あ、あやしいCodecがたくさん…
ここ で配られている。
apt lineは、

deb http://marillat.free.fr/ unstable main

これさえあれば何もいらない？(w

上のサイトにはcodecだけじゃなくて、いろいろな圧縮関係のアプリのdebもおいてある。その中にmplayerもあるので、上のapt lineを追加しておけば

# apt-get install mplayer

でOK。これとcodec(package:divx-codecs)を入れておけば、出回っているほとんどの種類の動画が再生可能になる。
すばらしい(w

コマンドライン操作のビデオキャプチャ&リアルタイム圧縮ソフト。
かなりの種類のcodecに対応している。WindowsのCodec(DLL)があれば、エミュレーションでそれを使って圧縮することも可能らしい。もちろんDivX(OpenDivX)にも対応。liblameを入れておけば、音声をmp3で圧縮できる。
このソフト、コマンドラインアプリなのでプレビューしながらキャプチャはできない。プレビューしたければ、今のところキャプチャカード2枚刺ししかないようだ。
ただ、コマンドラインだけで操作できるので、ssh等で外部から入ってatと組みあわせて録画予約することが可能。チューナー操作もできるので、チャンネル選択もできる。

というわけで、いいです。コレ。
ちょっと使ってみたところ、FFMpeg OpenDivX Codecのデフォルト設定(解像度400x300)に、音声mp3 44.1kHz 96kbpsモノラルで1分8Mちょいになった。余裕でCD-Rに1時間録画できるサイズ。しかもかなり画質はいい。
動きがあるところは、インターレース特有のしましま模様になることもあるが、十分許容レベルと言っていいだろう。というより、驚異的に綺麗と言っていいかもしれない。
といっても、まぁVHS3倍よりはいいかなー？程度なのだが、個人的には十分満足できる。
1年くらい前にDivX3でキャプチャして遊んでたときより、格段に進歩していて、ちょっと衝撃的だった。（＾＾；

これでNスペとか片っ端からライブラリ化したろかなーとか画策中。(w

今まで2.4.9を使っていたのだが、どう考えてもメモリの使い方にバグがあるとしか思えなかった(メインメモリが空いていても片っ端からswapに放りこまれる（＾＾；。これって仕様?)ので、最新版に上げてみた。
いつものようにconfigしてmake-kpkgで問題なくインストール完了。
で、結果だが、メモリ周り改善されてるようです。
そういや2.4.10あたりからメモリの使い方変わったとか聞いたことあるような。
なにはともあれよかったよかった。（＾＾；

Kernelのバージョンをあげたので、Alsaもコンパイルしなおし。ついでに0.9.0beta7にバージョンアップ。
Alsaは今まで0.9.0beta4を使っていたのだが、これもxmmsで再生するとときどき音が出ないというバグがあったのだが、beta7にしたらなおった。今のところ何も問題ナシ。

DebianでのAlsaのインストールだが、以下のようにやればよい。

Officialパッケージに、alsa-sourceというパッケージがあるので、まずそれを入れる。
すると、/usr/src/にalsa-driver.tar.gzというファイルができるので、それを/usr/src/で展開(まぁどこでもいいのだが、多分ここが標準)。これで/usr/src/modules/alsa-driver-[version]というディレクトリにドライバのソースが展開される。
次に

# export MODULE_LOC=/usr/src/modules

などとして、MODULE_LOCにモジュールソースのpathを設定。これで

# cd /usr/src/linux
# make-kpkg modules_image

とやれば、alsa-modulesのdebパッケージが作成される。
Debianでの外部モジュールのコンパイル方法は、全てこれと同じようにやればできる(のだろう（＾＾；)。

コマンドラインから録画できるようになったし、あとはLAN経由でPCを起動できるようにすれば外部から録画できる環境が整う。
というわけで、メインマシンをLANで起動できるようにしてみた。
使用しているM/BもNICもWake-ON-LANに対応しているので、NICに附属してきたケーブルを使ってNICとM/BのWoLコネクタを接続して、BIOSでWoL有効にすればよい。
が、BIOSメニューのどこを見てもWake-On-LANを有効にする設定がない。M/Bのマニュアルを見るとModemRingON/WakeOnLANの項目があるのだが、何故か表示されていない。BIOSはアップデートしてあるのだが、もしかしてこの機能はなくなったのか…？とか思ったり。もしかして何も設定しなくても有効になってるとか？と思い、試してみたがダメ。
で、結局どうだったかというと、ModemRingON/WakeOnLANの項目の一つ上にあるPME Event Wakeupという項目をEnableにしたら動いた。結局デフォでModemRingON/WakeOnLANは有効で、無効にできなくなったってことなんだろう。
しかしPMEってなに？（＾＾；

