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GunParade March(PS) プレイメモ

   腐女子の本懐

 壬生屋は、手に入れたセトハヤ本(R18)の表紙を開いてみた。
 きゅんっ。
 壬生屋は、どきどきした。

腐女子の本懐 第1回

 星空は、灯火管制のせいか、どこまでも奇麗で、透き通っていた。
 うっとりと本を抱きしめていた壬生屋は、そのまま空を見上げながら、胸の不必要なほどの高鳴りに顔を染めた。
「ほっといて下さい。…わたくしは…好きでやってるんです。」
 星にむかってそう言った壬生屋は、顔を動かして、手に抱えたセトハヤ本(R18)を見つめた。
「…。
 気が遠くなるほどのときめきですわ。」
 註・多分その通りだ。
 壬生屋は、含み笑いをした。笑って、笑いつづけた。
 セトハヤ本(R18)を持ったまま、またぎゅううううっとそれを抱きしめて、身悶えした。
 壬生屋 未央。
 同性仲人に萌える腐女子の誕生である。
 星は、小さな星の、そのまた小さな島国の、そのまた小さな人間を見て、一度だけ瞬いた。
 それだけだった。


3/4〜3/6
壬「…まあ。Aロードですのね。珍しい。ずっとSロードでしたのに」
O「…うん。魅力高いとあいつらに惚れられるからね…今回だけは。最初から[B]か。よし。しかし戦闘系技能高いね。デフォで体力/運動力が300もあるのか。白兵3は嬉しいなあ…」
壬「わたくし、それだけですから…」
O「いきなりキャンプ陳情はキツい…400だし。しばらくは仕事と気力訓練が必要かな…とりあえず発言力ボーナスは昇進で潰してね。後は装備…」
壬「…あの、わたくし、じゃいあんとあさると、などというものは、使い慣れませんが…」
O「慣れておいてよ。一応やらないと気分悪くて。スモークも」
壬「まあ、生真面目ですね…ふふふ」
O「悪いね」
壬「いえ。わたくしなどは、何を差し置いてもまず話術、と思ったのですが」
O「その通りです。魅力には頼れないからね。話術と昇進で行きましょう」
壬「はい」
加藤「だんなだんな、自分がどう思…」
壬&O「お支払いしますっ!!
加藤「(うわ、何やこの女…でも上得意になりそうやわ。へへへ)」
壬「瀬戸口…速水…茜…でいいですわね?」
O「オッケオッケ」
加藤「(って自分のことやないやんそれって…何こいつ…)」
壬(ひそひそ)「いつもに増してすごいですわよ、茜くん。いきなり+64ですって」
O(ひそひそ)「いや、このAデータは元々茜→速水ラヴラヴデータなんですよ。これで舞ちゃんやった時、仕事場で教室でめちゃくちゃべたべたされてて何だこいつらと思った時のやつだし。あとセトハヤくっついた来須もこのデータからだから。少しは望みあるかなって…。
 友情はお互い50はあるか…茜を男子トイレにこもらせないとダメですよこれは。
 しかし瀬戸口、絶望的なまでに片想いだぞ…完全に茜に取られてるじゃん。どうする、これ。瀬戸口も男子トイレにこもらせなきゃならんかな。ねえ速×茜に方針変えない??」
壬「(^_^;) あの…職場同じにして差し上げた方がよろしいのでは?」
O「セトハヤ、前回と同じく複座に相乗りさせようか? ののみをオペレータから追い出すとあいつ行き場所ないけど、舞ちゃんをオペレータになら出来るよ?」
壬「ちょっと発言力足りません、今のわたくしでは…」
O「だね…まあ、今日はこのぐらいで。これ、常に見せてもらえる関係でいたいよね。加藤、政敵になってくれないかなあ…」
壬「狩谷さんをオトして恋敵になるって手はどうでしょう」
O「ダメなんすよ、速水覚醒すると加藤はすぐに速水に転んじゃうんで…」
壬「まあ…」

加藤「あのー」
壬&O「何でもありませんわっ!! どうもありがとうございました!!
加藤「?? …ほな、またー(…変な女やわ…独りでぶつぶつって…)。」

TOPICS:
 いきなり劣悪な環境。最初からいきなり2連続雨ってどうなのそれ。

《獲得技能》
 話術0→3 / 戦車1→3 / 夜戦0→2

3/6 川尻-宇土
壬「ナーガごときは、わたくしの敵ではありませんわね」
O「まあね。重装甲の機動力久し振りだから、勘取り戻せなくてごめん」
壬「いえいえ。初戦としては上等です」
 大勝 撃破7/壬生屋5


3/7〜3/10
壬「発言力ありませんわね…」
O「仕事するしかないでしょう…」
壬「つまらないですわ…まあ、速水くんがくしゃみしてますわよ」
O「いいから仕事しなさい
壬「はい。…では、この発言力で、いよいよ、3/9は初キャンプですのね」
O「ですね。あ、交換しないチームに自己紹介ぐらいはしとい……うわ」
壬「あら。わたくし、何か嫌われるようなこと、いたしましたかしら、あのゴーグルの方に…」
O「(真剣)設定で嫌っててこの数字(-15)かなあ…また政敵判定だろうか…。うーん、こりゃ来×滝は難しいかなあ…出来れば滝×茜ってのもいいかと思ってたのにー唯一違和感を感じない滝川攻なんっすけどねー惜しいなあーどーすっかなー…」
壬「あの、どうかなさいました?」
O「なんでもないでーす。っと、発言力は大丈夫、かな」
壬「はい? まあ、極楽トンボ…」
O「ええ、そうなりますんで」
壬「発言力が…」
O「仕事仕事」
壬「…意外にマジメですわよ? 今回のわたくし」
O「今はね(にやり)」

《取得提案》
 本田:「全力射撃」
 舞:「狙いをつける」「回避」「作戦会議をしよう」「仕事(指図)」「訓練(指図)」

3/7 川尻-宇土
壬「ゴルゴーンさんもいらっしゃいました」
O「しっかし返し刃ないって不便っすね。壬生屋ならデフォで持ってても良さそうなもんだけど」
壬「も、申し訳ありません」
O「あかんねー。ゴルも一刀出来ないか…曲射砲に譲っちゃったよう…」
 大勝 撃破2/壬生屋0

3/10 菊池
壬「キメラさんチームですのね」
O「曲射砲が強い強い…」
 大勝 撃破10/壬生屋7


3/11〜3/14
O「ぐああああああ!! なにしやがるんだこいつああああ!!」
壬「お、落ち着いて下さい…確かに、あの、狩谷くんが二番機パイロットは…つ、つらいですわね」
O「守って(涙目)…頼むから(涙目)…お願い(涙目)」
壬「…はい、わたくし、精一杯頑張りますわ」
O「唯一の総受がっ(握り拳)」
壬「((^_^;) そういう方面で力を入れなくても…)」
O「あーあ、ますます二刀流出来なくなっちゃったじゃん。ちぇー」
壬「それは確かに残念ですわね。ところで、あのくねくねしている方は…」
O「(うわ、また-15かよ…嫌われてるなあ壬生屋…)」
壬「この服は追いかけっこには向きませんのに…」
O「プレゼントのためっす!」
壬「では、3/12もキャンプということでよろしいですわね」
O「よろしいです」
壬「ところで…あの、ゴーグルの方なんですけど…」
O「キャンプ後に10も友情値落ちてるって何よ…政敵だな…(げんなり)」
壬「そのようですわね…。あの…車椅子の方もどうやら…」
O「(壁にがごんがごん頭をぶつけている)」

