の創立年数は一度も語られてないので。
しかし、EP4でオビ=ワンがジェダイの歴史を "Over a thousand generations" と言ってます。
共和国とジェダイ騎士団の歴史が同じだとするなら、これは映画内矛盾という最悪の状況を迎えてしまうわけです。
私は、共和国が現在の体制になってから1,000年であるという消極的見解で自己完結させることにしました。
1,000年以上前には別の体制の共和国があったのだと・・・


相変わらず 投稿者:りょう  投稿日: 7月 3日(水)01時15分17秒

 盛り上がっていますね。
>ニルさん
>さらに、「SWファンは、今が一番幸せな時なのかな」って思います。

 ん〜、まったくそのとおりですね。今は「早く次が見たい」と思ってますけど、その次を見たらもう終わりなわけで・・・

>樺沢さん
>「シミの喪失による心の痛手は、アミダラの愛によって補完された」というのが、私の見方です。

 あっ、なるほど。言われてみればそのとおりですね。
 私はどちらかというと、「アミダラの愛が支え」というより、「アミダラを愛している自分」がダークサイド転落への防波堤になっている、と感じています。まあ結果は同じですが。

 ところで樺沢さん、「カナ入力派」ですね?
 「その」→「そま」や「が」→「かせ」のタイプミスからの推測ですが。私も大昔、カナ入力しかなかったワープロから入ったので未だにカナ入力です。
 余談ですが樺沢さんとは歳も同じなのでちょっと親近感が。

 オビ=ワンとアナキンの確執にアミダラが関わるのではという説には同感です。

 「科学考証」については、反感云々ということを言っているのではありません。科学考証がきちっとなされた映画に対してあれこれと検証しながら何度も見たりするのは、とても楽しいことです。それはこの掲示板でみなさん(私も)がされているような、スター・ウォーズで物語や些細な描写をあれこれ検証することと本質的に同じです。
 ただ、スター・ウォーズシリーズは根本的に「科学考証されることを避ける」つくりがされてきましたよね。ルーカスが「神話」と言っているのもそれですし。
 なので、例えばハードSF系の映画であれば「ハイパードライブ航法って何よ」とか「連星系に惑星が存在するのは難しいのでは」とか、「ナブーの核は水だってぇ?」なんて突っ込みで盛り上がるところなのですが、そういう突っ込みを「する気になれない」つくりが巧妙に注意深くされてきたわけです。

 EP1のミディ=クロリアンにしても、これはアナキンがヨーダすら遙かにしのぐ潜在能力を持っている、ということを明示するために導入した概念だと思っているのですが、その説明は極めて不明瞭で「とにかくそういうものなのだ」といわんばかりです。これは科学考証の対象になるのを巧妙に避けているんですね。

 ただ、ミディ=クロリアンのような現実にはないものなら、そういう「これで文句あるか」的な説明も可能ですが、クローンは極めて現実的なネタで、メタファー、示唆、といった曖昧な説明では逃げることができない題材です。説明が「示唆」に留まれば、推測の幅が広がるだけよけい「科学考証」の格好のネタになってしまう。
 クローンという概念を導入した20年前はまだSF的でミディ=クロリアンと同じく「そういうものだ」的な説明で済んでいたのですが、今ではそうはいかない、というわけです。

 なのでEP2ではきっちり説明した。それも可能な限り現実のクローン技術に合わせて「なるほど」と言わざるを得ないような説明をしてしまいました。前にも書きましたが、ボバをクローンという設定にしたのはそのためだと受け取っています。物語上は少なくともEP2においてはボバとジャンゴは単なる親子でなんの支障もないわけです。わざわざボバをクローンにしたのは、クローンだからといってホストとのアイデンティティが同一になるわけではない、という現代科学では当然とされていることをきっちり明示したかったからだと思います。

 なのでさらに主人公の出生にクローンや遺伝子操作を持ち込むといった、火中に栗を拾うような設定は敢えてする意味がないしルーカスにもその気はないんじゃないかなぁ、と思うのですよ。
 デススター論争でも判るとおり、科学考証が好きな人はどこからそのネタを探してくるか、フォースの力をもってしても予測不可能ですもん。
 私なんかも、物理学には疎いのでデススター論争にはさほど興味は湧きませんでしたけど、クローンとか遺伝子操作なんてネタが出てきたら黙ってはいられないです・・・
 「ケチをつける」というのとは違い、それも映画の楽しみ方の1つなのですが、少なくともスター・ウォーズはそういう楽しみ方をする映画として作られてはいないはずで、最後に来てオオカミにエサを投げるようなことはしないでおくれ、といったところです。


訳問題 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 3日(水)00時58分08秒

>デヴァステーターさん
>画面がスクロール
 私は、純粋に驚きました。
 その他に『クローンの攻撃』では今まで使われなかった、ズームアップが使われていたりします。私は、観客を驚かす、楽しませるという単純な意味で理解していますが。