因みに、使用しているM/BはGIGABYTEのGA-BX2000+。BIOSのバージョンはFC。

Linux上でWake-On-LANのためのMagicPacketを送出するためのツール。Debianに入っているので、

# apt-get install etherwake

でインストールできる。
使い方だが、

# ether-wake -i [interface] [MAC Address]

とやればよい。何故かわからないが、実行するにはroot権限が必要。

現在使用している設定(~/.vcrrc)を一応書いておく。

[defaults]
framerate = 29.97
resolution = 384x288
window = 4,0,376,282
color = 43253
bright = 30000
contrast = 27500
codec = DivX 4.0
quality = 100
source = Television
freqtab = japan-bcast
audiomode = stereo
audiobitrate = 112
norm = ntsc

[NHK1]
channel = 1
[NHK2]
channel = 12
[KBS]
channel = 3
[MBS]
channel = 4
[ABC]
channel = 6
[KTV]
channel = 8
[YTV]
channel = 10
[TVO]
channel = 11

color、bright、contrastの設定は効いているのかどうかよくわからない。（＾＾；

ついでにxawtvの設定(~/.xawtv)も。

[global]
fullscreen = 640 x 480
ratio = 4:3
freqtab = japan-bcast
pixsize = 128 x 96
pixcols = 1
jpeg-quality = 75
keypad-ntsc = no
keypad-partial = yes
osd = yes

[defaults]
norm = NTSC-JP
input = S-Video
capture = over
color = 46311
bright = 31019
hue = 33641
contrast = 28835

[NHK General]
channel = 1
input = Television
key = 1
color = 41505
bright = 30583
contrast = 32767

[NHK Education]
channel = 12
input = Television
key = 2
color = 41942
bright = 29709
contrast = 26214

[Kyoto TV]
channel = 3
input = Television
key = 3
color = 41942
bright = 30583
contrast = 29272

[Mainichi TV]
channel = 4
input = Television
key = 4
color = 41942
bright = 28398
contrast = 28398

[Yomiuri TV]
channel = 10
input = Television
key = 5
color = 41068
bright = 30583
contrast = 32767

[ABC TV]
channel = 6
input = Television
key = 6
color = 38884
bright = 30583
contrast = 32767

[TV Osaka]
channel = 11
input = Television
key = 7
color = 44563
bright = 30583
contrast = 32767

[Kansai TV]
channel = 8
input = Television
key = 8
color = 39757
bright = 30583
contrast = 32767

[SVHS in]
channel = 8
key = 0
color = 43253
bright = 29272
contrast = 25777

bttvモジュール等の組み込み時の設定だが、modules.conf内に

# bttv
alias char-major-81 videodev
alias char-major-81-0 bttv
options bttv card=30
options tuner type=17 debug=0

のように書いてある。bttvでのcardだが、総当たりで音が出る設定を調べた結果、いくつか見つかった。とりあえず30にしている。
なお、キャプチャカードはAOpenのVA1000Plusである。

今日の出来事のとこに書いたように、SB Live!のSPDIF-inを使えるようにしてみた。
が、これがなかなか一筋縄には行ってくれない。
Kernel附属のドライバではどうも使えない(?)ようだし(mixerにDigital2が現れない)、ALSAを入れていろいろ試してみるも、やはりダメ。
仕方がないので、Creativeが作ってるドライバのソース(emu10k1-20011104.tar.gz)を取ってきて試してみると、やっと使えた。（＾＾； Creativeの作っているドライバは、 ここ で配っている。
さすが本家作なだけあって、機能は豊富なよう。ボードに拡張で取りつけることのできるインターフェースに全て対応しているだけでなく、emu10k1のチップそのものの機能(エフェクトとか)も使えるらしい。
取ってきたソースの中には、emu10k1のサウンドエフェクト用マイクロコードコンパイラも入っていて、いくつかエフェクトのコードも入っていた。まだ試してないのだが、どうもこのドライバを使えばWindows上とほぼ同等の効果が得られるらしい。
CreativeのサイトのFAQにも、いずれWindows上で実現できていることを全てLinux上でも実現させるとあったので、かなり気合いが入っているようだ。