《獲得技能》
 参謀0→2 / 夜戦2→3
《取得提案》
 森:「あの人を協力して」「一緒に仕事しない?」「仕事について(相談)」
 滝川:「足で拾う」「遊びに行こう」「殴る」「お金を貸して」「交換しない?」

3/13 荒尾-玉名
壬「キメラさんチームですわね」
O「うわー狩谷機速い速い速過ぎる嫌ぁぁぁぁぁ!!!」
壬「明日から装甲、つけて差し上げましょう…」
O「うん…(涙目)」
 大勝 撃破17/壬生屋9

3/14 八代
O「ゾンビだ…狩谷機フォロウ回って…」
壬「政敵ですのに?」
O「唯一の(略)」
壬「…それ、そちらの世界で政敵作りますわよ…」
 大勝 撃破15/壬生屋6


3/15〜21
壬「まあ、皆様楽しそうにお話なさっています。仲良きことは、美しきかな、ですわね」
O「若宮×速水とは意外じゃないかね」
壬「狩谷×ののみさんもおりますわよ」
O「遠坂×善行…」
壬「ちょっと意外ですわね…。あの、詮無いことですけど、まだ『×』つきでお話するには、早いかと…」
O「遠坂×善行…(←意外だったらしい)」
壬「では、3/16と3/19もキャンプです」
O「オッケ。あ、あと、装甲買って来ておいて下さい。狩谷機、何であんなに速いのかと思ったら、装甲の在庫がないせいでした」
壬「はい」
O「しかしイワッチ提案くれないなあ…遠坂にもカマかけてみてくれない?」
壬「は、はあ…」
 −加藤さんチェック検証中−
壬「やっぱり茜くんに完全に取られちゃってますね。瀬戸口さん」
O「なんかキャンプ効果しか上昇してないな。速水→瀬戸口。茜に対しては友情値高いけど」
壬「かわいそうですわ(←ピュアせとはや派)」
O「うわ、滝川ってば来須先輩にキョーレツな片想いだ…」
壬「(せとはやに想いを馳せている)」
O「…しかしソックスハンター同士はなんでこんなに仲悪いかな…うわ茜ってなんでこんなに滝川嫌いなの? しょっく…これじゃ滝川暗殺されても竜になれないじゃないか、茜。仲がいい設定じゃなかったっけ?? うーん。無理っぽい…」
 −加藤さんチェック終了−
O「…森が原のために可憐通常型を陳情?」
壬「原さんをスカウトにでもなさるおつもりなんでしょうか…」

3/17 八代
壬「キメラさんチームですわね」
O「問題なし。テキトー(※軍隊用語じゃない方)にどーぞ」
壬「(…今回、Oversさん、ホントに戦闘はテキトーでらっしゃいますのね…)」
O「スキュラ出て来たらマジ気出すっす」
 大勝 撃破19/壬生屋10

3/18 天草
壬「…って言ったら出て来ましたわよ」
S「(ふよんふよん)」
O「発言力稼ぎに潰しに行くです。SMOKEしてからね」
壬「はい。…ホントに大物潰しでしたわね」
O「発言力は+1033。ふふふ。キャンプ2回分っと。あっ、でも、まずは昇進してね」
壬「はい」
 大勝 撃破14/壬生屋7

3/20 天草
O「前日にスキュラ潰してるしね…ゴルゴーンか。発言力…、大物狙いで行きましょう」
壬「はい」
O「…って…壬生屋、ゴルに1000ダメージも出せないってどういうこと!?」
壬「…わたくし…不器用ですから」
O「ごめん…訓練不足ですね…」
 大勝 撃破17/壬生屋7

3/21 水俣
壬「まあ、ミノタウロスが6体も…」
O「慎重に行きましょう…」
壬「はい…あの、SUN-Qさんという友軍さんが」
O「おお、こんな初期に連戦かー。うむうむ」
壬「ゾンビ部隊ですわね。ミノタウロス2体が大きいです」
O「んじゃそれ潰して。テキトーに」
壬「はい」
O「+1482かー。まあいいか」
 大勝 撃破33/壬生屋16

TOPICS:
 初の手作り勲章受章者はヨーコ。
 一番機整備士が生徒会連合特別徽章を受けていた。おお。ありがとう。

《獲得技能》
 整備0→1(岩田) / 参謀2→3
《取得提案》
 本田:「デートに行こうよ」
 遠坂:「プレゼント」
 田辺:「お金を返す」「あやまる」


3/22〜3/26
壬「3/22はキャンプですのね」
O「月金キャンプで行きましょう、しばらくは…。ああーやっと手に入った、あの人と仲良くして…。ののみは魅力のせいでこっちばっかり上がるから辛いんだよね…。あとは…もう少しで昇進出来るからちょっと仕事ね」
壬「言いたいですわ(うずうず)、速水さんに、瀬戸口くんと仲良くしてって言いたいですわ(うずうず)」
O「まあまあちょっと待ちなさいって…(苦笑)。はい、いいですよ、どぞ」
壬「速水くん、瀬戸口くんと仲良くですわ!!」
速水「僕も頑張らないとね」
壬「はい!!(感動している)」
速水「そろそろ、生き方を変えようかな」
壬「(人の話を聞いていない)」
速水「君は僕を笑うかい?
 僕はこの瞬間から、この国の守護者を名乗るんだけど。」
壬「おーほほほほ(「笑うね。」を選択した模様)」
速水「(いや、そんな風に笑わなくても…)」
O「あ、茜とも仲良くしといてよ」
速水「(怪訝に感じつつも)僕も頑張らないとね」
壬「でも男女関係についてはよくお考えになって下さい!!(注意する→男女関係について)」
速水「(すっげー怪訝に感じつつも)僕も頑張らないとね」
O「あー来須先輩、滝川と仲良くしてやってよ。ね?」
来須「…その提案、受けよう。」
O「(良かった。嫌がってはいないか。ふむ…)」
壬「えーと、配置、どうします?」
O「当初の予定通り」
壬「はい」
O「あとは魅力訓練指図を茜と瀬戸口にしといてね。万翼長だからそろそろイケるでしょう」
壬「はい。瀬戸口く…」
瀬戸口「…俺もちょっと、がんばって来るか。
 …ということで、俺の仕事、よろしく。」
壬「ふ、不潔です!!
O「珍しく本来の意味で使ったねえ(苦笑)」
壬「次に会ったら、男女関係について注意ですわ…では、茜く…」
茜「…お前は、この方針で戦争を戦い抜けると思うか。」
壬「きっと魅力を磨けば戦い抜けますわ(真剣な顔で)」
茜「…芝村に手紙渡す気、ある?」
壬「いえ」
茜「2度と話しかけるな
壬「あら…」
O「まあいいよ。26日もキャンプだし、そのうち機嫌も直るでしょう」
壬「その前に作戦会議ですって。善行さんが…まあ!」
O「………(頭を抱える)」
壬「善行さん…無職になった途端に、同じ無職の滝川くんに罰ですって…」
O「(キャンプ連発しているのに…なんでそういうことに…)」
壬「さすがに否決なさいましたね」
O「(…ほっ…)」

3/23 阿蘇
O「善行のやつ、キャンプじゃない日は全部出撃させる気か!?」
壬「さすがに、隣が戦力値500ですから、スキュラさんもいますわね」
O「大物潰しでひとつ」
壬「はい」
O「とっとと平和になって仲人に集中したいよ、全く…」
壬「ひょっとしてレェルガンを導入なさらないのはそのせいですの?」
O「滝川が飛ばされたら買うけどね。あの2人なら強いし」
 大勝 撃破18/壬生屋6