>「1000年続いた共和国を崩壊させたくない」
鋭い指摘ですね。ここで、パルパティーンは、"I will not let this Republic that has stood for a thousad years be split in two!"と言っています。
 ちなみに日本語ノベライズの訳は、「わたしは1000年続いた共和国を、ふたつに分裂させるつもりはない!」 です。
 共和国が千年しか続いていないということは公式設定に反します。
 「thousad」を辞書で調べると「何千もの、多数の」という意味も載っています。
 また、インターネットで検索してみたところ、「君が代」の「千代に八千代に」の「千代」を「a thousad years」と訳しているのがありました。
 したがって、この訳は「何千年も続いた共和国を崩壊させたくない」あるは「長年続いた〜」というのが、もともとの訳かと思います。ただ、普通は「thousads years」の方が一般的な表現でしょう。もったいぶった言い方、あるいは古語的な表現なのかと思いますが、英語に詳しい人がいましたら、教えてください。

>それから独立星系連合の連中はドゥークーがシスだということを知っていたのでしょうか。
当然知らなかったでしょう。

>DOOKUさん
>ボバが鍵
 私は初めて『クローンの攻撃』を見た直後、EP3でメイスを殺すのはボバかな、という予想をしていました。しかし、ボバはクローン・トルーパーとは異なり、成長促進していないクローンであるため、EP3(多分EP2の2、3数年先)では、13歳前後ということになり、まだ子供のままです。
 EP3でボバが大きな活躍をするのは、難しいと思います。


1日ご無沙汰 投稿者:アヤノコウジ  投稿日: 7月 3日(水)00時40分04秒

しましたが、書き込み読むのに1時間ほどかかりました。本当に楽しい!小生は書き込みに不慣れなもので、前回は少々断定的表現で申しわけありませんでした。樺沢さん、皆さん、あらためてよろしく!   さて、EP3の約2時間(上映時間)を想うに、あまりにも複雑もしくはひねったストーリーはかなり無理があります。EP6同様に王道を行くストーリーこそ観客を満足させる映像が可能でしょう。(小生コマーシャルから映画まで、シナリオの仕事をしております。数年前に
ギャラクシー賞を戴いたグループの一員です)  最も興味があるのは、アミダラとの別れ(それが死かどうかは分かりませんが)がEP3の前半にくるのか、それともほとんどエンディングにくるのか?個人的にはアミダラとの別れが、アナキンのダークサイドへの転落の決め手ではないと思います。やはりSWは、師と弟子、父と子という2ラインでの、誰か(ジェダイ、おそらくドゥークー)からルークにいたる3代のストーリーとして語られるでしょう。クローンがらみの説はないように思えます。ただしパルパティーンに関しては、EP6以後の話からもクローンではないにしても、ヨーダに近い何らかの人間離れ(まあシスだしなあ)した設定があるでしょう。


ボバが鍵 投稿者:DOOKE  投稿日: 7月 3日(水)00時19分59秒

再度失礼します。
最初アナキンは皇帝のクローンかと
思ったのですが、
ボバもクローン、
アナキンもクローン、
パルパティンもクローン(かもしれない)
となるとクローンだらけになるので、
どうかなと思ったのですが、ちょっと気になることが
あります。それは、SWの結末を解く鍵はボバフェットに
あるような気がしてならないのです。
SW特別編EP4で、ボバはジャバのそばにいましたが、
なぜタートウインにいたのでしょう?
ボバは確かにEP6でジャバの賞金稼ぎとなっていましたが、
ストーリーに深い関係がないのなら、わざわざEP4で
付け加えたり、EP2,3に登場させる意味はありません。
EP3の結末を作る際、アナキンがダースベイダーに
なるのにボバが必要になったのではないでしょうか?
ボバがタトウイーンにいる必要があるのでは?
(実際「ボバがEP4に登場したのには
ちゃんと意味があるんだよ」とマッカラムが言っていました)


お邪魔します 投稿者:デヴァステーター  投稿日: 7月 2日(火)23時40分32秒

ども、初めまして。
かなり盛り上がりのところすみませんが、新たなネタ振りをさせてください。つたない文章ですが、よろしくお願いします。

まず冒頭の文字スクロールが終わったあと、今までの法則を無視して上方向に画面がスクロールしちゃうのですが、これってなにか深い意味が隠されているのでしょうか?ラストシーンは「帝国の逆襲」を彷彿とさせながらも、キャラクターの配置を左右逆にすることによって、次エピソードの結末が全然別の方法に向かう(EP6=明、EP3=暗)ことを絵で語っている、という見事な解説が「快適副読本」で語られていましたので、ここにも何かあるのではないかと・・・。これについて今まで誰も触れていないのが不思議。すでに出てましたらごめんなさい。