このドライバのインストール方法だが、非常に簡単。ソースを展開したディレクトリで、

# make
# make install
# make tools
# make install-tools

とやればいいだけ。Debian上でこれをやってもファイルが追加されるのは/lib/modules/[kernel-version]/以下と/usr/local/以下だけなので、問題はないだろう。ただ、Kernel附属のemu10k1ドライバとドライバ名が一緒(emu10k1.o)なので、Kenrelのemu10k1サポートは無効にしておいたほうがいいと思われる。ただし、Kernelのsoundサポート自体は必要なのでモジュールにしておく必要がある。
インストールしたら、自動で読みこむために/etc/modutils/emu10k1というファイルを作って、そこに

post-install emu10k1 /usr/local/etc/emu-script restore
pre-remove emu10k1 /usr/local/etc/emu-script save
alias sound emu10k1

のように書く。更に/etc/modulesにemu10k1と書いておけば、起動時に勝手にロード&設定をしてくれる。

このドライバの設定だが、とりあえずインターフェースまわりだけしかまだわかってないので、そこだけ書いておく。
デフォルトのままインストールしたら、設定ファイルは/usr/local/etc/emu10k1.confというファイルになっている。ここで設定する内容は、このファイルを見ればわかるのでここには書かないが、注意すべき点は、どうもこのドライバはSPDIF outとAnalog outを同時に使えないらしいということと、ENABLE_OPTICAL_SPDIF=yesとしてもUSE_DIGITAL_OUTPUT=noでないと実際には録音できないということ。どうしてこんなことになってるのかわからないが…。なんでSPDIFとAnalogが両方同時に使えないんだ。

仕方がないので、以下のようなスクリプトを作って必要に応じて切りかえている。

#!/bin/bash
function showuseage {
echo "useage: snd-mode [mode]"
echo " mode=digital,analog"
}

if [ $# = 0 ] ; then
showuseage
exit 1
fi

if [ $1 == "digital" ] ; then
sudo rmmod emu10k1
sudo rm /usr/local/etc/emu10k1.conf
sudo ln -s /usr/local/etc/emu10k1.conf.digital /usr/local/etc/emu10k1.conf
sudo modprobe emu10k1
echo "change sound mode to "$1
setmixer vol 100
setmixer pcm 100
setmixer line 100
setmixer cd 85
setmixer line1 85
setmixer igain 0
setmixer ogain 1
setmixer mic 0
setmixer dig1 0
setmixer dig2 0
setmixer speaker 0
setmixer phin 0
setmixer phout 0
setmixer video 0
aumix -i R
exit
fi
if [ $1 == "analog" ] ; then
sudo rmmod emu10k1
sudo rm /usr/local/etc/emu10k1.conf
sudo ln -s /usr/local/etc/emu10k1.conf.analog /usr/local/etc/emu10k1.conf
sudo modprobe emu10k1
echo "change sound mode to "$1
setmixer vol 100
setmixer pcm 100
setmixer line 100
setmixer line1 85
setmixer cd 85
setmixer dig2 82
setmixer igain 1
setmixer ogain 1
setmixer mic 0
setmixer dig1 0
setmixer speaker 0
setmixer phin 0
setmixer phout 0
setmixer video 0
aumix -i R
exit
fi
echo "ERROR! Unknown mode "$1

このスクリプトでdigitalモードの時は再生専用。analogモードの時はいろんなインターフェースから録音できる。ついでにボリュームも調節して、aumixを使って録音デバイスの選択までしてあるので、このスクリプトでanalogモードにするだけでキャプチャに関する設定は一発で終わるようになっている。けっこ便利。（＾＾
なお、conf.digitalとconf.analogはUSE_DIGITAL_OUTPUTとENABLE_OPTICAL_SPDIFの値が違うだけ。