3/25 阿蘇
O「昨日、スキュラ潰したから、ミノ3体が怖いぐらいか」
壬「では、そちらへ」
O「うん」
 大勝 撃破14/壬生屋4

TOPICS:
 手作り勲章受章者:ののみ、速水。

《取得提案》
 中村:「みんなでお昼」「あの人をはげまして」
 ののみ:「あの人と仲良くして」
 速水:「お昼でもどう?」「今後について(相談)」
 来須:「ダッシュ」「移動射撃」
 萌:「返し刃」「しゃがみ」「なんでもない」


3/27〜3/31
壬「あら、善行さん、二番機整備士に立候補してしまいましたわ。司令にと陳情しておきましたのに」
O「他は予定通りか…(瀬戸口・速水→三番機、芝村→オペレータ)」
壬「岩田くんと新井木さんも三番機に立候補なさってしましたわ…」
O「あちゃー…(泣)」
壬「あら、いつの間にか75体ですわね」
O「うん」
壬「まあ、手作り勲章も。うふふ」
O「…まさか貰えるとはねえ…」
壬「…あら」
O「げー司令代理指名…あんたじゃないか!! 上級万翼長いなかったのか!?」
壬「どうします?」
O「…冗談でしょ…やりたいのは山々だけど、戻って…」
壬「そうですか…でも、司令が空席になると、またわたくしが…」
O「あーそうだ…戻そう。どうせ速水と瀬戸口複座に押し込むんだからそのついでに。善行司令、茜は『定位置』に」
壬「二番機整備士ですね。わかりました。それから、あの、速水さんが新型機調達して下さるそうなんですけど…」
O「あ、じゃ、田代からすり足もらっておいて」
壬「はい。それから、茜さんが何やら不穏な陰謀を…」
O「止めて。それから、速水になぐさめるよう頼んどいて」
壬「…うふふ(ちょっと速×茜もいいかなと思い始めた)」

3/28 阿蘇特別戦区(司令として)
O「出るハメになっちゃった…」
壬「スキュラ4体もいますわね…。航空支援は断られましたわ。」
O「…引いて下さい…。悔しい…」
壬「はい…」
 大勝 撃破1/小隊戦果1

3/31 阿蘇特別戦区
壬「HR前に出撃って珍しいです」
O「うん。というか、初めて見た(きょとん)。本田先生、大遅刻」
壬「スキュラ4体、まるまる残ってますわね」
O「当然でしょ。SMOKEしてからスキュラとミノ狙って切りまくって」
壬「はいっ」
O「しっかし来須強い。頼りになるなあ…」
壬「ええ。弾切れて、蹴りに突っ込んだ狩谷くんの周りのミノタウロス『だけ』狙い撃ちなさって」
O「うん。あれは美しかった…」
 大勝 撃破16/壬生屋5

《獲得技能》
 隊長0→1(代理指名)
《取得提案》
 来須:「上半身ひねり」
 田代:「すり足」「パンチ」

TOPICS:
 3/29はキャンプです。
 速水・中村・来須・ヨーコ・ブータが壬生屋のために砲弾倉。
 田辺が新井木のために砲弾倉。


腐女子の本懐 第2回

ノーマルカップリング推進委員「追え! 逃すな!」
 危険文書として厳重に保管されていた1tのセトハヤ本(R18)が盗まれた。
O「生きてる?」
壬「ええ、なんとか。…末端価格12億円のラヴですのね!」
O「…生き残っていたらね。行くっすよーん。」
 壬生屋(とそれにくっついてるOvers)は、風呂敷きを担いだまま走った。
 サーチライトに照らされる一人(とそれにくっついてるOvers)の影。
ノーマルカップリング推進委員「速水舞部前へ!」
速水舞部員「はい!」
ノーマルカップリング推進委員「撃て!」
 弾幕を風呂敷きに受けながら、走っていく一人(とそれにくっついてるOvers)の影。
 壬生屋が煙幕をまきながら脱出した。
ノーマルカップリング推進委員「瀬戸口ののみ部前へ!」
壬「それは『ノーマル』じゃありませんっ! ロリコンですわっ!!」
O「なんでセトミブはダメなのォ!?」

 〜深夜の教室〜
壬「…この中に、1tのラヴが…。」
O「うっとりしてないで。どーするつもり?」
壬「もちろん、ほとぼりがさめるまで、大事に見張りますわっ。わたくし、そのために授業には真面目に出る主義ですもの!」
O「はあ、さいですか…。」
壬「1tのセトハヤをフイにするなんておっしゃりませんわよね?」
 よくセトハヤ(R18)ばっかり1tも集めたなあ、とOversは思ったが、うっとりしてて聞こえてなさそうなので、何も言わなかった。
 言えん、実はハヤセトの方がキてるなんて言えん。
壬「そんな顔なさらないで下さい。自然休戦期までの辛抱です。」
O「…。」


4/1〜4/5
壬「はげまして下さいませんわね(速水ストーキング中)」
O「たのんだのになあ…(速水ストーキング中)…わ、寄って来た、逃げろ!」
壬「(たたたっ)あれですわね。魅力の訓練をお願いしてますのに、自称美少年が魅力[C]ってどういうことですかしら(瀬戸口ストーキング中)」
O「何が『すぐやる』だか…全く(瀬戸口ストーキング中)」
 〜4/2はキャンプ中〜
O「あああまだ失意状態かよ…(茜ストーキング中)」
壬「あら。瀬戸口さんとののみさんがお付き合いを始めたようですわよ」
O「ほお。遅かったなあ。やけに。ちょっと様子見て…しゃーないから魅力UPグッヅブレゼントだな、グッチ。ま、プレゼントの2つや3つじゃ、あんたと瀬戸口は何も起こらないから平気、平気」
 −加藤さんチェック検証中−
O「…魅力訓練しろってだから言ってんのに…なんで速水→茜の愛情値がマイナスになんかなるの? 恋敵判定が入る余地もないはずだし…ああっもう…」
壬「友情値はいい線行ってますわね」
O「茜は既にMAX。速水も…114か。あと一押しって感じで。はあ。速×茜は問題ないかも…愛情値は…そのうちついて来ると…思いたいな…」
壬「…なんというか、せとはやが。瀬戸口くんったらせつない片想いですのよ。すごく絶望的ですわ。瀬戸口くんは+119で速水くんは+57ですって。愛情値に至っては…瀬→速+25、速→瀬+0ですもの」
O「愛情値がお互いに落ちてるのは何? ひょっとして、ののみ挟んで恋敵かかったかな…」
壬「ロリコンはいけませんわ、不潔です(赤面)」
O「(^_^;) 男同士とどっちが不潔なんだか…あうー。何とかして魅力上げさせなきゃ…必要な提案揃ってることだし、訓練強化週間、やるか…」
壬「作戦会議ですのね」
O「うん…あーっ!!」
壬「な、なんですのっ」
O「(ばしばしばし)うわー何ー滝川と茜が…いつの間に!? 滝川→茜って、-10だったのに、何で+36!? なんでこんなに上昇している!? (壬生屋的に言うところの)不潔は無理でも、仲良くはさせてあげられるかな…」
壬「なんか、こう、自分の息子のためにお友達を選んで差し上げてるような目になってますわ、Oversさん」
O「(どきぃ)」
壬「萌えが足りません。萌えが。滝×茜でらっしゃるのでしょうっ!?」
O「参ったなぁ。遠坂ったら誰に対しても恐ろしく片想いだ。特にヤラレてんのが滝川とはねえ…滝川確かに可愛いけどなー…テンダープレイそのままやんけ。みんなのこと好きなのにみんなから憎まれている…唯一の逆転が田辺…」
壬「無視なさらないで下さいっ
O「新井木×田辺は+85と+81。意外に仲良くないかも。原×森は+74と+80。なんと森ちゃんの方がわずかに片想い。意外。
 田代と舞、面白い。見て見て。田代は別に舞のこと嫌ってないのに、舞の方は田代のこと異様に嫌っている(-79)。あれだぞ。また、速水のやつ、『田代は何処?』って舞に聞いてやがるんだぜ。こりゃ。くくくっ。聞かれてる田代本人はそんなこと知らないから嫌う理由もなく、ってやつだね。
 うーん、職場同じせいか、舞×ののみもイケるかなあ…」
 −加藤さんチェック終了−
壬「では、作戦会議ですのね。善行さんか原さんはどちらかしら…(テレパス)」
 速水 : 男子トイレ : 訓練中
 瀬戸口 : ハンガー2階右 : 仕事中
O「同じ職場にした意味がねぇぇぇぇっ!! あんのヤロー、今回は魅力番長なのかよっ…ったく…。しゃーねー、仕事してっと」
 −4時間後−
O「お、まだ職場にいる、瀬戸口くん。ブータと喋ってるけど。……あれっ」
壬「瀬戸口くんの魅力が…」
O「435[A]…ブータと話していて、ブータの持ち物が空っぽ…ということは…」
壬「瀬戸口くんが持ってますわ、猫の首輪」
O「プレゼントされたか…よしよし」
壬「せとはやの野望が」
O「ちょっと近づきましたね。さらにダメ押ししましょう」
壬「4/5は、訓練強化週間を提案して可決した直後にキャンプですわね」
O「そんなもんかな。問題は茜か…」