さらに序盤でパルパティーンが「1000年続いた共和国を崩壊させたくない」という言葉を発していますが、共和国って25000年続いていたんじゃなかったんですか?樺沢さんの著作でもそう書かれていましたので、スピンオフ系の設定じゃなかったと思うのですが。1000世代の間違いではないかと。

それから独立星系連合の連中はドゥークーがシスだということを知っていたのでしょうか。ドゥークーがオビ=ワンに語った「元老院はシスの支配下にある」というのがほぼ事実なだけに「ヌート・ガンレイはシディアスに裏切られ、私の元に助けを求めてきた」というの事実だと思うんです。で、何が言いたいかというと、ヌートは結局知らず知らずのうちにまたしてもシスの操り人形に(笑)。


IQMI 様 投稿者:ニル  投稿日: 7月 2日(火)23時34分21秒

はじめまして。
>EP2を見て最初に思ったことは「あぁ、やっぱりSWはEP6で完結なんだな」ということです。うまく言い表せないのですが、映画6作品の一貫性が見えたような気がして、ゾクッと来ました。

同感です。何十年越しに、少しずつ全体のつじつまが合ってくるって言うのは、ゾクっと
きますよね(笑)

さらに、「SWファンは、今が一番幸せな時なのかな」って思います。
エピUのような素晴らしい映画を観れて、また数々の謎を残して、最後の一本を待つ。
そして、待ってる3年の間に、ああでもないこうでもないと議論する。
なんだか幸せです。

2005年になったら、物語はみんな終わっちゃうからなー。


アミダラの死 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 2日(火)23時27分35秒

>りょうさん
>ダースベイダーになる、ということはアナキン・スカイウォーカーとしてのアイデンティティを放棄することですから、アミダラが生きている限りは、アナキンにはそれはできないのではないか、と思います。

全くそのとおりです。『クローンの攻撃』での最も重要な描写は、アナキンとアミダラの愛です。その愛が深ければ深いほど、アナキンはダーク・サイドには落ちない。そま愛の支えがある限り。
 『クローンの攻撃』を見た人は、アナキンはダーク・サイドにかなり傾倒したと見るでしょうが、私は全く逆です。これだけの、アミダラの深い愛がありながら、ダーク・サイドに落ちる必要などあったのか? 大きな疑問が生まれました。
 シミの死は、アナキンにとって大きな心の傷ではないと思われます。なぜなら、アミダラと結婚したから。シミの死から、アミダラとの結婚まで、そんなに日にちがたっていない。普通なら、服喪中なので絶対結婚しません。もし、アナキンかせシミの死にとらわれていたとしたら、いくらアミダラを好きだからといっても、結婚する心境にはなれなかったでしょう。すなわち、「シミの喪失による心の痛手は、アミダラの愛によって補完された」というのが、私の見方です。
 以上のことから、EP3でアナキンのダーク・サイドに落ちる主要な理由は、アミダラの愛の支えがなくなるためと予想します。それが、死なのか偽装の死なのかは、正直わかりません。直感的な予想の域を出ないでしょう。そして、アミダラの喪失に、オビ=ワンが深くかかわる可能性も高い。アナキンはオビ=ワンを憎んでいた。単に、直接対決に負けたというだけで、あれだけの恨みは発生しないでしょう。アナキンにとって最も大切なものを奪う計画にかかわっていたとすれば、アナキンの強い怨念もわかりやすい。
 旧三部作では『ジェダイの復讐』でオビ=ワンがルークに父の死について説明するシーンのように、「苦しい言い訳」が認められます。しかし、新三部作は最初からおおまかな構想を決めて書き始めており、非常に計画的に作られています。したがって、レイアの母は生きていたという発言に対して、「苦しい言い訳」で逃げるというパターンは、EP3ではないと考えていますが。


強い奴ランキング 投稿者:グレイ  投稿日: 7月 2日(火)23時15分33秒

強い奴ランキングベスト5誰だと思います?あのヨーダの戦闘シーンは、やりすぎ。
アナキンは、ヨーダより強いだろな。これから強くなる。


クローン等 投稿者:樺沢紫苑  投稿日: 7月 2日(火)23時10分54秒

 みなさんの凄い量の書き込み、ありがとうございます。スター・ウォーズをネタに自由を創造を膨らまそうという、趣旨に賛同していただけたようで、大変うれしく思っております。

>りょうさん
>「科学考証」
 観客を納得させるようなうまい見せ方をすれば、大きな反感なく受け入れられるわけで、「科学考証」はあまり問題にならないように思います。『ファントム・メナス』ではミディ=クロリアンについて、『クローンの攻撃』ではクローン・トルーパーの成立について、かなりのセリフによる説明が行われています。しかし、EP3では解決されなくてはいけない問題が山積みです。その一つ一つについて、いちいちセリフによる細かい説明が与えられるとは考えにくい。
 謎解きというよりも答えを示唆するだけで終わる可能性もあるでしょう。

>だーちゃんさん
>次の敵ってドゥークなんでしょうか?
シスはジェダイ同様に、師一人弟子一人の制度をとっています。現在のシスは、シディアスとティラナス(ドゥークー)のコンビです。したがって、ドゥークーが生きている間は、アナキンはシディアスの弟子になれない、すなわちダーク・サイドに入れないということになります。
 ドゥークーが、病死や事故死する可能性は少ないでしょうから、ドゥークーは何者かと戦って死ぬことになるでしょう。

>IQMIさん
>サイフォディアス/シディアス聞き違え説
 大変面白い説ありがとうございます。
 ただ聞き違えたサイフォ=ディアスが、クローンを発注した丁度その頃に死んでいるという偶然については、説明できないのでは?


