[Home...like...draw...watch...Bmail...words...southpaw...BBS...E-life...link...akiko...parents...profile...]

kameのうわ言 (kame's Diary)
kameのうわ言 (kame's Diary)
2002年後半(7月〜12月)
2002年前半
2003年前半
大量破壊兵器による正義の行使
 1945年8月9日,小倉は晴れ晴れとした夏日だった。父は頭上遥か高空に光るものを見た。その刹那,彼の肉体も魂も蒸散してしまった。父の働いていた工場はおろか街全体が蒸散してしまった。
 現実の1945年8月9日,惨劇は長崎におこった。父の造船技師になる夢が実現していたなら,やはりあの日,彼は蒸散していただろう。小倉が曇天だったゆえ,父の夢が破れたゆえ,こうして我も存在している。


 米国同時多発テロ一周忌にあたる9月11日,合衆国大統領は,「大量破壊兵器による抑圧は,断じて許さない」旨の演説を行った。また国連の場で「我が国と世界の市民に悲しみをもたらしたテロ攻撃から1年と1日を経て、我々はここに集った。」と演説した。 さらに,日本国首相は日米首脳会談に先立ち、同行記者団に「いかなる攻撃にも大義名分が必要」と語った。

 「大量破壊兵器」とはすなわち核兵器のことをさす。これを用いた「抑圧」,「テロ」そして「攻撃」には『大義名分』が必要だというのだろうか? およそ戦争とは互いの『正義』を掲げて行われるものだ。相手側の掲げる正義は,己から見れば『不正義』なのは言うまでもないことだが,正義が我にあれば,相手側市民の頭上に投下してもよいという意味なのか。 

 合衆国大統領は,広島及び長崎市民に対し,まずは謝罪し,彼の国の過去の不正義を認めた上で,己の掲げる正義とやらを行使すべきだ。彼の国こそが世界最大最強の『大量破壊兵器』保有を持って、全地球市民を威圧し,現実にそれを使用した唯一の国であるという事実を忘れてはならない。2002年09月13日 13時00分37秒
不作為
A社がはじめたインターネットサービスの契約約款の抜粋です。
ーーーーーーーー
.MAC 利用契約と認められる使用ポリシー
2002年5月21日改訂  (抜粋)

サービスの利用可能性

アップルは、.Mac が常時利用可能状態であるように、合理的な範囲でできる限り努力しますが、.Mac サービスが常時利用可能であること、およびエラーが生じないこということを約束、表明、または保証するものではありません。また、アップルはユーザが常にすべての .Mac 機能にアクセスして使用できることを保証するものではありません。
ーーーーーーーー

 ということで契約したわけですが、このサービスは、よく「落ち」ます。それが、約款にいうところの「合理的範囲」に含まれるのかは、第三者に裁定してもらうことになるのでしょうね。

 このサービス開始以前に、これとほぼ同等の無料サービスが先行して提供されていました。その時代にも、たびたび「落ち」たものです。ですが、それは無料サービスのいわばボランティア的要素だったと認識し、理解しておりました。

 この先行サービスユーザーを対象にした今回のサービスへの誘因に、小生は乗ったのでした。それは、今度は有料コンテンツなのだから、「補償」と「サポート」は当然の義務として、それこそ合理的範囲内で提供されると考えたからでした。

 にもかかわらず、このていたらくです。事故があったことさえ告知していませんし、ましてや謝罪や対処内容等、なにもありません。 それが、たとえ現場担当の不作為によるものであれ、責任は会社がおうべきことはいうまでもないことでしょう。

「なかったことにしよう」はもう通じない時代だとの認識がない企業はきっと淘汰されることでしょう。しかし、それはそれで、小生を悲しくさせます。彼の提供するハードやソフトはすばらしいからです。 是非、コンテンツサービスにおいても、品質管理を怠らないよう、A社に反省をうながしたいと思います。

 契約は年間前払い制です。このような事故が今後も頻発し、それが「合理的範囲」をこえると判断された場合、この業者の行為は「悪徳商法」や「詐欺」になるのではと愚考するのです。 2002年08月10日 12時40分07秒

*その後、「英語」で接続状態、事故報告および保守告知がなされるようになったが、その掲示場所が「落ちている」ときには閲覧できない所であるという現状。。。そのあまりのぶざまさには笑うしかないだろう。
理想と言う名の独善、そして独裁
 長野県知事が議会によって不信任されました。どちらも民主主義による県民の代表なのですが、、、

 知事は県民の声を聞き、議員は支持者の声を聞いた結果だといいます。であるならば、どちらかが嘘をいっているか、認識に誤解があるのでしょう。

 知事は、ダムを作らないことを己の理念だといっておりますが、ダムによる治水は、弘法大師の昔より行われていることです。ダムは悪い方法だというのは独善であり、嫌いだからといって、それを県民に押し付けるのは、独裁なのだと気が付かないのでしょうか?

 なぜ、双方とも冷静になって、ことの是非を県民投票にかけなかったのでしょうか? 双方とも自信がなかったのでしょうか? それとも、口では県民の声を尊重するといいながら、結局は、どちらも己の理想を押し付けているだけでしょうか?

 長野県民は、誰かに指導してもらいたいと願う、情けない人々なんでしょうか? 違うはずです。であるならば、県民の叡智を信じて、彼等に任せると言う選択をとらなかった知事議会ともに、愚か者達といえるのではないでしょうか。 それとも、単に驕っているだけのエリート意識をもったいやらしい人間達だったのでしょうか。2002年07月08日 00時37分26秒

[うわ言へ戻る] [2003年前半へ] 2002年後半 [2002年前半へ]

[Home...like...draw...watch...Bmail...words...southpaw...BBS...E-life...link...akiko...parents...profile...]
*許可なくこのページの文書及び画像音声の転載使用を禁じます。(2002.7.1~)
kame's HomePage