時間指定でコマンドを実行するためのコマンドatだが、何故かうまく動いてくれない。実行するとwrong file formatと言われてしまう。
試しにrootで実行すると動くので、パーミッションが問題なのか？と思ったが、どうもそうではないらしい。いろいろ調べてみても原因が全くわからなかったので、仕方なくソースをとってきてちょっと見てみたら、atjobスクリプトのヘッダ部のパースに失敗してることが判明。
原因はUSERNAMEが9文字であることだった…。
まさかこんなところで名前9文字が問題になるとは…。今までどこでも引っかからなかったから、大丈夫かなー？と思っていたのだが、atのような古いコマンドだと問題あるようだ。
うーん、ソースいじくって動くようにしようかなー？

ソースをながめていたら、どうも簡単に9文字ユーザー名対応にできそうだったので、改造してみた。本当なら任意の文字数に対応させるべきなのだろうが、面倒なのでヤメ。(w
ソースの修正は以下のようになった。今にも寝てしまいそうな頭でできるくらい簡単。(笑)

<<<at.c>>>
346c346
<     fprintf(fp, "#!/bin/sh\n# atrun uid=%d gid=%d\n# mail %8s %d\n",
---
>     fprintf(fp, "#!/bin/sh\n# atrun uid=%d gid=%d\n# mail %9s %d\n",

<<<atd.c>>>
199c199
<     char mailbuf[9], jobbuf[9];
---
>     char mailbuf[10], jobbuf[9];
302c302
<     if (fscanf(stream, "#!/bin/sh\n# atrun uid=%d gid=%d\n# mail %8s %d",
---
>     if (fscanf(stream, "#!/bin/sh\n# atrun uid=%d gid=%d\n# mail %9s %d",

とりあえずこれで動くようになった。めでたしめでたし。

ext3がどうやら次の2.4系カーネルに取り込まれる模様。
やっぱ信頼性ではext3が一番かなー？
RaiserFSは一度homeディレクトリをまるごと消しとばされたことがあるので全く信用していない。(笑)

ってか、パフォーマンスは今のままでいいからジャーナルにだけ対応っていうext3のアプローチは普通のクライアントマシンにとっては何の問題もないよね。ext2と互換性あるし。

gnuplotの次のVersionは4.0になるのだそうで、この3.8gはそのベータ版。
ソースは ここ にある。
どうやらいろいろ新機能が追加されているようなので、ちょっと入れてみることにした。
とりあえずソースを展開してmake。

$./configure --with-readline=gnu --with-cwdrc --enable-history --enable-thin-splines --with-ggi --with-xmi
$ make

configureだが、いろんなライブラリが必要になるようなので、文句を言われる毎に-devパッケージを入れていったのだが、どうもlibpdfってのはDebianにはないらしく、PDF作成機能は有効にできなかった。libpdfってどこにあるんだろう？

というわけで入れてみたが、何がかわってるのかよくわからん。3次元プロットの画面でマウスでぐりぐり動かせたりするようにはなってるけど、あんま関係ないし…。
色を沢山使えるようになったりしないかなー？

U氏の友人が新しいターミナルを作ったという話を聞いたので、早速入れてみた。Debian Officialに取りこまれているので、apt-get install mlterm とするだけでOK。
どうやらこのターミナル、かなり高機能なようで、多言語対応や背景半透明等既存のターミナルが持っている機能は一通り網羅しているようだ。速度はktermよりは速いけどrxvtよりは遅いという感じ。ただ特筆すべきはFreeTypeを使ってアンチエイリアスの効いたフォントが使えるということ。
デカい字で目に優しいターミナルを開くときとかは便利かも。（＾＾；

因みに、コード行数は47000行で開発には半年かかったのだそうだ。すごいなぁ。

アンチエイリアスといえば、どうやら Nightly Build の Mozilla に Antialias Patch が統合されたようで、フォントのアンチエイリアスが効くようになったらしい。先輩が使っているのだが、まだバグは沢山あるみたいでフォントの大きさを変えれなかったり、アンチエイリアスのかかり方が変だったりしているが、まぁすぐ解決されるだろう。
次の0.9.7が楽しみ。