クローン問題 投稿者:りょう  投稿日: 7月 2日(火)21時36分11秒

 ちょっと意地悪い見方をしますね。

 このシリーズで「クローン」という言葉が初めて出てきたのは、旧3部作でストーム・トゥルーパーがクローン技術によって作られた兵士である、という設定によってですよね。
 当時と現在では、「クローン」という言葉に対する観客の受け止め方が全く異なります。20年前はまだ受精卵を培養することさえままならなかった時代で、その時代のクローンという言葉は完全にSF用語だったわけです。
 今、観客がハイパードライブ航法についてあれこれ細かい突っ込みを入れることがないのと同様に、当時は「ストームトゥルーパーはクローン技術によって作られた」と設定に一言添えるだけでSFあるいはファンタジーとして成立していたわけです。

 ところが現在ではクローンは完全に現実の技術になっています。ということは、「科学考証」の格好の標的になるネタになってしまったわけです。SFではなくファンタジーとしてこのシリーズを作っているルーカスとしては、観客に科学考証のネタを与えることは避けたいはずです。でも、旧シリーズで出してしまっている以上、避けて通るわけにはいかない。

 ということで、今回クローン・トゥルーパーを出さざるをえなかったわけですが、その代わりカミーノだけで丁寧に説明してこれでこの問題は終わり!と言っているように私には受け取れました。ルーカスもクローンには拘りたくないから、このカミーノでけじめをつけてしまっているのでは?

 まだ1回しか映画を見ていないのではっきりとは判らないのですが、カミーノ以降「クローン」という単語は出てきましたっけ?
 私には、カミーノで短いシーンの間にあれだけ丁寧にクローンの定義づけと説明をしておいて、それ以降のシーンでは「クローン」を意識させるシーンはほとんどなかったように思えます。
 クライマックスでクローン・トゥルーパーがわらわら出てくるところでも、「こいつらはクローンなんだ」と観客に念押しするようなシーンがなかったような気がするのですが、どうでしょう?
 つまり、「ちゃんと説明はしたからクローンはもう忘れてくれ」ってルーカスが言ってるような気がするんですけどね・・・

 従って、主人公クラスのキャラにクローンや遺伝子操作の設定は出てこない、というのが私のたいして根拠のない「読み」というわけです。


(無題) 投稿者:だーちゃん  投稿日: 7月 2日(火)20時13分19秒

はじめまして!
急にですが、次の敵ってドゥークなんでしょうか?


クローン問題 投稿者:れもんスカイウォーカー  投稿日: 7月 2日(火)19時15分55秒

私もクローンにこだわりたくはありません。
しかし、ルーカスはあえてクローンを描き、
現代への警告にしようとしてるんでは?

クローン兵であり、ボバであり
これだけ、クローンを描いていれば、主人公でも例外ではありません。
帝国や皇帝の罪、アナキンの悲劇、
その原因として、あえてクローンを取りあげたんじゃないでしょうか?
EP4〜6のときは、フォースでした。
そして、EP1〜3はクローンの問題。
これだけテーマになっているんですから、
アナキン、パルパティーンのクローンはありえます。

私もルーカスのファンタジーは好きですが、
彼はあえて、人類の問題に挑戦してるんではないでしょうか?

http://homepage3.nifty.com/sinsin-lemon/


サイフォ=ディアスについて 投稿者:IQMI  投稿日: 7月 2日(火)18時05分03秒

はじめまして。こんなに議論が盛り上がっている掲示板は初めてです。楽しく拝見させていただきました。
EP2を見て最初に思ったことは「あぁ、やっぱりSWはEP6で完結なんだな」ということです。うまく言い表せないのですが、映画6作品の一貫性が見えたような気がして、ゾクッと来ました。

私はパルパティーンやシディアスの問題に非常に興味があります。個人的には「パルパティーン=シディアス」という古典的スタイル支持しています。これについてはまた機会があったらお話しできたらと思います。