4/1 人吉戦区
O「スキュラ2にゴル6か。友軍も多いし、ま、問題ないでしょ。大物を切っといてね」
壬「はい」
 大勝 撃破22/壬生屋6

4/3 阿蘇特別戦区
O「S2、M4、A9、Z4…って感じ。ありゃ、阿蘇特別に何で友軍いるっすか…」
壬「お守り出来ればいいんですけどねえ…」
O「あー、やっぱり(頭を抱えている)」
壬「それにしても来須くん強いですわ」
O「射撃でコンスタントに1000前後ダメージ出すNPCっているんだねえ…。ホントに素晴らしい」
 大勝 撃破15/壬生屋5 友軍戦死1


4/6〜4/10
O「森さん、原姉さんに40mm高射機関砲を貢いでます」
壬「仲良きことは美しきかな、ですわ。では、わたくし教室へ…あら」
 屋上にて、待つ。速水 厚志
O「じょーだんだろー!! おととい『先輩』レベルに落としたはずじゃ(速水は運命の絆と思ってるらしいけど)…。信じらんない…」
壬「振って参りましょうか」
O「ええそうして下さい(Oversは不機嫌になった)」
速水「…その、僕の事好きになってくれないかな。
 …駄目かな。」
O「だめです。
壬「(そ、そんな言い方は…、)…ごめんなさい。」
O「これでしばらくは安全圏っと」
壬「まあ、瀬戸口くんが手作り勲章を…」
O「魅力の効果かなあ」
壬「わたくしは、火の国の宝剣ですわ」
O「やっと昇進出来るねえ…」
壬「芝村さん、ずいぶんと速水さんに熱心でらっしゃいます」
O「そろそろ速水舞も成立かな…ふむ。それにしても、瀬戸口、みんなでお昼、言わないですねえ。普段だとこいつが一番うざったいぐらい言うのに。おかげで、みんなでお昼大作戦が出来やしない…」
 〜4/9はキャンプ中〜
O「来た。速水WCOP受章」
壬「ちょっと難関になりましたかしら」
O「そっちよりもさぁ。…ついに『あの人と仲良くして』が通じなくなってしまった…(壬生屋に対して120/120なので、壬生屋から見て異性の名を挙げて『あの人と仲良くして』は常に0%)」
壬「せつなそぉな顔してお断りになりますね、速水くん」
O「それでも芝村の告白受けたのか、この男…この男…この男…」

4/6 球磨戦区
O「A4 Z6、あとはナーガキメラね。大したことないか。発言力、稼げないなあ」
壬「平和は良いことですわ」
O「まあね」
 大勝 撃破22/壬生屋9

4/10 菊池戦区
O「S2、A4、あとはナーガキメラっと。いつも通りどぞ」
壬「はい(今回のOversさんはホントにテキトォですわね、戦闘…)」
O「スキュラさえもらえりゃいいっす〜」
 大勝 撃破17/壬生屋4

TOPICS:
 手作り勲章受章者:瀬戸口。


4/11〜4/16
O「12日は訓練強化週間を決議して即座にキャンプっと」
壬「はい」
O「押されているせいか、キャンプない日は出撃多いねえ。肝心の方がさっぱり進まないよお」
壬「まあ、原さんが手作り勲章受章です」
O「仲良きことは美しきかな」
壬「はい…あの、Oversさん」
O「ん?」
壬「恋人の目の前で、他の女の方をデェトに誘うのは、どうかと思います…」
O「速水…」
壬「芝村さんも手作り勲章受章だそうです」
O「あらら、芝村は嫌われるのも仕事じゃなかったのか?」
壬「それから、4/16もキャンプということでよろしいですか」
O「はいはい」
壬「それにしても、みんなでお昼、言って下さいませんわねえ…」
O「言わないねえ。どうやら、PCと両想いに仲良しじゃないと言い出さないっぽいなあ…舞ちゃんは良く言うんだけど…どうする? 瀬戸口口説こうか?」
壬「な…(絶句)、だって、もうののみさんという恋人が…」
O「いや、舞と恋敵になると、色々痛いんで。彼女とは親友でいて欲しいっすから。今のののみちゃんは、もう、提案貰ったから、別に仲良くしなくてもいいし」
壬「(真っ赤)愛人になれとおっしゃいますのっ? この由緒正しき壬生屋家のわたくしにっ…」
O「あの、速水的には既に愛人よ、あなた」
壬「………………」
O「ところで、上級万翼長になれたし、そろそろ熊本城起こそうか」
壬「…(悩んでいる)…」
O「壬生屋」
壬「はい」
O「腐女子の道を甘く見るな。目的のためなら手段を選ぶな。いいか。ここで選べ。壬生屋に生きるかセトハヤに生きるか」
壬「…(悩んでいる)…」
O「『正妻』、ののみだよ? なんでそんなに悩むかなあ」

4/11 人吉
O「出たぁ、S8、M4。実にゴージャス!」
壬「腕が鳴りますわね」
O「ま、スキュラもCAFSで一撃出来るから問題ないっしょ…って増援にスキュラ2(笑)」
壬「まあ」
O「(楽だなあ…動き読みやすくて)」
壬「あの…狩谷さんが…」
O「あんのバカ、ミノに重なり突撃しやがっ…あー残り耐久力186…。死ぬかな」
壬「(はらはらどきどき)」
O「んむ、来須が重なりミノたんを集中砲火で潰してくれた。今回の狩谷は来須に助けられていることが多いなあ」
壬「………」
O「………」
壬「………」
O「………」
壬「来須×狩谷…ですか?」
O「意外であった…」
 引き分け 撃破14/壬生屋9 友軍戦死3

4/13 荒尾-玉名
O「S2、A4。ナーガキメラです」
壬「狩谷くん出てらっしゃいます…」
O「ま、市街地戦だから動けないでしょう」
壬「あらホントですわね」
 大勝 撃破17/壬生屋4 友軍損害1(戦死0)

