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アイザック・ニュートン村の物語                  作:もえ

  あるところにアイザック・ニュートン村と言う村がありました。
でも、名前がアイザック;ニュートン村と言うくせに村の人々は地球がまるいということさえ知りませんでした。
しかしそんな中でただ一人「自分は科学者だぁ」といいはる者がいました。名前は献▲拭璽゙.ワ.ルイ"です。ルイは毎日くだらない実験をやっては
「おわっ;」「ワァオ!」「ぎょえー;」などと言っていました。
そんなある日ルイはふとこんなことを考えました。
「月には“くれぇたぁ”とかいうぼこぼこがあるそうだけど、なんで月にあなぼこなんかがつくんだろう?」ルイは3日3晩考え続けて、やっと答えらしきものが書いてありそうな本を見つけたのでした。それはこんな本でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ラッセ;ボッセ;オッレ著作☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
………月にくれぇたぁがある理由………
今から数えて約5億年前には、宇宙には月と言う星しかなかったそうです。
月は周囲にやわらかな光をなげかけていました。
しかし神様はそれだけでは物足りないとお考えになられました。
そこで神様は、も一つ 太陽 と言う星をつくりました。
太陽は月をギラギラと照らしだしました。
(月は優しい性格でしたので神様に言い出すこともできませんでした。)
月はだんだんまいってきました。すると月の顔の表面にストレスのせいでしょうか、ぶつぶつができてしまいました。
月がどんなにいい石けんであらってもそのぶつぶつはなおらず、それが5億年もの時をこえてのこってしまい、後に誕生してきた「人間」にくれぇたぁとよばれることになったそうです。 完
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「ふうん…」ルイは一人 ため息をつきました。そして、どう 論文をまとめあげようか、頭をひとひねりです……