また、サイフォ=ディアス問題に関しては、私はこれこそが「シディアス」であると考えます。つまり、カミーノでのことを私なりの説をまずまとめてみますと、
「クローン軍を発注したのはあくまでダース・シディアスで、彼は自ら『マスター・シディアス』と名乗って通信によって交渉したが、カミーノニアンはその名を『サイフォ=ディアス』と聞き違えていた」
というものです。これがちょうどサイフォ=ディアスの死と重なって、ジェダイたちは大混乱!となっているのでは、と考えています。

それを支持する理由として、まず第一に、発音が似すぎという点です。はじめの頃、いろいろなサイトで「Sid-Dyas」という名前が出回っていたという記憶があります。これが後に「Sifo-Dyas」となったようです。「Sid-Dyas」だとあまりにもシディアスと似すぎていたために後から変更されたか、あるいは単なるデマだったか定かではありませんが、もしこのことに詳しい方がいらしたらぜひ教えて下さい。
第二の理由として、オビ=ワンがカミーノからヨーダたちに連絡しているシーンで、オビ=ワンが「〜マスター・サイフォ=ディアスが〜」と言った瞬間に映像と音声が乱れているのです。私はこれと同じ原理でカミーノニアンが聞き違えたのでは?と考えています。このシーンは見れば見るほど意図的に思えてきて、制作者側のヒントではないか、と考えてしまいます。スター・ウォーズに無意味な映像はない!ということで。
また、ジュニアノベルを読んでみると、これらに関するヨーダたちの考えが違った視点から書かれていて、参考になると思います。(私、個人的にはジュニアノベル好きです。EP2の諸問題に関して、ジュニアノベルを見ると以外に答えが書かれていたりするんですね。)

分かりにくい日本語で失礼いたしました。

編集済


クローン 投稿者:りょう  投稿日: 7月 2日(火)17時18分07秒

>理力さん
>アナキンクローン説ですが、仮説としても考証としても面白いとはおもうのですが、
>劇中でそれがどのように描写されるのか、ちょっと想像できずにおりますすいません想像
>力貧困で)。

 そうそう、私もそう思うんですよ。

>誰かがアナキンの出生を延々と語ったり、パルパティーンかドゥークが、アナキンに「お
>前はクローンだ!」といっても、観客はピンとこないような気がします。
>ヴェイダーとルークのような親子関係ですと、観客にも入り易いと思うのですが、
>クローンはカミーノのような設備を見せて、はじめて納得させられるのではないかと。

 セリフで語らない、のはこのシリーズの理念ですからね。
 カミーノでは珍しく状況説明を長々とセリフで説明され、さらにボバの出生までセリフで「説明」されてます。短いシーンでクローンに関することを全てセリフを多用してまで説明してしまったのは、「クローンはこれで終わり」ということじゃないのかなぁ、と思っていたりします。


なにせ昔のことですから 投稿者:理力  投稿日: 7月 2日(火)17時03分05秒

>Epi4でロボットを見ても何の反応も示さないというのは矛盾が生じてくるような気がするのですが

各所の掲示板で語られているテーマですが、
オーウェンおじさんは、収穫の問題で頭がいっぱいだったので、ドロイドのことなど気にとめていなかった。
ベルーおばさんは、ほとんど2体と出会っていないので判らなかった。
というぐらいのことではないでしょうか(2人ともドロイドの名前はルークから聞いていなかったように思います。さすがにC‐3POの名前を聞いていて、思い出さなかったら変だと思いますが)。

関連して、オビワンがR2を覚えていないのも論議になっていますが、
これも単に年月を経て忘れてしまった、ということではないかと思います。

EP4以降との矛盾については、なるべく好意的に解釈したいですね。


素朴な疑問 他 投稿者:opera_ghost  投稿日: 7月 2日(火)16時33分19秒

はじめまして。今ようやく、この掲示板の過去ログを全て読ませていただきました。面白い説が沢山登場して、感心しながら拝見しました。アナキンの母親の死についてですが、僕もシディアスの陰謀説に賛成です。その最大の根拠として、アナキンが母親の救出に向かう場面で、唐突に音楽が「運命の戦い」のテーマを奏でるんですね。これはルーカスのたっての希望で挿入されたと聞きました。このことはルーカスがこのテーマが好きだからという理由ではいくらなんでも片付けられないと想います(笑)。Epi2の最後のあの場面で「ダース・ベーダーのマーチ」が高鳴るのにも大いに意味がある訳ですし、やはり「運命の戦い」のライト・モティーフ(テーマ)使用はシディアスの影を象徴しているのではないでしょうか?