《取得提案》
 原:「装甲除装」


4/17〜4/21
壬「生徒会連合特別徽章をいただきました」
O「原さんのお蔭ですね」
壬「はい」
O「さて、日曜日っと。仲良し陳情コーナー。田辺が原のために可憐通常型、っと。さて、これ、愛人グッヅ(週刊トレンディとサングラス)」
壬「…これ、差し上げます…」
瀬戸口「???(まあいいけど)」
O「(相談しなさい)」
壬「あの、今後のことや仕事のことで迷ったら、どうします?」
瀬戸口「???(なんでまた俺なの??)」
O「(あれっ…ちょっと好きな人聞いてみて)」
壬「好きな人について聞いてもいいですか?」
瀬戸口「え…っと、君のこと、好きって言ったら困る?」
O「困りません…っていうか…簡単過ぎて拍子抜けだなあ…ひょっとして、ののみとの愛情度は120来てないのかな。加藤、さっぱり見せてくれないのだが」
壬「ど、どうします? とりあえず…」
O「速水探そう。瀬戸口と争奪戦だけはマズい」

壬「はい。注意ですわね。これで…あの、わたくし、速水くんのこと、『嫌な奴』と思っているようですわ」
O「ひひひひひひひひ」
壬「(怖いですわ…)」
O「大丈夫。すぐにキャンプ効果で先輩だから、そのぐらいでフツー。あとは、作戦会議」
壬「はい」
O「うーんと、12:30前まで時間潰して。んで、速水と瀬戸口、何処?」
壬「校舎はずれ…あ、速水くんもいますわ」
O「とすると…」
瀬戸口「みんな、聞いてくれ! お昼にしないか?」
O「(やったーっ!!!!!) よし、やっぱりそうか。1回で逃げたけど。何処何処」
壬「瀬戸口くんは萌さんと話しています。速水くんは…」
O「あー…デェトだね、舞ちゃんと校門。邪魔しないでおこうか」
壬「ふふふ。まさかそんな気遣いなさる方だなんて」
O「言ったでしょ、舞とは親友でいるのっ」
壬「はいはい」
O「あー忙しくてキャンプ陳情している暇なかった…火曜日ね、キャンプ」
壬「訓練強化週間は全員一致で可決です」
O「全…狩谷も!?」
壬「はい」
O「珍しい…あ、あと、速水舞が壬生屋におのれー言うようになったんで『あの人と仲良くして』復活出来るかも」
壬「あ、速水くんがみんなでお昼……」
 瀬→速 友118/愛103
O「せ、せつない…師匠…かなりせつない、この数字は」
壬「(きらきらきらきらきらきらきらきら)」
O「(机をばしばし叩いている)…と、とりあえず(くくくっ)、まだ瀬戸口が昼提案をあまりしてくれない。多分、昼休みもののみ探しに行ってるんだよ。一緒に仕事/訓練でも誘っといて」
瀬戸口「…俺の手、中々いいだろ? 歴戦の勇者ってところさ。今のところ君にしか使う予定はないがね。」
O「けっ、嘘つき……………って、あぁ!?」
壬「えええええHな雰囲気です〜〜〜〜〜(※男女となると弱いらしい)」
O「友情値まだ2桁なのに…」
 〜4/20はキャンプ中〜
O「く、来須が手作り勲章…」
壬「瀬戸口くんがみんなでお昼言いましたわ」
 速→瀬 友120/愛72
O「片想いだねえ…」
壬「あら、授業で降下技能頂いてしまいました」
O「あらそ。テキトーに行きましょう」
壬「それと…」
O「ははーん。ののみ、恋敵判定かかりやしたね? ま、そりゃそうだ」

4/17 阿蘇特別
O「S2、M4、A6、Z8。もう発言力稼ぎに躍起になることもないから、遊んで来て」
壬「…(苦笑)」
O「ま、壬生屋使ってSMOKE律儀にやってる時点で遊んでるけどねー」
壬「…(苦笑)」
 大勝 撃破16/壬生屋7

4/19 金峰
O「げっ、うそっ、滝川から親友通信が入ってる。何した壬生屋」
壬「何もしてません…」
O「うへぇ…ヤツも注意ターゲットね」
壬「はい」
O「M4、A4、ナーガにキメラか。友軍のために一応SMOKEして」
壬「はい」
 大勝 撃破20/壬生屋8

《取得提案》
 原:「一緒に歩こう」
 瀬戸口:「別れてくれ」


腐女子の本懐 第3回

速水「どうかした?」
瀬戸口「…いや。」
 速水は、ぽややんと微笑むと、瀬戸口を見た。
 小さな幸せを感じる。
 瀬戸口は、壬生屋(とそれにくっついているOvers)の手にかかる速水を思って胸を痛めた。
瀬戸口「…馬鹿な…何を考えている。」
速水「何?」
瀬戸口「…いや。」
 速水は、ますますぽややんな顔で微笑んだ。少しだけ、頬が赤いのを感じる。
瀬戸口「…。」
速水「何?」
 自分が好かれていると、確信したのは、それがはじめてだった。
 瀬戸口は、短い髪を、かきあげて照れる。
瀬戸口「…実は…。」
速水「うん。」
 速水が、倒れた。
壬「ほほほほほほ…、」
 異様なポーズのまま、両手に持たれるバナナの皮。
壬「素晴らしいですわ、我ながら見事な首尾ですわ! 早速ですけど、あの時以上に熱い抱擁を、…何?」
瀬戸口「やり方が乱暴過ぎる!」
壬「何ですの、愛の師匠」
瀬戸口「何だか知らないけど、今の壬生屋にそう呼ばれるのはもんのすごく不快だっ! 壬生屋限定!! 俺をその名前で呼ぶな!!」

 〜屋上〜
壬「ふふふ、冒険したいですわね? したくなっておりますわね? もお思う存分ご遠慮なく! お手伝い致しますわよ!」
瀬戸口「…だ、駄目だ。」
 瀬戸口は、速水をかばうように手を伸ばして前に立った。
壬「駄目…って、何故です? 我慢なさらなくても」
瀬戸口「…。」
壬「わたくし見たんですのよお昼の時。もぉものすごーくお好きでらっしゃいますのに、何をためらっておられるのですか!」
瀬戸口「駄目と言ったら駄目!」
壬「…まあ…。ノーマルのフリを。無駄ですよ。
 あなたはもう…、」
 は や み あ つ し
壬「の虜。」
 異様なポーズのまま、両手に持たれるバナナの皮。
瀬戸口「俺を変態のように呼ぶな!」
 瀬戸口は、リボン(ののみ)を懐から出しながら壬生屋に投げつけた。
 悶絶しながらも壬生屋は、リボン(ののみ)を華麗によけて腰に手をやった。
壬生屋「…実力行使ですのねっ!」
 壬生屋が、伝説の迷刀鬼しばきを出す。あまたの瀬戸口(の同一存在)を倒してきた、伝説の迷刀鬼しばき。
壬生屋「…わたくしたちに言葉はいらないと思いますわ」
瀬戸口「…うっ」
 思い出したら成仏してしまう。
 瀬戸口の中にいた鬼は、死ぬよりはマシ、と瀬戸口を気絶させてしまった。
 瀬戸口は、意識が飛ぶ刹那、速水に向かって、手を、伸ばした。
 その動作に、壬生屋の妄想が爆発した。
「せとはや萌え〜!!」
 こちらも気絶。
 3人が別々の方向をむいたまま、発見されたのは、それからずいぶんたってからである。


