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GunParade March(PS) 二次創作

   勝吏くんの日常

陳情(1)

 3月某日、原素子千翼長からの通信
「善行を……スカウトにするのか?」
「ええ(にっこり)」
「無茶を言う…すぐには出来んぞ」
「あら。何かおっしゃいましたか? 準竜師(にっこりとカトラスを取り出す)」
「………………す、すぐ手配する」


陳情(2)

 3月某日、謎の通信
「俺だ。」
「にゃ、にゃにゃーにゃ、なうなう、にゃうんにゃうにゃう、にゃにゃにゃ、にゃーおにゃうにゃう……」
「挨拶は無用だ。用件を言え。」
「にゃ。
 にゃにゃにゃにゃにゃにゃーんにゃにゃにゃにゃんにゃおにゃおにゃん、(ここで何故かちょっと顔を赤くする)、なう、なうなう…、にゃおん、にゃうっ、にゃーんにゃおにゃんにゃにゃにゃ」
「…………」
「……にゃ?」
「……いいだろう。すぐ手配する。」
「にゃ(嬉しそう)」
 ぷつん
「……あの、準竜師」
「なんだ」
「……何をどう手配するんでしょう」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……石津を呼べ。奴なら聞き出せるやも知れぬ」
「判らないなら安請け合いしないで下さいっ」


勲章(1)

「……何、イトコ殿が?」
「はい。ついに心に決めた方が現れたそうで」
「いや……しかし」
「明日、8:15に尚敬高校の校門で落ち合いましょうか?」
「ふむ……」

「……準竜師。そろそろ、次の予定が。」
「わかっている。……厚志、
 今日から芝村を名乗るがいい。
 新興名士の名ではあるが、その名は、役に立つこともあるだろう。元々私も、芝村ではなかった。芝村になったのだ。
 あとは……好きにせよ。お前が正しければ、お前は勝つだろう。困ったら頼るがいい。」
「………。」
「なんだ。言いたいことがあるなら言ってみよ。芝村に挨拶はない」
「キャンプ帰り、ですか? ……髪に何かの葉がついてます」
「……たわけ。そういうことは気づいていても言うな」


陳情(3)

 3月某日、速水厚志百翼長からの通信
「…そなた、その発言力では士翼号は無理であろう。開発技能も足りんぞ。頼るのと甘えるのとは違う。たわけ」
「……(手の中で小さな鍵をもてあそんでいる)……」
「……(びくっ)……あ、いや……そうか。ふむ。まぁ、いいだろう。中村のやつめ、裏切りおって……うむ、何だ、まだ何かあるのか」
「(にっこり笑っている)」
「…………」
「(にっこり笑っている)」
「…………」
「(にっこり笑っている)」
「…………」
「(にっこり笑っている)」
「……ジ、ジャガイモ1200kgでどうだ」


勲章(2)

「若宮十翼長に士魂徽章を」
「うむ。そうか」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、まったくもって嬉しい限りだ。
 がはははは、これだけ人を誉めるのはひさしぶりだ。…生き残ってそのメダルが自慢できることを期待する。以上だ。若宮。」
「はっ。」

「狩谷百翼長に士魂徽章を」
「うむ? 何だ、いちどきにすればいいではないか。全く」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、まったくもって嬉しい限りだ。
 がはははは、これだけ人を誉めるのはひさしぶりだ。…生き残ってそのメダルが自慢できることを期待する。以上だ。狩谷。」
「ご期待に添えるよう、努力します。」

「加藤十翼長に士魂徽章を」
「ふむ。仲のいいことだな」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、まったくもって嬉しい限りだ。
 がはははは、これだけ人を誉めるのはひさしぶりだ。…生き残ってそのメダルが自慢できることを期待する。以上だ。加藤。」
「ご期待に添えるかどうか、わかりまへんけど、頑張りますぅ」

「東原戦士に士魂徽章を」
「……東原? 遅刻でもしたのか?」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、まったくもって嬉しい限りだ。
 がはははは、これだけ人を誉めるのはひさしぶりだ。(…以下、都合により略)」
「ふえ?(わーいわーいはつげんりょく増えたのよ、これでたかちゃんにだいすきって言えるかなぁ、えへへ)」