と、ここまでが長い前置きで(笑)、ここから本題です。
ひとつ大いに疑問を感じたのは今回ルークのおじ・おばにあたる二人が登場しますよね。ということはEPI2でこの二人はR2-D2とC3-POと面識が出来たわけです。それなのにEpi4でロボットを見ても何の反応も示さないというのは矛盾が生じてくるような気がするのですが、如何でしょうか?ロボット・サイドから言えば記憶がリセットされたという説明でも構わないのですが・・・


アナキンクローン説? 投稿者:理力  投稿日: 7月 2日(火)16時27分42秒

皆様こんにちは。

アナキンクローン説ですが、仮説としても考証としても面白いとはおもうのですが、
劇中でそれがどのように描写されるのか、ちょっと想像できずにおりますすいません想像力貧困で)。

誰かがアナキンの出生を延々と語ったり、パルパティーンかドゥークが、アナキンに「お前はクローンだ!」といっても、観客はピンとこないような気がします。
ヴェイダーとルークのような親子関係ですと、観客にも入り易いと思うのですが、
クローンはカミーノのような設備を見せて、はじめて納得させられるのではないかと。

アナキンのそっくりさんがいっぱいでてきたりするんでしょうかね(いや、それじゃEVEだって・笑)。


アナキン人工授精説 投稿者:りょう  投稿日: 7月 2日(火)16時15分42秒

>樺沢さん
> アナキン遺伝子操作説を提唱していますが、多数の女性の中から最もミディ=クロリア
>ン値の高いシミを連れてきて、シミの卵子とドゥークーの精子を使ってアナキンを生んだ
>(すなわち人工授精)、そういう意味での実験ということであれば、現代の科学技術で全
>く実現可能なわけで、「高い科学性」は必要とされません。すなわち、遺伝子操作説とい>うより、人工生殖説でしょうか。

 これだと矛盾もないのですが、あまりに日常的すぎて「へ?」となってしまいそうです。
 我々の世界ですら日常的な技術が使われていたとすれば、クワイ=ガンがシミの言葉を真に受けて「ミディ=クロリアンによる受胎」なんてことを言ったのは、すごく間抜けに聞こえてしまいます。
 また、もう少し深読みすると、この世界でクローン・トゥルーパーを大量生産する技術がある、ということは、母胎でなしに人工胎盤のようなもので出生させる技術は既に存在する、と考えることもできます。わざわざカミーノに依頼していることから、どこにでも普遍的にある技術ではなさそうですが。
 とすると、わざわざここではシミという母胎を使って受胎させた?それも遺伝子操作する技術がありながらランダムに身を任せる「受精」という過程を経て?という疑問が生じます。受精という過程を経る限り、出がらしのような子供が産まれてくるリスクはあるわけで。
 もちろん、「人工生殖」にはもっとバリエーションがあり、受精した卵子(胚)を子宮に入れる「受精卵移植」もありますし、その胚が他の細胞の核を導入して作出されたものだと「クローン」になるわけです。その核の遺伝子がいじられていたら「トランスジェニック」ですね。
 なので、アナキンが人工授精産子だったら「なんでそんな原始的で結果はセックスして作るのと変わらない方法で?」という疑問が生じてしまうし、クローンや遺伝子操作されて生まれた子だったら「なんで人工胎盤も使わずに?」となってしまいます。
 それに対して説明するよりは、父親はドゥークー(またはシディアス?)だったのだけど、シミにはそれを言えない理由があってあんなことを言った、と考えた方が私の気持ちは平和で済むのになぁ、といったところなんです。
 「言えない」と言えば、その理由から父親推測が始まるし(観客が)、ああいう言い方をして煙に巻いた、考えたいですね。私には、シミは何を大切なものを守るためならその程度の嘘はきっちりつき通せる人に見えました。

 と考えるのは、アナキンの出生について、その両親の間に何らかのドラマがあった方が面白い(という言い方は不謹慎だけど)と思うからです。
 人工授精や遺伝子操作によって産まれた子だとすると、仮にその父親(遺伝子操作の場合はベース)がドゥークーもしくはシディアスだった場合、アナキンがその「父親」を倒すときの心理的葛藤や衝撃が、観客にとって10人10色になってしまうと思います。
 まあ仮説の上に仮説が立っているので、結局はEP3を楽しみにするしかない、という結論になりますけど。

 私が上に書いたり、みなさんがあれこれクローンについて考えていることそのものが「科学考証」に他ならないわけで、ほんとは「スター・ウォーズ」に科学考証なんてしたくないんですよ。
 でも、エサが目の前に投げられれば食らいつかずにはいられないのが悲しい性でして、できることなら「アナキン=クローン」なんてエサは投げないで欲しい・・・と思っていたりします。


トゥルーパーについて 投稿者:帯一  投稿日: 7月 2日(火)15時31分04秒

いつも楽しく拝見させていただいてます。
私も先々行オールナイトに行って参りました。
クローントゥルーパーが味方でびっくり!観る前はクローントゥルーパーが後の(EP4〜6)の
ストームトゥルーパーになるんだな〜って勝手に予想していましたが、ストームトゥルーパーは
全て左利き(EP2のトゥルーパーは右利きでした)だということを考えると別の遺伝子提供者が
いることに・・・それは誰なんでしょう・・・