4/22〜4/25
O「加藤が若宮のために可憐通常型だそうで…あんぎゃ」
壬「茜くん…司令になっちゃいましたね…」
O「確かに、エースパイロット出ても『押されています』だもんなー人類…。でも、ゴールド後だから善行の方が好戦派なんだけどなあ…うぬぬぬ。善行、整備持ってる?」
壬「はい。異動させます?」
O「うん。もったいないし」
壬「あのっ、あのっ、あのっ、Oversさんっ!!」
O「どした…うわぁ〜」
壬「速水くんが…」
O「舞ちゃんの手作り弁当と一緒に…」
壬「ののみさんの手作り弁当もお持ちです!!」
O「プレゼントしやがった、プレゼントしやがった、プレゼントしやがったよ彼女の弁当を!! 瀬戸口!! ってちょっと待てぇぇぇぇ!!」
壬「どどどうされました?」
O「週刊トレンディなんで持ってるの!! 速水が!!」
壬「ヨーコさんか誰かがプレゼントなさったんでしょうか」
O「師匠調べて」
壬「お持ちですわよ?」
O「1冊………(ばんばんばんばん)」
壬「な、どうしたんですの!?」
O「そーか、気付かなかったか壬生屋。ヤツは、最初から自分用に1冊持っているんだ」
壬「で、先日わたくしが差し上げ…、ということは!」
O「2冊あるはずなんっすけどっ、でも1冊しかないんすけどっ!!(じたばたじたばた)」
壬「これもブレゼントなさったんですね、瀬戸口くんがっ!!」
O「口説きに入ってるよ!? 師匠、バンビちゃん、オトしにかかってますよ!?(←大袈裟)」
壬「(きらきらきらきらきらきら←目が輝いてる)」
O「うきゃーっ、さらにーっ!!」
壬「話してますわ、お2人…話してます!!…」
O「恥ずかしそうにほほえんでる…」
壬「嬉しそうに……時々小声で話して、笑って……」
舞「壬生屋。…ただの人間が、我らに勝てるか?」(←熊本城フラグ)
壬&O「(全然聞いてない)」
舞「(おーい…)」
壬&O「(くねくね悶えている)」
 〜4/23はキャンプ中〜
O「加藤が若宮のために可憐通常型、芝村が若宮のために武尊(彼氏は?)、石津が若宮のために可憐通常型(陰謀しないとは珍しい)、茜が若宮のために可憐通常型(げっ、ついにここでも!!)…以上、仲良し5121小隊情報でした」
壬「あら、何やら不穏なお話が始まっておりますわね」(←熊本城HR←やっぱり聴いてなかった)
O「(…舞、オペレータなんだけど…バグで止まるかな…試しにこのままやってみよう…)」

4/22 降下作戦
 体力:1139 / 気力:1047 / 運動力:1615
O「アサルト捨てて盾持って、盾捨ててーのアサルト拾ってーの装備してっと。よし。煙幕1個だからその間にスキュラやっちゃってね」
壬「初期位置、前でしたので、ちょっと被弾してしまいました」
O「ま、今回は戦闘はテキトーなんで気にしません」
壬「はあ」
 大勝 撃破20/壬生屋20

4/25 熊本城攻防戦
 体力:1143 / 気力:1083 / 運動力:1491
 〜第一戦〜
O「M5、A3、Z2、あとはナーガとゴブリンリーダーだね。SMOKEは最初だけでいいかな」
壬「必要あります?」
O「すまん、3つ持って来たからステップ増やすために1個使って欲しいだけ」
壬「(苦笑)」
 〜第ニ戦〜
O「M7、A2、Z1。あとはナーガとゴブリンリーダー。んじゃ、いきなり突っ込んで斬りましょう。壬生屋らしく」
壬「(にっこり)参りましょう」
 大勝 撃破42/壬生屋25
 〜第三戦〜
壬「あの、芝村さんが最後の掃討戦に行きましょうとおっしゃってます」
O「あら。オペレータ芝村さん、ずいぶんとまあ念の入った。オペレータ芝村さん。オ・ペ・レ・ェ・タ・ァ・芝・村さん」
壬「…そう言えばそうですわね。何故か複座に乗ってますわ」
O「…まあ、いいけどな。予備弾倉使ってやがるから装甲つきでも9ステップあるし」
壬「アサルトですわね…」
O「速水仕様だからね。ま、M3、A2ぐらいだから大したことないでしょ。まずはミノとゴル狙いでCA-GAGWしながら近づいてね。狙撃取ってないんで、ただのGAGWは無駄弾になると思うから、必ずCAつけてよ?」
壬「慣れませんわ…こんな感じですかしら」
O「うん。良い良い。ゴル、ギリギリ一撃出来るぐらいだね。運動力高いせいかな」
壬「手負いのミノタウロスが残っていますが…」
O「残り300ならミサイルで行けるでしょう。それ除いたら、残敵はゾンビ以下?」
壬「はい」
O「オッケ。飛び込んでDO-CA-MISS!」
壬「全滅ですわ!」
O「ノーダメージでお掃除終わりッ!」
壬「勉強になりましたわ。射撃戦はこうするんですのね…」
O「ははは」
 大勝 撃破20/壬生屋20
 三戦合計:撃破62/壬生屋45


4/26〜4/30
O「ありゃりゃ。こっちでも茜は若宮に陳情しまくるなあ」
壬「それにしても、彼氏放り出して若宮さんに武尊を陳情し続ける芝村さんというのも…どうかと…」
O「哀れ速水。いっそ師匠に乗り換えちゃえばいいのになー」
壬「あの、銀剣突撃勲章、いただきました。あと、アルガナと、星従軍章も」
O「アルガナ行けると思ってなかったな。テキトーだったのに」
壬「若宮さんが手作り勲章ですわね…あら、石津さんもですわ!」
O「まさか萌りんが…(ほろほろ)。さて、みんなでお昼ターイム!」
 速水→瀬戸口 友120/愛103
O「(床に突っ伏して大笑い中)」
壬「素敵ですわ(うっとり)」
速水「黄金剣翼突撃勲章、受章おめでとうございます。
 トップエースどころかスーパーエースですね。
 今度堕し方教えてくださいよ。」
O「堕し方ですか。はい。まず、週刊トレンディとサングラスをプレゼントしてですね、今後について相談なんてしてみるといいと思います。こう、ぽややんと、上目遣いで」
速水「????????????」
壬「(うっとりしたまま意識が飛んでる)」
速水「話があるんだけど、いいかな?」
 瀬戸口が入ってきた!
O「やべっ!!……あれ? うひょ!! おのれーさえ言わない!? ちょっ、壬生屋うっとりしてないで! 見て!」
壬「は…はい??…」
O「師匠が舞の手作り弁当持ってるー!!!!(じたばたじたばた)」
壬「まあっ! それに、あの…喋ってますわ、お2人…」
O「恥ずかしそうに…」
壬「嬉しそうに…」
O「あー2人見てたらキャンプ陳情するの忘れてたよー(くねくね)…」
壬「夕方行ってみましょう」
 〜4/27はキャンプ中〜
O「若宮×茜も悪くないかも、こう、力ずくで」
壬「不潔です!」
O「…変な想像するなよ。陰謀イベント止めるのが似合うなあって思っただけなのに。…あ!? 遠坂まで若宮ファンクラブ(※陳情しているだけ)に加入してますよ!?」
壬「若宮さん、人徳ですかしら」
O「かもねー」
壬「あの、わたくし、準竜師になりました」
O「それは良かったねー…(眺め中)」
壬「どうなってます?(眺め中)」
O「なんか萌りんが瀬戸口に大攻勢中で、持ち物全プレゼントな勢いなんだけど、でも、とりあえずそれ以外は2人で昼休み中ずーっと話してたよ」
壬「順調ですかしら…」
O「と思うけど…加藤が、仕事優先になっちゃって見せてくれなくて…あ!」
加藤「だんなだん…」
壬「待ってましたわー!!
加藤「(うわっ!!)」
 −加藤さんチェック検証中−
O「やった。せとはや仲人成功。お互いに120/120」
壬「『愛』……………(倒れそうになっている)」
O「落ち着きなさい。しかし、茜も速水に対しちゃ『愛』だよ? プレゼント攻勢してるし。でも速水は、友人とは思ってるけどそれ以上じゃないねえ」
壬「うふふふふふふふふ(別な世界にイっちゃったらしい)」
O「(^_^;) まあいいか。えっと、女子同士は愛情評価上がってないなあ。まあ、みんなでお昼大作戦してないからね。友情評価の方は…新井木×田辺は運命の友か…。
 三姉妹は…。田代-ののみ、ののみ-舞は運命の友だね。舞→田代が-110…。恋敵判定丸出しって感じですな。
 おや。原さん、えらく森ちゃんに片想い(+116)。珍しいな。
 そうそう、若宮ファンクラブ…。ふむ。友情80ちょいぐらいが陳情ラインなんだろうか。しかし、茜、この数字なら若宮よりむしろ速水に貢ぎ物しそうなもんだけど…なんで若宮なんだろう。
 ちなみに、関係ないけど……ありゃ。狩谷→加藤の方が、加藤→狩谷より愛情高い…ここでもまた逃げられちゃったか、狩谷。今頃加藤に惚れても遅いっちゅーねん。
 来須→滝川は友情3桁行きましたねえ。愛情はまだ+30か…2人とも魅力低いからこれでも高い方のような。滝川をスカウトにすれば、先輩、滝川のために何か陳情するかなあ…。
 しかし、ほとんどの人の世界地図で『嫌な人』が誰もいないのに(舞→田代ですら愛情値は低くないせいか真ん中であって『嫌な人』ではない)、速水だけが田辺と新井木を異様に嫌っている。これは何なのであろうか…。
 ありゃ。ヨーコさん、来須より速水の方が好きだ…。まあ、魅力低い来須はマイナス補正だし、魅力番長速水はプラス補正だから無理もないかな…
 ふう。とりあえず、せとはや成立して良かった。ほっ。やっぱ魅力低いペアは狙ってお昼に巻き込まないと無理か…ふむ」
 −加藤さんチェック終了−
O「さてと、後は『現場』を押さえるか…」
壬「そうなると茜くんが邪魔ですわよ」
O「速水べったりだからねえ…何、ブータが作戦会議したいって? 何だろう」
壬「補修部品の調達ですって。皆さん賛成ですわね」
O「反対しといて。多分茜は可決するから。友情評価下げるいいチャンスだし」
壬「そういう使い方をなさいますか…」
O「あら、森ちゃんも若宮ファンクラブ入会」
壬「来須さんが何だかかわいそう…」
O「確かに…恋人さえも陳情してくれない…」
 〜4/30はキャンプ中〜

