kameの独り言(kame's words)
誇 大 ( 古 代 ) 妄 想
 神が宇宙人だったというお話。(最近読んだ本からむらむらと思ったこと)
お絵描き帳
うわごと

  旧 約 以 前

 太
古のある時に地球外から高等生物が地球にやってきた。彼等は金を探していた。彼等の星にはそれが必要だったが、なかった。それで地球で金の採取を始めた。最初は海水からとっていたため、彼等は海中に基地を設けていた。ある時、彼等の科学者が南アフリカで金鉱を発見する。労働者を母なる星から呼び寄せた。労働者はきつい作業に反乱を起こしそうになった。そこで、科学者はロボットを作ることにした。ロボットには二種類あった。全くの創造物と、当時の人類=600万年前くらいの先祖に遺伝子操作をして、彼等の遺伝子を組み込んだもの。後者は宇宙人にとても似ていた。はじめは性別がなかった。彼等は、自己繁殖させるために性をもつ人間を作った。最初の人間のカップルはメソポタミアの宇宙人の実験プラントで教育された。が、やがてアフリカの鉱山につれていかれ、つらい労働に従事させられた。

 彼等の星は3600年周期で太陽系を回っている。それで彼等の一年は地球では3600年になる。彼等は地球上では、とても長生きだった。はじめの人間も長生きだったが、彼等ほどではなかった。労働者や若い科学者は、性的欲求をみたすことが出来ないでいた。いずれの時もそうであるが、探検者には女性が少ない。彼等は、人間の雌と交配した。そして、宇宙人との混血が生まれた。人間は彼等に支配されていた。彼等を「神」と呼ぶようになった。神々は人間を使役した。彼等から貢ぎ物を強要した。逆らえば殺された。生け贄を必要とした。なぜなら、彼等の臓器を交換するためだ。

 やがて、神との混血児たちがそれぞれの神をあがめたたえて、それぞれの町を作った。彼等混血児達は、王と名乗った。その町の中心には、彼等の神の住まいである、神殿を建てた。神殿に神は時々きては、好みの人間とまぐわっていた。3600年周期で、その惑星から監督者が査察にきていた。彼は、この状況を好ましくないとおもっていた。彼には後継者がいたが、後継者の兄弟が争い出した。ついには、戦争になった。多くの神や人間が死に、都市が破壊された。それでも争いはおさまらなかった。

 ついに、監督者は、清算を決意し、彼等も人間も滅ぼすことにした。大洪水が地球をおそった。

  旧 約 時 代

 大
洪水を起こす前に、監督者はひとりの王に逃げることを教えた。ありとあらゆる家畜を箱船につんで逃げさせた。監督者は、彼の善意に期待したのだろう。彼の名はノアといった。ノアは生き延び、メソポタミアの地に都市を作った。彼の孫にギルガメッシュという英雄がいた。彼は永遠の命を求めて各地をさまよった。シナイ半島にあった、宇宙人の宇宙空港に侵入したが、神によって破壊されてしまった。神達は人間と直接せっすることを恐れた。神と人間とを取り持つ天使を遣わされた。天使は、人間のうちから、神の命令を伝えるメッセンジャーを選んだ。彼等は預言者と呼ばれた。預言者は神殿に入り、神の声を聞いた。神はそののち、めったにあらわれなくなった。

 人間は、神を恐れたが、めったにあらわれないとなれば、自由なもので、勝手に神を創造し偶像としてまつりだした。本物の神と偽の神が出来てしまった。アブラハムの一族にある神が目をつけた。彼はアブラハムをためし、認め、彼の一族を己の僕とした。その代償に彼等の一族の繁栄を約束した。神との契約という。契約は語り伝えられて、彼等のことをイスラエル人と呼んだ。彼等はパレスチナに落ち着いた。神が与えると約束した土地=カナーン。

 しかし、神々の兄弟争いはおさまってはいなかった。ソドムとゴモラは原爆攻撃でほろんだ。モヘンジョダロもカッパドキアも核で滅んだ。幾人もの神がしんだ。神を失った人間は神を忘れ、世界中に楽園を求めて拡散していった。生き残った神々は皆地球から逃げてしまった。ヤハウエという神だけがイスラエル人とともにあった。神は約束を守り、彼等に再びカナーンを与えた。モーゼの時代だった。彼等は繁栄した。ダビデやソロモンといった王の時代が最盛期だった。やがて彼等も神を見失っていった。偽りの神をまつりだした。

 ヤハウエは、怒った。イスラエル人の裏切りを許さなかった。彼はアッシリアやバビロンの王を支援した。そしてイスラエルは分裂崩壊した。ヤハウエはイスラエル人を目覚めさせようと、幾人もの預言者に救世主の降誕を説かせた。だが、彼等は信じなかった。ヤハウエは、最後にペルシアのダレイオスを支援し、文明世界を統一させたが、野蛮な周辺地域には神を持たぬ人間が大勢いた。彼は自分を神と認めさせることに失敗したのだ。

  新 約 時 代

 ヤ
ハウエは、昔に同僚達がしていた、「禁じ手」をついにおこなった。若い人間の雌と交配したのだ。神の遺伝子を半分持つ人間を作った。若い人間の雌とその子供はマリアとイエスと呼ばれた。マリアには神の寿命が与えられた。イエスは父の教えを説いて回った。自分こそが神の王国の王だといった。それは事実だった。いづれ監督者がやってくる。3600年の周期で査察される運命にある地球で、この異端の人間どもは、抹殺されるであろうことを説いて回った。監督者に抹殺されないためには、彼のいうことをきくことだ。「神をしんじよ、偶像をすてよ。ほろびの時はちかい」

 だが、偽物の神を祭る人々は、彼を危険視し、彼を処刑した。だが、イエスは死ななかった。父の生命科学によって復活させられたイエスは、この後、父とともに宇宙のあるところにいて、時々、地球に現れては、人類に「くいあらためよ」と説いている。今でも。。。マリアはもっと深刻だろう。彼女は人間だからだ。同じ人間が監督者によって滅ぼされるのは辛いことだろう。ファテマに現れたり、最近ではあちこちに頻繁に現れている。イエスは監督者との最後の審判に備えているのだろう。

 キリスト教にある白人優越主義の根底には「神と人間」の関係がある。「神」を持たない野蛮人であるアジアアフリカアメリカの人間は、実は人間ではない。人類ではあるが、人間ではない。獣と同じ。だから殺してもいいし、いなむしろ抹殺しなければいけない害獣だとおもっている。3600年は近い。今年の8月にそれはやってくる。粉飾決済しても、彼には見破られてしまうだろう。


  聖 書 を こ え て

 とまあ、こんな具合に妄想してしまいました。神話やオーパーツ、UFO、失われた文明、宗教や終末予言などの説明がついてしまう。民族の発生も説明がつくし、なにゆえ人間が金(きん)に価値を認めるのかも。そして日本人が神を信じないのかも。


花のさそい 2001.06. 拾われた子犬 1998.07. 京都残影 1997.11.
新しいものと古いもの 1997.10. 夏の午後 1997.07. 甘い夢 昔々...
誇大(古代)妄想 1999.04.

[Home...like...draw...watch...Bmail...words...southpaw...BBS...E-life...link...akiko...parents...profile...]
*許可なくこのページの文書及び画像音声の転載使用を禁じます。(1999.4.27)kame's HomePage