クローンについて 投稿者:りょう  投稿日: 7月 2日(火)15時07分35秒

 EP2では、ジャンゴのクローンであるボバはジャンゴとは別人格として描かれています。
 遺伝子操作によって自我を奪われ、成長速度まで変えられているトゥルーパーはともかくとして、EP2で描かれる「クローン」というのは、本質的に私たちが知っているクローンと同じものです。

 とすると、
>れもんさん
>もしかしたら、パルパティーンもシディアスの
>クローンだったりして(汗)
>パルパティーンは妙に感情が顔に出ないので・・・

>パルパティーンがクローンとすれば
>すぐ横にいるヨーダがダークフォースに気がつかないのも
>納得できます。

>樺沢さん
> ダース・シディアスは、シス教団の創始者ダース・ベインである。彼が、自分のクロー
>ンを使い、その時々の社会に影響を及ぼしつつ、1000年もの間生き長らえていた。彼の最
>近の傀儡が、パルパティーン議員であった。
(これは樺沢さんも、違うでしょうね、って言っておられますが)

 という仮説は非常に無理があります。
 クローンだから感情に乏しい、ということはありませんし(というより、原理的にないはず、と言った方が正確)、もちろんオリジナルと同じ強さのフォースも持っているはずです。遺伝的には本人とまったく同じですから。なのでヨーダのとなりにいても気づかれない、はずはないんです。
 遺伝子操作によって強いフォースを取り除いていたとしたらヨーダには気づかれないでしょうが、この世界ではフォースとメンタリティには強い関係があるようですから、そうするとオリジナルとまったく別のメンタリティを持つ人間になってしまい、「傀儡」を務めさせることなどできそうにありません。
 もひとつ、遺伝操作でフォースを弱めることができる、ということは、この世界ではフォースのなんたるかが完全に操作可能なまでに理解されている、ということになってしまい、スター・ウォーズの世界観が崩壊してしまいかねません。

 また、シディアス=ダース・ペイン説を採用しようとすると、ヒューマン型の種族の平均寿命を10倍も上回ってしまうわけで(ヨーダのように長生きの種族もいるみたいですが)、これも無理がありすぎですね。樺沢さん本人が却下した説に追い打ちをかけてしまい、申し訳ありませんが・・・

 クローン、という題材が危険なのは、この技術が既に現実化していて言葉はみんな知っている、いろいろな映画や小説などのフィクションにも取り入れられている、でもその正確な知識は一部を除いて知る人は少ない、という点にあるわけです。
 つまり、これを作品に取り入れた場合、間違った知識で批判されてしまう危険が大きいのです。10人が10とおりの知識を基に批判し出すと収集がつかなくなる。
 この掲示板ですらこれだけ「クローン」という言葉に振り回されてしまうわけで。

 また、いろいろなフィクションがそれぞれの定義でクローンを取り入れています。エイリアン4では遺伝情報だけでなく記憶ですらコピーできてしまいました。
 EP2でも、しっかりクローンの定義はなされています。それは我々が知っているクローンとなんら変わりありません。つまり、最もベーシックな科学的に正しいクローンを定義しているわけです。成長速度や自我の点を「遺伝子操作」とわざわざ説明しているあたり、かなり神経質に定義しています。
 クローン・トゥルーパーとボバを出した時点で、この世界でのクローン技術は説明し尽くしていてもう出したくない、と言っているように私には見えました。
 考えてみると、ボバがクローンである必然は何もないわけです。それがわざわざクローンとして出てきたのは、この世界のクローンを定義するため、と私には思えました。
 もちろん、この設定は後に「アナキンがクローンだった」という設定になっても矛盾はしませんから、うがった見方をすればEP3でアナキンをクローンだと言うためにここで説明しておいた、ということも考えられます。
 でも、「神話」としてこのシリーズを作っているルーカスとしては、「科学考証」はされたくないだろうし、主人公がクローン、という設定を出してしまうとどうしたって科学考証の洗礼をまともに浴びてしまいます。そんな設定、わざわざ出すかなぁ?
 むしろ私は、ルーカスが「この問題はここで終わり!」と意思表示するために、クローンの説明はカミーノで全てしてしまった、という雰囲気を感じるんですけど・・・

 いつも長文で申し訳ありません。
 短く簡潔にしようと努力はしているのですが・・・


ジオノージアン 投稿者:ニル  投稿日: 7月 2日(火)14時48分07秒

僕は長いこと、デススターの開発者は、マッドサイエンティストというか、狂気の天才児
のような人物を想像してました。
なのに、蓋を開けてみたら、あんな野蛮な羽アリだったなんて・・・(T。T)(笑)
あんなのに、我らがデススターを開発できたなんて、納得いかーん(笑)

・・・いや、だからこそ、なのか。
「野蛮な羽アリごときが作った建造物だからこそ、砂漠の田舎者のプロトン魚雷
イッパツで木っ端微塵になった。」
ってことでしょうか(笑)