4/29 八代
O「M2、A6、ナーガキメラ…はーん。これじゃあねぇ。どうりで出撃ないわけだ。SMOKEしたら、あしらっといて」
壬「はい」
 大勝 撃破22/壬生屋13


5/1〜5/5
O「加藤・森も手作り勲章です」
壬「…それで…どうします?」
O「とりあえず、一緒に歩こう→テレポートが通じるかどうか試してみて」
壬「はい、速水さん、あの、一緒に歩いていただいても…頑張っていただけますか、では参りましょう…あら。効きませんわ。ただ歩いてもついて来ていただけません」
O「うひゃ…。地道にストーカーするしかないか…」
壬「あ、いえ、瀬戸口くんの方はついて来ていただけてます」
O「あ、これも両想いじゃないとダメなのか。まあいいや。よし…えーと…速水、何処?」
壬「(テレパス中)プレハブ2階の廊下です」
O「周り、いる?」
壬「おひとりです。待機前…ですね。何もしてません」
O「よし。瀬戸口連れてテレポート」
 −テレポート成功−
O「他に人、いる?」
壬「いません」
O「じゃ、えーと、一緒に歩こうの効果消すために何か言って、瀬戸口に」
壬「え、はい…あの、調子はいかがですか?」
瀬戸口「(?)…普通、なんだけど」
O「1組教室に入ってすぐまた出て来て」
壬「どきどきですわ!(たたたっ)…では、参りますっ!(たたたっ)」
 ちゃ〜らちゃらららららら〜ん(←Hな雰囲気のBGM)
瀬戸口「…お、おのれー」
速水「…お、おのれー」
O「…さあ皆様ご一緒にぃっ!!」

壬生屋「ふ、不潔ですーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(走り去る)」

O「あとは若い2人に任せようね」
壬「はい、思う存分冒険したり耳に息吹きかけたりなさっていただきましょう(うるうるうるうる)」
O「ついでだから人類優勢にしてみようか」
壬「ついででございますか」
O「うん、ついで
壬「そうですわ。若き2人の未来のためにですわね。うふふふふふふふ(かなり有頂天)」
O「というわけで、出撃ない日を見て、開発3を取ってらっしゃい。狩谷機を、士翼号にします。舞が速水のためとかって、陳情してくれると期待してたら大外れでした…」
壬「はい」
 〜5/4はキャンプ中〜
O「あ゛ーーーーーっ、岩田レールガン陳情しやがったーーーーーっ!! 来須、強かったのに〜〜〜(涙)」
壬「あの…岩田さん・遠坂さん・田代さんが手作り勲章だそうです」
O「(吹き出している)…んな、嫌われグループ3人一度に受章することはないのに…」
壬「取れましたわ、開発3」
O「よしっ。あと5日…優勢に出来るか!?」

5/1 八代
O「S1、M4、ゴブリンって、ずいぶん極端な…SMOKEしてヤツを切ったら掃討戦に入るかな」
壬「参ります」
 大勝 撃破14/壬生屋9

5/2 球磨
O「M3、A2、Z3、あとはナーガ、キメラね。SMOKEも要らないでしょ。さっさと潰そう」
壬「はいっ」
 大勝 撃破22/壬生屋15

5/3 西合志
O「M2、Z4、あとはナーガ、ゴブリンか。問題なし。ゴウ」
壬「突撃します!」
 大勝 撃破25/壬生屋15


5/6〜5/10
O「相変わらず茜は若宮にご執心だし。あ! ヨーコさんが来須のためにやっと陳情したぞ。良かったなあ、来須」
壬「えーと、準竜師さま、士翼号をお願いいたしますわ」
O「あ、あと、一番機と二番機のパイロット入れ換えて下さい」
壬「え?」
O「ALL[C]の初期状態の士翼号に狩谷乗せるわけに行かないでしょ」
壬「なるほど…」
O「仕事成果ALL 4桁にしてあげて譲ろう、狩谷に。整備側は…ALL 1400来てるね。装甲値はまだ素で[B]だけど、射撃命中補正1130[S]だから、ライフル持たせれば…大丈夫、かな」
壬「はい」
O「明日金曜だけどキャンプは中止。バグで士翼号届かなくなることあるから」
壬「ちゃんと届きましたわね」
O「後は仕事に追われましょう」
速水「(物凄い勢いで走って来て)話があるんだけど、いいかな?」
壬「はい?」
速水「瀬戸口は何処にいるか、知らないか?」
O「(椅子から転がり落ちた←マジで)」
壬「ごごごごごめんなさい、速水さんっあのっ、田代さんじゃなくて瀬戸口さんっておっしゃいました?」
速水「??????????」
壬「舞さんでもないんですねっ? せ、瀬戸口さんですのねっ」
速水「??????????」
壬「ああっ壬生屋一生の不覚です、こんな不潔な、いえ、素敵な質問にお答え出来ないなんてっ! いけませんわいけませんわ、むしろ今すぐここに瀬戸口さんを連れて参りますわっ!! お待ちになって下さいっ!!」
速水「??????????」
 −連れて来た−
壬「どうぞ、耳に吹きかけるなり何かやらせるなりお好きにして下さいませ。うふふふふ」
速水「(まあいいけど)」
O「喋ってる喋ってる」
壬「うふふふふふ」
O「ところで、一応、人類、押してます、になったんで、多分、優勢ED確定…だけど…」
壬「(うっとりしている)」
O「興味なさそうだね…(^_^;)