「来須十翼長に士魂徽章を」
「…なんだというのだ、授章式だけで午前中が終わってしまうではないか…」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、まったくもって嬉しい限りだ。(…以下、都合により略)」
「…。」

「滝川戦士に士魂徽章を」
「……の、のどあめはあるか…」

「悪運しぶとく生き残って、この安っぽいメダルをお前の胸につけるとは、(…以下、都合により略)」
「はっ。(…なんでそんなに疲れてんだろ、準竜師…)」

「岩田千翼長に士魂徽章を」
「……どうしても今日じゃなきゃダメなの?」
「…準竜師」
「…はいはい、行けばいいんでしょ行けば…」

「悪運しぶとく生き残って、(…以下、都合により略)」
「フフフフフフフフフ(くねりながらずっと笑っている)」

「善行上級万翼長に士魂徽章を」
「………………」

「(都合により省略)」
「…準竜師。大丈夫ですか。お顔の色が優れませんが?」
「上級万翼長。この週末はずいぶん戦車技能を取る者が多かったようだが」
「皆、この戦争を終わらせるためにお役に立ちたがっております」
「……ホントにそれだけ?」
「は?」
「いや、コホン、何でもない。……ご苦労だった」
「はっ。失礼します」

 小隊長室。芝村舞十翼長からの通信
「…で、役に立ったか、更紗殿」
「はい。もうそりゃクタクタで帰って来ました」
「そうか。いや、部隊にとってはありがたいことではあるんだが…『5121小隊春のキャンペーン、戦車技能・最初にレベル3にしたら100万円!』とやら、何か意味があるのか?」
「ええ。…あのぐらい疲れていれば『別の活動』に割く時間が減りますから。少なくとも、今日は…(遠い目)」
「?」


陳情(4)

 3月某日、狩谷夏樹、滝川をスカウトに部署変更
 3月某日、狩谷夏樹、自分の昇進
 3月某日、新井木勇美、若宮をスカウトに部署変更
 3月某日、狩谷夏樹、滝川をスカウトに部署変更
 3月某日、新井木勇美、若宮をスカウトに部署変更
 3月某日、狩谷夏樹、自分の昇進、ついでに、滝川をスカウトに部署変更
 3月某日、新井木勇美、若宮をスカウトに部署変更
 4月某日、狩谷夏樹、自分の昇進、おまけで、滝川をスカウトに部署変更
 4月某日、新井木勇美、若宮をスカウトに部署変更
 4月某日、狩谷夏樹、既に口癖、滝川をスカウトに部署変更

 4月某日、狩谷夏樹千翼長からの通信
「……ふむ。まあいいだ……、む?」
「はい?」
「そなた、今、……可憐通常型、と言ったか?」
「はい」
「そ、そうか。……妥当だな。すぐ手配する」
「はい(何故か嬉しそう)」

 4月某日、狩谷夏樹、自分の昇進
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」機関銃弾倉
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」40mm高射砲
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」機関銃弾倉
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」可憐通常型
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」機関銃弾倉
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」可憐通常型

 4月某日、狩谷夏樹万翼長からの通信
「……万翼長」
「はい?」
「別にいちいち誰のためと言わんでも良い。陳情したものをどう使おうと干渉はせぬ」
「はい(かなり嬉しそう)」

 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」機関銃弾倉
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」可憐通常型
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」40mm高射砲
 4月某日、狩谷夏樹、「滝川のために」リテルゴルロケット

 5月某日、滝川陽平十翼長からの通信
「……狩谷の昇進……だな?」
「はい(何故か大事そうに眼鏡を握り締めている)」
「…………」
「何でしょう」
「そなた、自分の昇進のためには発言力を使わんのか。狩谷は万翼長だ。そなたの発言力、あらかた使い果たしてしまうのではないか?」
「(何故か真っ赤になった)」
「……まあよい。どう使おうとそなたの自由だ。すぐ手配す……」
「(声だけ)…こら、眼鏡を返せよ…」
「え? あ…な、なんでそんなに笑うんだよ。俺…こういうの」
 ぷつん
「……ふむ。余人とは不思議なものだ」
「変な感心の仕方しないで下さい」

=== END === / 2001.03.11 / textnerd / Thanks for All Readers!

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