だとしたら、パルパティーンは詰め甘男と呼ばざるを得ません(笑)

シス制覇1000年計画だったんだろうに・・・。ここまでバッチリだったじゃん・・・。

エピ4のデススター爆発シーンを観るときは、
「それみたことか!だからいっただろが!」
というツッコミを入れることにしました(笑)


再びアミダラの喪失 投稿者:りょう  投稿日: 7月 2日(火)14時10分30秒

 半日の間にずいぶん話が進んでいますね。みんなちゃんと仕事してますか??
 といいつつ、私も仕事中に書いていたりしますが・・・

>樺沢さん
> したがって、そうした追い込まれた状態での最後の一押しとして、「アミダラの喪失」
>が来るとすれば、フォースによる感知に乱れが生じてもおかしくないように思います。

 あり得るとは思いますが、それで騙されたまま、というのも不自然な気がします。
 ダークサイドに落としてからもずっと騙し続けなければならないわけで。

 EP2では、アナキンはアミダラに迫って振られた、おそらくあのナブーの日々では最も心が乱れたであろうその夜に母親の危機を察知しています。
 アナキンという人間は、何にどれだけ心を乱されてダークサイドに近づいても、アミダラや母親に関することだけは騙されずに正確に察知できるような気がします。だからこそ、母親やアミダラの喪失がダークサイドへの転落に直結してしまうのでは。
 樺沢さんは「完全解析本」で、「母親はアナキンにとって自己の一部」と書かれました。私もその見解には深く同意します。EP2の今では、アミダラもそうなりつつあるのでしょう。
 EP2でも母親が死んだときの虐殺での表情は、私にはもうダークサイドに入ってしまったようにすら見えましたし、そうでなくても今回のアナキンは逸脱した行動や言動が多いです。というよりほぼ全ての言動が逸脱しているように見えます。
 それでもEP2でアナキンがダークサイドに転落してしまわないのは、ひとえにアミダラがいるから、という気がするんですよ。アナキンをダークサイドに強く傾斜させている原因のひとつがアミダラへの思いであることは明白なのですが(それがなくてもいずれダークサイドに落ちそうな人間に見えるけど)、最後の一歩で踏み止まらせているのもまたアミダラの存在、という気がしました。
 つまり、私の勝手なたいして根拠のない予想では、「アミダラが生きている限り、アナキンはダークサイドには落ちることができない」ということです。言い換えれば「ダースベイダーにはなれない」ってことです。
 ダースベイダーになる、ということはアナキン・スカイウォーカーとしてのアイデンティティを放棄することですから、アミダラが生きている限りは、アナキンにはそれはできないのではないか、と思います。

 たぶん、ここまでは樺沢さんも同意していただけると思うんですよ。
 問題は「実際には生きているのに死んだ、とアナキンに信じさせることができるか」ということなんですけど、私は無理っぽいなぁ、と思っているわけです。
 オビ=ワンとの対立もあるでしょうし、EP3ではアナキンにはいろいろ過酷な運命が待っていそうですが、追いつめられれば追いつめられるほど、アナキンにとってはアミダラが唯一の救いになるはずで、そのアミダラの生死もパルパティーンに騙されてしまうようでは、こいつダークサイドの人間としてもたいしたやつじゃないな、と見ていて思ってしまいそうです。

 でも実際、どうなるんでしょうねぇ。


(無題) 投稿者:じょじょ♪  投稿日: 7月 2日(火)13時23分04秒

>もしそうであれば、サイフォ=ディアスという実在でさらに最近死んだジェダイの名前を語る必要もなかったのではないでしょうか?

万が一の場合に備えていたと考えれば説明がつきます。シディアスの計画は常にそういうものです。
架空の名前を使う場合と、最近死んだ実在の名前を使う場合の両方を比べれば、後者のほうがデメリットが少ないのです。
「連絡を取るな」と言ったところで、ラマ・スーがたまたまそのとき(10年前)の評議会のメンバー構成を知っていたらおかしな話になるでしょう。
そもそも共和国軍にする目的で作られた軍隊です。元老院にしてみれば、たとえそれが評議会に諮られていない単独行動であれ、ジェダイ・マスターの先見性を信じようという意見に繋がるかもしれません。
訳のわからん奴が共和国軍を発注していたという事実が発覚したところで、誰がそんな軍隊を正式採用しようと思いますか?

>オビ=ワンが、カミーノにやってくることを予想していたとするなら、それが多少早かったとしても、あそこまで動揺する必要はないと思います。

動揺したのはオビ=ワンが来たからではなく、アミダラ暗殺未遂の黒幕であることがバレてしまったからでしょう。
ボバは「トーン・ウィが来たよ」と言っただけで、オビ=ワンの存在を伝えていません。だからジャンゴはドアを閉め忘れ、結果的に装甲服とヘルメットを見られてしまった。
カミーノから逃げ出したのもそのためです。


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