5/7 人吉
O「ありゃ、友軍いないし」
壬「はい。南半分、人類、残っていませんので…」
O「でしたね(苦笑)。M4、A2、あとはキメラが多いかな。自分のためにSMOKEだね。未調整士翼号だから」
壬「はい」
 大勝 撃破21/壬生屋15

5/8 阿蘇特別
O「こんなギリギリになって何やる気出してんのかなあ、茜。瀬戸口に速水取られた腹いせ? おかげで未調整のまま出っ放しになるハメになってる…」
壬「ふふふ」
O「M4、Z3、あとはキメラナーガゴブリンっと。SMOKEは最初だけね」
壬「ちょっと被弾してしまいましたわ」
O「未調整だとキメラでも食らうのよ…それが士翼号なのよ…」
 大勝 撃破21/壬生屋11

ED
 ランクA。
○ステータス
 体力…1257[S] / 気力…1170[S] / 運動力…1235[S] / 知力…507[S] / 魅力…323[B] / 士気…4700[S]
○技能
 Lv3…戦車 / 夜戦 / 開発 / 参謀 / 話術
 Lv2…軍楽 / 家事
 Lv1…飛行 / 降下 / 隊長 / 班長 / 整備 / 誘導 / 狙撃
 Lv0…密会 / 事務 / 医療 / 情報 / 同調 / 統率 / 天才 / 強運 / 幻視
○累積撃墜数:279

 エンディングロール内でも全員生存。
 地上にて終戦を迎える岩田、新井木、原
 上記以外は全員黒い月遠征に参加。
 俳優は速水(当然)、NGOは舞(珍しい)、将軍は来須(珍しい)、行方不明は若宮(珍しい)。
 中村が、恋人の遺骨とともに熊本に帰っている(これもまた珍しい)。


   いんぷれっしょん

隠れプレイポリシィ

 こんなプレイでもあるのか。ありましたともさ。

  • 絢爛舞踏禁止(笑)
  • 密会なし

 2番目が大変でした。ええそりゃもう。密会を解禁していれば、もっと色々くっつけることも出来たんだろうなあ。一緒に歩こう→テレポートが効かないとつらい。同性仲人はHな雰囲気に割り込むのが醍醐味ですから(そうなのか?)。
 ただ、密会あって1%に怯えるよりは精神的に楽ではあるんですけどね。絶対起こらないから。

 あとは、舞がオペレータでも熊本城が起こるという実証にはなったかな。電撃GPMでは舞がパイロットじゃないと起こらないことになっていますが。
 ひょっとして舞がラインであれば何処でもいいのかな。衛生官・舞とか事務官・舞がこの話をし出したら結構笑えるシチュエイションだ。

 というわけで、以下は、おまけです。


 いつも味のれんで昼を食べようと言っても断られる。それが判った舞は一計を案じた。荷物を少し整理して、自分の弁当も持って来たのだ。これで、今日こそ!
「皆の者! 昼食にするぞ!」
 その場にいたメンバーはにこやかに応じた。うきうきしながら、舞は食堂兼調理場に向かった。
 わいわいと椅子についたメンバーは、速水、瀬戸口、ののみ、そして自分。計らずもカップル2組。舞は、このところ図書館で必死に勉強している料理の成果を目の前に出来ると思って速水を見た。
 ----弁当箱が違うぞ。
 舞が速水に渡しているのは、もっと機能的な、こう、四角い…。
 そう、ちょうど瀬戸口が持っているような…。
 何ぃっ!?
「ふええ」
 ののみも気付いたように大声を上げる。
「ののみのおべんと、どうしたのー、たかちゃん」
 ぎくっ。
 たかちゃん、という声に一緒に速水まで反応する。
「ふええ…。あっちゃんとたかちゃん、とりかえっこしたの? なかよしさんなのね。でも、たかちゃんに食べて欲しかったなぁ」
 さすがに9歳にぷくーっと拗ねられると瀬戸口も困ったように速水を見る。
「そうだね」
 何故か、そう言う速水の目がちょっとあやしい。そう思ってこめかみがぴくぴくし始めた舞の前で、男2人は互いの彼女の弁当でおかず交換なんか始めやがった。
「うん、ののみも料理上手になったな。姫さんも意外とやるじゃないか」
「えっ、そうなの?」
「そうなのとはどういうことだ!」
 それは地雷だぞ速水。
「そなた、私が作った弁当を、食べたことがないのかっ!?」
 びくぅ。
「た、食べてるよ、ほら」
 と、瀬戸口の手許からおかずを奪う。
「あ、取ったな〜、速水〜」
 お返しとばかりに速水の手許にあるののみ手作り弁当からおかずを取り上げる。
「あ、何するんだよー瀬戸口!」
「そっちが先にやったんだろ?」
「もうっ…それから交換ってことでいいじゃない、これとか」
「いいねえ。んじゃこれは?」
「そーなーたーたーちー!!」
 仲が良いのはいいことだが、いささか仲良過ぎではないのか。どうもこう、怪しい匂いがする。ふと隣を見ると、ののみは何も知らないかのようににこにこと笑っている。
「なかよしさんは、いいことなのよ? 舞ちゃんも、ののみのおべんと、食べてみる?」
 何も知らないのだ。この子は…。
 …舞は、なんだか泣けて来た。

 舞は、仕事を終えて、味のれんで休憩でもしようかと歩き出す。つい、テレパスを確認。
 ハンガー2階右で仕事中。瀬戸口と速水、それに狩谷。
 問題はない。今の二番機は狩谷で、複座が瀬戸口と速水なのだから、熱心に仕事をしているのだと思えば問題はない。だがしかし。
 ----気になる。
 コロッケを食べながら絶えず確認する。
 狩谷は仕事を終えたらしい。代わりに壬生屋がいる。壬生屋も一番機なのだから、仕事をするのは当然だ。
 次に見てみた時は、壬生屋はハンガー2階の整備士たちのいる方にいた。整備の状況も見ているのか。熱心なことだ。ハンガー2階右は瀬戸口と速水と茜。いつの間に、茜のやつ。
 次は茜と壬生屋がハンガー2階左で会話中、ハンガー2階右は瀬戸口と速水の2人きり。
 ----嫌な予感がする。
 舞は早々にコロッケを片付ける。今は。瀬戸口と速水は2人きりで会話中。会話中!? 仕事中ではないのか!? 会話中なのか!?
 もういても立ってもいられず、思わずテレポートするとそこには。
 音楽はないものの。
 紛れもなくHな雰囲気。
「せ…」
 ぷちん、と舞の中で何かがキレた。
「お前を、殺す。」
「…。」
 瀬戸口は速水の手を引っ張ると、唇にキスした!
 二人は、にらみあっている。突然、速水を見た。
「どっち。」
 見事なユニゾン。
「えっ、えっと。」
 真っ赤になって目が泳いでいる速水。
「はっきりして!」
 立派にユニゾン。
「…。」
 冷たい視線。
 速水は----
「こ、こっちかな」
「やっぱり? バンビちゃんは判ってるんだな」

「そーなーたーぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 その光景を、ハンガー2階左から覗き込んでいる人物がいることに、3人は気付いていない。
「うふふふふふふふふ」
 そんな声を立てて、笑っている人物が、いることに…。

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